こんにちは、カレーせんべいにハマってます、出版プロデューサーの白木加奈子です。
毎月開催されているベストセラーキャンプ(通称BSC)では、
企画書の進捗状況や著者メディアの運営について色々とアドバイスやフィードバックを行っています。
企画を出版社に通す直前ともなると、やることがいっぱいです!!
※ベストセラーキャンプについて詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
ハードスケジュールの中、頑張っている著者を前に、私たちプロデューサーもどうサポートしていくか必死に考えます。
ご自身の事業も何かと忙しい著者の悩みは、やはりコンテンツ量をどうやって増やしていくか。
つまり、自身の著者メディアに掲載される記事をどれだけ増やせるかというところです。
ただ、闇雲に記事を書いても読者の為になりませんし、SEO的にも良くありません。
ある程度「質」の良い記事を多く掲載していくことが必要になります。
今回は、著者メディアの運営の中で最も皆さんが困っているのかな?と思われる著者メディアの記事更新について、BSCや著者メディア実践塾での西浦さんのアドバイスを踏まえながらまとめてみたいと思います。
目次
ブログの記事が更新できない3大要因
私が考えるブログ記事が更新できない3大要因は、以下のような感じです。
- ネタがない、何を書いたら良いかわからない
- 時間がない
- 文章を書くのがそもそも苦手
どれかに当てはまっているか、人によっては全部当てはまっているかもしれません(笑)
ネタがない、何を書いたら良いかわからないというのがまず最初の壁になります。
自分の中に伝えたいことはたくさんあるけれど、それをどのように記事に落とし込んでいけばよいのか迷いますよね。
そして、考えれば考えるほど、ちょっと書くのが面倒になってしまったり、他にもやることが山ほどあって時間がない!ということになってきます。
文章を書くのがあまり得意ではないという人は、苦手意識からなかなか筆が進まないという悩みもあると思います。
では、それぞれどのように克服していけばよいのでしょうか?
書くネタがない場合の対処方法
書くネタがない、何を書いたら良いかわからないという人は、「ネタが本当にない」のではなく、体系的に整理できていないだけです。
まずは、自分のメディアをどんな人に見てもらいたいのかを考えましょう!
例えば、企業研修の講師をしている方がメディアを運営しているとした場合、記事を読んでほしい対象者は、会社の経営者、人事部、総務部、採用担当、教育担当といった方々になると思います。
そういった方々が、どういう情報を求めているかを整理し、検索しそうなキーワードを洗い出していきます。
先の例で言えば、「企業研修」の他に「マネージャー向け」「新入社員向け」や「コミュニケーションスキル」「ビジネスマナー」など
検索しそうなキーワードを洗い出します。
次に、洗い出したキーワードを含めた記事のタイトルをいくつか考えてみましょう!
そのタイトルに合わせて自分の中にあるノウハウを言語化していきます。
SEOやコンバージョンを考えるともう少し整理したほうが良いのですが、まずは書くことを目標に、書きやすいテーマから書いてみてよいと思います!
時間がない場合の対処方法
忙しくてなかなか時間が取れないという方は、実は時間がないのではなく、記事更新の優先順位が上がっていないだけです。
なぜ優先順位が上がらないかというと、著者メディアの記事を書くことが重要だと本気で思えていないからかもしれません。
記事を書いて検索順位が上がってくる、新規ユーザーが増えるといった成果が表れるのは少し先の話になります。そう、メディア構築は長期戦なのです。
一般的に200記事がスタートラインと言われていますので、毎日更新しても200日(6~7か月)はかかるわけですね。
そこで、時間がないという人には、もう思い切って「毎日同じ時間に更新する」ということをオススメしています。
毎日更新することで、習慣化することができます。
そして毎日更新をすることで、目に見える効果が現れます。
出版TIMESでも西浦さんが毎日更新を掲げてから、セッション数増加、新規ユーザ数増加などたくさんの良い効果がありました。
詳しい結果は、以下の記事をご参照ください。
また、スケジュールはどんどん埋まっていってしまいますので「時間ができたらやろう」というのは実際いつまでたっても実現しません。
そのため、意識的に重要なことを先にスケジュールに入れる必要があります。
記事の更新は、著者にとって出版に向けた非常に重要な準備です。
さらにそれは出版に留まらず、セミナー等の事業にも強力なフィードバックがあります。
人とのアポイントメントのように、記事更新の時間もスケジュールの1つとして手帳に先に書き込んでしまいましょう!!
文章を書くのがそもそも苦手な場合の対処方法
これは、著者として本を書こうと思っているのであれば、ぜひ著者メディアを有効に使って乗り越えて頂きたいと思います。
文章を書くのが苦手な人は、書き始める前に頭を「書くモード」に切り替えると良いと思います。
そのためには、何でもいいのでプロの書いている本や記事を読んでインプットすることです。
自分の中にないものはアウトプットできませんので、文章の流れ、言葉の使い方などプロの書いている文章を先に読むことで自分にインストールすることができます。
自分の好きなものでよいと思いますが、必ず文章のプロが書いているモノを選ぶようにしてください。
メディアで毎日記事を書いていけば、自然と文章力は上がっていきます。
文章力を上げたい人は、こちらの記事も参考になります。
いかがでしょうか?少し書き進められそうでしょうか?
これを書きながら、私自身に言葉をかけていたりします(笑)
継続は1人だと難しいからみんなで!
人の意志とは弱いものです。よし!毎日更新するぞ!と言って決意しても、なかなか1人で継続するのは難しいですよね。
そこで出版TIMESでは、「著者メディア実践塾」を2018年から開講しています。
出版を見据えて、著者メディアの構築を戦略的に行っていくためのノウハウを少人数制でお伝えしています。
SEOやコンバージョンを意識したブログ記事のタイトルを決めるためにキーワードの洗い出しや階層化もしっかりと行っていきます。
何より、1人ではなくグループでやることで、互いに刺激し合いながら継続していくことができます。
ぜひご興味ある方は、出版セミナーにご参加頂くか、お問い合わせください。