【出版販促セミナーレポート】重版や増刷はどうしたらかかるの?

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こんにちは、出版プロデューサー&プロジェクトマネージャーの白木です。

本日は、2019年7月29日に開催した出版販促セミナーのレポートをお送りいたします。
よりわかりやすく、そしてより皆さんがベストセラーを生み出すために必要なノウハウをお伝えできるよう、毎回バージョンアップしてお届けしております!

目次

出版販促セミナーとは? 

出版販促セミナーでは、ベストセラーを生み出すための売れるテーマ選びから本が出版されてからの「販促方法」までをご紹介しています。

元大手出版社のマーケター西浦を中心に、本のマーケティングに強いことが私たちの特徴です。増刷率90%、平均部数4万9000部の実績に基づいた販促の基礎知識だけでなく、どういったことをすれば長く売れ続ける著者になれるのかというポイントをお伝えしています。

他の出版プロデュースでは、本の企画が通ったら終わりという場合もあるようなのですが、私たちは、ベストセラーになることを目指しているので、企画だけでなく販促に最も力を入れて準備をしていきます。

残念ながら、本を出せば売れるという時代は終わりました。個人がメディア化する現在、本の販促においてSEOやSNSなどメディアマーケティングの力が欠かせません。

そのため「本が広がっていくオウンドメディア」の構築方法やSNSの具体的なノウハウも同時にお伝えしています。

どんな方が参加しているの?

毎回、出版販促セミナーには色々な業種の方が参加してくださいます。

既に本を出版されている方もいらっしゃれば、これから出版を考えている方も。
今回は、まだ出版も何も考えていないけど「本のマーケティングを学びたくて!」という方にもご参加いただきました

初めての参加理由!なんだかとっても嬉しかったです。

少しだけ皆様の業種をご紹介させて頂きます!

  • 営業マン育成・マネジメント
  • プレゼン資料コンサルタント
  • 人材育成・講師育成
  • 瞑想・呼吸法の先生

いつも全国からご参加いただいているのですが、
今回ははるばる沖縄から飛行機に乗ってお越し頂いた方もいらっしゃいました。感謝です!

5名という少人数制なので、都度頂いた質問に1つ1つお答えさせて頂きました。
参考までに、今回頂いたご質問をいくつかご紹介しますね。

【質問】
・どうしたら「出版社に勢いのある本」と判断されるの?
・出版業界だけじゃなくて、他の業界の流行りも読む必要があるの?
・著者がまとめて書店で自分の本を購入しても良いの?
・タイトルとオビは著者が決められるの?
・ブログだけ独立して作ったほうがいいのか、ホームページのブログ機能で良いの?
・どのSNSにこれからは注力して情報発信したら良いの?
・Twitterでの発信の仕方がわからない
 
皆さんも出版にあたって気になっている質問はありませんか?
セミナーではなんでも質問して頂いてOKですので、迷っている方ぜひ一度ご参加ください!
 

ベストセラーになるための重版・増刷の仕組み

「発売1週間でどれくらい売れていたら重版・増刷がかかると思いますか?」
そんな質問をセミナーの中でさせて頂いています。
 
500部?2000部?4000部?
 
一般的に初めての出版であれば、初刷りは5000~7000部程度です。5万部~10万部いくにためには、重版・増刷がかからなければ到底ベストセラーにはなりません。
 
適当に、「よし!じゃあ1万部刷ろう!」とはならないわけですね。

通常、根拠なしには増刷をかけられませんので、出版社は、

あるロジック」に基づいて増刷部数を決めています。(発売1週間で初刷の〇〇%が消化された 等)
 
増刷の仕組みを知っておけば、「著者側が何を準備すれば良いか」がわかります。
ゴールから逆算して準備をしていけば、自分たちで増刷がかかる状態を作りだすことができるのです。
 
 

広く・長く売れるためになぜ今、著者メディアが必要なのか?

首都圏だけで売れていても、ベストセラーにはなりません。広く全国の書店に並べられ、そしてロングセラーにならなければ10万部、100万部のベストセラーにはならないのです。

これまでの経験上、10万部を超えるベストセラーを出す著者は「ある物」を持っていました。

それは「認知向上の仕組み」です。

メルマガのようなクローズドの媒体ではなく、しっかり戦略設計されたブログやSNSです。

つまり長期的にファンを獲得する仕組みです。

その重要なポイントとなるのが、「著者メディア」の運営なのです。

もし、自動的にどんどんお客様が来てくれる仕組みがあれば、人や時間を割いて営業活動をしなくても良くなりますよね。

著者メディアからどんどん読者が増える仕組みを作っておけば、本が発売された時に、自動的に本が売れる仕組みが出来上がっています。

著者メディアとは、著者が運営するメディアなので、ウェブサイトやブログだけでなく、SNSや動画なども含まています。

出版販促セミナーでは、オウンドメディアの立ち上げ方やSEO対策、SNSの運用方法を

「ベストセラーの出版」というゴールから逆算して作る方法やアイデアをご紹介しています。

著者メディアの準備をしているかしていないかで、発売後の状況は大きく変わります。

出版社も自動的にファンが集まる仕組みを持っている著者を離すはずがありません!

広く、長く売れる著者になるためには「著者メディア」の構築と運営が必要不可欠なのです。

出版までの全体スケジュール管理とタスク確認をサポート

このセミナーを少人数制にしている理由は、ワークとフィードバックにあります。

皆さんがベストセラーを出版するためには「誰のために、どんなテーマで書く」かがとても大切です。

それをまずは、ワークシートに記入して頂きます。

そして、内容についてフィードバックの時間を多く取るようにしています。

自分では気づけない強みや新たな切り口を知ることができ、ほとんどの参加者がここに価値を感じて頂いているようです。

テーマも違えば、著者としての進捗状況も異なりますので、お1人お1人に合ったお話しができることが私たちも大切だと考えています。

また、売れる企画を考え、企画書に落とし込み、販促の戦略をたてることを考えると出版は1年~2年ほどかかる壮大なプロジェクトになります。(ただ出版することだけが目的なら別ですが・・・)

これを1人で進めていくのはけっこうハードです。

著者のほとんどはご自身の事業を持ちながらその傍らでブログの記事を書き、企画書を作成し、執筆を行っていきます。

出版は目の前にお客様がいるわけではありませんので、ついつい後回しになりがちです。

そのため、皆さんのゴール(ベストセラー出版)が計画通りに達成できるよう、プロジェクトマネジメントの制度を導入しています。

プロジェクトマネージャーがついて、タスクの細分化やスケジュールの管理などのお手伝いをさせて頂きます。

あなたの本が出なくてもわざわざクレームを出す人はいません。

しかし、声なき人たちが困るのです。皆さんの本に助けられた、救われたという読者が必ずいるはずです!

私たちが皆さんの出版プロジェクトをしっかりとサポートさせて頂きます。

参加者の感想「熱意が伝わってきました!」

懇親会では、お酒を飲みながら楽しく話しをさせて頂きました。参加者からは、以下のような喜びの声をいただきましたのでご紹介します。

  • 販促をここまで計画的に、そして熱意を持ってやっている人は初めてです!
  • 記事で読むよりも実際にお会いして、誠実且つ情熱を持って仕事をしていることがわかってとても良かったです!
  • プロジェクトマネジメントしてもらえるってすごく助かります!

皆さん、とても素敵な笑顔で帰られたので、これからどんな著者メディア、どんな本ができていくのかとても楽しみです。

次回の出版販促セミナーは、2019年8月22日を予定しております!ご興味のある方はぜひ以下のセミナー情報をご覧ください。ぜひお早目にお申込みください!

【8/22】ベストセラー&長く活躍する著者になる方法【出版販促セミナー】

ちなみに、重版と増刷の違いが気になる方はこちらの記事でチェックしてみてください!

「増刷」と「重版」の違いは?気になる出版用語を整理しました 

参考リンク
出版セミナー(オンライン)

【大手出版社の元マーケターが売れる本の秘密を公開!】

https://kagiroi.com/publishing-times/seminar/
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