【出版セミナーレポート】長く活躍する著者になるには?『本のマーケティングと著者メディア構築法(2018/7/6)』

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こんにちは、またしても乳腺炎になってしまったけど病院に行かずに乗り切った!出版プロデューサー白木加奈子です。

おかげ様で、今回も満席でキャンセル待ちになりました

 

ベストセラー&長く活躍する著者になる方法をお伝えする出版販促セミナー

「本のマーケティングと著者メディア構築法」

 

のレポートをお届けいたします。

2018年3月からスタートしたセミナーですが、どんどんパワーアップしていますよ。

今回は、占い師さん、IT系、弁護士さん、クリエイティブプロデューサーさんなど様々な業界から参加してくださいました。
また、名古屋、京都からも、お天気のあまり良くない中ご参加頂き、本当にありがとうございます。感謝感謝です。
これから本を書こうと思っている方だけでなく、既に本を書き始めている方や出版を経験されている方まで著者の皆さんの状況も様々でした。それぞれの方に今回のセミナーを通して気づきや学びがあったようです。



本の増刷ロジックを理解し、100%の準備をする

まずは「年間7万冊本が出る中で、出版しただけではブランディング効果など何もない」とバッサリ!ブランディング目的の出版がいかに矛盾しているかを話しました。
ブランドとは本が売れたことで副産物的に手に入るものなのです。それを目的としては失敗します。
次いで出版マーケティングの基本になる「増刷ロジック」について解説。
出版社マーケティング部出身の西浦さんが、当時、現場で増刷するかしないかを判断していたリアルなロジックです。
特に「初速」といって発売から1週間が大切な理由や出版記念セミナーをやるべき効果的なタイミングなどを論理的に解説しました。
既に出版されている方は「全然知らなかった。出版セミナーの時期すら間違っていた。」とおっしゃっていました。
このロジックに則って、出版前に準備をしておけば、ほぼ確実に増刷をすることができます。
本当に3万部、5万部を狙っていくには、準備が100%なのです。
逆に言えば、確かな準備さえしておけば、ベストセラーは夢ではないのです。

出版社内のトップ2割に入りベストセラースパイラルに乗る

出版社にもニッパチの法則(パレートの法則)が当てはまります。
つまり、2割の本の売り上げで、8割の利益を上げているのです。
出版社からすると、この2割の本に広告費や営業費をかければいいわけですね。
毎年7万部以上新刊が出る中、この2割に入り続けられるかどうかが長く生き残る著者になる最大のポイントになります。
そのためにも、まずは著者自身の力で1万部~2万部、できれば3万部の壁を超えていくための準備や施策が必要になります。
ただ、3万部以上は、著者側でできることはあまりなく、出版社の広告や口コミなど「他力」が必要になっていきます。
5万部、10万部と売れていく本は、西浦流にいうと、「ベストセラースパイラル」に乗っかって上昇気流のようにどんどん売れていくのです。
ここでは、これまで西浦さんがプロデュースした本のリアルな増刷の数字をお見せしたので、皆さん
「えー!」とか「ほー・・・」など非常に納得されている様子でした。

著者メディアの必要性

出版社から「この著者の本を出したい!」「この著者を離したくない!」と思ってもらうにはどうしたら良いのか?
西浦さんが多くの著者をプロデュースし、売れた著者を客観的に分析してわかったことは、発売前からどれだけ情報発信し、どれだけファンがいるかどうかが重要だということ。
そして、出版というのは一大プロジェクトなので短期的なお祭り視点だけでなく、長期的な計画が必要になります。
本業もある中で最低でも6か月は「本のプロジェクト」にかなりのエネルギーを注がねばならないので執筆や販促にかかりっきりになります。
こうして長期間、出版プロジェクトの活動を行っていると、だんだん著者自身の気力や体力が持たなくなっていきます。そして息の切れたタイミングが本の売れ行きが止まるタイミングになってしまいます。
そこで、
  • 著者のファンを発売前に作り出す ということと
  • 短期的なお祭りにならず、継続的に販促を活動を続けること

この2つを実現する方法として、西浦さんが辿り着いたついたのが「著者自身がストック型のメディアを持つ」ということでした。

本を出版する前に、メディアで知識やノウハウを発信するだけでなく、理念やチャレンジしていることも記事にすれば、そのメディアは共感したファンが応援してくれる場になっていきます。
テスト的にそこで商品を販売してみて、どれくらい売れたかという数字の計測もできれば、その実績を持って出版社に企画を提案することも可能です。
もし自分のメディアから、毎月継続して読者を増やしていけるとしたら、そんな著者を出版社が手放すわけがありません!

企業もオウンドメディアに積極的に取り組んでいる

今回は、企業のWEB担当の方や広報担当の方も参加してくださったのですが、実は企業でもメディアを持つことがとても有効な時代になってきています。
それは一昔前の「SEOで特定のキーワードを上位化して見込み客をとにかく呼び込む」だけのサイトではありません。むしろSEO目的の記事ばかり書いていると、訪問者数は多いものの、「お客さん」にはなってもらえなかったり、そもそもどんな企業なのかが記事からは伝わりません。
しかし、
”朝コーヒーを飲みながらみんなでブリーフミーティングをしています”とか、
“世の中から不幸をなくしたくてこの仕事をスタートした”など
その会社のリアルな日々の情報や、理念・ビジョンを発信することで顧客の心だけでなく、転職希望者の心までも掴んでしまうのです。
そう、最近では販促だけでなく、採用にこそオウンドメディアが運営されはじめています。

著者メディアの構築は計画と実践

「著者メディアを作る」といっても、どのようなサイトにすれば本当に読者が集まるサイトになるのか、作ったことがない方にとっては難しいと感じるかもしれません。
実際、適当に作ってしまうと、後から修正するのに、ものすごい時間とお金がかかります。
そこで、今回のセミナーでは導入として、自分が作るべき著者メディアのワークシートを作り持ち帰って頂きました。
しかし、短い時間で全ては作りきれませんので、次のステップとして、著者メディアの作り方をより詳しく解説し、実際に構築する「著者メディア実践塾」を開講しています。
ここでは、集客、回遊、コンバージョンを考えた著者メディアの構築法をお伝えするだけでなく、ワークを通して実際にご自身のサイトを作成、記事を毎月書いていく作業まで実践的に行っていきます。
少人数のグループ制で行うことで、それぞれの進捗に合わせつつも、仲間と一緒に頑張っていく刺激もあるセミナーになっています。
2018年第二期が9月からスタートしますが、残席1名様となっておりますので、ご興味がある方は早めにお問い合わせください!
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日本生まれ、ロサンゼルス育ち、特技は英語、趣味はフラメンコのグローバル女子。

 

大学卒業後は、大手通信事業社、ゼネコン、監査法人、広告代理店、外資系清涼飲料会社、外資系保険会社、証券会社、外資系服飾宝飾関係など様々な企業のIT運用を支援。運用改善やシステム導入プロジェクトマネジメント、インストラクター、ヘルプデスクマネージャー、VIP対応などを経験。

 

約10年サラリーマンを続けた結果、もっとクリエイティブな仕事がしたいと思い、とりあえずMBA取得を目指して勉強スタート。

 

しかし、MBAを取得しても自分が何で起業したいのか?何の目的で起業するのか?を明確にしていないと意味がないと感じ、小さくてもいいから個人で仕事をしてみようと思い2015年に会社を辞め、独立。

 

フリーランスとして、カウンセラーや英語講師、エステティシャン、司会業、企業マーケティング、広報、営業などを幅広く経験。

 

その結果、人の可能性を引き出す仕事がしたいと強く思うようになる。

 

2016年、知人の紹介で出版プロデューサーの西浦氏と出逢い、出版プロデューサーとしてのキャリアをスタート。慣れない出版業界のことを勉強しつつ日々成長中。


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