特集

こんにちは!離乳食の残ったおかゆって他に何かアレンジできないかと日々奮闘している出版プロデューサーの白木です。

この記事は、著者から「ずっと笑ってるラジオ」と称された(笑)本でベストセラーを目指す人のための番組『コウジニシウラのおしゃべり出版ウラ表紙vol.27』の概要です。

出版プロデューサーの西浦とフリー作曲家のあるうらさんによるラジオ形式の番組ですので、移動中など気軽に聞いてみてください。

今回は、2018年の年明け第一弾!!!待っていた方も、たまたまここに辿りついてしまった方もぜひぜひお楽しみください。

当サイトとfacebookページの双方で配信していきます。(内容は同じものです)

ご視聴は ↓ からどうぞ!

明けましておめでとうございます!

西浦「新年明けましておめでとうございます。バンド向けの声だねと言われた、出版プロデューサー西浦です。」

あるうら「新年明けましておめでとうございます、50か60歳くらいになったら庭師になりたいと思っている、フリー作曲家のあるうらです。」

西浦「今年もよろしくお願いしまーす。もう新年じゃないですね。今年最初ということで今回もエアボイススタジオさんからお送りしております。」

あるうら「バンド向けの声ですか?」

西浦「言われたんですよ。歌を歌ってる人に。」

あるうら「『歌を歌ってる人』はけっこういると思いますけど(笑)」

西浦「ミュージシャンの方とカラオケ行ってて、“いつも思うけどバンド向けの声ですよね~”って言われて。」

あるうら「言われたことないですね~。」

西浦「『歌い手を選ぶんですけど、T.M.Revolutionさんの歌もきっと得意ですよね』って言われて。」

あるうら「じゃあ、新年一発目に歌ってください、どうぞ~♪」

西浦「いやいや(笑)」

(中略)

あるうら「庭師になりたいんですよね~日本庭園とかを造りたい。砂で宇宙を表現しているとか、いいや~ん、気持ちええやん~って思って(笑)四季すべてに見所のある庭を造りたいなって。」

西浦「あれってセンスとかでやってると思うでしょ?若手の庭師に話しを聞いたら、「緑が体積の何パーセントか」とか計算していて、いい木が見つからなかったら山入って探しに行くらしいです(笑)」

あるうら「そういう意味では、僕の友達に木こりがいます(笑)」

あるうらさんの友達に木こり!?っていうか、木こりって言葉すごく久しぶりに聞きましたね~(笑)平成生まれの子たちは知らなそう。ということで今年1発目スタート!

出版プロデューサーになったきっかけは?

あるうら「1発目なので立ち返って、出版プロデューサーコウジ西浦ってどんな人だっけという確認をしたいと思います。そもそもなぜ出版プロデューサーになったのかをちょっとお聞きしたいなと思いまして。よく聞かれるでしょ?」

西浦「よく聞かれますけど、けっこう面倒くさい質問ですよね。これ(笑)」

あるうら「なので、ここで答えてるので今後はもう聞かないでね。という嫌なヤツですね~(笑)」

西浦「理由は1つじゃなくない?って思うんですよ。」

あるうら「それは、他にも出版関係の仕事あるよってことですか?」

西浦「仕事もあるし、独立して出版プロデューサーになったので。自分でもよくわからないですけど、会社員の仕事をやりたくなくなってきたっていうのはありましたよね。」

あるうら「組織に収まるのが窮屈で仕方ないと(笑)」

西浦「FAXみんなに配るのとか、電話も俺が出ないとだめ?と思ったり、しょうもないんですけど(笑)。大きい会社だったので、打ち合わせのための打ち合わせとか、会議のための資料作りとかあって、その時間があるなら書店行きたいなと思ってたんですよ。」

西浦書店と話したほうがもっと売れるなとか、著者ともっとしゃべりたいなとかと思っていて。でも在庫管理も僕の大事な仕事で、毎日全商品の在庫数をチェックしていくんですけど“これって俺じゃなくでもできるな~”と思ってきて。そういうことより、どうやってベストセラー作って行くんだっていう攻めに転ずる仕事だけに集中したくなってきたんですよ。」

あるうら「ゲームでも守りより攻めるほうが好きですよね。いわゆる三国志的な。」

西浦「内政とかも好きですけどね。コツコツと。農地広げて米の収穫量増やしたり(笑)実はディフェンスの達人。」

あるうら「独立したらディフェンスからですもんね。」

西浦「意外と僕ディフェンシブですよ。会計士さんにも仕事の攻め方と経営の守り方のギャップがすごいと。」

あるうら「なんかいい名言でましたね。」

西浦「お金がなくならないように必死という。キャッシュフロー、キャッシュフローで(笑)」

あるうら「どうしたんですか、お年玉あげすぎたんですか(笑)」

いろんな人に面白い本を届けたい

西浦「出版プロデューサーになったきっかけは、独立したいな、将来会社をやりたいなと思うようになって。自分が一緒に仕事したい人が社外にいたりして、会社だと一緒に仕事をする相手を選べないので、それは社長にならないとできないなと。ある時、社内でも実績を出さなきゃと思って、当時新人の上原愛加さんのシリーズの売り伸ばしに成功したんですよね。実績0だった人が累計100万部以上いったのかな?」

あるうら「へー!」

西浦「女性向けのエッセイで『ときめきで女性が幸せになる』っていうゆるふわブームを作った人といえると思います。最初はその企画に対して、僕が“売れるか!”ってダメ出しをしたんですけど、編集者が一切引かなくて。そこまで言うならと、原稿をあげてもらって書店さん回ったら、面白がってくれたから「やろう」てなって、売れたんですよ。その企画に関しては、企画からかなり深く関わって、編集者さんと著者さんともすぐ仲良くなって、どうやって売っていくかの作戦をみんなで考えてやっていったんですよ。」

あるうら「なるほど!」

西浦「10万部超えたあたりからファンレターが先生宛に届くんですけど、そのメールとかをプリントアウトして持ってきてくれて。“この本に出逢えて救われた”ってたくさんの読者が言っていて、“これは全部西浦さんのおかげなんですよ”って(先生に)言ってもらえて。嬉しくて、泣くでしょ?」

あるうら「今、ごっつドヤ顔してましたよ(笑)」

西浦「俺、それがしたくて出版社入ったんだよな~って思いだしたんですよ。いろんな人に面白い本を届けたいって。」

あるうら「そこから転じて、今年どうしていくかまとめてください。」

西浦「難しいな。」

あるうら「ブーム作りたいです~でいいじゃないですか(笑)」

西浦「去年仕込んでいたことがあり、著者の方も色々仕込んでいるので、今年いっぱい本が出る予定なんですよ。その著者の方たちと(上原さんの時と)同じような体験をしたいなって思います。」

あるうら「リリースされたらまた告知や著者の方をゲストにお呼びするかもしれませんね。」

西浦「今年も出版TIMESをご注目いただいて!よろしくお願いいたします。」

当番組へのご意見ご質問は、出版TIMESのfacebookページにて受け付けております。

あなたからのコメント、メッセージをお待ちしております!

【webラジオ】「出版プロデューサーになった理由」コウジニシウラのおしゃべり出版ウラ表紙vol.27

こんにちは!離乳食の残ったおかゆって他に何かアレンジできないかと日々奮闘している出版プロデューサーの白木です。...

1年頑張って落とした体重を、正月だけで戻す、いやむしろ多めに超回復させるのが恒例の出版プロデューサー西浦です。あなたも脂肪の超回復してますか?

昨年は新年1発目の書評記事を張り切って元旦に更新、初詣と関連付けて『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』をご紹介させていただきました。

【書評】成功している人は、なぜ神社に行くのか?【神さまは「他の参拝者を味方につけた人」の味方をする】

今年は新年最初の書評に何を取り上げようかと悩んでおりましたが、元来怠惰な人間でございまして、元旦はおろか、気が付けば世の中の正月気分もすっかり抜けており、完全にタイミングを逸しました。

そこでボク自身を振り返ってみて気づいたのです。

新年の抱負の一つ「毎日、日記をつける」をさっそく元旦から書き忘れた上に、2日目だけ書いてその後、本日まで一切書いていない。そればかりか、日記帳を開きもしていないという衝撃的事実に…。

この何とも言えない嫌な気分、そう「自己嫌悪」です。

あなたはどうでしょう?年始に立てた目標・抱負、ちゃんと守れてますか?
あるいは去年の目標・抱負、守れてましたか?お正月に神社で手を合わせた時にそもそも去年の抱負覚えてましたか?

もちろん、叶えていた夢もあったでしょう。しかし達成できなかった目標、守れなかった神さまとの約束もたくさんあったのではないでしょうか?
毎朝5時半に起きる、毎日ランニングする、お酒を控える…などなど。ご自分の胸にもう一度聞いてみてください。

どうでしょう?一つでも該当したあなたは、きっと僕のようになんだかイヤ~な気分になったのではないでしょうか。しょうがない奴だな自分、と。

しかし、達成できなかった目標を悔いて、自己嫌悪する前に、これから紹介する『やらない理由』を読んでみてください。

どんな本なのか

カレー沢薫先生のエッセイ。著者は1982年生まれ、OL兼漫画家・コラムニストで『ブス図鑑』等、キレのあるエッセーが大人気。SNSでは“自虐の神”と崇められ、20本近くの連載を抱える人気作家でありながら、平日はOLとして働きつつ、一日48時間twitterに生息しているという多忙な作家さんです。

本書ではダイエットや貯金、部屋をきれいに保つ、など固く誓ったはずの目標を達成できなかったときに、それを「やりたくない理由に屈した」のではなく「やるべきでない理由があったからしなかった」と考えようと主張します。挫折したのではい、英断を下したのであると。つまりそこらのスピリチュアル本よりよっぽどメンタルヘルスに効く、心の健康書です。

必要なのは反省ではなく、自己肯定

 

反省というのは 己の非を認め 同じ過ちを繰り返さないようにどうしたらいいかを考え それを実行して初めて「反省した」と言えるのだ

つまりそこまでいかなきゃ反省じゃねぇし する意味もねぇ

じゃあやめよう その反省もどき

本書ではいきなり反省の否定からはじまり、反省ではなく自己肯定が必要だと読者に語り掛けます。それはなぜか?

たとえば固く誓ったダイエットを食べ物の誘惑に負けて挫折した場合、人は己の意思の弱さを嘆き責めるでしょう。しかし、自分を責めすぎるのはよくないのです。なぜならメンがヘラってしまう原因は「自分が許せない」という状態に陥ってしまうことだからです。自分が自分であることだけは一生逃れられません。逃れようと思ったら文字通り死ぬしかなく、これは最悪の結末です。

よって無駄な批判はやめよう。やりたくない理由に屈したのではない、やるべきでない理由があったからしなかったのだと考えればよいのです。クレバーな選択なのだと。

正しい「やるべきでない理由」

つまり本書では、世の中に蔓延する「やった方が良いこと」や「やらなければいけないこと」に対し正しい「やるべきでない理由」を解説していくものです。

例えばダイエットなら、まず自分に「食うこと以外の楽しみがあるのか」を考えてみます。もちろん「無」です。すると、それを我慢してダイエットに成功したとしても、それは「痩せて良いスタイルを手に入れた」のではなく「生きる屍になった」だけに過ぎず、ダイエットをしなくて本当に良かった、クール&クレバーだとスムーズに理解できます。

というような感じで、各項目について予想を超える「やらない理由」をカレー沢先生が提示してくれるので爆笑しながら読んでいただくのが良いと思います。

最後にいくつか本書の見出し(やりたいことと、やりたくない理由)をご紹介します。これにどんな「やるべきでない理由」があるかはぜひ本書を買って燃やしてまた買ってください。

  • 仕事ができると褒められるのはいいが、仕事が増えるのは嫌
  • 好かれるのはいいが、振り向かせる努力をするのは嫌
  • 寂しがり屋だが、人付き合いは嫌
  • ピンチは乗り越えたいが、頑張るのは嫌
  • SNSに「いいね」してほしいが、「いいね」するのは嫌
  • 話は聞いてもらいたいが、あれこれ言われるのは嫌
  • 一人の時間も欲しいが、ずっと一人は嫌
  • 相手の本心は知りたいが、嫌いと言われるのは嫌

どうですか?ムカムカしてきたでしょう?ご紹介したのはほんの一部ですが、こんなことを飲んでる相手に言われたら「歯ぁ食いしばれぇええ!!」と叫んでしまいそうです。

こっちのメンタルを守るためにも、やるべきでない理由をしっかり学んで「良かったな!」って言えるようになりたいですね。

 

ちなみに僕が日記をつけられないのは「めんどくさい」「そんなの書いてる暇あったら寝たい」というやりたくない理由に屈したのではなく、「過去を振り返らず、前を向いて生きるため」だと気づきました。

 

【書評】新年に立てた抱負を『やらない理由』

1年頑張って落とした体重を、正月だけで戻す、いやむしろ多めに超回復させるのが恒例の出版プロデューサー西浦です。...

こんにちは、初刷の平均が7,930部の出版プロデューサー西浦です。「だからなんなのか」と言われても僕にもわかりません。ごめんなさい。

ところで、新刊が発売されたばかりの著者さんとお話しすると、会話の流れで「初刷どれくらいですか?」って聞くことが多いです。ところが「4000部ですわ、渋いっすわ」と不満そうな人もいれば「10,000部なんですよ・・・」と多いのに不安そうにしている人もいます。そういえば昔「初刷20,000部からならやりますよ」という条件を出している著者もいましたね。その人はもうお名前を聞かなくなってしまいました。。。(察してください)

この初刷部数というのは多い方が良いのでしょうか、それとも少ない方が良いのでしょうか?人によってリアクションが変わるし、条件を設けて反感を買ってしまう方もいるので慎重に扱いたい項目です。しかも初刷が多い時と少ない時で売り方が違ってきたりもします。

いったい著者としては、初刷についてどんなスタンスでいれば正解なのでしょうか?また販売面では何に気を付ければよいのでしょう?

かつて出版社の販売部で数字と毎日にらめっこしていた人間として、数字の捉え方とマーケティング面で注意すべき点を、あんまり細かいことは言わずにざっくりとお伝えしたいと思います。

初刷とは

最初に製作(印刷)する本の冊数を初刷部数と言い、初刷と略します。「しょずり」と読みます。これが多い方が良いのか少ない方が良いのか、初刷の大小で何が変わるの?というのが本記事の内容です。

ちなみに印税条件として「初刷8%、増刷時10%」と、増刷から印税率の変わる契約も結構多いです。この場合、初刷はなるべく少なく、増刷から多い方が印税は多めにもらえてお得です。

デビュー作の初刷は5000~7000部でOK

ビジネス、美容、健康書といった一般書であれば、新人さんの初刷は5,000からスタートすることが多いです。

7,000部も刷れば期待されていると思っていいでしょう。

しかし、単純に初刷が多ければいいかと言うと、刷りすぎは増刷が遅くなるだけという見方もできるので、注意が必要です。

仮に

  • 「初刷10,000部!2ヵ月後に増刷3000部!」と
  • 「初刷5000部。好評につき発売前に2000部の増刷決定!1カ月後に3000部増刷、さらに1カ月後にまた3000部の増刷!!」

というような場合、両者とも発売から2ヶ月で13,000部になったというのは同じでも、

前者は増刷までに2ヶ月もかかってる、それも初刷1万に対し3000部という様子見感のある数字=「そこそこ手堅い」もしくは「そろそろ仕上げにかかっているのだろう」という印象を受けます。(仕上げるというのは増刷をバンバンかけて攻めていくのではなく、もうこれ以上の大幅な売り伸ばしは難しいから、返品を少なく、なるべく不売率を下げて利益を確保しようとする、ディフェンシブな判断)

逆に後者の本は、発売前に増刷=FAX注文書などでの書店さんや取次の反応が良かったか、テスト販売(先行販売)の売れ行きが良かったのだろうと期待感があります。そのうえ、1ヶ月ごとに3000部ずつ増刷が決まって「そろそろ5000部の増刷が来るだろう」といった、いま売れてる感がある為、前者と後者が同時に入荷すれば、後者を積む書店さんの方が多いです。

少ないと平積みされない、多いと増刷がかかりにくい

じゃあ、初刷って「少なければ少ないほど増刷かかりやすくていいのか?」というと、もちろんそんなことはありません。

出版の流通は「配本」というシステムで、取次さんが配本数を決めて全国の書店さんへ本を送り届けます。(すべての本屋さんが、自分の意志で注文してるわけではない)

配本される本の合計数が多ければ多いほど、送られる書店の数も、各書店に送られる冊数も増えます。仮に2,000店の本屋さんに4,000冊配本しようと思うと、1店舗平均2冊しか届きませんね。2冊なんて少なすぎて平積みできませんから、全部棚刺しになってしまいます。これでは売れるものも売れない。

平積みには最低5冊は欲しいですから、4000冊の配本だとすると800店にしか本を送れなくなってしまいます。(全国には12,000以上の本屋さんがあるのに)

実際に配本表(取次さんがどのお店に何冊送ったかという表)を見ると配本数15冊や20冊という店もありつつ、ほとんどの本屋さんでは1~3冊という平積み不可の数字が並びます。

1、2冊しか入荷のない、すぐ棚に入れられた本屋さんで売れなかったとしても、本の実力不足のせいとは言えないですよね。やはりちゃんと平積みされて、読者に買うか否かの判断をしていただきたいというのが著者心です。

ちなみに、編集さんたちと「10万部以上狙うには?」という前提で話すと「正直、2万部くらいないとキツイ」と言う方がけっこういらっしゃいます。

確かにそれくらいの数があれば、地方の有力書店まで含めてしっかり平積みしてもらえそうです。

しかし、2万も刷って売れ行きが悪いと、かなりの数の不良在庫を抱えることになります。これは販売部的にはかなりリスクがあります。

よってそれこそ10万部以上売れた本の第二弾とか、超有名作家の期待の新シリーズでも持ってこないと難しい。

ですので、新人としてはやはり5000~7000部という不利な状況でも「局地的な平積み店」での売り上げを重ねて、増刷を狙っていくのが妥当な戦略となります。

すごく重要な、手持ち在庫管理

ちなみに新人に多い「初刷5,000部」の場合は何冊くらい配本されるのでしょうか?

だいたいですが4,000部弱を配本(書店さんに送品)して、1,000部強を追加発注分として出版社の倉庫に置いておきます。この在庫を手持ち在庫と呼びます。

初刷を全部配本してしまうと、売れ行き好調店から追加注文が来ても「在庫なし」で、追加分を補充できないからです。

先述のように、初刷が少ない場合、平積みされるお店は限られてきます。そういった限られた書店が生命線となるため、確実に平積みを維持してもらえるように万全の補充体制を敷かなくてはなりません。

しかし書店さんは売れているタイミングですぐ追加分が入荷できないなら(よっぽど売れる本以外は)追加注文を取りやめ、他の本にスペースを明け渡してしまいます。こうなると大きな機会損失になるため、適切な手持ち在庫数の判断は、販売部の重要な仕事です。増刷には2~3週間はかかってしまうし。

これを読み間違うと、書店さん、編集さん、上司全員からすごく怒られます。

この点から新人にとっては販売部の手厚いフォローが必要だとわかりますし、彼らがより正確な手持ち在庫を管理できるよう、著者はマーケティング上の情報を共有せねばなりません。キャンペーンや大型イベントでの大量販売など、ホウレンソウを意識しましょう。

つまり結論としては

  1. 5,000部~7,000部くらいがベストと心得つつ、
  2. その部数では平積み店が少ないことを理解して
  3. 局地的な平積み店でしっかり売れるようイベントやキャンペーンを打ち
  4. その効果で逆に在庫切れを起こさないよう情報共有を行う

これが初刷の基本的なマーケティング戦略です。

このホウレンソウが抜けてて、編集さんや営業さんから「ダメな著者だこいつ」と思われるのは絶対避けましょうね!

初刷が少ない本の売り方【最初はだいたい5,000部から】

こんにちは、初刷の平均が7,930部の出版プロデューサー西浦です。「だからなんなのか」と言われても僕にもわかり...

2016年の12月13日にはじめて開催したイベント「人生を豊かにする本5冊」から1年が経ち、ニシュランガイドも第5回を迎えました。

出版プロデューサー西浦がおすすめする 「人生を豊かにする本」=ニシウラの本ガイド⇒『ニシュランガイド』ということで、

完全にダジャレ某・レストランガイド本のタイトルを敬意をもってオマージュさせて頂き、3ヶ月に1度のペースで開催しております。

読書会の中でもプレゼンテーション系のイベントとして、グラフィックレコードを取り入れたり、毎回工夫を加えながらやってきましたが、今回は初のゲストスタイルでの開催となりました!(実はニシウラ以外の人による本ガイドをずっとやりたかった)

今回のテーマは「2017年のおすすめ本ベスト3!」(2016年12月1日~2017年11月30日刊の本が対象)ということで、そこにゲストのオススメ本紹介も加えてご紹介しました!

というわけで、ランキングのご紹介です!

3位『いつか別れる。でもそれは今日ではない』F著 KADOKAWA (2017/4/21)刊

著者のFさん初の書籍。

たまたま次の予定までの待ち合わせで本屋さんにいた時にタイトルに惹かれて手にとりました。

タイトルのネガティブな感じと、でも希望を感じさせる響きがうまいなぁと思って、最初の「憧れと好きの違いについて」を読んだのですが、冒頭のこの言葉にいきなり心つかまれました。

小学生の時、「先生のおすすめの本ってありますか」と彼女に訊ねると「あなたが私の好きな本を読んで、私の好きな言葉を覚えて、私が好きそうなことを話しても、あなたのことは好きなままだけど、大好きにはならないと思う」と、先生は笑った。

「だから、あなたは私の知らない本を読んでね」と。

こういうスタンスがとにかく好みです(笑)

ニシュランガイドの第1回で『ぼくは勉強ができない』を紹介したのですが、あの本に出合った高校生時代を思い出しました。

ずいぶん昔に別れた10代の自分と、久しぶりに再会したようなイメージです。

こういう厳しさのある愛情とか、孤独感のある美しさに惹かれるんですよね・・・

 

もう一つお気に入りのパート「色気と教養」からも、心つかまれた言葉をご紹介します。

その人が放つ色気の量と、その人が積み重ねた教養の量は、ぴたりと比例するのではないか

(本当に頭が良いと思う人は、)ただ、いつもの場所を一緒に散歩しているだけで、街が見違えて見えてくるような人だ。

そしてそれは、その人の教養のおかげだ。世界解釈のおかげだ。つまりその人が放つ、色気のおかげである。

「男の色気ってなんだ?」という話を飲みながらたまにするのですが、男同士だとさっぱりわからないし、女性に聞いてもだいたい「それはあんたのフェチでしょうよ!」って回答が返ってくるばかりで、今までは答えに至らなかったのです。

ようやく色気の答えに出合えた!

将来、娘に「何のために勉強しなきゃいけないの?」と聞かれたら「色気のある大人になるためだよ」と答えよう。

なんとも色気のある答えじゃないですか?

 

 

2位『夫のちんぽが入らない』こだま著 扶桑社 (2017/1/18)刊

こちらも著者のこだまさん初の著書。買ったのは3月ごろだったと思うのですが、すでにかなり話題になっていたことと、やはりタイトルのインパクトに惹かれて購入しました。

正直「チェックしておかないとなー」くらいの感覚で反射的に買っていたので、内容などは調べてもいませんでした。タイトルから勝手に軽い本だと思ってたので、お風呂の中で何回かに分けて読もうと思っていたのですが、2章から急に話の展開が変わり、ページを繰る手が止まらない。

「これはちゃんと読まなきゃ」と、あえて途中で止めて、翌日イッキ読みしました。

ご興味のある方はこれ以降の書評は読まずに、できれば僕と同じように「軽い」気持ちで読んで欲しいです。2章からの衝撃にもっていかれます。

僕もネタバレはしたくないので、ここではこれ以上書きませんが、最後に本の内容以外に「いいなぁ」と思ったエピソードをご紹介します。

本書のタイトルについてですが、「ちんぽ」と入ってる本はやはり手に取りにくい。書店さんとしても置きにくいと思います。しかし本書は「普通」という尺度に苦しんだ著者が発信する「普通じゃなくてもいいんじゃないか」というメッセージです。そんな「普通じゃなくてもいいんじゃない?」と世の中に問う本が「普通」の同調圧力に負けるのはおかしいと、タイトルについて編集者が社内の関係者たちとめちゃくちゃ戦ったのだそうです。

「このタイトルがいいんです。最高のちんぽにしましょう」と編集者に言われたとき、著者も「何があってもこの人に付いて行こうと決めた。」と書いてらっしゃいます。

著者と編集者の在り方はたくさんあるのですが、僕はこれが理想形の一つだと思っています。

特別枠『ブスの本懐』カレー沢 薫著 太田出版 (2016/11/17)刊

ここで一つ、特別枠の本をご紹介します。特別枠にした理由は2つです。まず1つ目は発売日が今回のニシュランガイドの設定と微妙にずれているから。

今回のランキングは2016年の12月~2017年11月刊の本で選んだのですが、本書は2016年11月刊で1ヶ月早かったんですね。この第二弾の『ブスのたしなみ』という本もあるのですが、こちらは2017年12月と1ヶ月遅いので、絶妙のズレ加減なのです。

そして2つ目の理由が重要なのですが、

この本、めちゃくちゃ面白いものの、読み終わった後に何にも残らないのです(笑)

著者自身も「奇遇だな、私も何を書いたか覚えていない」らしい。何と美しいおっしゃりようなのか。

 

・・・いちおう内容について触れると、本書のテーマはもちろんタイトルの通り「ブス」です。

「ブスに厳しいブス」であるカレー沢薫先生が、ブスについてあらゆる視点から鋭いコラムを書き続けていくという本。

「ブス」という兵器のごときデスワードを避けるのではなく、あえて必要以上に使って、最終的にブスがなんなのかさえわからなくしてしまおう、というのが狙いであり、結果的に「ブスとは何か」という答えが出ることはなく、さらに見失うという斬新なスタイル。読者も「ブス」とは何なのか?かえって分からなくなるでしょう。書いた本人がそうなったのだから間違いない、と(笑)

この本を紹介したときの(特に女性の)反応は様々で、爆笑する人もいれば、能面のような顔になる方もおり、かなり読者を選ぶ本だと思います。

悪口を言ってる「ブスヘイト本」、いやむしろ私のことを言われてる「私ヘイト本」と感じる人もいたりとか、かなり頻繁に登場する「元ネタが分かれば爆笑」という要素なども「解説されてもよくわからん」と感じる人がいて、反応が分かれる原因かもしれせん。個人的にはオタク過ぎないちょうど良い按配のパロディだと思うのですが。

ボク自身は副鼻腔炎の頭痛がひどくて何もする気になれない中、爆笑しながら読めたというすごいパワーを有する本であり、カレー沢先生の表現力に才能と憧れすら抱くので、文章を書く人にはぜひ一度読んでいただきたい本です。

本音を言うとこういう本をプロデュースして、ヒットさせてみたい。

「代表作は主にブスです」とかマジメな顔で言いたい、憧れます。

ブスの本懐の「それ以外で頼む」は個人的に今年一番笑った言葉なのだが

 

1位『君たちはどう生きるか 』吉野源三郎 著 マガジンハウス; 新装版 (2017/8/24)刊

今年の1位は文句なしに『君たちはどう生きるか』だと思いました。本書は新装版で、原本は1937年に刊行という戦前の本です。(80年前!)

池上彰さんが子供の頃に読んだということでも話題になった本ですね。漫画版と同時発売です。

本書は主人公であるコペル君(14歳)の学校での生活と、おじさんがコペル君のために書いてくれたノートでのやり取りという、ある種の対話形式で成り立っています。

「本当の思想とはなにか?」

「立派な人とはどういうものか?」

バカにされたクラスメイトを守るためにいじめっ子とケンカし、しかも先生に言い訳をしなかった「がっちん」や、いじめられた本人でありながら、いじめた相手をかばう「浦川君」の優しさと出会い、そして英雄的人物として「ナポレオン」の紹介から「立派な人になるための条件」についてコペル君に考えさせるよう物語は進みます。

これだけの「立派な人」の伏線を張っておいて、物語は佳境を迎えます。

主人公である「コペル君」は「立派な人」の条件を破るような、裏切り行為を友人たちに対して行ってしまうのです。

自分の行為を後悔し、ふさぎ込むコペル君に対し、おじさんはなんとアドバイスをしたか?

コペル君と呼ばずに「潤一君!」と本名で呼びかけ「そんな考え方をするのは、間違ってるぜ」とはっきり宣告したのはなぜなのか?

それはぜひ本書を読んでいただくとして、このシーンの後に登場するおじさんのノートから一部抜粋します。

王位を奪われた国王以外に、誰が、国王でないことを不幸に感じることがあろう。

これは人間の「後悔」こそが「偉大さ」の証だということなのです。自分の過ちを後悔するというのは、本来であれば自分は正しい道を選ぶ能力や、良心を持っていたはずなのに、そうできなかった。だから後悔するのだと。この精神を表しているのが「王位を奪われた国王以外に~」の一文です。

自分の過ちを認めることが一番つらい。しかし過ちをつらく感じるということの中にこそ、人間の立派さがあると言います。

本書では言葉の一つ一つに、強い力が宿っていると感じます。

はっきりと「そんな考え方は、間違っているぜ」と言い切れるのもそうです。今の時代の空気を考えると言いきらないように表現することが多いように思います。あ、僕のこれ(表現することが多いように思いますの部分)もそうだ。

強く言い切るのは、自分の中に明確で自信のある正義や価値観がなければできないことでしょう。見方を変えれば、自分の価値観の押し付けだからです。それでも、圧倒的に正しく力強く響くのは、やはりそこに真理があるからです。

それともう一つ、この本が戦前に書かれているということも大きいと思います。

戦前の人々は戦争や病など、今以上に「死」が近い環境にありました。そのせいか、戦前に書かれた本で今でも読み継がれている本は、くどくど婉曲な表現をしない、不要な忖度のない、清々しい覚悟の込められた言葉が多いと感じます。

ですので西浦としては意識して戦前の本を読むようにしています。自分の言葉の覚悟や重みを考えたいと最近思うので。

 

ちなみに本書の漫画版と小説版は微妙にラストが違います。僕としては小説版の方が好みでした。両方読んで、ぜひ見比べてみてください!

ゲストおすすめ『革命のファンファーレ 現代のお金と広告』西野 亮廣著 幻冬舎 (2017/10/4)刊

最後にゲストである弁護士の倉重公太郎さんがおすすめしてくれた『革命のファンファーレ』です。

倉重さんは、半年6千円ほどの会員にもなっているそうで、西野さんがどういった人か?本書のどういった部分が面白いかをご紹介いただきました。

僕もこの本は読んだのですが、二人とも面白いと感じたところが全然違って楽しかったです。

左が倉重さん

僕は主に「セカンドクリエイター」の考え方や、コミュニティビジネスの本として非常に勉強になるなぁと思いながら読んだのですが、ゲストの倉重さんは本書の一部を紹介しながらご自身が世の中をどう捉えているか話されていました。最後が西野さんじゃなくて、なぜか「リトル本田」の話で〆たのにビックリしましたけども(笑)

この「ゲストに本のプレゼンをしてもらう」スタイルも非常に面白いので、今後も続けたいと思います。

最後に懇親会の様子を

ニシュランガイドは懇親会参加率がすごく高いのが嬉しい!
来年もよろしくお願いします。

帰省のお供に!「普通とは何か?」を考える2017年おすすめ本ベスト3+α【ニシュランvol.5レポート】

2016年の12月13日にはじめて開催したイベント「人生を豊かにする本5冊」から1年が経ち、ニシュランガイドも...

こんにちは!お正月でもないのに朝ごはんはお雑煮を作っている出版プロデューサーの白木です。

この記事は、著者から「ずっと笑ってるラジオ」と称された(笑)本でベストセラーを目指す人のための番組『コウジニシウラのおしゃべり出版ウラ表紙vol.26』の概要です。

出版プロデューサーの西浦とフリー作曲家のあるうらさんによるラジオ形式の番組ですので、移動中など気軽に聞いてみてください。

今回は、再び年末スペシャル!ぜひ皆さんもFacebookページからコメントください!

当サイトとfacebookページの双方で配信していきます。(内容は同じものです)

ご視聴は ↓ からどうぞ!

クリスマスなので放送史上最も視聴率が低いかも!?

西浦「メリークリスマス!名前の漢字けっこう間違えられる出版プロデューサー西浦です。」

あるうら「メリークリスマス、引き出物で最近珍しい物を頂きました、フリー作曲家のあるうらです。」

西浦「よろしくお願いしまーす。」

あるうら「メリーメリークリスマスくらいですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?」

西浦「絶対聴いてないよね(笑)今日は一番視聴率が低いのかな?」

あるうら「絶対そうですよ(笑)」

西浦「なんでやってんねやろな(笑)」

あるうら「名前を間違えられることが多いんでしたっけ?」

西浦「漢字をね。僕、コウジって名前なんですけど、コウの字が親孝行の『孝』なんですよ。年賀状で間違えまくられるんですけど、『考える』とか『耕す』とか。献本もけっこう間違っていて。ゲストに来てくれた岸田さんのも間違っていて、“西浦さんの『考え方』が好きだから(考にした)”って言われて、うそつけー!って(笑)」

あるうら「岸田さんやっぱり面白い人だなー」

西浦「面白いですよ」

あるうらさんがもらった自宅に届いた珍しい引き出物の正体はぜひラジオでお聴きください!みんなクリスマスで聴いてないかもしれないけど(笑)

今年を点数化すると65点?

あるうら「年末なので、年末回ということで。」

西浦「今年最後の放送ですね。来週は皆さんも僕も実家帰ってますから。」

あるうら「今回は23日の放送ですが、年明け1月13日~14日あたりが次回の放送予定です。」

西浦「2週間空いてしまいますが。」

あるうら「ウラ表紙を録音し始めてけっこう経ちますが、出版だけでなく西浦さん個人的なことでもいいんですけど、今年は何点でしたか?

西浦「点数?」

あるうら「どうでした?って感じで。」

西浦65点くらいかな?

あるうら「微妙な数字いきますね。」

西浦「優良可でいうと『良』かな。」

あるうら「それは、お仕事?プライベート?」

西浦「仕事ですね。プライベートは『優』ですよ。」

あるうら「80点満点?」

西浦「100点や(笑)家族仲良く、引っ越しして、子どもも保育園行くようになって、慣れてきたし。プライベートは家引っ越しして東京まで遠くなったので早起きになったり。」

あるうら「確か、5時くらいに起きてるんですよね?」

西浦「早すぎるわ(笑)」

あるうら「違いましたっけ!?」

西浦「違うっ(笑)今はもう普通に7時です。今までは9時起きとかだったので。プライベートは体重も3キロくらい落ちて。ただ仕事は・・・・」

出版プロデューサーとして上を目指すために今年やったこと

あるうら「今年は何をしてきたんですか?」

西浦相模女子大さんの出版業界就職セミナーを去年に引き続きお願いしますとリピート頂けたのは良かったです。出版TIMESのサイトもラジオも去年の11月末からですが、ほぼ今年スタートして、スタッフさんも増えたので。」

あるうら「かぎろい出版マーケティングの方に?」

西浦「そう。多くの人の力を借りて、変化の年だったんですよね。一昨年出してヒットした『血流がすべて解決する』が20万部売れたじゃないですか。20万売れた時に、これを超えていくには5倍やったからいいわけじゃないなと思って。」

あるうら「5倍というのは?」

西浦20万部売れたことの努力を5倍したら100万部行くわけじゃないなと思って。20万部というのは運の良さもからまって到達したから、再現度がわからないので、再現性を高めつつ、出版プロデューサーとしてのステージを上げたいなと思いまして。次の形の模索を色々始めたんですよ。」

あるうら「今年は色々探す年だったんですね。」

西浦「出版TIMES始めたのも、著者と出版社の人をつなぐのが出版プロデューサーのメインの仕事なんですけど、他ともつなけられないとダメじゃないかなと思って、著者と読者をつなげたり、書店さんともつなげたいなと。」

あるうら「むしろ著者ってそんなにつながっていないんですね。」

西浦「つながってないですね~編集者としかつながっていないから。」

あるうら「本屋で先生のサイン会とかあるじゃないですか?」

西浦「あれも先生と書店で直でやりとりではなくて、基本的には出版社の営業から書店に対して、○○先生のサイン会とかどうですか?という提案があって、やりましょうってなったら、営業から編集者さんに、そこから著者さんに日程調整するんですよ。」

あるうら「なるほど。」

西浦「書店さんがイベントやってくださるのはまだいいんですけど、僕がプロデュースしているのはタレントさんとかじゃないし、初めて本出す人が多いので、書店さんも及び腰ですよね。」

あるうら「人来るのか?って?」

西浦「普通に本のイベントをそこそこ売れる先生でもけっこう人来ないんですよ。だって、ビジネス書の先生のサイン欲しい?握手したいか?という。」

あるうら「サインは契約書で欲しいですね。」

西浦「うまい!(笑)ファンが付くとはいえ、握手したい、サインほしいという人たちじゃなかったりするから。一緒に写真撮りたいはあるかもしれないけど。でもそういった人たちとのつながりを僕らが作っていけたらいいですよね。1つ上の出版プロデューサーになれたらいいよねというトライアンドエラーをやっていました。結果はまだ先な気がしていて。この出版TIMESのサイトも思っていたより読者の方がいらっしゃったり、Facebookページもシェアしてくれていたり、はてなブックマークしてくれていたりとか伸びてるんですけど、ユーザーが100万人います!というわけではないので、メディアと呼べるまでではないです。」

あるうら「そういうことをやっていた年なんですね。」

西浦「自分としては、チャレンジはしてるんだけど、成果として出るのは来年以降かなと。」

あるうら「種まきですね。」

西浦「新しい形で、今まで出版社に対する本の企画しかやってなかったですけど、別の方から相談受けて、映像化も含めて考えているプロジェクトで本の部分で入ってくれないかという依頼をもらっていたりして。出版社で出す本ではないけど、1回やってみようかな。」

あるうら「おもろいかもなって?」

西浦「そういうのは断っていたんですが、依頼してくださった方を信頼しているし、一緒にやるメンバーは仲良しだったのでいいかなと。色々な仕事を受けたほうが、仕事の経験値も上がるので。変化の年でした。」

あるうら「65点なんですね。種まきは満足するまでやったけど、まだ芽が出てどうなるかわからないと。」

西浦「本当にまだ芽が出ただけで、ここからどんな花になるか。途中で枯れるかもしれんし。」

あるうら「水やりすぎたり?」

西浦「だからまあ、65点が限界かな。」

フリー作曲家として活動するための新しい試み

西浦「あるうらさんの2017はどうですか?」

あるうら「僕も55点かな。」

西浦「2人とも低いな~平均60点チームや。」

あるうら「細木数子さんの占いの本を立ち読みしていて、僕金星人のプラスなんですけど、そこに“ここ3年間何をやってもうまくいかなかったでしょう、でも来年は大丈夫よ”って書いてあったんです。俺そんなつもりなかったんですよ(笑)」

西浦「うまくいってないことにされたんや。」

あるうら「あれ?でもよく考えたらそうかもしれんな~って。ちょうど僕も西浦さんとタイミング的には同じで、種まきの年だったんですよ。作曲家としてフリーでやっていくにはどうしたらいいかって試していて、芽は出たけどインパクトに欠けるなと。10月くらいから、人がどういうことやってるか話しを聞いて刺激を受けてみようと思って、同じような境遇の人が集まるゼミに顔を出したんですよ。」

西浦「ゼミ?」

あるうら「音楽プロデューサーが主催していて、超一流のアーティストに曲を提供していたりする方がゲストに来るゼミです。そこに参加して、新しいやり方で来年チャレンジしようかなというのが見えてきて。来年はプチ二流よ!みたいな。」

西浦「一流遠いな~(笑)ゼミだから教わるんですか?」

あるうら「自分の聞きたいことを聞く感じなんですけど、僕もまだ3回くらいなんでまたおいおい。」

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こんにちは!お正月でもないのに朝ごはんはお雑煮を作っている出版プロデューサーの白木です。 この記事は、著者から...