出版プロデューサーとは?

 

出版プロデューサーは著者をスカウトし、出版社や書店といった、業界の仲間と一緒にベストセラーにしていく仕事です。
まだ一般的に有名でないだけで「知る人ぞ知る」「業界の有名人」というようなプロフェッショナルが、世の中にはたくさん埋もれています。
彼らは「その道のプロ」ですが、本については素人で、どうやって本にすればいいのかもわかりません。
彼らを見つけ出し、「著者」としてプロデュースするのが仕事です。

出版プロデューサーの仕事とは?

クライアントが本を書いて、ベストセラーにできるよう導いてあげる仕事です。
プロデューサーの仕事は大きく分けて4つあります。

★著者のスカウト

著者を探し出し、本を書きましょうと提案します。本を書きたいという人はかなり多いのですが、書ける人かどうか、書いて売れる人かどうかという判断が大切です。何よりも「読者のために」という想いのない人はダメです、「PRのため」「自分のため」に本を書こうとする人はふさわしくありません。ドロップキックをお見舞いしましょう(笑)

★企画の立案

著者と契約したら、企画の立案を行います。著者は出版企画については素人です。著者に企画のポイントを教え、企画書の書き方を指導することも仕事です。著者への取材を通して「どんな企画なら、この人の素材を活かしつつ、多くの読者に貢献できるか」を言語化し、企画の方向性を定めます。言語化というとよく分かりませんが「言葉」にして表現するということです。本は言葉で出来ているので、言語化が大切です。

★出版社へ提案・持ち込み

企画書が出来上がってきたら、その企画に合う「編集者」に提案を行います。本の作り方と、著者との人としての相性なども考慮して、ベストな方にお願いします。また出版社ごとに販売方針がかなり違うので、その点も考慮に入れます。

★販促計画の立案

この本をどうやって売っていくかを考え、それを踏まえた本づくりができるよう、制作時から意識してモノづくりに参加します。特に本は「どの本屋さんの、どの売り場に、どのように置かれるか」が命運を分けるので、マーケットインで作ります。またこのタイミングでは著者は原稿を書き上げることでいっぱいいっぱいなので、プロデューサーが販売計画について出版社に提案し、相談を進めます。その際、書店さんや取次さんにもお力を借りながらプロジェクトを進めていきます。

この仕事のやりがい

本が生まれる前から読者に届くまでを、総合的な視点でプロデュースできる、とてもやりがいのある仕事です。
「本が好きで、本と関わる仕事がしたい」「就職活動で出版業界を受けていた」「本という仕組みで多くの人を助けたい」という『とにかく本が好き』なタイプは間違いなくやりがいを感じられます。

また、「すごい人を見つけ出したい。」「その人をもっと羽ばたかせたい!」「この人の話を多くの人に伝えたい!」と『人が好きで応援したい』タイプの人も強くやりがいを感じられるでしょう。

出版プロデューサーにとって大切なこと

本は読者の課題を解決したり、知的好奇心を満たすなど「読者のために」書かれるものです。
ですから私たちがプロデュースする著者というのは、読者の求めるものを、本という形で提供できる著者です。

ブランディングや自社の売上UPのために、本を書く人のことではありません。
(そんなヤツにはドロップキックだ!笑)

何より、私たち出版プロデューサー自身が、皆「本によって助けられた経験のある人たち」です。
仕事へのヒントをもらったり、落ち込んでいたときに励まされたり・・・といったように。
本への感謝、リスペクト、読者への愛が根底にないとできない仕事です。

本は人と人がささやかに助け合うしくみです。
本には、人と人とをゆるく結びつける力があります。

人が社会的なつながりを持つ生き物である限り、

このしくみや力を求め続けます。

明日死んでも、自分がつくった本は残ります。
本を介して、人と人が出会えます。
勝手に助けられたり、生きる希望になることもできます。

そんな「人と人とが助け合う仕組みとしての本」を
プロデュースするのが出版プロデューサーです。

 

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