『思考の整理学』を使って、思いがけない名文を書く方法

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先日

を書きましたが、思った以上に反応が良かったので「思考の整理学」から、さらに一部抜粋してご紹介します!

前回が企画についてだったので、今回は文章術について役立つ考え方のご紹介です。


発想は同時に自己主張する

頭の中は立体的な世界になっているらしい。
あちらにもこちらにもたくさんのことが同時に自己主張している。

書くのは線状である。
AとBを完全に同時に表現することは不可能で、
かならず、どちらかを先に、他をあとにしないではいられない。

裏から言うと、書く作業は、立体的な考えを線状のことばの上にのせることである。

 

前回のメタ企画の記事でも取り上げましたが、企画は頭の中で立体的に構成されています。

それを原稿に落とし込む「書く」行為は、言うなれば「逆メタ化」。
頭の中にある、いろんなエピソードや、アイデアなどを一つ一つの一次情報として、整理して伝える作業なんですね。

考えすぎると、書けなくなる

「書く」ということがどういうことか説明したところで、こんな話をご紹介します。

作家さんの中でも、論理的思考力が高いタイプが「書けなくなる」事があります。

3行だけ、要点を書いた後何も書けなくなったりするんですね。

逆に書けば言葉があふれるタイプでも、まったく書き出せず「うーん、うーん」と唸っている場合もあります。

正反対の両者に共通しているのは「ちゃんと書かなきゃ」という意識です。

「ちゃんと書こう」とする意識が文の勢いを奪うんですね。文を書くのに大切なのはやはり勢いです。

よく言われている「やる気は、やり始めてから湧いてくる」のと同じで、文章の勢いも書き始めてからついてきます。なのでとにかく「書く」しかないのです。

なかなか書き始められない方は

を参考にしてみてください。

勢いが生む、思いがけないギフト

さて、この文を書く「勢い」を維持していると、実は時々「不思議な現象」が起きます。
ある種のセレンディピティとでもいうべきものです。

その「不思議な現象」についても「思考の整理学」から引用してみましょう

書き進めば進むほど、頭がすっきりしてくる。
先が見えてくる。

もっともおもしろいのは、
あらかじめ考えてもいなかったことが
書いているうちにふと頭に浮んでくることである。

 

これです。

この「お、こういう話になってきたか、自分(の右手)!」(笑)

という、明らかに自分の理性のコントロール外から導き出された文章は、予想以上に面白い着想を含んでいるものです。

これはアイデアが「ハッ」と浮かんで、慌てて、溢れ出すことばを書き止めた経験のある方ならわかるはず。。。

「ちゃんと書く」のは、後からいくらでも手直しできるわけですし、さらに言えばプロの編集者によって最終的にはバッサリ切られたり、こねくり回されるものです。

「削られた言葉の数だけ、残った言葉が光る」とも言います。

最初は、活きのいい内に、とにかくたくさんの素材を書きだすことを意識して、後からゆっくり調理することを意識してください。

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増刷率90%。平均部数49,000部。

奈良県出身 同志社大学卒業後、学習研究社(現・学研ホールディングス)入社。
書店促進部を経て、一般書販売課へ配属。2つの編集部を担当し、年間最大400冊のマーケティングを担当。
膨大な点数を扱いつつ、新人著者の売り伸ばしや仕掛け販売に注力。
上原愛加のプリンセスレッスン(シリーズ100万部突破)などの売り伸ばしに成功する。その後、出版プロデューサーとして2010年に独立。

『血流がすべて解決する』(23万部)『奇跡の営業』(6.3万部)など主にデビュー作をプロデュースし、ベストセラーへと導く。

業界では数少ない、出版社マーケティング部出身の出版プロデューサー。

業界の活性化を目的として、版元・書店との人脈を活かした合同勉強会や、新卒向けにメディア就活ボランティアも行なう。

「営業だったからこそ、著者・出版社・書店に提供できるモノがある」と増刷ロジックや書店巻き込みマーケティングを駆使したプロデュースを行う。

本は読者のためにある。という考え方から「ブランディングの為に本を出したい」とおっしゃる方には、笑顔でドロップキックをプレゼント(笑)


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