チョコは冷やすのが正解だと思ってるんだけど、キットカットはちょっと違うかな・・・と昨日思った出版プロデューサー西浦です。
2月15日は月に一度の会員制出版グループコンサル「BSC」でした。毎月15日前後に開催してるので、狙ったようにバレンタイン翌日でたくさんチョコレートを頂きました。すいません、催促したみたいな日でごめんなさい。でも来年もまたバレンタイン前後に開催です(笑)
さて出版セミナーではなく、会員制にしてBSC(ベストセラーキャンプ)と呼んでいるのは、皆で同じことをするセミナー形式ではなく、それぞれ個別の課題と向き合う会でありたいからです。
目次
高いパフォーマンスは自分に合ったやり方から
BSCでは会員にとって役立つ情報やアドバイスを提供しています。たとえば今回はブログの話もしたし、文章の書き方、企画の考え方などすべて個別にアドバイスしました。
なんでこんな面倒なことをするかというと、著者は全員違う個性を持っているからです。
例えば原稿を書く時間の取り方も、人によって違います。
- 毎朝、何時から何時までと決まった時間をとっている人もいれば
- 移動時間などのスキマ時間にちょこちょこ書いて、後でまとめる人
- 「今日は書く日!」と集中する時間を取る人もいます。
高いパフォーマンスを発揮するのが目的なので、方法はそれぞれにベストなものを選べばよいと思っています。
だからこそのグループコンサルなんですね。ペースも課題もそれぞれ違います。
文章を書くという行為
ちなみに僕は「夕方から深夜に書いた方が良いタイプ」の人間です。朝だと何にも浮かんできません。たぶん僕にとって「書く」ということはその日に吸収したことや体験したこと、溜めた感情を「吐き出す」行為なのでしょう。
だから朝はさわやかすぎてなーんにも書けません。お風呂もさわやかになるのであんまり良くないけど、湯冷めする頃には書けるようになります。
ということは「スキマ時間でネタをちょいちょい溜めておく」スタイルは僕に向いていません。そのネタをメモしたときと、そのあとで文書にするときが別の日だと、吸収したこと、体験したこと、溜まっている感情がまったく別で、テンションから何から全く変わってしまうからです。
そういうタイプに「スキマ時間でちょこちょこネタを書きなさい」って言ってもストレスでしかありません。逆にそういう個性がわかっていれば『スキマ時間で書く方法もあるけど、西浦さんの場合はかならずネタだけじゃなくて、文章として「途中まで」書いてください。途中で留めるのはその時のリズムに後から乗れるようにするためです。可能なら、他に見出しを2個3個書いておくと、ベクトルも見失わないでしょう』って言うアドバイスもできます。
けっこうみんなのこと考えて細かいフォローしてるんです。偉いな、やっぱりチョコくらいもらってもいいな。
ニートも上場社長もごった煮で
著者を探すときは共通の基準で厳しく見ていますが、そこさえクリアしてしまえば他はなんでもアリなので、みんな「個性」も「属性」もバラバラです。業種も職種も違うし、性別や年齢の差、社会的な地位などは些末なことだなぁと思っています。
だからクライアントにはニートから上場企業の創業社長までいましたが、みんな同じ扱いです。大切なのはやっぱり読者との向き合い方とか、自分の分野での実績、ノウハウのオリジナリティなどでしょう。
仲良くしないことにOKを出すと、仲良くなる
BSCでは個別対応でアドバイスするものの、グループコンサルなので、会員同士が毎月顔を合わせます。個性はもちろん、バックボーンも全然違うメンバーが集まるので、共通言語が非常に少ないのです。だから「仲良くしなくてはいけない」とは思っていません。仲良くしないことにOKを出しているという感じでしょうか。もちろん嫌い合えとは言わないのですが、仲良くする人も、しない人もいていいじゃないかというスタンスです。
仲良くしてくれた方が販促のときにプラスになりますが、そういうメリットのために合わない人と仲良くするのも違うと思いますしね。
ところが昨日は知らないうちに会員さん同士がすごく仲良くなっていたのを知って、嬉しかったです。東京と関西で、住んでる場所も違う会員さん同士が、互いの家族の話をして盛り上がっていました。『BSCに入って、あの人(他の会員さん)に出会えたことがいちばん良かったやんかー!』とご家族に言われたそうで、そこはさすがに『いや、もっといろいろあるでしょう!?』とツッコミましたが。。。笑
僕が「すごい!」とか「面白い!」と思った方々をスカウトしているので、やはり仲良くなってくれると嬉しいものです。
仲良くしろと言って仲良くできるなんてことはあり得ないと思うし、仲良いふりをする必要もないのです。仲良くしてくれと言わないからこそ、本当に仲良くなる人たちが出てくるのでしょう。
つまり僕は関係ないってことですね笑