こんにちは!豆乳ランキング1位が紅茶、2位が麦芽コーヒー、最下位がバナナの出版プロデューサー白木です。
この記事は、著者から「ずっと笑ってるラジオ」と称された(笑)本でベストセラーを目指す人のための番組『コウジニシウラのおしゃべり出版ウラ表紙vol.40』の概要です。
出版プロデューサーの西浦とフリー作曲家のあるうらさんによるラジオ形式の番組ですので、移動中など気軽に聞いてみてください。
今週も素敵なゲスト、ワニブックス編集者の内田さんをお迎えしております!
当サイトとfacebookページの双方で配信していきます。(内容は同じものです)
ご視聴は ↓ からどうぞ!
目次
引っ越して1年、美容院が定まりません!
西浦「どーもー、出版プロデューサーの西浦でーす。」
あるうら「え、そのまま?(笑)どーもー、散髪する時の美容院が定まらない、フリー作曲家のあるうらです。」
内田「どーもー、大前研一です!」
西浦「え!?うそやん~笑」
内田「ウソも言ったほうがいいかと思って(笑)」
西浦「よろしくお願いしまーす。誰いったらいいの?散髪屋かな?」
あるうら「定まらないんですよ。去年の3月に引っ越ししてから当時行ってた美容院に行かなくなったんですよ。その後自分に合うところを探して1年経つんですけど、まだ見つかってない。この前、新宿行って店長のお兄ちゃんに切ってもらったら、話しやすいしいいなと思ったんですけど、最後に″この店あと1か月で閉まるんですよ~″って言われて(笑)お兄さんどうされるんですか?って聞いたら、″八王子で店長やらないかって話があるんでやります″って。八王子か~っていう。」
西浦「わかります。僕は前から恵比寿で切ってるんですけど、他ダメですね。浮気できない。普通っぽい髪型をいい感じにしてくれる人って少ないですよね。」
あるうら「僕はトークがメインなんで(笑)」
西浦「髪型じゃないんですね(笑)」
内田さんは、なんと人から送られてきたFAXで髪型を決められた!?(笑)続きは本番ラジオでお楽しみください~
ウソがつけず、褒めまくる編集者=内田さん
西浦「最終週なので内田さんのキャラクターを出していきたいと思うんですけど、内田さんと2年くらいの付き合いになるんですけど、とにかく僕のことを褒めてくださるんですよ。社交辞令って世の中あるじゃないですか。僕も社交辞令ってわかるんですけど、ずっとやるんですよ。2年も経つのに。」
あるうら「社交辞令を(笑)」
西浦「ある時、″ギースさんとカメラマンさんの3人で飲み会するのでよかったらいらっしゃいませんか?″って言ったら、″カメラマンの神と音楽業界の神と出版業界の神が飲み会をされるんですね!″って。もうギャグじゃないですか(笑)他の2人はすごいけど。だから″いやいや僕なんて凡人です。凡ザルです″って言ったら、″凡ザルなんていう言葉を作ってしまうなんてまさに天才ですね″って。」
内田「よく覚えてますね(笑)」
西浦「すげーなこの人って(笑)」
あるうら「褒めるっていうか小ばかにしてるんじゃないか(笑)」
西浦「褒めがすごいことを不思議に思ってて。周りに聞いたら、あの人本当にそう思ってるんですよって。」
あるうら「共通の知人がいるんですね。西浦さんだけをほめるのか、他の方もほめるのか?」
西浦「他の方もほめてると思いますよ。なんでそんなに褒めるのかなと。」
あるうら「内田さんはどういう方をほめたくなるんですか?」
内田「尊敬する方ですね。自分にないアイディアを持ってるとか。その最筆頭が西浦さんです。」
あるうら「まさにゴッド、ゴッド西浦。」
西浦「あー、これゴッドパティーンや(笑)」
内田「本当に思わないと絶対ばれるので。顔に出やすいタイプなので。本当に思って、感動が言葉に出てしまうんですよね。」
あるうら「確かに、水戸黄門で泣く人はウソつかないですよ。」
西浦「本当に思ってんのか?ってのはありますよ。デカすぎて、ボケようとしてるのかなって。だから僕は、より面白く返していこうとしてます(笑)」
内田「おっしゃる通り、西浦さんの場合はそうです。」
西浦「やっぱり褒めてないじゃないですか(笑)」
内田「ボケを重ねてくださるので、いい本作りたい時のベストなパターンでございます。受け入れて重ねるので調子に乗ってしまう時もありますけど。」
西浦「なんでそんなウソつかないんですか?」
内田「ウソがつけないんですよね。ウソつく人憧れるんですけど。」
あるうら「態度にも出てしまうんですか?」
内田「すぐ出るみたいで。」
西浦「不機嫌な顔とかしたことあるんですか?」
内田「しないようにはしてるんですよ。表情で顔が動くみたいな本を読んでからは、気持ち悪いくらいに口角を上げていこうと思って。それも含め、心にないことを言おうとするとすぐ顔に出ます。」
西浦「それは仕事でもウソをつかない、ほめるっていうのは使ってるんですか?」
内田「私はすべてが褒め起点で、こうしたほうがいいんじゃないですか?とか言いにくいことも一発褒めを挟んで言ったり、褒めの中にこういうニュアンスを含ませて最後褒めて終わるとか。」
あるうら「それ相手気づきます?」
西浦「褒められてると思うよね?」
あるうら「僕もやったことあるんですけど、結局、直球でこうしたほうがいいよねってはっきり言わないと、僕は伝わらなかったので。」
西浦「褒め→修正→褒めってことでしょ?褒めで修正を挟んでるんだよね。それは、褒めが残るよね。伝わってないんじゃないかって時あるんじゃない?」
内田「そういう時はですね、ABパターンで、今Aですけど、Bにしたらこうなりますよって言って。Aもいいですけど。って終わる。」
西浦「じゃあ、Aでいいんじゃないですか?ってなったら。」
内田「Bのメリットをめちゃめちゃ押します。」
あるうら「そこは熱くなるんですね。」
西浦「Bがいいんじゃねーか(笑)」
内田「結局そうですね。挟んだときはそのパターンが多いですね。」
西浦「実は、ライターさんを内田さんにご紹介いただいて、一緒にお仕事してるんですけど、すごい内田さんのことをいじってるんだなってのがわかるんですよ。ライターさんと飲むんですけど、内田さんの話が良く出るんで。ライターさん曰く、″あまり人をいじらないけど、内田さんはいじってしまう″って。なんか愛さる魅力的なものがあるんですよね。」
内田「ありがたいです。」
西浦「プロデューサーってひょっとしたら愛される力が大事なのかもしれないですね。」
内田「そうですね。プロデュースってことは、最後を決めなければならないので、最後を決めるってことは、納得して頂ける対応、作り方でないと通せないので。そこは気を付けてるかもしれないですね。」
西浦「なるほど。おぎやはぎが好きって書いてますね。影響してるんですか?」
内田「漫才とかトーク番組とかで、相手を褒めるじゃないですか。褒めつつ笑いを取るって最高じゃないですか。」
西浦「ほんまに関係してたんや(笑)」
あまり出版の話しと関係なく、芸人さんの話しが楽しく続いていきます・・・(省略)
アニメ好き+政治?本を買う人の新しいニーズとは?
西浦「編集者さんがゲストに来ていただいたら、毎回、今後どういう本を作っていきたいですか?とか、出版業界は今後どうなっていくと思いますか?って未来の話を聞いてるんですが。ワニブックスという貝殻ビキニの写真集で常に時代を先取っていく出版社なわけですよ、エポックメイキングな。ワニブックスには、30代って内田さん以外何人くらいいるんですか?」
内田「30代はですね、部署では男性で私ともう1人くらいです。」
西浦「かなり少人数ですよね。その層って現場としてはいちばん上ですよね。」
あるうら「大車輪の活躍を。」
西浦「一番大事な、一番美味しい。今後のワニブックスを背負っていくんじゃないかと。どうしていきたいとかあるのかな?と。」
内田「そうですね。出版不況と言われますけれども、今はSNSを通して色んなニュースを見る機会が増えたと思うんですよ。だからニーズはむしろ広がってるんじゃないかと感じておりまして。例えば、アニメ好きの方が、たまたま目に入ったネットニュースで、日本のことや政治のことが気になっていたりすると思うですよ。今までなら(SNSが無かったので)能動的に新聞を読んだり、テレビを見たりしなければ政治のことに興味を持てなかったですが『あれってどういう意味なんだろう?』とか『日本って今どうなの?』とか気になってる人は多いんじゃないかと。」
西浦「アニメしか興味なかったのに、ニュースとかのおかげで日本の政治のこととかに興味が湧いてくるよと。」
内田「そういう人もどんどん出てくると思うんです。アニメ強い+政治ちょっと興味あるよっていう新しい層だと思うんです。そこを狙った、アニメを駆使した政治をわかりやすくする本とか出てきてもいいと思うんですよ。出版がキュキュとなってく(規模が縮小していく)ように言われますけど、新しいニーズはどんどん増えてると思うので楽しみで、詳しい人とやっていきたいなと思っています。」
あるうら「端的に言うと、アニメ好きの出版能力のある方とからんでいきたいということ。」
内田「いいですね、アニメは組み合わせが色々できると思うので。」
西浦「そんなにアニメの本は作ってないですよね?」
内田「全然作ってないです(笑)1ジャンル作ったら、次へ行きたいという感じです。」
西浦「アニメは好きなんですか?」
内田「アニメはそんな好きじゃないんですよね。」
西浦「えー!?」
内田「ガンダムとか好きなんですが、好きな人の話を聞いたり、なんで好きなのかを噛み砕くのが好きなので、勝手に方程式を作って、すごい知識の人と合わさって、いいものを作るのがいいんじゃないかなと。自分が触れてこなかった業界で、ファンが付いてて面白い作品を待っている業界はたくさんあると思うので。」
あるうら「アニメ自体は、日本の誇る文化ですし、お金も落ちてるところだと思うんです。どういった層がお金を使ってるかを仕事柄調べることがあって、でもあんまりネットとかには載ってなかったので、そういう本があれば、新しいことをやろうとしてる人たちには刺さるコンテンツかなと思いましたね。」
西浦「女子向けかなって気がしましたけどね。僕自身が出版で女性を狙ってまして。男性買わなくなったし、口コミしないし、女性は年齢や状況問わず恋愛にお金かけるんですよ。アニメに恋をされるんですよね。ファンになったキャラクターにお金落としてる。ガチャ回したり経済を回したりしている。その人たちが本を回して頂けると、もうグリングリン回ると思うんですよ。」
内田「そうなんですよ!」
あるうら「羽生結弦さんとか超恋してますよね。」
西浦「ぶっちゃけああいうものだと思ってて。あの…女性向けのエロコンテンツって売りにくいんですって。男性側は女性がエロいけど発散する場所がないからニーズは表層化されてこないと思いこんでて、でも、そもそもそんなにエロくはない。女性は恋愛は好きだから、女性のエロコンテンツで売れてるのが、デートが入ってるビデオなんですよ。その男優さんのファンイベントとかしたりするんですって。恋をして、その人にお金を払ったり、結果的にその人と性的なことをするのは全然OK!」
あるうら「最後に濃厚な(笑)」
西浦「エロアイテムを売ってる営業女性のブログを読んでそうなんだって勉強になって。内田さんと今後女性向けの本を作りたいなと思います。」
内田「素晴らしいですね。」
ワニブックスの内田さん、4週間楽しいお話をありがとうございました!女性向けの本でのコラボに期待しております!
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