こんにちは!10年前から高橋一生に注目していた、出版プロデューサー白木です。
この記事は、著者から「ずっと笑ってるラジオ」と称された(笑)本でベストセラーを目指す人のための番組『コウジニシウラのおしゃべり出版ウラ表紙vol.34』の概要です。
出版プロデューサーの西浦とフリー作曲家のあるうらさんによるラジオ形式の番組ですので、移動中など気軽に聞いてみてください。
当サイトとfacebookページの双方で配信していきます。(内容は同じものです)
ご視聴は ↓ からどうぞ!
目次
日本一タートルネックが似合うベストタートルネッカー
西浦「どーもー、『シップ(湿布)』って漢字で書くと面白いよね、出版プロデューサー西浦です。」
あるうら「どーもー、最近僕の中でのベストタートルネッカーが決定しました、フリー作曲家のあるうらです。」
西浦「よろしくお願いしまーす。」
あるうら「よろしくお願いしまーす。」
あるうら「ベストタートルネッカーは、タートルネックとの造語ですが、ベストジーニストってあるじゃないですか。日本人でタートルネックが一番似合うのは石原良純さんだと思うんですよ(笑)」
西浦「確かに着てる印象あるな~(笑)」
あるうら「パッとタートルネックが思い浮かぶんですよ(笑)」
西浦「シーズン関係なく着てそう(笑)」
湿布に関するマニアックで面白い西浦さんの解説はぜひ本編でお聴きください(笑)
コウジニシウラが最近読んでいる本と感銘を受けた本
あるうら「西浦さんが最近読んでる本とかありますか?」
西浦「えらい、さらっとした質問きましたね(笑)」
あるうら「音楽をやっている人が共通して質問されるから準備しとけっていう質問が、最近聴いている音楽は?と一番最初に買ったCDは何?で、その答えでその人の人間性とかどんな音楽作っているかがわかるんです。本だとどうかなって。」
西浦「そんな分析的な質問、答えるのごっつ怖いんですけど(笑)」
あるうら「自分も質問振っておいて、(音楽の)答え用意してないんで、やっちまったーと思ってます(笑)」
西浦「(1月21日の収録当時)最近読んでいる本は、『超チーム力 会社が変わる シリコンバレー式組織の科学 』っていう本を読んでいまして。理由は簡単で、ある腕利きの編集者がチーム・コミュニティの記事をシェアしていて、それを読んで“参考になる”って感想を書いたら、“この本も参考になるかもしれません”って紹介してくれて。まだ300ページ中100ページくらいなんですけど、完全に面白いですね。」
あるうら「その方が、もともと良いといっていた本は?」
西浦「本ではなく、WEBの記事ですね。センスを信頼している人のおすすめの本や、たくさん読んでいる人のおすすめの本は、その人のチェックをくぐりぬけているわけなので読むときに安全パイだと思います。」
あるうら「何目的で読むんですか?」
西浦「(この本については)『自分に取り入れたい』かな。僕らは人と一緒に仕事をすることがほとんどなので、プロデュースって座組と設計だと思っていて、設計図を書いて、座組に合わせて書き換えたり設計図に合わせた座組を組むこともあるけど、どっちにしろチーム力を発揮できる設計図なのかどうかとか考えたり。チーム力というと設計図の書き方の話にもなるだろうから、僕の中では勉強し直し中です。」
あるうら「最初に感銘を受けた本はなんですか?」
西浦「若い頃ですけど、すげー昔だと『きっちょむさん』とか(笑)」
あるうら「感銘を受けた本ですよ(笑)」
西浦「『きっちょむさん』の話はけっこう、おーーと思う話がありますよ。」
あるうら「一休さん的なやつですよね?」
西浦「子供向けに昔話をきっちょむさんでアレンジしてるのが多かったですけど。ある時、きっちょむさんの弟子が高い棒に上って大工仕事をしなければならなくて、高いところ上るからみんなが心配してるのに、きっちょむさんは腕組んで何も言わないんです。でも仕事終えて2階~3階くらいの高さに降りてきた時に初めてきっちょむさんが“気をつけろ!”って言って、その時に油断するよっていうのを読んで“おー!”と、小学校3~4年の時に“きっちょむさん、すごいなー!”って感銘を受けましたね(笑)」
あるうら「2階~3階が危ないんだなーって(笑)」
西浦「15階とかじゃないんだなー!って(笑)」
西浦「あるうらさんの最近聴いている曲教えてくださいよ。」
あるうら「Jポップのヒットチャートが毎日Spotifyで更新されていて、それをひたすら聞いてますね(笑)」
西浦「Spotifyの中で聴かれてるランキング?」
あるうら「どういうふうに仕組みのランキングかわかりませんが、とりあえず流行ってんねやっていうのをめっちゃ聴き込んでます。」
西浦「なぜこの曲がベスト5に入ってるかは調べてないけど?」
あるうら「なんとなくわかる。紅白にあったから出てたアーティストのこの曲かとか、宇多田さんが1月にCD出すから、以前のヒット曲がミックスして流れていたり。」
西浦「嵐とかアイドルの新曲や、アニメとかオリコンだと入ってくるから、それではないのなら、Spotifyの中のランキングかなと思って。」
あるうら「確かにアニメとかないですね。アイドルはあるんですよ。アニメは別で特集されてるからかもしれない。」
西浦「最初に感銘を受けた曲は?」
あるうら「感銘というよりリアルに買ったのは2つあって。サザンオールスターズの『マンピーのG★SPOT』とSMAPの『しようよ』って曲なんですよ(笑)“なんやわしは”と(笑)」
西浦「『きっちょむさん』よりひどい(笑)」
あるうら「小学4年とかで少ないお小遣いで、これは!というのしか買えなかったのでシングルを買って、その2枚を大事に抱えてる思い出がありまして(笑)マンピーは最初ギターで始まってて、それがカッコよくてビビッときたのかな。」
西浦「A面でしたっけ?B面じゃなかったですか?」
あるうら「B面だったかもしれないですけど、テレビで何回も歌っていて良い曲だなと思って買ったので。」
西浦「確か『愛の言霊』とのカップリングだったかな?」(→全然違いました、すいません。)
あるうら「これ言うとみんな笑うんですけど(笑)」
『読むべき本』は読むためのきっかけ作りが重要
あるうら「どうやって本を選んでるかをお聞きしたいなと。」
西浦「よく聞かれますね。」
あるうら「誰に?編集者さん?」
西浦「プロ同士は聞かないですね。どの作家好きですか?とかは聞くけど。いわゆる読者の方からよく聞かれますね。本に詳しいと思ってもらってるからね。」
あるうら「どうやって?っていっても“こっちは全部見とかないかんのじゃ!”って感じですよね。」
西浦「正直ね(笑)売れてるのは読まないといけないですし、単純に量はこなしますよね。数が多い時にどうやって読む本を選ぶかなんですけど、仕事用とプライべート用を意識して分けます。」
あるうら「大変やな(笑)」
西浦「『売れてるから読む』は仕事用ですよ。売れてるか関係なくテーマが面白い、タイトルが好き、オビが最高、好きな作家さんの本はプライベート用じゃないですか。そのバランス的に『自分が好き』の比重が増えすぎないようにしてます。好きな本1冊読むなら、仕事用も1冊読む。ていうか読まないといけない本溜まってるので。仕事用の本も読んでみたら面白かったっていう本も多いので。きっかけ作らないと読めない本があるから。人にテーマをもらって読むことを意識することで、ジャンルが偏らないようにしてます。」
あるうら「色んな物を読まないとってことですね。」
西浦「月1で読書会をやっていて、テーマを1つ決めて読んで来て発表するっていうスタイルなんですけど、僕がテーマ決めずに提案されるものもあるので。前回は“哲学”って言われて、“哲学かー(読もうと思っていた本)読むかー”って。」
あるうら「西浦さん哲学の本持ってましたよね?」
西浦「『世界十五大哲学』って本をずっと前から積読しているので、“よし、じゃあいこー!”って。読まないといけない本がいっぱいあるから、きっかけ作りが重要ですよね。」
あるうら「本って1冊にかける時間多いですもんね。音楽は5分なので。」
西浦「そこはうらやましいですね。映画も全部だとだいたい3時間ですからね。」
あるうら「ただ、音楽は1回聴いただけじゃ何も得られないですよ。」
西浦「曲の構成聞き分けたり?」
あるうら「構成とかオーケストラの作り方とか。メロディもどこで始まって、どこで終わってるとか全部同時に聞かないといけないので。」
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