こんにちは!最近、近所にできたタピオカミルクティー屋さんに週1以上通っている出版プロデューサーの白木です。
この記事は、著者から「ずっと笑ってるラジオ」と称された(笑)本でベストセラーを目指す人のための番組『コウジニシウラのおしゃべり出版ウラ表紙vol.25』の概要です。
出版プロデューサーの西浦とフリー作曲家のあるうらさんによるラジオ形式の番組ですので、移動中など気軽に聞いてみてください。
今回は、年末スペシャル!初めて当番組にお問い合わせを頂いた方への回答をさせて頂きました。
ぜひ皆さんもFacebookページからコメントください!
当サイトとfacebookページの双方で配信していきます。(内容は同じものです)
ご視聴は ↓ からどうぞ!
目次
BBQのプロ集団と山田詠美先生の言葉に助けられた青春時代
西浦「『バーベキューは人にしてもらうもの』出版プロデューサーの西浦です。」
あるうら「どーもー、失恋の定番は山田詠美を読む、フリー作曲家のあるうらです。」
西浦「いいっすね~。」
あるうら「西浦さん、“どーもー”が抜けてますね。」
西浦「緊張してますから。」
あるうら「いつもとスタジオが違いますからね。」
西浦「この間バーベキューに連れてってもらって食べたんですけど。あるうらさんバーベキュー得意ですか?」
あるうら「楽しめますね。」
西浦「バーベキューインストラクターっていう資格があって、4人インストラクターが集まったんですけど、黒毛和牛のTボーンステーキとかふつう日本であんまり出回らない物が出てきたりしたんですよ。」
あるうら「バーベキューですよね?河川敷とかで?」
西浦「普通の公園のバーベキュースペースとかですよ。ソフトシェルシュリンプのアヒージョとか作ってくれて、機材がプロが使うようなやつなんですよ。僕らは食べてばっかりで悪いな~と思っていたら、その人が“バーベキューは人にしてもらうもんですよ”って!カッコいい!!!」
あるうら「でも、費用は払ってるんですよね?」
西浦「参加費3000円出しただけですよ。黒コショウとかも生コショウで。一生のうち一番おいしいバーベキューでしたね。もう、自分でやるのはやめておこうって思いましたよね。」
西浦「あるうらさんは、山田詠美?」
あるうら「大好きです。きっかけが、誕生日占いが好きで、2月8日生まれだったんですよ。」
西浦「山田詠美先生が2月8日生まれなのね。」
あるうら「中高生の時に初めて読んで、“大人の恋愛が半端ない!”なと。俺もいつかこういう恋愛をしたいと思って読んでたんです。その後、大学で失恋して、飯も食われないって時に、家で山田詠美さんの本を見つけまして。読んで立ち直りはしないけど、表現に助けられたんですよね。」
西浦「失恋の仕方ひとつとっても『美しくあれ』って感じの作品が多いですよね。別れた相手のことを悪くいうのは美しくない、ちょっと前までその彼と自分は対等だったのだからとか。」
あるうら「Twitterで誰かがBOTを作ってて、“気にすることはないよ、僕は君がそばにいてくれるだけで幸せな人だから”とか表現がツイートされていて。」
西浦「それ、普通ですね(笑)僕が好きなのは、“スーツが似合う条件ってわかる?スーツを脱がしてみたいと思う人よ” っていうヤツです、エローーい!!」
あるうら「かっこいいなー。」
西浦「背が高いところにある恋愛ですよね。」
表現って本当に著者のセンスが光りますよね~。さてさて、お2人がなぜ緊張しているかというと・・・
緊張!憧れの松本人志さんと同じ空間で録音
あるうら「皆さんお気づきでしょうか?」
西浦「西浦もあるうらも緊張しているじゃないかと。」
あるうら「こんな広いスタジオでね。」
西浦「いつもは近すぎて肩あたるんじゃないかって感じですもんね。今回は、年末年始放送なので、誰も聴いてないだろうからゲストは呼ばず、2人でスペシャルなことをしようということで、このスタジオをお借りしました!」
あるうら「AirVoiceStudioさんですね。なぜこちらを借りたかというと、1年に1回ご褒美としていいところ借りようといってスタジオを探していたら、『松本人志の放送室』をやっていたという実績があると知って、絶対ここでやろう!と4月~5月あたりに決めたんですね。」
西浦「僕ら、松本人志さんと高須光聖さんの『放送室』ていうラジオ番組が好きで、WEBラジオやろうとなった時に、お互いあえて言わなかったけどスタイルとしては『放送室』に似せていこうという方針になりました。」
あるうら「最初の自己紹介も、松本さんたちが4回目くらいからやっていて、僕らの番組にもフックになるものとして入れると面白いかもねということに。」
西浦「どういう人が本を作っているのかキャラクター含め知ってほしいということで自己紹介を入り口で入れてます。松本さんたちのような芸術的なことはできないですが、ただのパクリではなく、僕らなりにしょうもない自己紹介をしようと。」
視聴者から初のお問い合わせ!
あるうら「ノリでやっているウラ表紙ですが、ようやく初めて一般の方からお問い合わせが!」
西浦「『聴いている人いたんだなー』って、びっくりしたよね(笑)」
あるうら「ニッチをついているネットラジオなので、出版について色々と西浦さんから情報をお聞きしているんですが、頂いたコメントを読みます。投稿者名は伏せますね。」
『すみません、いつも楽しくラジオを聴かせて頂いています。新聞広告を出す書籍と出さない書籍がありますが、出版社さんは何を基準に出すのですか?あと、増刷のコツがあれば教えてください。健康書ならこのテーマとか。本って広まらないとたくさんの方を笑顔にできないじゃないですか。けど本当にラジオが楽しくて仕方がないです。』
西浦「ヨイショしてくれてますね(笑)」
あるうら「9月29日にお問い合わせいただいていて、いったん西浦さんからFacebookページでお答えはしているんですね。」
新聞広告を出す基準は?
西浦「新聞広告を出す出さないの基準は、出版社ごとに方針は違うけど、新刊を発売した直後や翌週に1回出すって決まっているところは多いですね。あとは、広告出すことで売り上げが伸びるやつは出します。」
あるうら「毎月出すんですか?」
西浦「特定の新聞に枠もっているところも多いし、“明後日空いたよ”といわれたら、作ってある広告を出したり。」
あるうら「広告は、こういうものが出ましたって、オビの内容を出すんですか?」
西浦「サイズにもよるけど、タイトルと著者名だけを並べるものもあれば、紙面の広告枠半分使って、表紙デザインや感想・10万部突破のポップとか色々入ってくる場合もあります。」
西浦「どの新聞に出すかも選んでいるので、日経と読売なら読者数は読売が多いけど、ビジネス書なら読者層的に日経優先、健康書なら読売優先とか決めてます。」
あるうら「広告は、見ている層にマッチするかどうかということですよね。」
西浦「新聞は年配の方向けのメディアになってきているので、健康書は相性いいですけどね。」
増刷判断がされる初速では何をすればいいの?
あるうら「その方から追加質問がきています。」
『返信ありがとうございます。本当に返事が来るんですね。初速勝負について聞きたいです。』
西浦「返事来ます、生きてます(笑)」
あるうら「BOTじゃないですよ(笑)」
西浦「初速勝負って、出版して1週間の売れ行きのことですが、増刷のコツで初速勝負は何をしたらいいのか?という質問ですよね。」
西浦「1週間で本を買ってくれるのは、毎週本屋に行ってる人です。2週間に1回の人ではダメなわけですよね。毎日か週1の人に買ってもらわないと困る。なので、その棚に行くマニア向け、僕は“読者の玄人”って呼んでるんですけど、玄人向けのオビをつけておく。そういう人が“新しい!読んだことない!”っていうのを訴求してあげる必要があります。」
あるうら「健康マニアたちが騒げば、“この本いいよ”って口コミになるわけですね。」
西浦「TwitterやFacebookでシェアしてくれたり、普通にお茶しながら”最近いい本買ったんだ”ってね。」
あるうら「でも、毎週、毎日、健康本を読みに来る人ってどんだけやばいねん!?」
西浦「やばいんじゃないの!健康意識が高いの(笑)大人は体のどこか常に悪いでしょ。」
あるうら「業界関係者とか、医者や整体師が読んでるのかな?」
西浦「医者はそこまでないかもしれないけど、関連する仕事の方、ヨガインストラクターとかはいますね。プロとかセミプロが読んでオススメできる本である必要がある。」
あるうら「1週間で大事なのは、インフルエンサーが認めて芋づる式に売れるってことですかね。」
西浦「それはありますね。あと、発売1週間で買ってくれるのは、関係者。親とか、会社の部下とか、お友達、仕事仲間、直接連絡して『本出たから買って!』と宣伝をする。発売に合わせて、半分の人が買いに行ってくれたらいいですね。」
あるうら「親兄弟しか頼りがいなかったら“本書くなよ!”ってなりますよね。」
西浦「そうね(笑)だから今はSNSのフォロワーつけてる人が多いですね。」
あるうら「Twitterのフォロワー数とかも著者としては求められるんですか?」
西浦「ブログやメルマガならユーザ数、PV数など。実際買ってもらえないと意味がないので、数が多けりゃいいわけじゃないけど。」
あるうら「ファンがどれくらいいるかですね。」
西浦「買ってくれる人がどれくらいいて、動いてくれるか?が大事ですね。『いつか買うわ』では、買わないですから。」
来週以降も年末年始スペシャル!どうぞお楽しみください。
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