こんにちは!出版プロデューサーの白木です。
この記事は、著者から「ずっと笑ってるラジオ」と称された(笑)本でベストセラーを目指す人のための番組『コウジニシウラのおしゃべり出版ウラ表紙vol.22』の概要です。
出版プロデューサーの西浦とフリー作曲家のあるうらさんによるラジオ形式の番組ですので、移動中など気軽に聞いてみてください。今週も映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』の公開を記念して、センジュ出版代表吉満さんをスペシャルゲストにお迎えしております!
当サイトとfacebookページの双方で配信していきます。(内容は同じものです)
ご視聴は ↓ からどうぞ!
目次
もみあげないプロデューサーとぜいにく母ちゃん
西浦「どもー、もみあげがない出版プロデューサーの西浦です。」
あるうら「どもー一番人生で大きい声を出したのは“ボケー!”でした、フリー作曲家あるうらです。」
吉満「息子に商店街で大声で、“ぜいにく母ちゃん!”と呼ばれた吉満です。」
西浦「やるなー息子(笑)呼ばれてどうしたんですか?」
吉満「町のひとみんなに見られました。」
西浦「笑ってました?」
吉満「苦笑い。」
西浦「もみあげ僕ないんですよ、もともと。生えないんですよ。女の人と同じ生え方してるんです。
けっこう困るし、ひげが生えてこないからショートカットが難しい。あと、ちょっと恥ずかしい。」
吉満「恥ずかしい?」
西浦「恥ずかしい。ルパン的なことができないんです。(ヘアー&ヒゲスタイル的に)」
大学時代の旅行で一番大きな声を出したというあるうらさんのネタは、ぜひ放送で!!
出版まではスムーズに進んだの?
西浦「先週は動画がきっかけで本になったとお聞きしたのですが、すぐに出版することになったんですか?」
吉満「わりとスムーズで、すぐご本人たちに会えました。」
西浦「変な人来たなって思われませんでしたか(笑)」
吉満「思ったと思いますよ(笑)でも、すごく明るいご家族で、初対面なのに家族の一員に入れて頂けたような感覚でした。」
あるうら「お会いしたのはお2人だけなんですか?」
吉満「いえいえ、奥様のご実家にいらっしゃったので、ご両親にもお会いしました。」
西浦「婿養子になられたんですよね。」
あるうら「予告編にも出ていたんですけど、お母さんが、娘の婚約者を家族の一員だと思ってるからこそ『他の人を探してくれって』おっしゃる方で、本当に相手の幸せを考える方で、すごく人となりが出ていますよね。」
西浦「僕は、主人公夫婦より、両家のご両親に感情移入して読んじゃいましたね。」
吉満「そうですよね。夫婦と年齢が近い人にはもちろんすごく響くし、お子さんを持っている方は自分の子どもがこの状況になった時にどうするかという点に共感してもらえるなと思ったんですよね。」
あるうら「今のはいい予告というか告知みたいですね(笑)」
吉満「本当に、映画でご両親を演じている薬師丸ひろ子さんたちの演技が素晴らしくて!」
西浦「12月16日全国ロードショー、皆様『8年越しの花嫁 奇跡の実話』ぜひ観てください!」
映画化はどのタイミングで?
西浦「どこのタイミングで映画化の話がきたんですか?」
吉満「けっこう早かったんです。本が出る前、編集中に松竹さんから主婦の友社さんに連絡がきて、その後、ありとあらゆる配給会社やテレビ局からもドラマ化の提案がきました。途中でアンビリーバボーさんが取り上げてくださったことで、より一層注目が集まったんです。」
西浦「松竹さんは何きっかけで知ったんですか?」
吉満「YouTubeかアンビリバボーだと思います。」
西浦「アンビリバボーさんは動画で?」
吉満「そうだと思います。」
西浦「ドラマの予定は?」
吉満「全部お断りして映画にかけてたんです。TBSさんが映画の制作に入っているので、TBSさんが権利としては一番近いと思いますが。」
あるうら「断ったというのは?」
吉満「映像化は映画をファーストにしたいということです。」
あるうら「それは誰の意向だったんですか?」
吉満「松竹さん、主婦の友社さん両方の意向で。」
西浦「確かにそれはわかりますね。じゃあ奇跡体験アンビリバボーに取り上げられたのが火付け役になったんですね。」
吉満「かなり!」
西浦「それより早く動いた吉満さんはすごいですね、まさに『アンビリバボー』ですね(笑)」
吉満「こじ付けましたね(笑)」
吉満さんが独立して最初の作品
あるうら「吉満さんは、動画を見た時はもうセンジュ出版を立ち上げられていたんですか?」
吉満「2015年の9月1日に立ち上げたので、本が出た後なんです。幻のフリー時代があって、その時代に作ったのがこの作品で。屋号としてはセンジュ出版とは入れていたけど、自宅でフリーで編集者やってもいいかなと思っていて。」
あるうら「フリー編集者として、今回の出版元にコネクションがあったということですね。」
吉満「いつかタイミングがきたら版元を立ち上げようとは思っていたんですよ。ただ、今やろうとしていることは、自分の出版社だと正直厳しいと思っていたので。」
西浦「広告も打てないですもんね。」
吉満「制作部数もそうですし、制作委員会にも入るとなるとね。版元の方にオファーをした時、その方がNY出張中だったんです。焦っていたので、“今すぐ返事を頂かないと、他の版元さんにもご相談させて頂きます”といって『脅しか(笑)』ってようなことを言っていました(笑)」
西浦「あいて風呂入ってんのに。」
吉満「いや、入浴じゃなくてNYですよ!?」
西浦「ああ、そういうこと!?」
あるうら「いや、わかるでしょ!」
あるうら「ところでこういう話題作を書籍化したい時は、手を挙げる制度なんですか?私が書籍化するから、他の人はもうできないぞ!とか?」
吉満「色々あります。私は、他社さんと競うケースが昔からすごく多かったのですが、最後に企画を出しても著者がOKならOKになるし、最初に話を持ってきてくれたからあなたとというケースもあるし。名乗り出ることがスタートではありますけど、あとは相性だったりします。」
西浦「結局は著者が決めるんですよね。一番最初に来てくれたからとか、出版部数などの条件が良いからとか。」
あるうら「この本はご本人たちが著者になるんですか?」
西浦「そうそう。お二人の名前が入っていますからね。」
吉満「どちらかお2人では書けない本なので。」
西浦「書籍を進めている段階で映画化も決まったんですよね」
吉満「こんなにスピード感を持って、ジャッジも早く決まるとは思ってなかったです。しかも松竹さんのスタッフや配役も想像以上で、版元さんが決まった時はそこまで想像してなかったですね。」
西浦「佐藤健さんと土屋太鳳さんですもんね。」
吉満「聞いたときは、わーーー!ってなりました。監督は『64-ロクヨン-』瀬々監督ですし、脚本は『ひよっこ』の岡田さんですし、布陣がすごすぎる!」
西浦「それだけ期待値がすごいわけですよね。」
制作にあたって意識したことは?
西浦「原作を作る側として、制作で意識したことは?」
吉満「ドキュメンタリーなので平坦になりがちだったんですよね。高揚感などを盛り込むことが重要だったので、なるべく心情をきちんとお聞きして肉付けしていくことに注力しました。巻末に一工夫して、家族の気持ちを足すようにしました。」
西浦「あの巻末は、あるとないとでは全然違いますよね。」
吉満「嬉しいです。大事な巻末の数ページ。」
あるうら「気にある方は書籍を!」
西浦「著者が小説家ではないから自分では書けないわけじゃないですか。かと言ってかなりプライベートな話なので取材も難しい。どうやって寄り添って聞き出していったのですか?」
吉満「取材をする時、2人とも壁を作らず素直にフランクに話してくださったというのが印象的でした。何よりも麻衣さんのお母様が克明に記録を残されていて、そこにすごく助けられたんですよね。」
西浦「お母さんの日記が鬼気迫るというか、生々しいですよね。」
あるうら「日記はいつからつけていらっしゃったんですか?」
吉満「倒れた直後はパニックなので、恐らく病名がわかる少し前から今日は何があったというのを書き進められていくんですね。手術の前後からほぼ毎日のように、薬の投与が何ミリかとか、”もうどうしたらいいの”という感情の吐露とか、そこがグッとくるんですよね。」
西浦「そこがフィクションだと書けないなと。事実だから本当の言葉が出ているし、リアルだと思うとより刺さりますよね。」
吉満「人はこういう時にこういうものにすがるんだ…とかね。」
西浦「この1ページの日記の中で、こんな心境の変化が起きちゃうんだ…とかね。」
西浦「原作が2015年の7月31日に初刷り発行で、とうとう2017年12月16日に映画が全国公開ということで!あと3週間!」
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