
「人生で大切なことはすべて懇親会で学んだ」出版プロデューサー西浦です。こんなタイトルの本、一部のモノ好きだけ買ってくれるんだろうな(笑)
さて毎日更新74日目。
目次
著者メディア実践塾開催!
昨日は「著者メディア実践塾」でした。著者のオウンドメディアについて、サイトの構造やカテゴリ分けなど著者メディア向けに最適化できるよう一緒に整理していました。
面白いものでこういった構造の分析・表現が得意な人と全く苦手な人とにハッキリ分かれるんですよね(笑)でも大丈夫です、うちのセミナーはすべて少人数制なので、どなたでも、できるまで時間かけて付き合います。
通常のカテゴリ分けは「モレなくダブりなく」と考えるので「ビジネス」「健康」「文化」「旅行」「恋愛」のような大カテゴリで考えがちなんですが、著者メディア自体がそもそも「ワンテーマメディア」なので、このカテゴリわけでは大雑把すぎです。
中規模のカテゴリに落としこみつつ、最適構造をレイヤーに落とし込んでいきました。
こういうのは「慣れ」でして、サイトのワイヤーなんてほとんどの人が描いたことないのでたいていスカスカになります。「記事読んだ後、A、B、Cのうち、どういった動きを読者にしてほしいですか?」とその場で聴きながら、どんどんホワイトボードに描き足していきます。
BSCといい、著者メディア実践塾といい、基本的に「個別対応」が好きなので、どうしてもこういうスタイルになっていきますね。
セミナーの裏本番
さて、脳にたくさん汗をかいてもらった後は、セミナーの裏本番たる懇親会です。
なぜ懇親会が裏本番かというと、
- セミナーは「著者メディアを作るための何か」「本の企画を作るための何か」という直接的な部分をがんがん進化させていく場
であるのに対し、
- 懇親会では「人としての何か」を互いに見せ合う場
として設計しているからです。
最近の悩みは何か?この1ヶ月に感じたことはなにか?今、面白いと感じることはなにか?
こういったことをみんなに聞きますし、僕も思いついたことをどんどん話します。
その懇親会で何が起こるのでしょうか?実はそれぞれ「今必要なもののカギ」を見つけて帰っているのだと思います。
昨夜は出版プロデューサーの白木さんも、著者の皆さんと話すうちに感じることがあったようです。
考えすぎて、なぜか家で大人の夜泣きをしてしまったとか(笑)いや、笑っちゃいけないのか?詳しくはこちら↓
僕は僕で「もっと海の近い街に移住しようかな・・・葉山か沖縄に」と今朝からデュアルライフを検討しています(笑)
お酒を飲んだり、同じ釜の飯を食ったり、裸の付き合いだったり
お酒を軽く飲みながら、リラックスして話すことで「この人のこういう考え方面白いな」「仕事へのスタンスがすごく近くて共感する」「ええ!?そんなふうに見えない!」と互いのことを人間として理解し合えます。楽しく。
別にお酒の場でなくてもいいのですが、アルコールで多少、脳の機能が落ちるのかより本能的な話題になったり、本心が聞きやすかったりします。(専門家ではないのですが、アルコールで大脳新皮質の働きが少し鈍って、官能視床下部が使いやすくなるからとか)
それに、意外に思われるかもしれませんが、ヒット作をたくさん出している編集さんは「企画書をつくるまでにすごく時間をかける」人が多いんです。
企画書そのものはパパっとできてしまったりします。プロですし。
では企画書にするまで何をしているのか?実はごはんを食べたり、ただ飲みながら相手の話を聞いているんです。出版の話が多いですが、全く関係ない話が案外、企画のきっかけになると皆さんおっしゃいます。
お酒でもスイーツビュッフェでもサウナでも
お酒が弱い人はこのやり方でなくて、スイーツタイムやコーヒーブレイクでも良いと思います。
僕の場合はお酒も飲めますし、実はどれだけ酔っても記憶が飛ばない人間で、全部覚えてられるのでこのやり方が一番企画に活かせて良いなと思っています。
もちろん世の中にはセミナーで中身だけゲットできればいい、効率よく美味しいところだけ吸収したいという人もいるでしょう。それも否定はしません。
ただ、僕としてはせっかく縁があって一緒にいるのだから、お互いのことを丸ごと味わい尽くしあいたいと思ってます。セミナーや仕事の時間だけ一緒にいるのでは限界があるなと思うんですよ。職場の人間みんな理解し合えてますか?そんなことないですよね。
そのアプローチはお酒でなくてもピクニックでもホームパーティでもなんでもいいんですけどね。手間が一番かからないし、お酒が早いなと思っているだけです。他のやり方も趣味に合えばやります。
とまあ、やり方の話はおいといて。
人間としていろんな角度で自分を見せ合った方が売れる企画になりやすいという部分はほぼ間違いないと思います。しかしそんなの関係なく、やっぱりそっちの方が人生おもしろそうでしょう?