本を楽しむ会

こんにちは!牛タンが大好き、出版プロデューサー白木です。

この記事は、著者から「ずっと笑ってるラジオ」と称された(笑)本でベストセラーを目指す人のための番組『コウジニシウラのおしゃべり出版ウラ表紙vol.35』の概要です。

出版プロデューサーの西浦とフリー作曲家のあるうらさんによるラジオ形式の番組ですので、移動中など気軽に聞いてみてください。

当サイトとfacebookページの双方で配信していきます。(内容は同じものです)

ご視聴は ↓ からどうぞ!

西浦「どーもー、一番好きな花は『桜』、出版プロデューサー西浦です。」

あるうら「どーもー、ジムに通って約半年が経ちました、フリー作曲家のあるうらです。」

西浦「よろしくお願いしまーす。」

あるうら「桜が一番好き?」

西浦「良くないですか?桜。」

あるうら「良いと思いますよ、良いと思いますけど…一瞬ですよ?」

西浦「それも含めて…いいじゃないですか」

あるうら「それでも1年中、愛でれるんですか?あなたは」

西浦「咲いてない桜を見てどう思うかってこと?ああ…なんも思わないです(笑)」

あるうら「(笑)」

西浦「咲いてない桜に至っては、何の木かもわかってないです(笑)」

あるうら「何が好きなんですか?散ることが?」

西浦「散ることがキレイじゃないですか。」

あるうら「本当に?西浦さんからそんなこと聞いた覚え全くないですよ」

西浦「いやいや、学生のころから思ってましたよ。ほら、僕ら学生時代を京都で過ごしたでしょう?桜の名所多かったし、春が来るたびにキレイだな、日本人でよかったな~と思ってます。」

あるうら「秋になったらイチョウが好きとか?」

西浦「それはなくて。桜だけなんかスペシャル!」

あるうら「曲名できましたね(笑)」

西浦&あるうら「『桜だけなんかスペシャル』」

西浦「アホっぽいな~(笑)」

 

西浦「半年経ってどうなったんですか?」

あるうら「半年たって、ここ2ヵ月行ってないですね(笑)」

あるうらさん、せっかく続いていたのに、いつ再開するのでしょうか?今週も笑顔でスタートです!

内容がちゃんと頭に入る本の読み方

あるうら「本を読むときには実際何を読んでるんですか?表現なのか、全体の組み立てなのか、具体例とか。読むときの着眼点はあるんですか?

西浦「ちょうど手元にあるので『超チーム力』でいくと、タイトルとオビをまず見て、何の本なのかを考えます。『シリコンバレー・組織・科学』なんだなと。『超チーム力』なのでチームに関することで、シリコンバレー発で、科学的な何かなんだなとわかるじゃないですか。」

次にオビを見て、『7人、150人、1500人規模のチームが効率的な理由とは』ってあって、スティーブジョブス、軍、ビートルズとかスゴイチームがどういう人数の規模なのか、天才より小規模チームだよという主張とかがわかる。」

次にオビの裏を見て、所属チームの人数・メンバー構成に満足してますか?という質問に対して日本企業の中間管理職100人アンケートした結果YESが55%だったけど、現場の部下に聞いたらYESは16%でNOが78%。勘違いしてるぞ!っていう(笑)」

あるうら「なるほど(笑)」

西浦「あ、面白そうだなと思うでしょ。チームリーダーが読む本なんだけど、あなたは勘違いをしていると。『人数構成の話が出てくるんだな、楽しみだ』と思いながら、次に袖っていうんですけど・・・・」

あるうら「1個1個丁寧に読んでますね。」

西浦「でも、一瞬で読めますよ。袖といって、カバーの半分くらいがかかっているところ。折り返しともいうんですけど。」

あるうら「漫画だと著者のイラストやコメント入ってるところですね。」

西浦「あなたのチームは割り当てられた仕事に対して正しいサイズか?って書いてあるからやっぱり人数の話しなんだなって。中の上のチームは勝利を収めることも成功することもできないって書いてあるんですよ。中の上ではあかん!っていうのは強い言葉かなと思ったりして。」

次にさらっと目次を見るんですよね。なんとなくこの辺でこんなこと書いてあるなと。第5章で最強チームの育て方ってあるからこの辺りがメインかな。ペア、トリオ不安定、機能するトリオのタイプって書いてあるから、いろんな種類を教えてくれるんだなって。」

「誕生と寿命。チームに寿命があるのか。引退と死とか。チームに死?わからんけど。だいたいの構成がこれで頭に入るので、あとは、海外の本の翻訳なので、事例の紹介は難しい言葉が並んでいてそこまでつかまなくていい情報もあるんですよ。『はじめに』は大事なのでちゃんと読んで、第一章『変化は猛毒』に、“Change kills if you don’t have the right team”って書いてあるんですけど、英語表記があったら絶対読みます。

あるうら「なんでですか?」

西浦翻訳される前の言葉だから。意図としてこっちの方が正しいから。」

あるうら「西浦さんは、英語が読めるってことですか?」

西浦「はははは、これくらいわかるやろ!僕の訳があってるかはわからんけど。」

あるうら「ダイナミックさは伝わるってことですね。(?)」

西浦「この本のタイトルも“Team Genius”なんですよ。」

あるうら「チーム天才!インパクトありますね。」

西浦「そういったことを押さえて、あとはだーーって読む。前置きだなと思ったらその部分は斜め読みですね。」

あるうら「本当に、『読み方』教えてもらってますね。」

西浦「僕は、本の端っこ折るタイプなんですが、面白いなと思ったワードで『非公式チームと相場が決まっている』って書いてあって何だろう?って思うので、ちゃん文頭まで戻って、『私たちの経験上、世界で最も創造性豊かで影響力の強い仕事をやり遂げるのは非公式チームと相場が決まっている』と、なんだそれは!ワクワクするなと思いません?『非公式チーム』っていい言葉だなと思ったりして拾っていきます。ひょっとしたら、今後『非公式チームマネジメント』って本を作るかもしれないじゃないですか。強い言葉を拾って、その前後を見たりとか。一個人で管理できる人数は6-10人、それが一般的だって数字が書いてあるので、なんでかな?って根拠を見るとか。」

あるうら「本当に丁寧に、自分が理解しやすい方法で読んでるって感じですね。」

西浦これをやらないと1文字1文字順番に読んでしまうので、何読んでたっけ?とか今この章で何を探すんだっけ?を忘れてしまうんですよ。全体の構成で説明の章だなとか具体例の章、メカニズムの解説してるなとかわかるから、メカニズムの解説で事例をあまり掘り下げるとどんなメカニズムかを忘れるし、具体例の章でメカニズムがあっても前の章でしっかり書いてるから理解できないなら戻ったほうが良かったり。」

あるうら「何回くらい読むんですか?」

西浦2回読みます。同じ本を。」

あるうら「さらっと内容理解して、大事な部分だけ?」

西浦ドッグイヤーだけ読み直す。自分が反応した箇所を思い出して、思い出せなかったら、その時いいと思っただけでクールな状態で読んで興味湧いてないので、大した内容じゃなかったかなって。ってやるとだいたい頭に入りますね。」

『20代のうちにやっておきたいこと』系のシリーズは読む価値あるの?

あるうら「この本おもろいやんっていう切り口も読んでるんですか?具体的に言うと、自己啓発本とかで『20代のうちにやっておきたいこと』的なのとか、僕はよくわかってなくて。本って何かを満足するために読むと思っているんだけど、20代のやつ(本)ってなにも中身がないと思っているんですよ(笑)。本の中で新しい価値を生み出して、それを読んで人生変わった、人生変わらなくても面白かったでもいいんですけど。会社の30代の先輩から『20代のうちにこれやっとけ!』って言われたのを『はいはい』って聞いてるだけな気がして、全く読む気がしないんですよ(笑)読んでないからこそ言ってるだけなんですけどね(笑)」って言われたのを「はいはい」って聞いてるだけな気がしていて、読む気が全くしないんですよ(笑)

西浦「年齢区切りのシリーズは読む価値なし―、とあるうらさんは思うと(笑)怖いこと言うわ~僕は出版業界の人間で本が好きなので、そのセリフ言えないです(笑)ぼろくそに言えるのは気持ちいい。それが、読者の声なら正面から受け止めるべきだな、とは思うしね。1つ言えるとしたら、「本のテーマ」に関わる話なんですけど、20代、30代、40代っていうとテーマが大きくなるんですよ。」

あるうら「全20代ですもんね。」

西浦「そうそう、対象者が一気に増えて、男女も関係ないでしょ。ビジネス書だから仕事している人で、ビジネス書読むのは男性の方が少し多いかなっていうのはあるけど、それでもだいぶ広くとれる。特に、30代はビジネス書を読んでるメインの層とされてるので、『30代のうちにやっておくべきこと』は読者多いよねってことでやっぱりメインに来ますよね。」

あるうら「そうなると、広く浅く薄くなりすぎじゃない?と思うんですよね。」

西浦「それが求められているんだと思うんだよね。広く浅く薄く。」

あるうら「本を読まないような、そのまま20代送ったら後悔するのが丸見えやでーって人に向けて書いてる本なんですね。」

西浦「正確に言うと、『後悔するのが丸見えのやつ』は読まないから(笑)読むのは『後悔するかもしれないと思える人』だから、けっこう前向きな人なんですよ。確かに、自分が30代なら、40代50代の仕事できる人に聞けばいいんだけど、40代50代が上手にアドバイスできなくなってるのかもしれないですよ。今って上下の付き合いがうざくなってるんじゃないかなって。めんどくさいやつと2時間も飲みに行って、役立つアドバイスもらうって時間の費用対効果を考えるとあまりなくて、1500円の本のほうがいいなって。」

あるうら「でも『だいたいもう知ってるし』って内容にならないかな?」

西浦「・・・まあな(笑)」

あるうら「諦めちゃったよ(笑)」

西浦「こういう本は『誰が書いてるか』なんで。」

あるうら「でも誰のためかが見えてこないんですよ。」

西浦「自己啓発なので、『今の自分良くないからもっと頑張りたいけど頑張り方がわからん』とか『頑張ってるのに評価されない』とか、八方ふさがりの人にとりあえずこれやってみろっていう感じ。30代は悩むんですよ多分。独立するか転職するか、結婚してる人してない人、子どもいる人いない人、家買ってたり賃貸だったり、すごい皆バラけるんですよ。その状況でとりあえずこれやっとけの最低限を教えてくれる感じで安全パイだし、やっとけっていう行動を示してくれるから、その中から選びやすいんですよ。新しい概念じゃなくて、アレやれコレやれソレやめろでしょう。その中からピックアップして選びやすいんですよ」

あるうら「そこからなんですね~。本を読んでいくための導入としてはいいのかな。」

西浦「僕もそういう本をいくつか参考資料として目を通してるけど、内容覚えてないですよ。『あれ良かったわ~!』って薦めたことはない。でも、だから中身がないというのは違う気がする。切り口として読者に何かを始めさせるきっかけを与えたならいいと思うし、究極本を開かなくてもいい。誰かが言ってたけど『すぐやる人がうまくいく』っていうタイトルの本を机に置いておくだけで、あ、掃除しなきゃ!ってなるとか。」

あるうら「それ(フォレスト出版の)森上さんですね。こないだ打ち上げで飲んでる時に、本の存在意義について、言葉がその部屋にあることでそういう発想に至るって言っていた気がします。」

西浦「そういう効果、価値もあるよねって。」

ご意見ご質問は、出版TIMESのfacebookページにて受け付けております。

当番組へのあなたからのコメント、メッセージをお待ちしております!

幼少期をアメリカで過ごし、国立大学の英語専攻を卒業。日経IT企業に約10年勤めた後、2015年に独立。司会業、外資系企業WEBマーケティング、広報、キャリアアドバイザーなどの仕事を経て、2016年出版プロデューサー西浦氏と出合う。人の可能性を引き出せる仕事だと感じて出版プロデューサーとしての仕事を開始。2017年に第一子を出産し、家庭と仕事の両立に日々奮闘中。

【webラジオ】「ダラダラ読みにならない!本の内容が頭に入る読み方」コウジニシウラのおしゃべり出版ウラ表紙vol.35

こんにちは!牛タンが大好き、出版プロデューサー白木です。 この記事は、著者から「ずっと笑ってるラジオ」と称され...

おいしそうなものを見たとき、最初に考えるのは、
「おいしそう、でも、食べたら太りそう
ということです。

焼き肉も、お寿司も、ケーキも大好きですが、常にセーブしてしまいます。
そして常日頃、かなりセーブしているにも関わらず、思うように体重が減らないのが現実です。

同じような状況に悩んでいるかたにとって、興味深い内容が収められているのが、本書「血流がすべて整う食べ方」です。
本書の内容を実践することで、もしかしたら、現状を変えていくことが出来るかもしれません。

どんな本なのか

本書は、漢方薬剤師および不妊カウンセラーとして活躍している、堀江昭佳氏によるものです。
「予約の取れない薬剤師」と呼ばれる著者が、「血流がすべて整う食べ方」について丁寧に解説してくれます。
著者は、この「血流がすべて整う食べ方」をすることにより、

  • 体重を減少させる
  • 胃腸の調子を整える

などの効果がある、としています。
思うようにダイエットが成功しないかたや、便秘に苦しんでいるかたにとって、参考になる内容となっています。

おそろしい痰湿体質

本書では、血流の源である胃腸が汚れると、万病が引き起こされる、としています。

水や食べ物を消化吸収し、人間の体を支えているのは根にあたる胃腸です。
胃腸に汚れがたまっている状態の「痰質体質」は、いってみれば根腐れを起こしているようなものです。

(43ページ 第一章 血流が整えば、心も体もうまくいく より引用)

痰湿体質とは、食べ物のかすなどが、胃腸にたまってしまう体質のことです。
この体質になってしまうと、痩せにくく、ダイエットをしているにも関わらず、「水を飲んでも太る」と感じるような状態になってしまいます。

さらに、

  • 口臭
  • 体臭
  • ニキビ
  • 肌荒れ

などにも影響を及ぼすようです。

それでは、「痰湿体質」は改善できるのでしょうか。

胃腸を掃除する「一週間夕食断食」

胃腸にたまってしまった食べ物のかすを取り除く方法として、著者は、「一週間夕食断食」を推奨しています。
胃腸を綺麗にすることで、「痰湿体質」を改善することができるようです。
そこで、この「一週間夕食断食」の方法を紹介します。

基本的には「一週間、夕御飯を食べない」というだけです。
胃腸の掃除をするのに適した夜を空腹にするために、一週間、夕食だけを抜きます。
ただし、この「一週間夕食断食」には、順調に進めるためのポイントが2つあるため、そのポイントを引用します。
1つめは、お昼御飯を食べる時間についてです。

夕食断食のためには、就寝予定時間の八時間前からは食べない。
これが重要です。
これ以降は間食を含め、カロリーのあるもの、固形物は食べないようにしましょう。

(72ページ 第二章 胃腸を掃除して血流を整える「一週間夕食断食」より引用)

そして2つめは、飲み物についてです。

昼食のあともお茶や水などは飲んでもかまいません。
また、慣れないうちは夕食の代わりに酵素ジュースや固形物のないスープなら飲んでもよいでしょう。
ただ、慣れてきてより効果を求めるのであれば、一週間夕食断食中は、カロリーのあるもの、コーヒー、アルコールなどを避けましょう。

(72ページ 第二章 胃腸を掃除して血流を整える「一週間夕食断食」より引用)

いかがでしょうか。
女性の場合は、生理のあとに行うと一番効果が出やすいとのことです。
この「一週間夕食断食」は、特に煩雑な手順もないため、気軽に始めることができそうです。
ただし、普段、夕食の量が多すぎる場合は、急に食事を抜くと体調を崩してしまうこともあるようです。
その場合は、まず、夕食の量を減らすことから始めてみましょう

おいしく食べるということ

一般的に、ダイエットや便秘の改善に関連した本や記事には、「やるべきこと」が大量に記載されています。
項目が多岐に渡っているため、「これを全部やるのか」と考えると、うんざりしてしまうものです。
しかし本書の内容は非常にシンプルです。
胃腸の掃除をして、血流を整える、ということに重点が置かれています。
「一週間夕食断食」のあとに書かれているのは、おいしくて体にいい食事を楽しむ、ということ。
その中に紹介されている、血流を整え汚染を防ぐ食材も、

  • 七味唐辛子
  • 玄米
  • 海藻類

など、手軽に手に入るものばかりです。
これなら誰でも気軽に試すことができるため、非常に実践的です。

終わりに

「もう水を飲んでも太る気がする」
食事量を控えて運動をする、という生活をしていてダイエットに息詰まると、そう感じることがあります。
水どころか空気を吸うだけでも太るのではないかとすら思うほどです。
しかし「血流がすべて整う食べ方」を参考に、一週間夕食断食をしてみたら、変化があるかもしれません。
痩せるだけでなく、胃腸を綺麗にして血流を整え、健康を手に入れることができたら最高ですね。

(文:朔)

出版TIMES編集部。記事の企画・編集等は出版プロデューサーの西浦が担当、執筆はライターさんにご担当頂いています。

【書評】血流がすべて整う食べ方【胃腸を綺麗にして体質を変える】

おいしそうなものを見たとき、最初に考えるのは、 「おいしそう、でも、食べたら太りそう」 ということです。 焼き...

「肩こりがひどい」
「気持ちが沈む」

病気というほどではないにしろ、そんな状況に悩まされることがあります。
私の場合は、肩こりを感じたときは、マッサージで揉みほぐしてもらいます。
そして、気持ちが沈んだときは、読書や映画で気持ちを切り替えるようにしています。
しかし、どちらも根本的な解決ではないため、同じ症状が繰り返しており、その都度、対処しなくてはなりません。

そんな体と心の不調を、まとめて解消する方法があったら、どんなに良いことでしょうか。
今回紹介する「血流がすべて解消する」は、そんな体と心の不調を解決するヒントになる本です。
体と心の健康に興味をお持ちのかたにおすすめできる内容となっています。

どんな本なのか

本書は出雲大社の参道で90年続いている老舗漢方薬局の4代目である、堀江昭佳氏によるものです。
堀江氏は、漢方薬剤師であるだけでなく、不妊カウンセラーとしても活躍されています。
本書では体や心の不調を解消するためとして「血流を増やす」という方法について詳しく紹介されています。
漢方薬に関する内容が主ではなく、生活習慣や呼吸など誰でも手軽にできる方法が具体的に記載されています。
男女問わず参考になる内容ですが、特に、

    • 不妊
    • 生理痛

の悩みを抱える女性にとって、参考になる内容が含まれています。

血流を増やして不調を解決する

著者の働く薬局には、様々な理由で、多くの人が相談に訪れています。
そのカウンセリングを通して、著者は、「血流が心と体に大きな影響を及ぼしている」という発見をします。
これは、相談者の血流が良くなったことで、生理痛や生理不順だけでなく、

  • 耳鳴り
  • 肥満
  • うつ

などの症状までが改善した、という実例によるものです。

著者によると、血流が悪くなる理由は、以下の3つです。

  1. 血がつくれない
  2. 血が足りない
  3. 血が流れない

この3つによって血流が悪くなると、体と心には大きな影響が現れます。
そして、女性の場合は、特に、積極的に血流の悪さを解決する必要があるとしています。

なぜなら女性の血流は、そもそも不足状態になりやすいためです。
これは生理という形で毎月血液を失っているからです。
生理で流す血液量をあなどってはなりません。
一回の経血量は約一〇〇ml、一年で一.二ℓにもなります。

初潮から閉経まで四十年とすると、恐ろしいことに女性は一生で約五〇ℓもの血液を失うことになるのです。
日本人女性の平均体重が五二㎏ですから、ひと一人まるごとぐらいの膨大な量です。
これに、出産や授乳を加えると失われる血液量はさらに増えます。

(63ページ 第二章 「つくる・増やす・流す」であなたの血流はよくなる より引用)

一般的に、男性よりも女性のほうが、体や心の不調に悩まされがちなものです。
その違いも、生理によって毎月血を失うことだとすると、確かに納得できます。
それでは、著者による、具体的な血流の改善方法についても見てみましょう。

かんたん丹田呼吸法で静脈の流れをサポート

多くの女性が、むくみや下半身の冷えに対する悩みを抱えています。
この2つを解消するために、著者は「静脈の流れ」を良くすることを推奨しています。
静脈の流れを良くする方法として、著者は下記を挙げています。

  1. ふくらはぎを鍛える
  2. 「かんたん丹田呼吸法」でむくみを改善する
  3. 足を温めて冷えを防ぐ
  4. 足のつぼを押す

この中でも、もっとも手軽に行える、呼吸方法に関して、引用して紹介します。

【かんたん丹田呼吸法】

①息を吐くときは、横隔膜のところから状態を少し前に倒す。
②息を吸うときは、上体を起こす。
③呼吸は鼻で、十回くらい行う。
(182ページ 第五章「静脈」の血流をよくするための生活習慣 より引用)

呼吸法といっても、それほど難しくはないため、手軽に試すことができます。
この呼吸法を行うと、横隔膜を直接上下させることができ、静脈の血液が上へと流れるのをサポートすることが可能とのことです。

血流をよくすれば、心は自由になれる

著者は、「血流をよくすれば、心は自由になれる」としています。
確かに、体が不調であれば気持ちも滅入りますし、体が快調であれば気持ちも明るくなります。
様々な不調が、血流を良くすることで解消するとしたら、これは試す価値があります。

日常的に、私たちは、目の前にある「症状」だけに囚われがちです。
たとえば「頭痛が生じたら頭痛薬を飲む」「肩がこるからマッサージに行く」というように、そのとき生じた痛みへの対策を行うというようなぐあいです。
しかし、本来行うべきは、本書にあるような、総合的な改善なのかもしれません。

終わりに

本書で紹介されている「血流を良くする方法」は、決して難易度の高いものではありません。
【かんたん丹田呼吸法】をはじめとして、いずれも、手軽に毎日の生活に取り入れられるものばかりです。
本書を参照に、血流を良くすることで、体と心、両方の健康を目指してみたいものです。

 

(文:朔)

出版TIMES編集部。記事の企画・編集等は出版プロデューサーの西浦が担当、執筆はライターさんにご担当頂いています。

【書評】血流がすべて解決する【血流の改善で、心を自由にする方法】

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1年頑張って落とした体重を、正月だけで戻す、いやむしろ多めに超回復させるのが恒例の出版プロデューサー西浦です。あなたも脂肪の超回復してますか?

昨年は新年1発目の書評記事を張り切って元旦に更新、初詣と関連付けて『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』をご紹介させていただきました。

【書評】成功している人は、なぜ神社に行くのか?【神さまは「他の参拝者を味方につけた人」の味方をする】

今年は新年最初の書評に何を取り上げようかと悩んでおりましたが、元来怠惰な人間でございまして、元旦はおろか、気が付けば世の中の正月気分もすっかり抜けており、完全にタイミングを逸しました。

そこでボク自身を振り返ってみて気づいたのです。

新年の抱負の一つ「毎日、日記をつける」をさっそく元旦から書き忘れた上に、2日目だけ書いてその後、本日まで一切書いていない。そればかりか、日記帳を開きもしていないという衝撃的事実に…。

この何とも言えない嫌な気分、そう「自己嫌悪」です。

あなたはどうでしょう?年始に立てた目標・抱負、ちゃんと守れてますか?
あるいは去年の目標・抱負、守れてましたか?お正月に神社で手を合わせた時にそもそも去年の抱負覚えてましたか?

もちろん、叶えていた夢もあったでしょう。しかし達成できなかった目標、守れなかった神さまとの約束もたくさんあったのではないでしょうか?
毎朝5時半に起きる、毎日ランニングする、お酒を控える…などなど。ご自分の胸にもう一度聞いてみてください。

どうでしょう?一つでも該当したあなたは、きっと僕のようになんだかイヤ~な気分になったのではないでしょうか。しょうがない奴だな自分、と。

しかし、達成できなかった目標を悔いて、自己嫌悪する前に、これから紹介する『やらない理由』を読んでみてください。

どんな本なのか

カレー沢薫先生のエッセイ。著者は1982年生まれ、OL兼漫画家・コラムニストで『ブス図鑑』等、キレのあるエッセーが大人気。SNSでは“自虐の神”と崇められ、20本近くの連載を抱える人気作家でありながら、平日はOLとして働きつつ、一日48時間twitterに生息しているという多忙な作家さんです。

本書ではダイエットや貯金、部屋をきれいに保つ、など固く誓ったはずの目標を達成できなかったときに、それを「やりたくない理由に屈した」のではなく「やるべきでない理由があったからしなかった」と考えようと主張します。挫折したのではい、英断を下したのであると。つまりそこらのスピリチュアル本よりよっぽどメンタルヘルスに効く、心の健康書です。

必要なのは反省ではなく、自己肯定

 

反省というのは 己の非を認め 同じ過ちを繰り返さないようにどうしたらいいかを考え それを実行して初めて「反省した」と言えるのだ

つまりそこまでいかなきゃ反省じゃねぇし する意味もねぇ

じゃあやめよう その反省もどき

本書ではいきなり反省の否定からはじまり、反省ではなく自己肯定が必要だと読者に語り掛けます。それはなぜか?

たとえば固く誓ったダイエットを食べ物の誘惑に負けて挫折した場合、人は己の意思の弱さを嘆き責めるでしょう。しかし、自分を責めすぎるのはよくないのです。なぜならメンがヘラってしまう原因は「自分が許せない」という状態に陥ってしまうことだからです。自分が自分であることだけは一生逃れられません。逃れようと思ったら文字通り死ぬしかなく、これは最悪の結末です。

よって無駄な批判はやめよう。やりたくない理由に屈したのではない、やるべきでない理由があったからしなかったのだと考えればよいのです。クレバーな選択なのだと。

正しい「やるべきでない理由」

つまり本書では、世の中に蔓延する「やった方が良いこと」や「やらなければいけないこと」に対し正しい「やるべきでない理由」を解説していくものです。

例えばダイエットなら、まず自分に「食うこと以外の楽しみがあるのか」を考えてみます。もちろん「無」です。すると、それを我慢してダイエットに成功したとしても、それは「痩せて良いスタイルを手に入れた」のではなく「生きる屍になった」だけに過ぎず、ダイエットをしなくて本当に良かった、クール&クレバーだとスムーズに理解できます。

というような感じで、各項目について予想を超える「やらない理由」をカレー沢先生が提示してくれるので爆笑しながら読んでいただくのが良いと思います。

最後にいくつか本書の見出し(やりたいことと、やりたくない理由)をご紹介します。これにどんな「やるべきでない理由」があるかはぜひ本書を買って燃やしてまた買ってください。

  • 仕事ができると褒められるのはいいが、仕事が増えるのは嫌
  • 好かれるのはいいが、振り向かせる努力をするのは嫌
  • 寂しがり屋だが、人付き合いは嫌
  • ピンチは乗り越えたいが、頑張るのは嫌
  • SNSに「いいね」してほしいが、「いいね」するのは嫌
  • 話は聞いてもらいたいが、あれこれ言われるのは嫌
  • 一人の時間も欲しいが、ずっと一人は嫌
  • 相手の本心は知りたいが、嫌いと言われるのは嫌

どうですか?ムカムカしてきたでしょう?ご紹介したのはほんの一部ですが、こんなことを飲んでる相手に言われたら「歯ぁ食いしばれぇええ!!」と叫んでしまいそうです。

こっちのメンタルを守るためにも、やるべきでない理由をしっかり学んで「良かったな!」って言えるようになりたいですね。

 

ちなみに僕が日記をつけられないのは「めんどくさい」「そんなの書いてる暇あったら寝たい」というやりたくない理由に屈したのではなく、「過去を振り返らず、前を向いて生きるため」だと気づきました。

 

増刷率90% 平均部数48,000部の出版プロデューサー。

奈良県出身 同志社大学卒業後、学習研究社(現・学研ホールディングス)入社。書店促進部を経て、一般書販売課へ配属。2つの編集部を担当し、年間最大400冊のマーケティングを担当。膨大な点数を扱いつつ、新人著者の売り伸ばしや仕掛け販売に注力。上原愛加のプリンセスレッスン(シリーズ100万部突破)などの売り伸ばしに成功する。その後、出版プロデューサーとして2010年に独立。

『血流がすべて解決する』(22万部)『奇跡の営業』(6.3万部)など主にデビュー作をプロデュースし、ベストセラーへと導く。

業界では数少ない、出版社マーケティング部出身の出版プロデューサー。

【書評】新年に立てた目標を『やらない理由』

1年頑張って落とした体重を、正月だけで戻す、いやむしろ多めに超回復させるのが恒例の出版プロデューサー西浦です。...

「ベストセラー」という響きは、敬意と嫉妬と侮りと羨望が入り混じる複雑な言葉だなと思う出版プロデューサーの西浦です。

今回はベストセラーについて、基礎知識や調べ方などをご紹介します。

ベストセラー(best seller)とは?

よく売れた商品のこと。特に本について言うことが多いらしく、他にはCDなどメディアコンテンツを指すことが多い。そう考えると、ある意味出版用語なのかもしれない。

何部からベストセラー?

著者のセミナーに参加するとやたらと耳にする「ベストセラー」という言葉。
実際に何部からベストセラーと呼べるのでしょうか?

結論からいうと明確な基準はありません。
ただ業界内の暗黙の了解として、10万部でベストセラーとされることが多いです。

ところが著者のセミナーなどでは、2万部くらいでも「ベストセラー」と呼んでいることがありますね。専門書・全集などのジャンルなら、それもわかるのですが、ビジネス書や健康書などの一般書では2万部をベストセラーと呼ぶのは無理があります。

あるいは今まで書いた本の合計数で「ベストセラー」と呼んでいる方もいますが、10冊出せば各1万部でも10万部なわけで、合計じゃなくて平均で出さないとフェアじゃないなとは思います。

 

しかし昨今の出版不況下では5万部でもベストセラーと呼ばれることがあるようです。
ちなみに10万部の時の印税は1000万円以上です。(本体価格×10%×100,000)

そういう意味でも、ベストセラーは10万部からというのがふさわしいのかもしれません。

世界一のベストセラーとは

人類史上最も読まれた、世界で一番売れた本は何か?あまりに有名な話ですが、答えは『聖書』です。

グーテンベルクが活版印刷の実用化に成功し、はじめて印刷したのがこの『聖書』と言われています。つまり最古の印刷物であり、最大のベストセラーなんですね。

手元にある資料『ベストセラーの世界史』によると、その部数は40億部から60億部の間とされています。これはキリスト教徒が20億人いることにもちろん対応しています。

またwikiでは1815年 – 1998年に推定で約3880億冊とも言われており(販売と配布との混合数)、正確な部数を知ることは不可能です。

「書物としての聖書」を研究してみたい方には、『聖書の歴史図鑑―書物としての聖書の歴史』などおすすめです。

キリスト教に関する予備知識は必須ですが・・・。

日本のベストセラートップ10

次に日本の歴代のベストセラーをご紹介します。ハリー・ポッターシリーズが3つも入って、さすがだなという感じですが、それを除けば純粋なフィクションがないのは意外ですね。エッセイや自己啓発、健康書などノンフィクション系は好き嫌いが分かれにくいのが利点かもしれません。ただノンフィクションも読みやすい本であることは間違いありませんね。

1位 『窓際のトットちゃん』 580.95万部 黒柳徹子 講談社 1981年

2位 『道をひらく』 511万部 松下幸之助 PHP研究所 1968年


3位 『ハリー・ポッターと賢者の石』 509万部 J.K.ローリング 静山社 1999年

4位 『五体不満足』 480.8万部 乙武洋匡 講談社 1998年

5位 『バカの壁』 437.8万部 養老孟子 新潮社 2003年

6位 『ハリー・ポッターと秘密の部屋』 433万部 J.K.ローリング 静山社 2000年

7位 『脳内革命』 410万部 春山茂雄 サンマーク出版 1995年

8位 『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』 383万部 J.K.ローリング 静山社 2001年

9位 『チーズはどこへ消えた?』 373.7万部 スペンサー・ジョンソン 扶桑社 2000年

10位 日米会話手帳 360万部 小川菊松 誠文堂新光社 1945年

■戦後のベストセラー 最新ランキング(出版指標年報 2015年版)より

 

現代のベストセラーを知る方法

ざっくりとベストセラーを知りたいなという場合は、やはりwikiが簡単でおすすめです。

もっと詳しく知りたい方には少し値が張りますが「公益社団法人全国出版協会」が発行している『出版指標 年報』をおすすめします。

年度版で14,400円(税込)ですが、出版業界のいろんなデータが満載です。

特に2014年度版には■戦後のベストセラー 最新ランキング(p.136-137)が掲載されており、累計発行部数や映像化がされたかなど一覧できるので非常に役立ちます。(その後もランキングは売れ行きに応じて変わっているので、正確なものは現状の最新版をお求めください)

 

他に毎年更新される各種ベストセラーランキングをご紹介します。

これを見てもらえばわかるのですが、ベストセラーは取次(卸業者さん)毎や書店毎に計測されており、全国における正確な数字がわかりません。たとえば二大取次のトーハン、日販でもランキングの順位が一致しないことが多いです。

とはいえ基本的にはトーハンと日販のランキングを一番参考にしている業界人が多く、このどちらかにランクインするのがみんなの目標の一つだったりします。

≪取次や書店のベストセラー情報≫

■取次ベストセラー情報

■書店ベストセラー情報

Amazonランキング大賞とAmazonランキングの違いについてはこちら

amazonランキングの本は、本当に売れているのか?

あのベストセラーの初版部数は

ベストセラーの初版部数について調べているサイトがあったのでご紹介します。

私がウラとってるわけではないのであくまでご参考までに。でも面白いですよ。

あのベストセラーの初版部数

 

 

増刷率90% 平均部数48,000部の出版プロデューサー。

奈良県出身 同志社大学卒業後、学習研究社(現・学研ホールディングス)入社。書店促進部を経て、一般書販売課へ配属。2つの編集部を担当し、年間最大400冊のマーケティングを担当。膨大な点数を扱いつつ、新人著者の売り伸ばしや仕掛け販売に注力。上原愛加のプリンセスレッスン(シリーズ100万部突破)などの売り伸ばしに成功する。その後、出版プロデューサーとして2010年に独立。

『血流がすべて解決する』(22万部)『奇跡の営業』(6.3万部)など主にデビュー作をプロデュースし、ベストセラーへと導く。

業界では数少ない、出版社マーケティング部出身の出版プロデューサー。

本のベストセラーに関する知識と情報、調べ方【日本のベスト10も紹介】

「ベストセラー」という響きは、敬意と嫉妬と侮りと羨望が入り混じる複雑な言葉だなと思う出版プロデューサーの西浦で...

読書をするとき、私が最も気にするのは『時間』です。
何故なら、どんな本であっても最初に読むときは中断せずに読みきりたいからです。
もし、1冊にかかる時間を短縮することが出来れば、今よりも時間を効率よく使えることでしょう。
今回は、そんな読書に関する書籍、【1冊20分、読まずに「わかる!」すごい読書術】を紹介します。
読書にかかる時間の短縮だけでなく、効率よく内容を記憶し、活用する秘訣を知ることが出来る本となっています。

どんな本なのか

本書は、レゾナンスリーディング開発者である、渡邊康弘氏によるものです。
渡邊康弘氏は、現在は、企業のコンサルティングや、地域活性に関わる取り組みを行っています。
元々は読書嫌いだったという著者は、現在、年間500冊以上のビジネス洋書を読破しているとのこと。
本書で紹介されているレゾナンスリーディングでは、特に変わった訓練をする必要がありません。
簡単な手順で実践出来るレゾナンスリーディングについて、分かりやすく説明されています。
そのため、効率よく読書をしたいと考えている人に役立つ本となっています。

レゾナンスリーディングとは

「レゾナンス」とは、「共鳴」「共振」を意味する言葉です。
本書には、この「レゾナンスリーディング」について、以下のような説明があります。

—–
レゾナンスリーディングは、(次のページにあるような)マップを描きながら、本とレゾナンス(共鳴)し、著者との対話をしながら、短時間で自分の欲しい情報を得られる読書方法です。
しかも、どんなジャンルの本でもOKです。ビジネス書、小説、専門書、海外の書物、電子書籍、レポート。文書であれば、何にでも活用することができます。
(36ページ 1章 なぜ、最初から最後まで読まなくても「わかる!」のか? より引用)
—–

レゾナンスリーディングをするためには、レゾナンスマップを作成します。(95ページ図参照)

※特別に著者と出版社から許可を得て、スキャン画像を使用させていただいております。

最初に準備として、レゾナンスマップに、

  • 目的
  • ページ数
  • 著者の名前、似顔絵
  • 著者が自分にメッセージを送るとしたら、どんな内容
  • 著者が本を書いた理由

を記入します。

そのあとに行う手順を、以下に抜粋します。

  1. 本をぱらぱらめくり、情報を脳にダウンロードする
  2. 本のエネルギーを感じ取り、3分割したマップに曲線を描く
  3. 曲線の気になる箇所に↑を6~8箇所つける
  4. ↑をつけた場所のページ数を予測して記入する
  5. ↑をつけた場所の優先順位を記入する
  6. 優先順位順に、見開きでページを眺める
  7. 読まずに眺めたページから、目に飛び込んできた言葉を3~4語抜き出してマップにメモする
  8. マップを眺めて、気付いたり、気になったりした部分を見つける
  9. 気になった部分を読む
  10. 本から得たアイデアを使用して実際にしてみたい行動を書きだす
  11. 行動計画にタイトルをつける

全ての記載が終われば、レゾナンスマップの完成です。(108ページ図参照)

※特別に著者と出版社から許可を得て、スキャン画像を使用させていただいております。

紙1枚を使用するだけで、読書にかかる時間を20分に短縮することが出来るのが、レゾナンスリーディングの大きな魅力です。

アウトプットして記憶に残す

さらに本書では、読書した内容を記憶に残すために、効果的な方法が記載されています。
それが『アウトプット』です。
アウトプットは、以下のようにして行います。

  1. 余裕や、抜けの間隔を持つ
    「覚えなくてはならない」「忘れたくない」というようなプレッシャーやストレスがあると、心の余裕がなくなります。
    それによって、逆に学習能力が低下するおそれがあるため、本書ではアウトプットの際の力の抜き具合が重要だとしています。
  2. 少しでもアウトプットをする
    具体的なアウトプットについては、レゾナンスリーディングを受講した方が実践している方法を、本書から引用します。

—–

・誰かに本の内容を話してみる
・写メで表紙とマップを撮って、SNSで一言コメントする
・本に挟まっていた愛読者ハガキに感想をかいて送る
・ブログで簡単に紹介する
・描いたレゾナンスマップをただ見返してみる
・気になった部分を書き写してみる
・本に書いてあったことをさっそく実践してみる
・パラパラしていつもより早く寝る

(130ページ 3章 どこでもサクッと読めて、内容も忘れないから読書習慣が身につく より引用)

—–

また、内容を印象に残すためには、アウトプットに他者からのフィードバックがあるものが効果的だとしています。
確かに、自分が発信した内容に誰かが反応してくれた場合、記憶に残りやすいものです。
読んだ本の内容を忘れたくない場合、確かに、アウトプットは有効な方法の1つであると言えそうです。

成功前夜の人がするワーク

そして5章では、「読書で成果を出す人、読んだだけで終わる人」として、読書から成果を上げる方法が記されています。
その中でも最も興味深いのが「成功前夜の人が必ずするワーク」です。
これは、現在の年齢に「3」や「10」を足した未来を妄想して書きだす、というものです。
誰と一緒にいて、どこで、いつ、何を、なぜ、どのようにしているか、を明確に書き出します。
自分が将来どうなりたいかをはっきりさせることにより、何をすべきかを計画し、実行するわけです。
漠然と未来を考えるよりも、実に現実的なワークとなっています。

終わりに

本書の冒頭には、レゾナンスリーディングを実践している人々の声が掲載されています。
その中でも印象的な感想が「著者と対等に、本に引きずり込まれずに読書が出来るようになった」という内容です。
著者の意見に流されずに本を読んだ上で内容を記憶に残して活用することが出来れば、本を読むのがさらに楽しくなりそうです。
多くの人に活用されているレゾナンスリーディング、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

(文:朔)
1冊20分、読まずに「わかる! 」すごい読書術

出版TIMES編集部。記事の企画・編集等は出版プロデューサーの西浦が担当、執筆はライターさんにご担当頂いています。

【書評】1冊20分、読まずに「わかる!」すごい読書術【読書で成果を出す、レゾナンスリーディング】

読書をするとき、私が最も気にするのは『時間』です。 何故なら、どんな本であっても最初に読むときは中断せずに読み...

朝のスッキリ!!でやってる誕生月占いに一喜一憂する出版プロデューサーの西浦です。ちなみに今日(9/20)の8月は超スッキりす(1位)で、テンション上がっております!やった!!

 

先週、著者とコンサルの後で飲んでいて「知り合いの本がAmazonランキング〇位に入ったんだけど、売れてるのかな?」って聞かれました。こういう会話ってけっこうありますよね。Amazonランキングに入っている=ベストセラーのような意識があって、著者もSNSなどで「Amazonランキング〇位になりました!」と宣伝したりする。一種のPRのように使われています。

 

「Amazonで〇位に入っただけでは売れてるとは言えないんじゃないかな?本当に売れてるなら『5万部突破!』とか部数でPRすると思いますよ」と伝えると「なるほど!」と納得してくれてました。

もちろんAmazonランキング1位の本が売れていないということじゃありません。Amazonランキングの情報だけだと、どっちとも言えないということです。

 

その著者から「そういう情報の受け取り方とかわかんないし、Amazonランキングとの付き合い方みたいな記事書いてよ!」と言われましたので、Amazonランキング&商品レビュー(☆5つのやつ)との付き合い方をご紹介します。本選びの参考になれば!

 

Amazonランキングについて

そもそもAmazonランキングって何なのか?これについては僕が解説するより、Amazonの解説ページを紹介したいと思います。

Amazonランキングとは?

リンク先を読んでもらうとわかりますが、2015年以降「Amazonランキング大賞20〇〇」という形で、通年と上半期・下半期で、通算売り上げをランキング形式にて紹介しています。手前味噌ながら、プロデュース作の「血流がすべて解決する」がランキング大賞2016暮らし・健康・子育て部門11位にランクインしました。

(対象:家庭医学・健康、美容・ダイエットほか、暮らし・健康・子育て本 。集計期間: 2015年11月16日~2016年11月13日)

この時17~8万部くらいでしたので、順位と売れ行きについてひとつの参考になれば。

 

ここで紹介した「Amazonランキング大賞」は通年(あるいは半期)の実績ですので、Amazonで売れていることは間違いありません。また計測期間が長い分、後述のAmazonキャンペーンなどでの影響も薄く、実際に世の中でもベストセラーになっているものがランクインしていると思います。

 

でもAmazonランキング大賞は年に1度か、半期に1度の発表のはずなのに、わりとしょっちゅう「Amazonランクキング〇位!」という宣伝を目にしますね。

これは実は「ランキング大賞」ではなく「Amazon売れ筋ランキング」のことなのです。Amazonランキングには「ランキング大賞」と「売れ筋ランキング」2つがあるのですね。

ここでもう一度さきほどの「Amazonランキングとは?」から、「Amazon売れ筋ランキング」についてを引用すると・・・

「Amazon売れ筋ランキング」は、商品の販売データなどを反映して、1時間ごとに更新される、人気商品のランキングです。

とあります。1時間ごとに更新されるランキングだから、すごく鮮度の良い情報で、まさに「今、売れている」かどうかを判断するのに便利です。しかし逆に言うと「1時間の売り上げしか反映されない」ので、ランクインしたからと言って、即ベストセラーとは言い切れないのです。その1時間や、前後の数時間だけすごく売れたのかもしれないからです。例えばテレビで紹介された本なども瞬間的にたくさん売れますが、24時間もしないうちに平常モードに切り替わってしまいます。

 

つまり売れてるかどうか、ベストセラーかどうかを判断したいなら「Amazonランキング大賞」で見るのがより正確だと言えます。「売れ筋ランキング」の場合は、せめて1週間くらいずっと追いかけて、1位でなくてもよいのでずっと上位のものであれば売れていると判断できるでしょう。大事なのは継続性ですね。

 

Amazonキャンペーンとは?

Amazon売れ筋ランキングが「1時間ごとに更新される」という特性を利用して、戦略的に「ランキング上位を狙う」ことも可能です。いわゆるランキング操作で「Amazonキャンペーン」などと呼ばれている手法ですね。

具体的には、著者が「指定した日の特定の1時間」で多数の人に購入をお願いします。そして瞬間的にランキング上位、可能なら1位を目指すのです。そこで1位を取れればその後の宣伝文句として「Amazon1位!」とPRしていきます。

これは違法行為ではないのかもしれませんが、amazon側も「やめてほしい」と思っているようで、以前出版社あてに「一時的なランキングの結果を、宣伝に使わないでほしい」旨、書面で通達がありました。正確な日数は覚えてませんが「使用する場合は何日以上ランクインしたものだけでお願いします」とのことでした。

 

※ここから、著者向けの話↓

このAmazonキャンペーンはありなのでしょうか?ナシなのでしょうか?僕としてはきわどいところですがナシかなと思っています。やりたい著者をわざわざ止めませんが「意味ないですよ」とはっきり言っています。

ここでは違法かどうかとか、道徳的な話ではなく、マーケティングの面で効果が薄いから反対しています。

Amazonは大きな本屋さんですが、あくまでネット上にある巨大な1店舗という感じです(つまりチェーン店ではなく、巨大な売り上げの単店)。例えばTSUTAYAや文教堂などのチェーンで売れた場合、本部がチェーン全体の注文を出して、全店で平積みするよう指示してくれることがあります。このようにして、ある店で売れたことが波及して「全国展開」された場合は、実際に各地に本を在庫してもらうことによる告知効果が得られるのです。逆にweb上に1ページしか商品ページのないネット書店だと、Amazonで売れたから、Amazonでの掲載ページが増える…といった露出の拡大はあまりないのです。

1店としての売り上げで言えば、amazonが1番売ってくれる本屋さんかもしれませんが、チェーンの合計販売冊数で言えばAmazonよりも売ってくれる本屋さんはあります。

Amazonでどれだけ売れてもAmazonの在庫数が増えるだけですが、リアル書店で売れれば法人全体から注文が来たり、他のライバル書店も注文してきてくれたりと「拡がり」があります。ですので、アマゾンキャンペーンを応援してくれる友人がいるなら、リアルな店舗で買ってもらったがよっぽど、マーケティング的においしいと思うのですが、いかがでしょう?

Amazonランキング&商品レビュー(5つ☆評価)との付き合い方

Amazon売れ筋ランキングについては、著者が仕掛けたAmazonキャンペーンによって上下した可能性があるので、あまり信用しないほうがよろしいでしょう。数日間続けて上位にランクインしているなら別ですが、ランキングをみるなら「Amazonランキング大賞」で見ると失敗が無いように思います。

 

また、Amazonには商品レビューがあります。5つの☆で点数をつけ、ユーザーが感想を書きこむものです。

これはそもそも一人のユーザーの個人的な感想なので、あまり反応しすぎるのもよくありませんね。例えば☆5ばかりだったり☆1ばかりだと偏りすぎで「ファンか業者が☆5にしてるだけ」か「アンチが☆1にしてるだけ」っていう可能性があります

では、Amazonレビューは完全に無視した方が良いのでしょうか?

僕は次の2つの基準を満たしたものは参考にして良いと考えています。

  • 評価のバランスが「く」の字型になってるもの
  • レビューの数が多いもの

です。

 

評価のバランスが「く」の字型というのは、☆5と1が一番多く、次いで2,4となり、3が一番少ないもののことです。

なぜかというとそれが最も自然な評価のバランスだからです。☆3つまり「普通」と思った人はわざわざ書き込んだりしません、めんどくさいからです。ですから☆1や5のような良くも悪くも心動いた人が書き込むことが多いはずで、☆5から順に右に長く(評価者が多く)、☆3が一番短い、そして☆1も長いという、ひらがなの「く」の字型になるのが最も自然なバランスなのです。

業者やアンチが入るとやっぱり評価も偏って、「く」の字型になりません。ちゃんと「く」の字型で、そのうえ☆5,4がやや優勢のものを「自然なレビューだな」と判断しています。

 

またレビュー数が多いというのも、自然なレビューの割合が増えるから参考になります。特に基準はないですが、レビュー40以上なら信頼度が高いと判断しています。(業者や知人に頼むとして、せいぜい20~30くらいじゃないかなと思うからです)

レビュー数40以上あるのに星の数が5や1に偏っていたら本当に素晴らしい本だったり、つまらない本なんだろうなと個人的には思っています。

まあ、しかしランキングもレビューも、他人の評価の合計でしかありません。その本が面白いかどうかはランキングやレビューに関係なくあなたが決めて良いのです。むしろ、みんなが激賞している本でも「俺は面白くない!なぜなら~」と理由を言える人がいい読者だと思うし、周りの反応を気にせずに本を買って「ああ、やっぱり面白くなかった、だまされた」という経験をしてきた人だけが本当に(自分にとって)良いものを見分ける目を持てるのだと思いますよ。

増刷率90% 平均部数48,000部の出版プロデューサー。

奈良県出身 同志社大学卒業後、学習研究社(現・学研ホールディングス)入社。書店促進部を経て、一般書販売課へ配属。2つの編集部を担当し、年間最大400冊のマーケティングを担当。膨大な点数を扱いつつ、新人著者の売り伸ばしや仕掛け販売に注力。上原愛加のプリンセスレッスン(シリーズ100万部突破)などの売り伸ばしに成功する。その後、出版プロデューサーとして2010年に独立。

『血流がすべて解決する』(22万部)『奇跡の営業』(6.3万部)など主にデビュー作をプロデュースし、ベストセラーへと導く。

業界では数少ない、出版社マーケティング部出身の出版プロデューサー。

amazonランキングの本は、本当に売れているのか?

朝のスッキリ!!でやってる誕生月占いに一喜一憂する出版プロデューサーの西浦です。ちなみに今日(9/20)の8月...

こんにちは、出版プロデューサーの原です。

今回は早くも3回目を迎えた、出版プロデューサー西浦孝次による「おすすめ!人生を豊かにする本5冊」改め「ニシュランガイド」のレポートを公開します。

今回もイベントスペースを貸してくださったのは東京駅八重洲口を出て真正面にある「八重洲ブックセンター」さんです。

 

紹介した本

5冊の候補がありましたが、毎回恒例の参加者投票と、西浦さんのおすすめで紹介が決まったのはこの4冊。

  • フェルマーの最終定理
  • 芸人交換日記 〜イエローハーツの物語〜
  • 海馬 脳は疲れない
  • (赤塚不二夫対談集 これでいいのだ)

時間の都合で詳細までご紹介できたのは上から三つの作品となりました。

 

フェルマーの最終定理

イベント時間2時間の中で1時間をかけて話してくださったのがこの「フェルマーの最終定理」

書店などで見かけたことのある方も多い本かと思います。

この一冊は、西浦さんが数学に興味を持つきっかけになった一冊だそうです。

 

とても大きなテーマになりますが、人類が世代も人種をも超え、一つになって取り組んだことをご存知でしょうか?

今現在も戦争が終わらず、あちこちでテロなどが起きている中、そういったものを見つけるのは難しいことかと思います。

「フェルマーの最終定理」は、解を見つけることが非常に困難な数学の謎です。

そうであったがゆえに、数学者たちを幾世代にも渡り魅了し続け、それぞれの人生をかけて、解を見つけるために奮闘させたものでもありました。

 

この本はただの数学書ではなく、そのうち大きな貢献をした人たちの生涯にフォーカスした人間ドラマの詰まった一冊となっているのです。

ただ一冊の数学についての本としてだけではなく、数学者たちのストーリーに思いを馳せて読んでみると、また違った数学の面白さや素晴らしさが見えてくるかもしれません。

海馬 脳は疲れない

赤ちゃんの頃を最高として、生きていればどんどんと死滅していく脳細胞。

でも実は、20歳までは単純記憶が発達しており、30歳からはネットワーク構築という新しい才能の開花するのが人間であるという、新しい発見が出来るのがこの本です。

印象に残るのは、西浦さんの「だからこそ人は生きるのに慣れてしまうと成長が止まってしまう」と言う言葉。

あなたはどうでしょうか?

新しい出会いや新しい発見を避けていませんか?

固定観念に取りつかれ、一歩踏み出すことを必要のないことのように思ってはいないでしょうか?

この本にも、いろいろな感想が集まりました。

自分の生き方や、ものの受け止め方にも影響が出る、人生の為の一冊、ぜひ手にとってみてはいかがでしょうか。

あなたにしかない新しい気づきがあるかもしれません。

芸人交換日記 〜イエローハーツの物語〜

3冊の中で唯一のフィクション作品が芸人交換日記。

森三中大島さんの旦那様でも知られる放送作家の鈴木おさむさんの作品です。

芸人同士の交換日記形式で進められていくこの本では、夢を追う人の葛藤と、「夢を諦める」勇気の偉大さがわかる一冊となっています。

ぜひ読んでもらいたい本です。

もしあなたが夢を追う人や諦めた人、今現在、葛藤している人なら。

 

感想会

今回もイベントを終えた後に、各本に対する感想会を行いました。

西浦さんが紹介してくださった内容を受けて、各々感じたことを一言ずつ付箋にして貼り付けています。

そこからは自分で感じ取ることのできなかったことも読み取れ、人それぞれに与える本の影響の大きさやその差、隣人の思いなどが詰まっており、本の可能性をますます感じる会となりました。

また、紹介された本は会場の八重洲ブックセンターさんで購入することができるため、気になったものをその場で手にすることができます。

イベントに興味を持っていただいた方は、ぜひ次回参加してみてください。

[facebookイベントページ]

 

山形県出身、埼玉県育ち。

バイセクシャルであることや家庭環境の悩みから精神疾患を患い、中学・高校時代と不登校等を繰り返す。

専門学校時代にプログラマーとして広告業界に縁ができ、インターンを行うことになる。

その後通学しながら、WEB広告の総合代理店にてオウンドメディア運用などを担当し

二足のわらじ生活を送ったのちに同会社にジョイン。

WEBメディアの編集部やエンジニアのほか

広告メニューの法人営業や

WEBショップのMD(マーチャンダイジング)などを様々な職種を短期間に経験するうちに

一つの組織に囚われた働き方に疑問を抱くようになる。

その後精神疾患の再発を機にフリーランスへと転換。

広告営業時代に見てきた「物の魅力を広める人たち」に感化されていたため

商品だけではなく、ありとあらゆる「ものの魅力」を自分の言葉を伝える人たちに興味を持つ。

同時期に西浦孝次氏に出会い、出版プロデューサーを目指すようになる。

【イベント】出版プロデューサーの人生を豊かにする本「ニシュランガイド」Vol3

こんにちは、出版プロデューサーの原です。 今回は早くも3回目を迎えた、出版プロデューサー西浦孝次による「おすす...

「みんな、本読んでる?」(CV:ブルゾンちえ〇)

え、最近ほとんど読めてない?とにかく選ぶのが大変だって?

選べないのは本が多すぎるから!だったら…人にお勧めしてもらえばイイ。

ちなみに、本が年間、何冊でてるか・・・知ってる?

 

 

 

 

 

 

 

「8万冊」

 

 

ブルゾンさん風に書くのはここまでとして・・・(難しい)

出版プロデュ―サーの西浦です!本の年間出版点数8万冊ですよ!

8万!1日に平均220冊強!確かに「選べるかーい!」ってことで、

だったら面白い本をこちらから紹介しようと!どうせ紹介するなら、それ自体をコンテンツにしちゃおう!と、

昨年末スタートした『出版プロデュ―サー西浦孝次がお勧めする「人生を豊かにする本5冊」』のVOL.3を6月28日に開催します!

今回から「ニシュランガイド」と名前も変わっております!命名はスタッフで弁護士のK先生です!

 

『ニシュランガイド』ってどんなイベント?

 

大変ありがたいことにリーピーターが非常に多く、定員の7割以上がリピーターさんで埋まっております。

だから余裕こいて今まで案内するの忘れてたんですよね・・・いかんいかん。

 

面白い本に興味はあるけど、何を読めばいいかわからないー。

っていう方に、本のプロ(おこがましいですが)の出版プロデューサー西浦が、商売一切抜きで面白い本をおすすめするイベントです。

  • 本は好きだけど、年に5冊くらいしか読めてない
  • 本屋さんに行っても、どんな本を読んでいいか分からな
  • ランキング上位の本をとりあえず読んでいる
  • 歴史的な名著と言われてもピンと来ない…
  • でも本を読みたいと思う!

という方が対象です。本を全然読んでなくても全然問題なし!ご興味あればぜひ!

しかもイベント会場は八重洲ブックセンターさん!

本屋さんで開催ということで、イベントで紹介された本をその場ですぐに買って帰ることが出来ます!

 

どんな本が紹介されるの?

 

年間365日、本に触れている出版プロデューサー西浦が、これまでに読み、影響を受け、名著だと感じた書籍を厳選して紹介します

ジャンル等は特になく、マニアックなものよりは「聞いたことあるけど読んだことのない本」とか「有名作家の、ちょっとマイナーな本」とか比較的メジャーなものを取り扱います。

もちろん超有名人の超有名本でも扱います!

 

ちなみに6月28日の回には

  • 脳科学
  • 小説×2
  • ノンフィクション
  • 対談集

というジャンルから合計5冊をチョイスしました。

過去の様子はこちらから

第1回 イベントレポート前半 と 後半

第2回 イベントレポート

本はほとんど読まないけど参加してもいい?

もちろんです、むしろそういう人に『本を手に取るきっかけ』になってほしいと思って開催しています。

当日は、参加者の方々に5冊の内、プレゼンを聞きたい4冊を選んでもらったり、それぞれの本への感想をフセンに書いて貼ってもらったり参加型の部分がありますが、本を読んでいる必要はないものばかりです!

 

お申込みはこちらから

facebookのイベントページで申し込みを受け付けております!

イベント終了後、希望者だけの簡単な打ち上げもありますので良かったらそちらもぜひ!

 

あなたのご参加お待ちしております!

お申し込みはこちらから

 

増刷率90% 平均部数48,000部の出版プロデューサー。

奈良県出身 同志社大学卒業後、学習研究社(現・学研ホールディングス)入社。書店促進部を経て、一般書販売課へ配属。2つの編集部を担当し、年間最大400冊のマーケティングを担当。膨大な点数を扱いつつ、新人著者の売り伸ばしや仕掛け販売に注力。上原愛加のプリンセスレッスン(シリーズ100万部突破)などの売り伸ばしに成功する。その後、出版プロデューサーとして2010年に独立。

『血流がすべて解決する』(22万部)『奇跡の営業』(6.3万部)など主にデビュー作をプロデュースし、ベストセラーへと導く。

業界では数少ない、出版社マーケティング部出身の出版プロデューサー。

【ブルゾン風イベント告知】効率的な本選び、充実した内容紹介。オススメ本イベント『ニシュランガイド6/28』です!

「みんな、本読んでる?」(CV:ブルゾンちえ〇) え、最近ほとんど読めてない?とにかく選ぶのが大変だって? 選...

「読書が好き」と話すと、なぜか「ベストセラーは読んでいるはず」として、その話題を振られることがあります。
しかし私の場合、すべてのベストセラーを読んでいるわけではありませんし、読んだとしても記憶に残っているとは限りません。
そんなとき、はっきりと「読んでいません」と答えると、「なぜ読んでいないのか」という空気が漂うことがあります。
すべての本を読んでいる人ばかりではないはずなのですが、不思議なものです。
趣味を聞かれて「読書」と答える人ならば、もしかしたら同じような状況に陥った経験があるのではないでしょうか。

今回は、そんな状況のときの助けとなりそうな本、『読んでいない本について堂々と語る方法』を紹介します。
著名な本の内容を引用しながら進む本書、実に面白い内容となっています。

どんな本なのか

この『読んでいない本について堂々と語る方法』は、2007年にフランスで出版されベストセラーとなり、多くの新聞や雑誌で取り上げられました。
著者は、パリ第八大学教授で、精神分析家のピエール・バイヤールです。
本書には「未読の諸段階」と「状況」に応じて「読んだことのない本について語る方法」が記されています。
そして著者は「読んだことのない本について語る」ことにより「創造的読書」ができるとしています。
あまり読書をしない人にも、読書好きな人にもおすすめできる、興味深い本となっています。

読書に関する三つの規範

読んでいない本について語るのは難しく、叶うなら、なるべく避けたい状況です。
もちろんそういう経験もゼロではありませんが、できればそのことを他人に知られたくありません。
そう感じる理由として、著者は、以下のように記しています。

<読まずにコメントする>という経験について語ることは、たしかに一定の勇気を要することである。
本を読まないことを称揚するテクストがほとんど見当たらないのは理由のないことではない。
読書をめぐっては、暗然たる強制力をもつ規範がいくつもあって、それが私がここで扱おうとしている問題に正面から取り組むことをむずかしくしているのである。なかでも以下の三つの規範は決定的である
(4ページ「序」より引用)

ここで言う三つの規範とは、

  1. 読書義務(読書は神聖なものとみなされており、神聖とされる本を読んでいないことは許されない)
  2. 通読義務(本は最初から最後まで読まなくてはならない
  3. 本について語ることに関する規範(本について正確に語るためには、その本を読んでいなければならない)

というものです。
普段意識したことはありませんでしたが、確かに、これらは「暗黙の了解」として存在するように感じます。
本書は、そんな「暗黙の了解」を破ることによって生じる「やましさ」を軽減し、読んでいない本について語ることを正当化してくれます。

未読の諸段階と、その理由

本書は、以下のような構成になっています。
—–
Ⅰ未読の諸段階

  1. ぜんぜん読んだことのない本
  2. ざっと読んだ(流し読みをした)ことがある本
  3. 人から聞いたことがある本
  4. 読んだことはあるが忘れてしまった本

Ⅱどんな状況でコメントするのか

  1. 大勢の人の前で
  2. 教師の面前で
  3. 作家を前にして
  4. 愛する人の前で

Ⅲ心がまえ

  1. 気後れしない
  2. 自分の考えを押しつける
  3. 本をでっち上げる
  4. 自分自身について語る

—–
読み進めるうちに、「その本が未読である理由」にも様々なものがある、ということに気付きます。
一般的な理由として考えられるのは、

  • タイトルや内容に興味を持てない
  • 読みたいが時間がなくて後回しになっている
  • 理由のない読まず嫌い

などです。
この中でも、読まず嫌いによって未読である本については、語るのが非常に難しそうです。
しかし本書を読んでいるうちに、たとえどんな未読の本であっても語ることが可能だという気持ちになるのです。

読んでいない本について語るために必要なこと

では、実際に「読んでいない本について語る」ために必要なことを見てみましょう。
現実的に使えそうなのが、Ⅲの見出しに記載されている「心がまえ」、

  1. 気後れしない
  2. 自分の考えを押しつける
  3. 本をでっち上げる
  4. 自分自身について語る

です。
これならば、本を隅から隅まで熟読しなくても、内容については触れず、読んでいない本について語ることができそうです。

そして本書の結びでは、読んでいない本について語ることは、

  • 話している相手の反応に注意を払う
  • 作品の本質を探る

自分の話により相手の共感を得る
などの必要があることから、「まぎれもない創造の活動」であると述べています。
そう考えると、日常的に文章を書く人にとっては、読んでいない本について語ることは「作品を作る」上での良い訓練になりそうです。

終わりに

数々の裏付けをもとに、本書は、「読んでいない本について語ることは、決して悪いことではない」と私たちに教えてくれます。
本書を読むことで、きっと、読んでいない本について語る罪悪感から解放されることでしょう。
そして、創造活動の一環として、未読の本について語ってみたいという欲求に駆られるに違いありません。

(文:朔)

本の出版をお考えの方へ

出版TIMES編集部。記事の企画・編集等は出版プロデューサーの西浦が担当、執筆はライターさんにご担当頂いています。

【書評】読んでいない本について堂々と語る方法【未読の本について語る罪悪感からの解放】

「読書が好き」と話すと、なぜか「ベストセラーは読んでいるはず」として、その話題を振られることがあります。 しか...