独立

昨日、2月28日はかぎろい出版マーケティングの設立記念日。妻と朝から『あ、よく考えたら今日7周年だわ』などと話していたので、打ち合わせの帰りに『何か買って帰ろうか?(ケーキ的なものを)』とLINEしたら『トイレットペーパーお願い』と言われた出版プロデューサー西浦です。2月28日はトイレットペーパー記念日になりました。

※妻の名誉のために補足すると、サプライズでちゃんとケーキを用意してくれてました(笑)。イェエエエエエエイ!

僕は2010年の2月末に独立して出版プロデューサーになったので、ちょうど7周年です。7周年を迎え「今までどうだったか」とか「今後どうしようか」を考えてみようかと思ったのですが、だいたいうまくいったことは人様のおかげで、うまくいかないことも人のせい、自分のせいなので、結局のところ「まだまだだ」という結論になりました。

独立前に新橋に通っててよかった

たまたま7周年記念日の前日、2月27日の夜に仕事で悩んでいる後輩と飲んでまして『独立するとき怖くなかったんですか?』と聞かれました。そのとき新橋の居酒屋オーナーの話をしたんですね。

仕事がデキなさすぎて新橋に逃げた

当時、社会人になって2年目なのに、まったく仕事ができないダメダメ社員だったボクは、定時で仕事を終わらせ、18時前には新橋に到着し、名も知らぬ常連のオッサンたち(レシピデンツさんとかファルコとか謎のあだ名で呼ばれてた)と毎日飲み歩いてました。ちなみにボクの新橋ネームはマイケルでした、意味わからんw

仕事の成果もやる気すらも出せず「こんなことしてる場合じゃないんだけどなぁ」と思いながらも、現実逃避のために新橋で飲んでたんですよね。彼女にもフラれてたし、今思うと散々だな、本当に。

いつまで経っても終わらない準備

その店は開店して1年くらいの若い店で、お店のスタッフもイキイキしてて、自分にはすごくまぶしく映ってました。いっそそっち側の人間になりたいなとか考えていたのですが「それはそれでお店の人に失礼だろう」とか「ただの逃げだしなぁ」とか思ってました。

そこのオーナーとも仲良くなったので、カウンターで飲んでたか、一緒に店を閉めて二軒目に行ったかした時に『独立するとき怖くなかったんですか?』という質問をしたんですね。昨日、僕が訊かれたのとまったく同じ質問です。その返答が『怖い怖い!でもさ、準備なんていつまで経っても終わらないしねぇ』でした。

怖いのは当たり前準備なんてやりきれないんだな。「それでも」やるんだなって妙に納得したことを覚えています。

「それでも」と「でも」の大きな差

質問してくれた後輩たちにもその話をしたら、何か感じてくれたみたいです。

僕はこの「それでも」は魔法の言葉だと思っていて、けっこう大事にしています。というのも悪い現状や足りない自分を受け入れて、そのうえで「それでも」と前向きな選択をする言葉だと思っているからです。それでもなお、人を愛しなさい―人生の意味を見つけるための逆説の10カ条という本を読んだとき、そこで必ず登場する「それでも」という言葉にシビレたのがきっかけです。

似て非なる言葉は「でも」「だけど」で、こっちは否定から入っているんですよね。現実を受け入れていないときに出る言葉かなと思っていて、「それでも」なのか「でも」なのかは自分でもどっちかな?と考えるようにしています。バナージも良く言ってますしね笑

失敗から「何を学べるか」は、被害者か当事者かによる

うまくいかなかった経験はそこから何を学べるかで、今後の価値が決まります。ボク自身痛い目にも何回か遭ったし、それを糧として対策や予防線を張れるようになりました。

そして失敗はそこから学ぶひとに「当事者」というポジションを与えてくれます。当事者が語る言葉だからこそ聴く側も納得感が増し、耳に入りやすい言葉になると思うんです。ああ、この人も自分と同じ苦しみを味わった人なのか・・・そう思うと素直に聞いてみよう思えます。

だから失敗した人は、その時はどん底でも後から有効に使える日が来ると思うから、あまり深刻に考えないで欲しいなと思います。本に具体的なエピソードとして書いたりとか、そういう経験を経た人の方が器が大きかったりしますし!

失敗したままの人は被害者意識に囚われているけど、学ぶ人は当事者意識を持っていてそこが大きな差を生むのだと思います。

今までの延長では進めないという現実

そうやって失敗から学んで試行錯誤をして、成果を出した後。うまくいくようになってきたからこそ、ここから先は今までの延長では進めないと感じるようになりました。

学研時代に、担当作が「売れない」現実と向き合って、自分なりに仮説を立てて検証を繰り返すようになりました。売れないのを「企画が悪い」と人のせいにしててもしようがないので、「それでも」と頑張り始めたからですね。

自分なりのマーケティング手法を構築できたのと、いろんな人の協力もあって10万部以上のベストセラー(シリーズ数十万部)を生み出すことができました。いわゆる成功事例です。

けれどここから先、もっと上を目指すには、そのマーケティング手法だけじゃなくて、企画段階から最終的なゴールを見据えて作る必要があると感じました。

  • 「本が売れない状況で、売れるように仕掛ける能動的な手法を見つける」段階と
  • 「すでに本が売れる状況を構築したうえで、それをはるかにしのぐ成果を出す」段階と

はまったく別次元の課題だからです。

当時はそんな風に意識できてなかったですけどね(笑)ただただ「本のマーケティングを極めたい」と思って、そのためには企画の根っこから携わらないといけないと感じてただけです。

成功からはこれ以上学べない理由

そこで出版プロデューサーとして独立して、7年が経ちました。意気揚々と独立したのですが、はじめてプロデュースした本は3刷10,000部で止まりました。そんな現実を受け止めて「それでも」と2作目で4万部、3作目で6万部と伸ばし、昨年はようやく18万部を越える本をプロデュースでき平均実績も44,000部になりました。

こう見ると成功してるなと思えなくもないですが、むしろ当事者として、ここから先は今までの延長では進めないと感じます。著者や編集者、営業さんや書店さんたちがすごく頑張ってくれたおかげで売れたので「失敗」がほとんど見当たらないのです。

「成功からは感謝しかなくて、学びが少ない」です。30万部、50万部、100万部、200万部、500万部・・・と目指していくなら、20万部売れた本からたくさん「失敗点」を見つけられるくらいでなくてはならないのです。

成功から失敗を見つける目を作る

それはもう、僕が今かけているメガネでは見えない世界だと思います。8年目以降は新たな何か、創造と破壊だったり、開拓発掘して自分の器をもっと大きく深くしたいと考えています。

ですので昨年末あたりから、自分にとって今までにないチャレンジを進めています。この出版TIMESもそうですし、本を楽しむ会の運営、N-workerという新たなフリーランスプロジェクトに参画したり。

一緒に過ごす人が変われば言葉も常識も変わって面白いです。出版的な考え方から少し離れて、異業種や新ジャンルに触れることで、いかに自分が無知で、狭い世界にいたかを痛感しています。最近自分が顔を出す場所に出版の人が全くいません(笑)それが心地よいです。

クライアントに対しても「出版以外の部分は関わらない」ことが専門家としてあるべき姿と考えていましたが、むしろセルフメディアの運営や、イベントの企画など結果的にベストセラーを生み出すのに役立つことはどんどんやって行こうと思います。

そうやって手に入れたスーパーなメガネを使って、はやく平均10万部、100万部突破の世界を見られるようになりたいと思います。

なので、ここから10年くらいは「かぎろい」新ステージへ上がっていきますので、よろしくお願いします。

今回はまったくまとまらなかったなぁ・・・苦笑

7周年を迎えたけど、結局「まだまだ」という答えしか出てこない理由

昨日、2月28日はかぎろい出版マーケティングの設立記念日。妻と朝から『あ、よく考えたら今日7周年だわ』などと話...

出版TIMESの西浦です。

出版TIMES 2017年1月の人気記事ベスト5をご紹介します。ほぼ2日に1回くらいのペースで更新している本サイトですが、『毎回、全部読むのはしんどいぜ!』という方にぜひとも人気記事だけでも読んでいただけると嬉しいです。

2017年1月人気記事ベスト5

  1.  フリーランスで独立して1年以内にはまりがちな落とし穴
  2.  7年やってわかった、食えるフリーランスになる方法
  3.  成功している人は、なぜ神社に行くのか?【神さまは「他の参拝者を味方につけた人」の味方をする】
  4.  「書きたい本を書く」は大事だけど、自分と向き合わない本は売れない
  5.  伝わる文章の書き方—「説明しない」が刺さる理由

というような結果になりました!

おかげさまでフリーランス向けの記事が1,2位となりました。特に2位の「7年やってわかった、食えるフリーランスになる方法」は、12月29日の更新後から現在までずっと読まれ続けており、非常にありがたいです。「出版 フリーランス」で検索すると上位表示されるようになってきたとの話も聞いたので、「出版業界のフリーランス」に関する記事も書いていこうかなと思っています。誰か取材させてください!
そして意外だったのは成功している人は、なぜ神社に行くのか?【神さまは「他の参拝者を味方につけた人」の味方をする】ですね。お正月だからタイムリーだなと思って紹介したのですが、その後もずっと読まれ続けており、検索流入数だけで言えば1月の1位かもしれません。本の紹介は比較的「古い名著」を上げてきたのですが、新刊の方がみんな興味あるのかも?

そして出版系の記事が4位5位にランクイン。やっぱり本業ですしこのジャンルの記事が人気だとホッとします。うん、出版系2記事、フリーランス系2記事、本紹介1記事というのは理想的なバランスです。

フリーランスで独立して1年以内にはまりがちな落とし穴

2位の「7年やってわかった、食えるフリーランスになる方法を書きはじめたら、一記事にするにはあまりに多すぎたので、二つに分けただけの記事(笑)とはいえすべて実体験からくる「生々しい」知恵ばかりなので、読んでいただいた方からは非常に褒めていただけました!こちらは「生き残り」「ディフェンス」重視で書いてあります。

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7年やってわかった、食えるフリーランスになる方法

フリーランスとして独立して気が付けば7年が経ち、一度「実体験から得たノウハウを文書化しよう」と思ってまとめた記事です。かなりガチで書いてあるので、ものすごく反響がありました。12月のPVランキングでも3位に入り1月では2位に入りました。シェアしてくださった皆さん、はてブしてくださった方々、本当にありがとうございます。

の全7項目です。この記事は成功するためのオフェンシブな内容なのですが、生き残るためのディフェンシブな記事は1月のランキングで1位になりました!

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成功している人は、なぜ神社に行くのか?【神さまは「他の参拝者を味方につけた人」の味方をする】

不定期でタイムリーな書籍を紹介したりしてるのですが、facebookではコメントあるもののサイトのPVは弱いのです。しかしなぜかこちらは人気で、正月以降も1か月間ずっと同じくらいのペースで検索いただいております。科学者で霊能者でもある八木龍平さんが「神社は人々の祈りの集合体」「歴史上の人物は神様を味方につけていたので成功したんだよ」というような成功とスピリチュアルの関係について書いた本です「神さまに伝わる祈り方」、「なぜ成功者は神社を大切にするのか」「成功したい人におすすめの神社」など非常に男性的な視点での神社本だと思います。

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「書きたい本を書く」は大事だけど、自分と向き合わない本は売れない

毎月開催している会員制出版グループコンサル「ベストセラーキャンプ(BSC)」でのヒトコマです。企画を立てるときに「書きたい」という欲求は大事で、それがないと10万時前後の原稿を書き上げることはできないでしょう。そもそも面白くならないだろうし。ただ「書きたい」だけだと、読者や棚を見ていない企画になりどこかズレてしまいます。独りよがりな企画なんですね。この「書きたい」には「ラクしたい、コンフォートゾーンから出たくない」という潜在的な欲求があります。「書きたい」と思えるものは「書ける」範囲内のものだからです(批判されなそう、新たに参考データ集める手間をかけなくていい、時間がかからなそうなど、精神的な部分の話です)。本は「書くのが怖い」くらいのものでないと読者には刺さらないのです。

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伝わる文章の書き方—「説明しない」が刺さる理由

伝わらない文章って「ちゃんと伝えよう」といろいろやりすぎるから伝わらなくなるのですが、これってリーダーがリーダーシップを発揮し過ぎてうまくいかなくなるパターンと同じだなと思って書いた記事です。頭のいい方、難しい本をよく読んでる著者に多いのですが、「ちゃんと書こう」とした結果、文章が長くなったり、言葉が難しくなり、かえって伝わりません。それはなぜかと言うと「ちゃんと説明したら、ダラダラつまらない文になってしまうから」です。説明というのは野暮でつまらないものです。伝わる文章を書くために「説明しない」を心がけて書くには?

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以上、2017年1月の人気記事でした!

人気記事アーカイブス 2017年1月ベスト5

出版TIMESの西浦です。 出版TIMES 2017年1月の人気記事ベスト5をご紹介します。ほぼ2日に1回くら...

どうも、出版プロデューサーの西浦です。

僕の今年の目標の一つ、それが出版プロデューサーを5人集めて「出版戦隊プロデュージャー!」を結成することです。

ウソです、ごめんなさい。戦隊は結成しません。けれど出版プロデューサーの仲間を増やしていきたいと思っています。まずは僕を含めて5人にするというのが目標です。

 

出版プロデューサーとはどんな仕事なのか

本をプロデュースしてベストセラーにする仕事です。そのまんまです。フリーランスの多い出版業界でも、一番新しい職業なんじゃないでしょうか。著者自身がフリーランスなわけで、出版業界はフリーランスが生きていくのに非常に環境が整っていると思います。

出版プロデューサーの仕事内容

  1. 著者のスカウト(発掘から)
  2. 企画をつくる(企画書にする)
  3. 出版社に提案する
  4. 著者の原稿執筆にアドバイスする
  5. 販売戦略を著者に提案して実行

上記の5つで、これを通じベストセラーにしていくのが目標です。ベストセラーにするのに販促だけやればいいわけではなくて、企画はもちろん著者の発掘から逆算で考える必要があります。

もちろんこれはうちの仕事のやり方なので、編集者と著者とを引き合わせるだけのプロデューサーもたくさんいるそうですし、もっとブランディングとかそっちの方に特化したプロデューサーも世の中にはいると思います。うちの仕事は「出版に関して全部」という感じです。最近は「感動の共有」が最大の関心毎で、本の「感動」を共有していくためならどんどん新しいことにチャレンジしたりもしてるので、フレキシブルな面が強いです。

出版プロデューサーのやりがい

この仕事は本当に面白くて、「これは新しい!」「この考え方、世の中に広めたい!」と自分が「感動」したものを、「本」という形でより多くの人に伝えることができます。世の中的にはまだマイナーでも、その業界では知られているすごい方や、すごいムーブメントはやっぱりありまして、それを見つける喜びは宝さがしに似ています。そういう本の著者は人間ができていて、かつ個性的だったりすることが多く、一緒に仕事するのも楽しいです。ブランディングのために本を書こうという人は、そういう方の中にはいないですね。それに編集さんたちもかなりキャラの濃い方が多く、楽しいです。面白い著者や編集者と会うと「この人とあの人を会わせてみたい」「あの編集さんとこの著者ならいい仕事になりそう!」と自分が仕事したい人と組めるというのもすごい魅力だなと思っています。100名近くの編集、営業、書店、取次関係者と定期的にあったり仕事したりしているのですが、みんな個性的で何より本を愛していて、本に対して熱い人ばかりなので一緒にいられるだけで楽しいです。(飲みが多い原因はこれか)

最大のやりがいは「本を通して、読者の悩みを解決できること」です。僕はたいした人間ではありませんが、著者や出版社、書店など多くの方の力を借りて、何万人という方を助けることができるのです。僕自身もそうやって誰かが作ってくれた本にずいぶん助けてもらってきました。自分がプロデューサーとしてたくさんの人を繋いで、その結果として生まれた本が「見知らぬ誰かを助けるしくみ」になる。これは本当に生まれてきた意味と言っても過言ではないです。その本が僕の孫やひ孫を助けてくれることもあるかもしれません。自分が死んでも、自分がプロデュースした本は残ります

僕が世界でいちばん面白い仕事の一つだと思っているのが「出版プロデューサー」です。

 

出版プロデューサーを増やしたいわけ

プロデューサーは一人でもできるのですが、すべての面白い著者を一人で見つけてくるのは物理的に不可能です。僕のメガネでは見つけられないすごい人もいるでしょう。そういうまだ出会ってないすごい人たちにも、プロデューサーの数が増えれば出会うことができます。実験的にはじめた0期生のプロデューサーたちが、僕とはまったく出会うことのなかった面白い方を連れてきてくれました。スカウトは人数が多い方が絶対に効果的です。何より誰かと一緒に仕事をする、共通の目的・目標に向かって努力したり助け合えたりするのは楽しいですよね。ぶっちゃけた話、一人は寂しいです(笑)

「僕が」プロデュースした本が売れたときはもちろん嬉しいです。著者や編集さんと大盛り上がりできます。打ち上げも楽しいです。けれどさらに欲張って「Aさんのプロデュースした本売れたね、おめでとう!」と言いたくなりました。サプライズパーティとかやりたいんです(笑)「やった!」もいいですが「やったね!」を今年はたくさん言いたいです。

向いているなと思うタイプ

  • 本が好き
  • 人が好き
  • 人に貢献するのが好き
  • コミュニケーションが得意
  • 決断力がある
  • 自分じゃなく著者をどうやって前に出すか考えられる人

人と本に深く関わる仕事ですから、本にも人にも愛がある人が向いています。

ガイダンスへお越しください

興味の湧いた方はぜひガイダンスにお越しください!ガイダンスと言っても実際は西浦と2人~4人でお茶飲みながら話すだけです。初めましての方も歓迎です。

出版プロデューサーは複業OKです。もちろん未経験で大丈夫です。(経験者なんてほとんどいないと思うけど・・・)

年齢制限や性別の縛りはありませんが、今のプロデューサーは僕も含めて30代が多いです。

まずは「ガイダンスお茶会」へお越しください

お待ちしています!

ガイダンス日程一覧

出版プロデューサーになるには?

出版プロデューサーとは?

出版プロデューサー募集!

どうも、出版プロデューサーの西浦です。 僕の今年の目標の一つ、それが出版プロデューサーを5人集めて「出版戦隊プ...

※この記事は2017年7月27日に修正されました。

出版プロデューサーの西浦です。

2010年2月にフリーランスとして独立して、約7年が経ちました。フリーランスとして独立したい、独立したてでいろいろ模索中の方向けに、自分自身の振り返りも兼ねて、僕が『1年目のときに知りたかったなぁ』と感じた、フリーランスで成功するためのコツや考え方を書いてみました。記事はコチラ

そしたらすごく反響をいただいてとても嬉しかったので、書ききれなかったことから「独立して1年以内に気を付けるべき落とし穴」について抜き出してみました。前の記事がオフェンス&順調に成長する方法なら、今回はディフェンス&生き残る方法です!

口約束は全部社交辞令と心得る

『独立するんです』ということを伝えると、「いいじゃん、一緒に何かしようよ」とか「こんど、仕事お願いしていい?」という話があったりします。皆さん悪気はないのですが基本的に社交辞令だと思っておきましょう。僕もたくさんありました、それこそ言った側は次の日には忘れてるのでしょうが、言われた側は何年も覚えてるものなんですよね。「何かしようよ」の「何か」は自分から提案しないと生まれません。相手の立場になればわかると思うのですが、「実績ゼロのフリーランスに仕事を発注するリスク」を簡単に会社が許容してくれるでしょうか?大変なんですよ、仕事通すのは、たぶん。言ってくれたのが会社の代表者とかなら可能性があるかもしれません。

変態おやじのおいしい話に近寄らない

若い女性がフリーランスとして独立すると、仕事と引き換えにそういう関係を要求されることがあります。最初から露骨に言ってくることはあんまりないそうですが、実際に被害に遭った方を何人か知っているので、おいしすぎる話は注意した方が良いかもしれません。打ち合わせ場所がホテルで、そのまま部屋に連れて行こうとしたり、もっとはっきり「この仕事を毎月いくらで発注するけど、それはそういうことも含めてだから」と言われたりとか。知らないだけで男女逆パターンもあるかもしれません。こういうことがあると変なトラウマを持つことになるので、君子危うきに近寄らずの精神で避けた方が無難です。割り切る人もいるのかもしれませんが、自己責任で。

人と会っただけで仕事した気にならない

人と会って話をしただけで『今日も働いたぜ!』と思いがちですが、それはあくまで「情報交換」であったり、ただの「顔合わせ」です。誰かの役に立ってお金をもらわないと仕事をしたとは言えません。厳密に言えば、仕事として始まっても『やっぱりあの話、ナシで』が言える段階では会議やヒアリングも「仕事の準備」であって、「仕事」ではないと思っていた方が良いです。厳しいかもしれませんが、特に余裕資金が小さい段階では、まず生活費を稼ぐ必要があるわけで、「仕事になってない!」と厳しく自己評価しましょう。ある程度余裕が出てくれば、その辺はおおらかに構えていた方がむしろ良いです。すぐお金や仕事に結びつけようとすると小さい仕事になりがちです。(実際にサービスを提供したら、請求書を発行するなりちゃんとキャッシュフローを発生させるのは必要ですよ!)

法律と会計のプロは必ず捕まえておく

資金に余裕がない段階ではなかなか難しいですが、なるべく早い段階で法律と会計のプロと関係性をつくりましょう。このときは値段の安さではなく、考え方が近い人を選ぶのが吉です。儲けるのがいちばん!という人と、社会貢献こそ生きる意味!みたいな人だと価値観が合わなそうじゃないですか。会社やビジネスについての考え方が根本的に違っていると一緒にやっていくのはつらいです。僕はどちらも専門家に助けていただいていますが、どちらのプロと話していても「僕のしたいことは何か」が大切で、それに合う会計制度や契約書を作成してくださいます。やりたいことをするには〇〇が足りないのでは?というようなアドバイスもいただけたりしますよ、『今はそれでいいけど数年後にはこうした方が良い』というような。これは専門分野からのアドバイスでもあるのですが、もう一つ彼ら士業は多くの経営者の顧問になっているので「リアルな事例」をたくさん持っているんです。もちろん守秘義務があるから実名は出ませんが、必要な部分を抜き出して教えてくれるので良いアドバイザーになってくれます。

人を「役立つかどうか」で判断しない

「自分はそんなことするわけない」と思うでしょう、うん僕もそう思います。でも「貧すれば鈍する」と言うように、お金が無いと本当に考え方もさもしくなったりします。5,000円払って、その会に参加して、いくら回収できるのか?のように考えてしまうのです。嫌ですね~、でも本当に恥ずかしいのですが、僕も1回だけ、本当に厳しい時期にその理由で飲み会断ったことがあります。

「カネにならない話は興味ない、ギブアンドテイクできない関係はいらない」というような考えを「プロ意識」のように思っている人もいます。でも周りからは「余裕のないやつ」と映ることもあるし、「儲かってないんだろうなぁ」「仕事できないんだろうなぁ」と思われてることも多いです。互いに気を付けましょう。

趣味の会をやめない

フリーランスになったときは「経営者として!フリーランサーとして!」と気合いが入って、同じ経営者やフリーの方、仕事関係者とばかり集まりがちです。でもそういうときこそ「趣味の会」を続けるか、はじめるかして、とにかく「利害関係のない友人」を増やしてください。そういう場で出会った人たちはビジネス上の志向や立場ではなく、趣味の世界での志向や立場で出会えますから非常に貴重なのです。実はその道の第一人者という方が、趣味の会の仲間でいろいろ教えてあげてたりとか。そういった場で出会って、関係を築いてから一緒に何か始めると、交流会などで名刺交換した人たちより面白い仕事になったりします。少なくとも「いつもの仕事」とは少し異質なものになるので、何か得るものがあります。フリーランスはオンとオフを切り替えるタイミングがないので、そういう場を意識して持つだけで大きなリフレッシュになりますよ。

振り込まれるまでその売上はカウントしない

資金繰りなどを考えて、売上の予想を立てるとき「見込み」の売上をカウントします。けど、その際「振り込まれるまで、そのお金はどうなるかわからない」という心の準備をしておきましょう。こちらの予想が甘いだけの時もあれば、やむを得ない事情、理不尽な理由などあらゆる原因で売上は入金されなかったりします(涙)。しかもそういう場合、何かめんどうなトラブルと一緒にやってきますから大変です。無いお金はカウントしない。これはけっこう重要な考え方です。

貯金は100万切ったら精神的にくる

現金は多いほど良いです、間違いない。独立当初は、退職金が振り込まれて一時的にお金が増えます。そこから徐々に減っていくのですが、しばらくは「人生最高貯金額」状態だったりするので意外と余裕なんです。そこから少しずつ減っていき、個人差はありますが100万円を切るとかなり「やばい!」となります。精神的に影響が出て、そのまま体も何かの影響を受けたりします。人によりますが僕は舌の裏側に血のかたまりができました(涙)それが腫れて、前歯にあたって痛いんです。たまに割れて中から・・・(自主規制)。そうならないように資金管理はしっかりしましょう。

ちなみにある程度資金に余裕が出たら、自分の性格に合わせて複数の口座に分けるか、一つの口座に集めるか選びましょう。どういうことかというと、通帳の金額で精神的にも肉体的にも影響を受けるので、逆にそれを利用してモチベーションを上げたり、心を落ち着かせたりもできるんです。通帳を複数に分け各口座の残額をパッと見、少なくして危機感を持つか、逆に一つの口座にある程度の額を溜めて精神安定剤とするかはあなたの好みにお任せします。「小さい額がたくさんあると使っちゃう、大きな額だと使うのもったいなくて節約できる」人もいますし「小さい額だと焦って、頑張れる。大きな額があると油断しちゃう」派の僕もいます。まさに個人の好みで分けてください。

最初の資金のうち、何パーセントを投資に使い回収できるか

独立直後の軍資金、何に使いますか?300万円あるとして、毎月20万円を生活費に使って15か月をフリーランスのリミットとしますか?そういう思考の人は多いですが、これは100万円切るまでにキャッシュフローが黒にならなかったら、おそらく復活できません。僕のおすすめは、資金の潤沢な初期に何パーセントかを投資に回すことです。投資と言っても株とかでなくて、勉強でもいいし、何かの団体に参加しても良いです。とにかく「かけたお金を、後から回収してプラスにできる」と思えるものに投資するんです。これは自己資金が底を突きかけてからでは、精神的に踏み出せません。初期のころに手を打っておかないと、後からはやりづらいです。僕は経営塾に参加して、通年で100万円くらい使いました。自己資金の30%だったのでかなり勇気がいりましたが、その分「ここで何か掴まないと後がない」と本気で取り組めました。おかげで経営者としての師匠と呼べる方に出合え、投資金額も1年も経たずに回収できました。僕の器では100万円でしたが、金額の大小よりも「これで、事業を大きくする!」という見込みをつけることが大切なのだと思います。

というわけで、フリーランスとして僕らと一緒に、出版プロデューサーをはじめてみませんか?

出版プロデューサーとは?

入門・弟子入りについて

 

本の出版をお考えの方へ

 

フリーランスで独立して1年以内にはまりがちな落とし穴

※この記事は2017年7月27日に修正されました。 出版プロデューサーの西浦です。 2010年2月にフリーラン...

皆様、はじめまして!

駆け出したばかりの出版プロデューサー、白木加奈子と申します。

今日は、少し自己紹介と、出版プロデューサーを目指したきっかけを
お話ししたいと思います。

 

自己紹介


白木加奈子

日本生まれ、ロサンゼルス育ち、特技は英語、趣味はフラメンコのグローバル女子。
大学卒業後は、IT会社で外資系企業向けのヘルプデスクやインストラクター、
IT運用改善を約10年務める。けっこう受け身な仕事だったので、
起業したいと思いMBA取得を目指して勉強スタート。

しかし、MBAを取得しても自分が何で起業したいのか?何の目的で起業するのか?
を明確にしていないと意味がないと感じ、小さくてもいいから個人で仕事をしてみようと
思い2015年に会社を辞め、独立。

フリーランスとして、カウンセラーや英語講師、エステティシャン、司会業、
企業マーケティング、広報、営業などを幅広く経験。
その結果、人の可能性を引き出す仕事がしたいと強く思うようになる。

2016年、知人の紹介で出版プロデューサーの西浦氏と出逢い、
出版プロデューサーとしてのキャリアをスタート。慣れない出版業界の
ことを勉強しつつ日々成長中。


 

ここまで書いてみましたが、
めちゃくちゃ好奇心旺盛で知識欲の塊のような人間なんです。
あれも知りたい!これもやってみたい!
10年間同じ仕事を真面目にしてきて、ドバドバっーーーーっとダムが
決壊したかのように、様々な業界や仕事にチャレンジしてきました。

 

独立して気づいたことは、やってみたらなんでもできる!
自分にむいていないな~なんて思ったことも、やり方を知らなかっただけ!
真剣に向き合うチャンスがなかっただけ!と感じました。

 

そして出会ってしまった、出版プロデューサーの仕事。

 

これは私にとって、恐らく最大のチャレンジであり、
不安もまだまだいっぱいのお仕事です。

 

出版プロデューサーを目指そうと思ったきっかけは….

私のやりたい「人の可能性を引き出す」仕事だと感じたからです。

 

出版プロデューサーは
「人の可能性を引き出す」仕事なのか?


私は、カウンセリングをしている時に、クライアントは自信がないことが
多く、自分の本当の魅力や良さに気づいていないことが多かったです。

 

話しを聞き、その人が本当にやりたいことや思いを聴いているうちに、
相手の思考が整理されたり、考え方が変わって良い方向に事が進んだ
という経験がたくさんあります。

その時に、人は自分ひとりでは、自分の可能性に
気づきにくい傾向にあるのだと感じました。

カウンセリングはもちろん、相手の可能性を引き出すことができる
とても素晴らしい、やりがいのある仕事なのですが、
1対1でしか対応することができません。

 

出版プロデューサーの仕事に魅力を感じたのは、
この仕事なら「もっと多くの人の可能性を引き出せる!」と感じたからです。

それは、著者と読者の両方を意味しています。

 

まず、著者は人の役に立つであろう情報をたくさん持っていて、
それをどうにか多くの人に伝えたいと思っていると思います。

 

でも、どうやったらそれができるのか?がわからない。

 

そんな時に、出版プロデューサーとして
どうしたらその情報が多くの人の目に留まるのか?
どうしたらその情報が多くの人に楽しんで読んでもらえるのか?
を一緒に作り出していくことができます。

まさに、著者の可能性を存分に引き出すのが仕事です。

 

また、その先にいる読者はどうでしょうか?

 

1冊の本で人生が変わった!
この本のおかげで体調がよくなった!
考え方が変わって、心が軽くなった!

 

こんな経験が皆さんにもあるかと思います。
何万人もの人が手にとり、人それぞれ感じ方は違えど何かその人の
可能性を引き出すきっかけになるかもしれない!

著者、読者両方の可能性を引き出せる仕事ってとても魅力的だなと思います。

 

まだまだ、未熟者ですが
自分の初心を忘れず、素敵な本を世の中にたくさん送り出せるように頑張りますので、
今後ともよろしくお願いします。

自己紹介と出版プロデューサーを目指したきっかけ【白木加奈子】

皆様、はじめまして! 駆け出したばかりの出版プロデューサー、白木加奈子と申します。 今日は、少し自己紹介と、出...