本屋さんは「知」の宝庫!

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こんにちは、かき氷は抹茶白玉が大好き、出版プロデューサーの白木加奈子です。

ちょっと古い話ですが、2017年11月26日放送の「林先生が驚く初耳学」で〝ネット検索ばかりしているとバカになる〟
というテーマをやっていたのですが、ご覧になった方いらっしゃいますか?

その放送の中で林先生が本屋さんについて、私がいつも思っていたことを見事に表現してくださいましたので、ご紹介したいと思います。


目次

本屋さんで本を探すことの利点

皆さんは最近本屋さんにいつ行きましたか?

毎日行っているという人もいれば、数か月行っていないという人もいるかもしれません。

本屋さんは残念なことに全国で1日に1店舗という恐ろしいペースで閉店しているそうです。

最近はAmazonで本を買う人が増えました。私も正直欲しい本があるとパッとネットで検索してそのまま注文というパターンがけっこうあります。
(そして、まんまとその下に表示される関連の本なんかも一緒に買ってしまったりしますよね…)

でも実は、本屋さんで本を探した方が「知力」アップにつながるのです!

本屋さんに行くと、たくさんの情報が目に飛び込んできます。

もし、探していた本がビジネス書だった場合、その棚に行くまでの間に

新刊情報だったり、ランキングだったり、注目の本だったり、平積みやポップやポスターなど

たった1冊を購入しようと歩いている間に、目に留まるのは何十倍もの本!!

 

そして、人間は自分の求めているものしか目に入らないようにできているので、

自然と今自分に必要な本のタイトルが目に留まったりします。

それは、自分が探していた1冊よりも良い本と出合う可能性であり、その1冊に加えて必要な本を追加購入できるチャンスでもあります。

林先生が「本屋で本をなんとなく探している時の隙間、余力が“知”であり、検索は“知”ではない」とおっしゃっていましたが、まさにこういった追加情報を得られることが知なのだと思います。

ネットは、ピンポイントで本を探す場合は本当に便利ですが、知力を高めるという意味でも、時には本屋さんにも足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

電子辞書より紙の辞書が良い理由

同じ理由で、勉強する時は、辞書も電子辞書より紙の辞書が良いと私は考えています。

パッと意味だけ知りたい場合は、ネットで検索すれば良いと思いますが、子どもや学生が言語を学ぶときは同じページ内にある新しい言葉との出会いを大切にしてほしいなと思います。

私は英語学科で言語学を専攻していたのですが、英語を学んでいる方にはぜひ、紙の英英辞典を使ってほしいなと思います。

日英/英日辞典はもちろん必要ですが、英英辞典を使うと語彙力が飛躍的にアップします。

なぜなら、日本の中学校で習うレベルの英語で難しい言葉を説明してくれているので、新しい単語の他にそれをどのように説明するかを日常会話レベルでも理解できるようになります。

ちなみに辞書で思い出しましたが、日本語の辞書で「右」という単語を引くと、各社によって表現が異なっていて面白いんですよね。ぜひ引いてみてください(笑)
こういう基本的な用語の説明は、頭をひねらないとなかなか難しいものばかりではないでしょうか。

デジタル時代ではありますが、紙の辞書の良さを忘れず、学生さんには特に使い続けてほしいなと思います。

本屋さんで本を買おう!

本屋さんがなくなるということは、「知の宝庫」を失うのと同じことです。

ぜひ欲しい本があったら一度は本屋さんに立ち寄ってみてください。

そこになければ、本屋さんでも注文してもらうことができます。

どうしても待てない!という方は、Amazonで購入しても良いと思いますが、本屋さんで注文したら、受け取りに行く際にもまた「知の宝庫」に足を踏み入れられるので、1冊の本を買うのに2回も知力アップができちゃいますよ(笑)

 

参考リンク
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