粋すぎた神対応でがっちりハートをつかまれた方法

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る
  • Pocket

「部室」という響きに憧れのある出版プロデューサー西浦です。高校は1年生でサッカー部辞めてずっと本読んでたし、大学はサークルで部室なかったんですよね。

ところで、著者に限らずセミナー講師やコンサルタント、ミュージシャンに役者など、「自分の名前で仕事しているすべての人」にとって「お客様をがっちりつかんでファンにすること」ってすごく大事ですよね。

ファンにするとか、ロイヤルカスタマーにするとか言葉としては良く理解しているつもりですが「じゃあどうすればいいのか」となると難しい。

ただ最近、僕自身が「いやいやいや、行き過ぎ、むしろ粋すぎるでしょうこの心遣い!!」とすっかりハートをつかまれたことが何度かあり、「ああ、こういうことなんだな。自分、全然できてなかったな」と反省した次第です。

今回は「神対応にただただ心わしづかみにされた」話をご紹介します。読者やお客様と接する際の参考になれば幸いです。





目次

あの『放送室』で収録してきました

『放送室』といえば、ファンは誰もが知ってるこの画像

『放送室』というラジオがあったのをご存知でしょうか?当時の人気を覚えてらっしゃる方も多いでしょう。

知らない方のために補足すると、松本人志さんと、幼なじみで放送作家の高須光聖さんの2人によるトーク番組です。

2001年から2009年までの約7年半「TOKYO FMをキーステーションに、JFN37局ネットで」放送されました。

タイトルの由来は、パーソナリティの2人が放送部だったことから『放送室』となりました。いいですよね「部室」感、やっぱり憧れます。

 

実を言うと、出版TIMESで放送しているWEBラジオはこの『放送室』の雰囲気が好きで、はじめたものでした。

相方のあるうらさんも放送室のファンだったので「モチーフとしてはやっぱ『放送室』目指したいよね」「じゃあ、西浦さんが松っちゃんで、僕が高っちゃんやね」とイメージの共有もバッチリでした(笑)

 

さて、前置きが長くなりましたが、そのWEBラジオの年末年始分を先日収録してきました。

せっかくの年末年始ということで、いつもと違うことをしてみようということになり、あるうらさんが調べてきてくれたのですが、半蔵門のAir Voice Studioさんが放送室の収録に使われいたスタジオ、つまりは「放送室」そのものだったということがわかったんです!

これは行くしかない!と正直、僕らの番組では明らかなオーバースペックのスタジオなのに、収録してきました(笑)

しかも当日、オペレーターを担当してくださったのが、『放送室』のミキサーをされてたNさん。

こちらが『放送室』のファンだと知ってわざわざ担当してくださったのです、もうこの時点でテンションあがりますよね!

嬉しいなぁ、心遣いが嬉しいなぁと何度も言ってました。

 

終始ソワソワしっぱなしでしたが、Nさんにも助けられ無事に収録は終了。

途中で休憩をはさんだのですが、その時に話してくれた『放送室裏話』もすごく面白かったです。「放送室in武道館 〜高須ちゃん生誕40周年祭〜」で、松本さんの入りが遅れてて、危うくシークレットゲストの浜田さんとバッティングしかけたとか、高須さんナイーブになって当日40℃の熱出てたとか(笑)

やっぱりこういうことを直接聞けるのは嬉しいですよね。予定の時間をオーバーしつつも雑談に花を咲かせ帰りました。

粋すぎる!さりげなく撮ってくれた1枚の写真

この時点では良い経験だったなーくらいのものだったのですが、翌日Nさんからいただいたメールを見て「行きすぎ、いや粋すぎな心遣いでしょう!Nさん!」と思わず声を出してしまいました。

 

そのメールに添付されてたのがこの写真。

上の本家『放送室』と構図やマイクの位置を比べてみてください。

 

おわかりでしょうか?これは『放送室』でよく使われる、「放送室の構図」なんですね。

収録が始まったときにこっそりご自身のスマホで撮影してくださってました。

こちらが「本当に好きなものは何か」を理解したうえでスペシャルな記念をくれる。ここにお金は関係ないのです。

この構図が、この構図を黙って撮ってくれたことが嬉しかった。

なぜか僕のあごがしゃくれてるのだけ不満ですが(笑)

 

たぶんカリスマ性じゃなくてサービス精神

僕は今までがっちりファンをつかめる人というのは、やっぱりカリスマ性があったり、ミュージシャンなど特殊な才能を持った人間なんだと思ってました。

だから、まあ、自分はそこまでできなくてもしょうがないだろうと。

ところが今回僕のハートをがっちりつかまれたのは、そういったカリスマや特殊な才能のある方ではなく、一人のスタッフさんによる「サービス精神」でした。

もちろん『放送室』自体のファンだったことが前提にあります。

あの番組は松本人志さんというカリスマかつ特殊な才能の持ち主による、すばらしい作品なわけですが、それだけでは「好き」「ファン」のままでした。

その後、僕のハートをがっちりつかんでくれたのは、スタジオのスタッフさんであり「また絶対ここで収録したいな」と思うようになりました。本来は記念的に、今回だけの収録でも良かったにもかかわらずです。

もう放送室だけでなく「Air Voice Studio」さんのファンでもあり、Nさんのファンにもなったということですね。

こういった「自分の気持ちを大事にしてくれてる」と感じられる気遣いって本当に嬉しいですし、忘れられません。

逆に言うと、スタッフさんでもこういった気遣い次第でファンをつかめる(あるいは離れる)ということは、

今、著者や講師、役者さんをしている方であれば、ご自身のスタッフさんがファンにどういった接し方をしてくれているのか?

そことしっかり向き合うことも、とても大事だと思いました。

 

このファンのハートをがっちりつかむ方法ですが、次回に続きます。

さらにハートをつかまれたエピソードがありますのでお楽しみに!

粋すぎる神対応でハートをがっちりつかまれた方法その2

参考リンク
出版セミナー(オンライン)

【大手出版社の元マーケターが売れる本の秘密を公開!】

https://kagiroi.com/publishing-times/seminar/
個別相談

企画書の持ち込み、新刊の販促相談、出版実現可能性の診断など、なんでも対面でご相談可能です!

https://kagiroi.com/publishing-times/individual-consultation/

売れる本の秘密を知る セミナーの詳細を見る

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る
  • Pocket

新着記事

セミナーバナー