ベストセラー確実「悪魔とのおしゃべり」に学ぶ、シェアされやすい献本の方法

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る
  • Pocket

この記事はアイキャッチ画像見ていただいたらそれで全部分かるという盛大な出オチなのですが、続けます。

とても仲良くして頂いている編集者の岸田健児さんから新刊「悪魔とのおしゃべり」をご恵贈頂きました。

(岸田さんに『悪魔とのおしゃべり』の前作『神さまとのおしゃべり』ヒットの理由についてお聴きした音源はこちら↓)

【webラジオ】「スピリチュアル系編集者 岸田さんの出版ウラ話(ゲスト:サンマーク出版岸田健児)」コウジニシウラのおしゃべり出版ウラ表紙vol.13

 

「新刊をご恵贈」って「献本してもらった」という意味なのですが、「献本」って敬語で、自分に使う言葉としては変なので、謙譲語としては「恵贈」が良い表現だそうです。

でも恵贈って日常的に使わないし、かえって分かりづらいので、この記事では「献本していただいた」と書きます。難しいですね、日本語って。

 

さて、こうして「悪魔とのおしゃべり」の献本を受け取って「すごく相手のことを考えて工夫されてる素晴らしい献本だなぁ」と感じたので、すごい編集者がやってる献本の方法についてご紹介します。



献本は透明なビニール袋に入れる

良く見ると名前の字が違っているのだが、そもそも事前にお伝えした住所が間違ってたという大ボケかましてたので全く気にする資格すらない。何より郵便局の方申し訳ありません、でも間違った住所でもちゃんと届けていただいて感謝しております。

献本を普通の封筒で送ると、他の荷物に紛れてなかなか開けてもらえなかったりすることがあります。

amazonなどで本をたくさん注文される方は分かると思うのですが、どんどん自宅に届くので、それに慣れちゃって段ボールや袋に入ったままで部屋に積んでたりしませんか?あれと同じような感覚です。

そこで、サンマーク出版さんでは献本用に透明のビニール袋を用意されています。受け取る側からは「あ、献本いただいたんだ」とすぐ分かるし、中身丸見えなのでとりあえず、すぐ開けようと思えます。

今回も玄関で受け取って、書斎までに開封してますから開封率の高さは抜群ですね。

 

本を受け取った瞬間、相手が楽しめる工夫をする

このカバーの「赤」は「通常の黒いカバーは、店頭ではかっこ良いのだけど、インスタ映えしない」という事情から映える色合いにしたそうです。さすが。

今までたくさん献本頂いてきたのですが「献本専用カバー」ははじめて見ました。

これだけで「ああ、ひと手間かけてくれてるんだな」と嬉しくなりましたし、そのカバーそのものが「取扱注意!!」というメッセージと「取扱注意」ケアマーク付きで遊び心が楽しい気分にしてくれますよね。

「この赤いカバーすごいですね!」と献本の御礼とメッセージを送ったら「喜んでもらえるように手作りしました」とのことでした。

 

こういう「受け取った側が好意を感じる工夫」ってちょっとした気くばりなんですが、すごく嬉しいし大事だと思います。

今回のようなデザイン作って、印刷して、折ってカバーにして、1冊1冊つけるっていう大掛かりな準備は大変だけど、逆に「それくらいこの本にかけてるんだな」と思えるから応援にも熱が入ります。

もちろん、一筆メッセージが入ってるだけで嬉しいので、心遣いの問題だと思います。

 

「SNSでシェアしてほしい」とはっきり書く

「分かりやすっ!」て、つい笑ってしまった(笑)

今回一番笑ったのはこの「SNSでのシェアもちろん大歓迎です!!」の一文ですね。

SNSでシェアしてくれってことをはっきり言ってくれてるので、こっちも迷いなくどうすればいいか分かりますから。気持ちがいいです。

意外と『○○してくれ』って書いてある献本少ないなと思うので、書いた方が良いと思います。

 

もっと言うと『僕のfacebookの記事タグ付けしてシェアしてくれたら、チャーハンおごるよ!』くらい書いてあったら、もうそれがネタになるし、タグ付けして良いよという意味になりますよね。

なんか変にタグ付けするとアピールしてるように取られるかなと思ったり、いろいろ遠慮もあるので著者さんや、編集さんはタグ付けどんどん推進されると良いのではないでしょうか。

まあ、書き方は気を付けていただいた方が「なんで上から目線なんだ?」と思われたら逆効果ですので(笑)やっぱり日本語って難しいですね。

 

それに献本頂くと「ちゃんと読んで、感想シェアしないと」と思って、かえって紹介できなくなる人も多いと思うんです。そういう相手のことも考えて「読まなくてもすぐ投稿できるネタ」を用意してくださるのは嬉しいなぁと感じます。

ただ、このパターンだと新刊が出るたびに何回も中華料理屋にいくことになるのでお気を付けください(笑)

 

そんな工夫がいっぱいの『悪魔とのおしゃべり』大好評発売中!!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る
  • Pocket

増刷率90%。平均部数49,000部。

奈良県出身 同志社大学卒業後、学習研究社(現・学研ホールディングス)入社。
書店促進部を経て、一般書販売課へ配属。2つの編集部を担当し、年間最大400冊のマーケティングを担当。
膨大な点数を扱いつつ、新人著者の売り伸ばしや仕掛け販売に注力。
上原愛加のプリンセスレッスン(シリーズ100万部突破)などの売り伸ばしに成功する。その後、出版プロデューサーとして2010年に独立。

『血流がすべて解決する』(23万部)『奇跡の営業』(6.3万部)など主にデビュー作をプロデュースし、ベストセラーへと導く。

業界では数少ない、出版社マーケティング部出身の出版プロデューサー。

業界の活性化を目的として、版元・書店との人脈を活かした合同勉強会や、新卒向けにメディア就活ボランティアも行なう。

「営業だったからこそ、著者・出版社・書店に提供できるモノがある」と増刷ロジックや書店巻き込みマーケティングを駆使したプロデュースを行う。

本は読者のためにある。という考え方から「ブランディングの為に本を出したい」とおっしゃる方には、笑顔でドロップキックをプレゼント(笑)


新着記事

セミナーバナー