血流がすべて解決する

昨日は『血流がすべて解決する』の堀江さんにお招きいただき、『東京サロンわしゃわしゃ薬草ガーデンのオープニングパーティ!』に参加してきました。

久しぶりにお会いする方、はじめてお会いする方、たくさんいたのですが、皆さんステキな方ばかりでした。

自己紹介タイムがあったんだけど、「この人何言ってんだ??」とつい笑ってしまって、ニヤニヤしちゃう方がたくさん。

つまりプロデューサーとして見て「逸材」っていう意味なんですけどね。磨きがいがあるなーという反応です。きっと今日の集まりからベストセラー作家がまたたくさん出てくるでしょう。

 

いろんな方とお話しして、皆さん魅力的だったし、話したかったのだけど時間がなくて話せなかった方もいました。

その中で一番長く話し込んで、一番興味深かったのが、今回の「わしゃわしゃ薬草ガーデンを設計・施工」を担当した石坂 暢琢さん。実はまだ東京農大の20歳の学生!

お父さんが庭のソムリエとして仕事をされていて、いずれはその会社に戻るのだけど、今は勉強中とのこと。

 

最初は、「なんで親父さんと同じ仕事をしようと思ったの?」という話を聴いていました。若いときって親に反発しがちというか、決められたレールになんて乗らないぜ!って感じあるじゃないですか。

彼にとってのキッカケの話や、思いを聴いてドンドン引き込まれていきました。そして彼の悩みも聴くようになってその時気づいたんです。

「悩んでる方向、僕と一緒」

いろんな生き方がある中で、僕はどうしても上へ、もっとすごいところへ、まだ見ぬ世界へ、前人未到の域へ、と際限なく求めていってしまうタイプです。

彼もまた自分の世界でどんどん上を見ていて、そこまでの距離にときどき絶望したり、反動でかき込むように多様な知識を求めたり、そんな自分に「一つのことを極めるべきなんじゃないか」とまた疑問をもったり・・・

うーん、やっぱり悩みが根本的に同じ。だいぶ年齢離れてるのに(笑)

 

話を聴くうちに共感が尊敬に変わってました。すごくスムーズに変遷してて、自分でも「あ、これもう尊敬してるな、うん」と感じた時にも特に驚きもなく。

経験こそ、多少僕の方があれど、ストイックさでは負けてるんじゃないかと思いましたしね。

 

20歳の学生も心から尊敬できる友人として出会えるというのは、僕の数少ない良いところかもしれません。

今月、去年に引き続き相模女子大学さんで出版業界セミナーをやらせていただくのですが、そこでも「教えてあげる」のではなくて、尊敬できる20歳の友人を探すつもりでやらせて頂きたいなと思います。

二十歳の尊敬する友人ができたこと【『血流』堀江さんのガーデンパーティにて】

昨日は『血流がすべて解決する』の堀江さんにお招きいただき、『東京サロンわしゃわしゃ薬草ガーデンのオープニングパ...

こんにちは!出版プロデューサーの白木です。

この記事は、本でベストセラーを目指す人のための番組『コウジニシウラのおしゃべり出版ウラ表紙vol.6』の概要です。

出版プロデューサーの西浦とフリー作曲家のあるうらさんによるラジオ形式の番組ですので、移動中など気軽に聞いてみてください。

当サイトとfacebookページの双方で配信していきます。(内容は同じものです)

 

ご意見ご質問は、出版TIMESのfacebookページにて受け付けております。

コメントやメッセージをお待ちしております!

視聴は ↓ からどうぞ!

西浦は身長188センチ!実際は・・・?

西浦「どーもー、身長188センチの出版プロデューサー西浦です。」

あるうら「関西人のあるうらです。」

黒川「サンマーク出版の編集者の黒川可奈子です。」

三人「よろしくお願いしまーす。

あるうら「今週も前回に引き続き、というか4本録りなんで、来週再来週も含めてご一緒いただきます。」

あるうら「なんでしたっけ?188センチ?なんでそんな明確なウソを?」

西浦「ほら、僕のことみんな知らないから、188センチってことにしてやろうかなと思って。」

あるうらあ、じゃあ188センチということで(笑)」

西浦「いいですいいです(笑)高田純次さんが好きなんで、明確なウソをついてやろうと思って。実際は173なんです、身長。ただ去年の健康診断でお医者さんから、「特に問題ないですけど、脂肪がちょっと多くなってますかねー」と言われたんですけど、身長が171.5くらいになってたんですよ。いや、先生ここ大問題ですと、背縮んでます。ちょっと太ったとかどうでもいいと。それ以来怖くて健康診断行ってないです(笑)」

・・・身長縮みすぎ!?今回もこんなゆるい感じでスタートです(笑)

お肌ピチピチの若手編集者が増えている?

西浦「黒川さんは、ヒット作をバシバシ出している編集者ですが、けっこう若手なんですよ。」

黒川「相対的若手?」

西浦「業界的若手じゃない?業界年寄り多いから」

黒川「最近他社の人で明確に『あ、若いな』という子が増えた気がして」

あるうら「それは、他社でけっこう敏腕って言われるような?」

黒川「飲み会とか交流会とかで会う子の肌が明らかに20代だなみたいな(笑)あんまり若い人いないんですけど、最近周りで数年前よりは増えたな、やばいなって思ってるんですけど(笑)」

・・・あるうらさんがこの後、黒川さんが編集された本が、自身の(若さを保つ)役に立つのでは?とうま~く次のエピソードにつなげてくれております(笑)

20万部突破!「血流がすべて解決する」ができるまで

あるうら「『血流がすべて解決するという本の話なんですけど、こちらは西浦さんが?」

西浦「僕がプロデュースという形で、著者をみつけてきて企画たてて、黒川さんにご提案させていただきました。現時点で20万部。」

あるうら「それが、売れに売れて!」

西浦「黒川マジックですよ(笑)例えば、血流がすべて解決するというタイトルの万能感!すべてって言いきっている。このタイトルは、僕や著者がつけたんじゃないんですよ。僕と著者の間では、心と体がつながっているということをベースに、タイトル案も体の問題を解決すれば心の問題も解決するっていう説明だったんですよ。」

あるうら「タイトル案というのはどの時点で出るんですか?」

西浦「企画を出す時点で」

あるうら「タイトル案として1つ渡したら、黒川さんがダメって?」

黒川「ダメとは言わないですけど(笑)」

西浦「僕からすると、最初の案が通るとは思ってなくて、編集者に対して一発で中身が伝わるような表現=コンセプトなんですよね。うまいタイトルをつけるのは、僕より編集者の方が得意なんですよ。得意なところは任せるというのがプロデューサーの鉄則かなと」

あるうら「こちらのタイトルを黒川さんが考えられたってことですよね?」

西浦「完全に黒川さんが」

黒川「これは編集長と色々考えて、西浦さんたちからいただいた『血流をよくすると心も体も全部よくなる』といことをもう少しパシッといきたいなと思って。」

黒川実は、“血流がすべて”で一回決まりかけたんですよ。“血流がすべて”でもよくない?ってなってたんですけど、さすがに健康書としてわかりにくいかなと思って、解決する前に、ただし書きみたいな感じで『すべての不調とか悩みが解決する』という意味を込めて“解決する”を入れたんです。“血流がすべて”にしなくてよかった(笑)」

西浦「血流がすべてでも売れたかもしれないけど、解決するまであったほうがいい気がする。」

あうるら「それを補足、想像させる部分が「帯」なんですかね?」

西浦「初刷(最初の版)を持ってきたんですが、帯には、血液サラサラではなく“血流たっぷりを目指しなさい”が一番大きい文字でオレンジ色で目立つようになっているんです。これが価値、これで売れた!って思ってるんですよね。特に序盤は。今はもう入れてないんでしたっけ?」

黒川「今はもう入ってないですね。」

・・・この最初の帯が週刊誌に取り上げられるきっかけになってブレイク!
黒川さんによる売れるための帯の考え方など、後半はぜひ放送をお聴きください!

血流がすべて解決するに関する他の記事はこちらの記事やランキング記事もご覧ください。

【webラジオ】コウジニシウラのおしゃべり出版ウラ表紙vol.6「20万部突破!『血流がすべて解決する』ができるまで」

こんにちは!出版プロデューサーの白木です。 この記事は、本でベストセラーを目指す人のための番組『コウジニシウラ...

こんにちは、出版プロデューサー修行中の白木加奈子です。

今回は、私がそうなのか!と思ったことをまとめてみます。

題して「本を書くなら自分の言葉で!」

 

自分の言葉で本を書く重要性

西浦さんが著者の方に大切にしてもらいたいと思っていることの1つに、
自分で書くという点があるそうです。

  • 伝えたいことはあるんだけど文章を書くのは苦手
  • 文章を書いている時間がない
  • 自分一人では文章をうまくまとめられない
  • 初めてだからどのように執筆したらよいかわからない

本を書きたいけど、こういった悩みを持った方はたくさんいらっしゃると思います。

そう、そんな時はプロに頼もう!!

ということでライターさんに代わりに書いてもらうということもNGではありません。

私もその方が素敵な文章になるのでは?と思っていました。

 

では、なぜ自分で書くことが重要なのでしょうか?

それは、本人が書いた方が明らかにその人独自の豊かな表現=言葉が生まれるからです。

プロのライターさんはもちろん文章を書くプロですから、とても上手に書いてくれます。
ただ、その言葉は一度そのライターさんのフィルターがかかりますので、ライターさんの
言葉になります。

ある意味 ”上手く” はまとまっているのですが、独創性や目に留まるような新しい表現
ではない場合や著者の方が思っていることとぴたっと一致しているかというと
そうではない場合も出てきてしまいます。

やはり、一番読者の心を掴むのは、四六時中このことを世の中の人に伝えたいんだ!!
という熱い思いを持った著者自身の言葉であり、表現の仕方なのです。

例えば、堀江昭佳さんの「血流がすべて解決する」を西浦さんがプロデュースしている際に、
「血液サラサラ」といった表現は良く耳にするけれども、堀江さんが「血流たっぷり」という
表現を使われた時に「これこそ著者本人にしか思いつかない表現!」と思ったそうです。

 

本を書きたいけれど表現が苦手と思っている方へ

とはいっても、表現が思いつかないよ~と思っている方も多いのが現状。。。

よく言葉が「降りてきた!」などという表現を使うことがありますが、
まさに無理矢理ひねり出そうとするのではなく、
なんとなく日常生活の中で突然思いついたりするものだったりするそうです。

皆さんは本を書きたいと思っているくらい強い思いのある方なのですから、
ちょっとくらい頭を切り替えたって、その思いが消えることはありません。

ちょっとリラックスして、お風呂に入っている時や散歩をしたり、
好きな音楽を聴いたりしていると突然ふっと降りてくるようです。

その時に、すぐにメモ!!!できるように、常にメモ用紙や携帯のボイスメモに
録音しておくなど自分のやりやすい方法で記録をしておくと良いですね。

 

また、人に話す(アウトプットする)こともとても重要で、
自分の考えが話すことによってまとまったり、新鮮な表現や例え話しが出てきたりします。

私が西浦さんと一緒に話していて感じることは、私が発した言葉に対して、
自分では当たり前だと思っている表現でも「それ面白いね!」とか
「それ自分の発想にはなかったよ」と言われたりするので、
話しているうちにお互いに色々な気づきや発見があるなということです。

おわりに

本を書くことは簡単ではありません。

著者の皆さんは何のために、誰のために、なぜ本を書きたいのでしょうか?

1人で悩んでいてもなかなか前に進みづらい時は、ぜひ誰かの力を借りてみてください。

そして、ぜひ自分の言葉で書いて頂きたいなと思います。

それが一番読者に喜ばれ、あなたのファンになってくれる秘訣ではないでしょうか。

 

私もこれからもっともっと多くの方と出逢い、様々な言葉を目にすることができる
ことを楽しみにしています。

 

本を書くなら自分の言葉で!

こんにちは、出版プロデューサー修行中の白木加奈子です。 今回は、私がそうなのか!と思ったことをまとめてみます。...

出版TIMESの西浦です。

出版TIMES 2017年3月の人気記事ベスト5をご紹介します。ほぼ2~3日に1回くらいのペースで更新している本サイトですが、『毎回、全部読むのはしんどいぜ!』という方に、人気記事だけでも読んでいただけると嬉しいです。

 

2017年3月人気記事 ベスト5

  1. ボクはゲイなんですと言われて、僕は泣いた。【18万部の本が生まれる2年前の話】
  2. 成功している人は、なぜ神社に行くのか?【神さまは「他の参拝者を味方につけた人」の味方をする】
  3. 累計150万部のシリーズは、一本の電話から始まった
  4. 呼吸を変えると、人生が良くなる【ダメなオッサンが心穏やかな成功者になる方法】
  5. 7年やってわかった、食えるフリーランスになる方法

1位の「ボクはゲイなんですと言われて、僕は泣いた。【18万部の本が生まれる2年前の話】」は「血流がすべて解決する」の著者、堀江昭佳さんとはじめて会った時の話です。いわば「血流はすべて解決する」の制作秘話で、SNSでたくさんシェアしていただきダントツの反響でした。

2位は相変わらず検索流入数の多い「神社」本の話。あまりにこの記事の人気が根強いので、何かご縁があるのでは?と、今度この本の著者さんのセミナーに参加させていただくことになりました!

3位は「累計150万部のシリーズは、一本の電話から始まった」で、こちらは業界関係者に非常に反響の強い「営業エース」の記事です。学研時代の大先輩が、誰からも注目されていない本を累計150万部の爆発的ヒットシリーズ(しかもシリーズラインナップは8点、つまり各平均19万部弱という優秀さ!)にした軌跡をご紹介しました。

4位には以前プロデュースした「呼吸で心を整える」の著者・倉橋竜哉さんの新刊「呼吸を変えると、人生が良くなる」の紹介記事がランクイン。

そして5位にはこちらも根強い人気の「7年やってわかった、食えるフリーランスになる方法」がランクイン。いまだに検索や、リファーラルで読んでいただけることに感謝です。

 

ボクはゲイなんですと言われて、僕は泣いた。【18万部の本が生まれる2年前の話】

「血流がすべて解決する」の著者、堀江昭佳さんとはじめて会った時の話です。はじめて著者面談で泣いてしまったので、自分にとっても非常に印象深く、かつ今後も忘れられないであろう出来事です。

出版プロデューサーが何を思って著者に会っているのかについて、そして出版プロデューサーという職のエゴについて伝わったかなと思います。

本と読者のためならば「同性愛者であることをオープンにしてでも本を書くべきだ」と言えてしまう人種であるということです。このエゴがなくなったらこの仕事はできないかもしれません。

ただこの記事をいわゆる「お涙ちょうだい話」にはしたくなかったので、

  • 面談で著者の何を見ているか?
  • 本を書きたいなら「何を」伝えればいいのか?

といったことに興味のある方向けにノウハウ紹介として書いたつもりです(できてたかどうかは分からないですけど・・・)

内容紹介

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成功している人は、なぜ神社に行くのか?【神さまは「他の参拝者を味方につけた人」の味方をする】

「成功 神社」とか「成功者 神社」で検索すると相変わらずベスト10以内に表示されるようです。大変ありがたいことですが、本サイトのバランスブレイカーになっています笑

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累計150万部のシリーズは、一本の電話から始まった

以前も反響が強かった「営業エース」のシリーズです。営業エースとは「エース編集者」の営業バージョンで、エース編集に比べてマイナーな、営業のすごい人にスポットライトを当てていこうという個人的な挑戦でもあります。

出版業界にいると他社の売れている本について『あれは広告めっちゃ打ってるから』『TVで取り上げられたから』という、ある種の思考放棄・探求終了ワードで締めくくってしまう瞬間に出くわすことがあります。

でも実際には当事者たちが「見えないところ」でコツコツ試行錯誤を繰り返していて、TVや電車広告を打ったタイミングで、業界他社に「見える」ようになってきた、というだけなんですけどね。外部の人間にはデカい広告打ったから話題になっただけで、そこに至る前にすでに売れてるんです。

たった1本の電話からはじまった「偶然」を、150万部まで売り伸ばすという営業部の「能動的」な「意思と行動」についてご紹介しています。

内容紹介

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呼吸を変えると、人生が良くなる【ダメなオッサンが心穏やかな成功者になる方法】

ボクはまったく真逆の二つのタイプに憧れていまして、一つは「仕事楽しんでるオーラ」出まくりの、パワフルで、自由な、子どもがそのまま大きくなったようなタイプ。もう一つは穏やかなオーラで相手を包み込んでしまう、長老型マネジメントでメンバーを育てる優しいおじいちゃんみたいなタイプ。

個人的には後者の方がなるのは難しいように思うのですが、僕の知っている中で一番、後者のタイプだと思うのが、記事でご紹介している呼吸を変えると、人生が良くなるの著者、倉橋竜哉さんです。(おじいちゃんという意味ではない)

彼の相手を包み込むような穏やかなオーラは人格的な力ではなく、本書で紹介されている「呼吸法」に秘密があるようです。

ちなみに個人的に強く印象に残ったのが

  • 自分は被害者なのに、相手はまだ十分に償っていないのに、と考えてゆるせないのだとしたら、「ゆるし」の可否を決める権利が相手に委ねられていることになります。つまり相手にコントロールされている状態です。

という部分。

「怒り以外に愛情もそうだよな」と思うのです。あの人は自分をすごく愛してくれるから私も愛してあげる。あの人は私を大事にしてくれないから、私にふさわしいパートナーじゃない。こういう話をする人がいますが、「それってすごく受け身な話だな」と思っていました。それは倉橋さんの言うように「相手に決定権がある状態」だからなんですね。

相手が自分をどう思ってるかに関係なく、ただ自分が相手をどう思うか。思ったままに愛したり離れたりすれば、相手のリアクションに関係なく自由に、自分らしく人と付き合えて気持ち良いなと思います。

内容紹介

記事はこちら

7年やってわかった、食えるフリーランスになる方法

2016年末に書いた、本サイトではかなり古い部類の記事ですが、おかげさまで今でも多くの方に読んでいただいています。ありがたいです。

フリーランスとして7年間やって分かったことのうち「1年目のときに知りたかったなぁ』と感じた、フリーランスで成功するためのコツや考え方を書いてみました。わりとガチでビジネスモデルに関してもりもりと。値付けや商品ラインナップの考え方とかも、フリーと企業ではやるべきこと違うと思うので。。。「早期にビジネスを安定させる」という視点でまとめてあります。

  • フリーランスとして独立したい方
  • 独立したてでいろいろ模索中の方
  • フリーランスでやってるが正直、下請けで全然自由がない・・・という方

のお役に立つ内容となっています。

今回、この記事について少し加筆修正を行いました。

この記事が長く、フリ―ランスとして活躍する方の力になれば光栄です。

内容紹介

記事はこちら

人気記事アーカイブス 2017年3月ベスト5

出版TIMESの西浦です。 出版TIMES 2017年3月の人気記事ベスト5をご紹介します。ほぼ2~3日に1回...

出版されても売れない企画や、そもそも出版すらできない企画が多い中で、「この人の本を絶対に出版したい」と思われる企画は何が違うのでしょうか。

この答えにはいろんな視点があるので、たった一つに絞るのは難しいです。しかし、僕が出版プロデューサーとして「この人の本を絶対に世に出したい!」と思ったケースについて書いてみたいと思います。

  • 出版プロデューサーって著者の何を見てるの?
  • 本を書きたいなら「何を」伝えればいいの?
  • なんのために本を出版するんだろう?

というような疑問をお持ちの方のお役に立てば良いなと思います。

面談で聞くこと、訊かないけど見てること

僕は必ず、著者と直接お会いしてから、プロデュースさせていただくかどうかを決めています。著者を選ぶというとおこがましいですが、相性のマッチングみたいなもので、クライアント側にも僕のことを知っていただいて選んでいただくための面談でもあります。

面談では、「自分がどんな人間か」ということを互いに出しあえるよう意識しています。とはいえ初対面で心の中までさらけ出せるようなケースはほぼありませんから、100%理解できるなどと思ってはいません。それでもなお、言葉に出来ない空気感のようなものは案外伝わるものです。


【言葉ではなく行動を重視】

「人となり」を知るために、まず僕がする質問は「何をしてきたか」と「何のために本を書きたいのか」です。

言葉ではいくらでも立派なことを言えますから、「何をしてきたか」という「行動」を最初に質問するのです。これによって実績も伺えますから、企画作りのベースになっていきます。そして、やってきたことを聞きながら「なぜ、それをしてきたのか」探っていくのです。


【「動機」と「やってきたこと」の納得感】

「なんでそれをやってきたんですか?」と直接聞いたり、質問はせず自分の中で共通項を紐づけたりして、動機を掘り下げていきます。

この「動機」と「やってきたこと」に、納得感のある方は信頼度が高いです。明確な理由があるので、読者にも共感してもらいやすいのです。

納得感が全くない動機、例えば「本当の自分を探しに10年かけて世界を旅してまわって、インドで受けたレーシック手術がきっかけで、帰国後日本一のラーメン屋を起業した。」って言われたら読者の頭が混乱するし、プロフィール欄にも何を書いたら良いかわかりませんよね笑。

でもこんなレベルで意味が分からないことはあんまりなくて、みんなそれなりに納得感のある理由で事業を行っています。そしてそれが最大の問題点なのです。


【本音の部分が、読者に届く】

「それなりに納得感のある」ということが非常にやっかいなのです。僕が知りたいのはもっと本音の部分であって、取ってつけたようなきれいな言葉ではなく、心からの動機が知りたいんです。

なぜなら、本気の言葉しか、読者には届かないからです。本気でクライアントのため、読者のためと思える理由・体験がある方の言葉は強いです。そういう方の中には明確な読者像がいるので、本のベクトルがブレることなく、読者のために本を書けます。


【口でいくら「読者のため」と言っててもダメ】

逆に、口でいくら「読者のため」「クライアントのため」と言っていても、心の深い部分で「自分のため」が大きいと、後でちらちらとエゴが顔を出します。ブランディングがどうとかお金がどうとか、あるいは分かる人だけ分かればいいとか、そういう話になってしまうのです。もちろんプロであり、経営者ですからブランディングを考えたりお金についてちゃんと考えるのは間違いではありません。

ただ、それを目的にしてはいけないのです。本はあくまで読者のために書くものだからです。

 

後にベストセラーとなる本の面談実例

ここからは僕が実際に「この人の本を絶対に出版したい」と思った著者との面談について紹介します。

面談からはもう3年経ったけど、この話をオープンにできるのはもっと先のことだと考えていました。なぜなら僕には書くタイミングを決める権利はなくて、著者である堀江 昭佳さんのタイミングを待つべきものだったからです。

そして「血流がすべて解決する」発売1周年のタイミングで、とうとう堀江さん自身が口火を切られたので、僕もこうして書くことができました。


【見えなかった根っこの部分】

2014年4月21日にご紹介を頂いて、堀江さんと面談を行っていました。

 

2時間ほど目黒のカフェで「やってきたこと」についてお聞きして、自分なりに堀江さんが婦人科専門の漢方薬剤師として、主に不妊で悩む方のために仕事をしている理由を整理していきました。

でも、正直言うとよく分からなかったのです。すごい実績をお持ちで、これだけのことをしてきた方なら、きっとすごく中身のつまった本になるだろう、とは思いました。しかしそれだけの実績を上げながら「なぜ婦人科専門の薬剤師なのか」「なぜ不妊で悩む方のために仕事をするのか」の理由が見えてきませんでした。

ただ「成り行きでこうなりました~」という印象だったのです。それだと読者が共感しづらいかなぁ・・・と思ったので、正直に『堀江さんが、なんでこの仕事をされてるか、根っこの部分が見えないですね・・・』と伝えました。


【実は、ボクはゲイなんです。】

すると堀江さんが一度、席を外されました。そしてしばらくして、戻ってきた時に

 

『実は、ボクはゲイなんです。』

 

と、突然、告白されました。

僕にとっては頭を「ガツン!」と殴られたような衝撃です。

さらに続けて、

『だからこそ、心の檻に閉ざされたひとの気持ちがわかるし、そこから解放された時の喜びがわかります。そのひと達の、その気持ちに共感するからこそ、この仕事をしています。』

『だけど、このことをパブリックな場でオープンにすることはできません。だからボクに本は書けません』

と言われました。

 

そしたら、なぜか泣けてきました。


【この人だから書けることと、だからこそ書けない理由】

涙がポロポロ、ポロポロ出てくるし、まさか出版の著者面談で泣くなんて思ってないからティッシュもないし・・・。仕方ないから『あれ?すいません、、なんで泣いてるんでしょう、僕(笑)』って言いながらテーブルのナプキンで涙を拭いてました。

話してたらいきなり『ゲイなんです』と言い出すし、言われた側は泣き出すし、他のお客さんからしたら完全に意味不明な2人でした(笑)

堀江さんも「なんでこのひと泣いてるんだろう・・・?」と思われたそうで、その時のことは【カミングアウト。〜『血流がすべて解決する』発売1周年に心からの感謝をこめて。〜】で詳しく書かれています。

 

なんで涙が出たのか?正確なところは、自分でもよく分かっていません。

自分がゲイであるからこそ「普通じゃない(とされる)」人の心を理解できる。

病気だったり、子供を授かれない女性たちという「普通じゃない(とされる)」人に寄り添える。

 

「堀江さんだからこそ書けること」というのが確実にあって、

でもそれが理由で「書けない」という現実もあって、

二つのことを同時に理解して、切なくて、涙が出たのかなと思っています。

 

その場はそれで解散し、「本は書けない」ということで別れました。


【本は読者のために書かれるもの】

その後、帰宅してからもずっと堀江さんのこと、堀江さんが書く本のことを考えていました。

 

「この人が本を書いたら、悩んでいるたくさんの人が救われるんじゃないかな。」

「でも・・・無理だよなぁ。」

「本という不特定多数が読む媒体で『同性愛者であることを宣言しろ』なんて、出版プロデューサーとか本とかそういうものの許される範囲を超えてるよなぁ。」

と、書いてほしい気持ちと、無茶だろうそれはという気持ちとの板挟みになっていました。

 

でも、ここで僕が引いてしまったら、彼は永遠に本を書かないかもしれない。そしたら何万、何十万という救われるはずだった読者がその可能性を失うかもしれない。

僕が引いてしまうことは出版業界全体の損失、ひいては日本社会の損失になるんじゃないか・・・?くらいに感じました。(本気で)


【日本であなた以上に、この本を書く資格のある人はいないと思わせる】

「やっぱり、この人の本を読みたい・・・!」

正確に言うと、この人の本を世に出して、読者が救われたサマを見たいと、強く思いました。

堀江さんの本であればすごく多くの悩んでいる人に、心からちゃんと届くんじゃないかと思ったからです。

いや、届くなんてのはそれこそ思い上がりかもしれませんが、少なくとも堀江さんの言葉なら受け取ってもらえると思ったのです。

日本中でこの人以上に、この本を書く資格のある人はいるだろうか?いやいない!くらいに思えたんですね。


【最終的に企画書からゲイであることを外した理由】

だから、出版プロデューサーとして「僕は堀江さんの本が読みたいです」「堀江さんのような人こそ本を書くべきです」というメッセージを送りました。

そして堀江さんから「ボクもあの後、なんで初対面の人に話したんだろうと考えていました」「ひょっとしたらそういうタイミングが来たのかもしれないと思います」とお返事をいただき、2年かけて本を作っていくことになります。

その後、企画を詰めていく中で「ゲイであること」は絶対必要ではないなと感じたので、かえって蛇足になるかと思い企画書から外しました。

それは堀江さんも書かれていますが、ご自身が「書こう」「社会に対してカミングアウトしてもいい」と思えたことで、それ以外のすべての文章からも彼の真意が伝わるようになったからだと思います。

 

それが、20万部まで皆さんに育てていただいた「血流がすべて解決する」の著者面談で聞いて見て考えたことです。

この記事があなたのお役に立てば幸いです。

本の出版をお考えの方へ

ボクはゲイなんですと言われて、僕は泣いた。【20万部の本が生まれる2年前の話】

出版されても売れない企画や、そもそも出版すらできない企画が多い中で、「この人の本を絶対に出版したい」と思われる...

板チョコは冷蔵庫で冷やしてバキバキ食べる派の出版プロデューサー西浦です。

昨日はバレンタインデーでしたが、妻からは「今年はナシ」宣言されてたものの、こっそり用意してくれてて(フェイント妻チョコ)&娘からということで板チョコ(エア娘チョコ)まで買ってくれてた最高にハッピーバレンタインな上、MTGでも最高に女子力の高い方から手作りチョコ(ホームメイド義理チョコ)をいただき、さらに他の方がもらった「おこぼれチョコ」までみんなでいただくという、つまりはチョコ自慢です。

さらに自慢続きで恐縮ですが、「血流がすべて解決する」増刷が決まりまして、180,000部となりました!

これもすべて買ってくださった読者の方、約1年間ずっと平積みを続けてくださる書店さん、販促に力を注ぎ続けてくださるサンマーク出版さんのおかげです。ありがとうございます!

 

この本は著者、編集さんとの間では「血流ちゃん」と呼ばれてて、なんとなく黒髪ロングで、地味めだけどマジメでいい子で、自分からは主張しないけどやることちゃんとやる子—という謎設定があります笑

バレンタインに増刷かかってくれるあたりが『さすが血流ちゃん!』と、血流ちゃんからのチョコレート(増刷チョコ)をもらった気分になりました。

 

「血流がすべて解決する」18万部突破!

板チョコは冷蔵庫で冷やしてバキバキ食べる派の出版プロデューサー西浦です。 昨日はバレンタインデーでしたが、妻か...

こんにちは、出版プロデューサーの西浦です。

今日は嬉しいニュースを!

プロデュース作
血流がすべて解決する
堀江昭佳/著 サンマーク出版/刊

 

が、トーハンさんの年間ベストセラーランキング、実用書部門で7位に入りました!
やったー!おめでとうございまーす!

出版業界の人間にとって、この年間ランキング入りは夢の一つです。

本当に嬉しいです!

 


トーハン年間ベストセラー 2016

(集計期間:2015年11月27日~2016年11月25日)

単行本・実用書 7位

詳細はこちら

 

Amazonランキング大賞2016 本

(集計期間:2015年11月16日~2016年11月13日)

暮らし・健康・子育て 11位

詳細はこちら

 


上記ランキングにランクインしましたー!
本当にありがとうございます!

 

ひそかに、この年間ベストセラーに入るのがずっと夢でした。
苦節7年!初ランク入りしました!!

ひとえに著者の堀江さんと担当編集、天才黒川さんのお力です。

そして何よりこの本を買ってくださった方、応援してくださった方々のおかげですね。

書店様、取次様、サンマーク出版営業部の皆様本当にありがとうございます!

年内に20万部!
行けると良いなぁ。。。

 

「血流がすべて解決する」実用書年間ランキング7位

こんにちは、出版プロデューサーの西浦です。 今日は嬉しいニュースを! プロデュース作 「血流がすべて解決する」...