こんにちは!牛タンが大好き、出版プロデューサー白木です。

この記事は、著者から「ずっと笑ってるラジオ」と称された(笑)本でベストセラーを目指す人のための番組『コウジニシウラのおしゃべり出版ウラ表紙vol.35』の概要です。

出版プロデューサーの西浦とフリー作曲家のあるうらさんによるラジオ形式の番組ですので、移動中など気軽に聞いてみてください。

当サイトとfacebookページの双方で配信していきます。(内容は同じものです)

ご視聴は ↓ からどうぞ!

西浦「どーもー、一番好きな花は『桜』、出版プロデューサー西浦です。」

あるうら「どーもー、ジムに通って約半年が経ちました、フリー作曲家のあるうらです。」

西浦「よろしくお願いしまーす。」

あるうら「桜が一番好き?」

西浦「良くないですか?桜。」

あるうら「良いと思いますよ、良いと思いますけど…一瞬ですよ?」

西浦「それも含めて…いいじゃないですか」

あるうら「それでも1年中、愛でれるんですか?あなたは」

西浦「咲いてない桜を見てどう思うかってこと?ああ…なんも思わないです(笑)」

あるうら「(笑)」

西浦「咲いてない桜に至っては、何の木かもわかってないです(笑)」

あるうら「何が好きなんですか?散ることが?」

西浦「散ることがキレイじゃないですか。」

あるうら「本当に?西浦さんからそんなこと聞いた覚え全くないですよ」

西浦「いやいや、学生のころから思ってましたよ。ほら、僕ら学生時代を京都で過ごしたでしょう?桜の名所多かったし、春が来るたびにキレイだな、日本人でよかったな~と思ってます。」

あるうら「秋になったらイチョウが好きとか?」

西浦「それはなくて。桜だけなんかスペシャル!」

あるうら「曲名できましたね(笑)」

西浦&あるうら「『桜だけなんかスペシャル』」

西浦「アホっぽいな~(笑)」

 

西浦「半年経ってどうなったんですか?」

あるうら「半年たって、ここ2ヵ月行ってないですね(笑)」

あるうらさん、せっかく続いていたのに、いつ再開するのでしょうか?今週も笑顔でスタートです!

内容がちゃんと頭に入る本の読み方

あるうら「本を読むときには実際何を読んでるんですか?表現なのか、全体の組み立てなのか、具体例とか。読むときの着眼点はあるんですか?

西浦「ちょうど手元にあるので『超チーム力』でいくと、タイトルとオビをまず見て、何の本なのかを考えます。『シリコンバレー・組織・科学』なんだなと。『超チーム力』なのでチームに関することで、シリコンバレー発で、科学的な何かなんだなとわかるじゃないですか。」

次にオビを見て、『7人、150人、1500人規模のチームが効率的な理由とは』ってあって、スティーブジョブス、軍、ビートルズとかスゴイチームがどういう人数の規模なのか、天才より小規模チームだよという主張とかがわかる。」

次にオビの裏を見て、所属チームの人数・メンバー構成に満足してますか?という質問に対して日本企業の中間管理職100人アンケートした結果YESが55%だったけど、現場の部下に聞いたらYESは16%でNOが78%。勘違いしてるぞ!っていう(笑)」

あるうら「なるほど(笑)」

西浦「あ、面白そうだなと思うでしょ。チームリーダーが読む本なんだけど、あなたは勘違いをしていると。『人数構成の話が出てくるんだな、楽しみだ』と思いながら、次に袖っていうんですけど・・・・」

あるうら「1個1個丁寧に読んでますね。」

西浦「でも、一瞬で読めますよ。袖といって、カバーの半分くらいがかかっているところ。折り返しともいうんですけど。」

あるうら「漫画だと著者のイラストやコメント入ってるところですね。」

西浦「あなたのチームは割り当てられた仕事に対して正しいサイズか?って書いてあるからやっぱり人数の話しなんだなって。中の上のチームは勝利を収めることも成功することもできないって書いてあるんですよ。中の上ではあかん!っていうのは強い言葉かなと思ったりして。」

次にさらっと目次を見るんですよね。なんとなくこの辺でこんなこと書いてあるなと。第5章で最強チームの育て方ってあるからこの辺りがメインかな。ペア、トリオ不安定、機能するトリオのタイプって書いてあるから、いろんな種類を教えてくれるんだなって。」

「誕生と寿命。チームに寿命があるのか。引退と死とか。チームに死?わからんけど。だいたいの構成がこれで頭に入るので、あとは、海外の本の翻訳なので、事例の紹介は難しい言葉が並んでいてそこまでつかまなくていい情報もあるんですよ。『はじめに』は大事なのでちゃんと読んで、第一章『変化は猛毒』に、“Change kills if you don’t have the right team”って書いてあるんですけど、英語表記があったら絶対読みます。

あるうら「なんでですか?」

西浦翻訳される前の言葉だから。意図としてこっちの方が正しいから。」

あるうら「西浦さんは、英語が読めるってことですか?」

西浦「はははは、これくらいわかるやろ!僕の訳があってるかはわからんけど。」

あるうら「ダイナミックさは伝わるってことですね。(?)」

西浦「この本のタイトルも“Team Genius”なんですよ。」

あるうら「チーム天才!インパクトありますね。」

西浦「そういったことを押さえて、あとはだーーって読む。前置きだなと思ったらその部分は斜め読みですね。」

あるうら「本当に、『読み方』教えてもらってますね。」

西浦「僕は、本の端っこ折るタイプなんですが、面白いなと思ったワードで『非公式チームと相場が決まっている』って書いてあって何だろう?って思うので、ちゃん文頭まで戻って、『私たちの経験上、世界で最も創造性豊かで影響力の強い仕事をやり遂げるのは非公式チームと相場が決まっている』と、なんだそれは!ワクワクするなと思いません?『非公式チーム』っていい言葉だなと思ったりして拾っていきます。ひょっとしたら、今後『非公式チームマネジメント』って本を作るかもしれないじゃないですか。強い言葉を拾って、その前後を見たりとか。一個人で管理できる人数は6-10人、それが一般的だって数字が書いてあるので、なんでかな?って根拠を見るとか。」

あるうら「本当に丁寧に、自分が理解しやすい方法で読んでるって感じですね。」

西浦これをやらないと1文字1文字順番に読んでしまうので、何読んでたっけ?とか今この章で何を探すんだっけ?を忘れてしまうんですよ。全体の構成で説明の章だなとか具体例の章、メカニズムの解説してるなとかわかるから、メカニズムの解説で事例をあまり掘り下げるとどんなメカニズムかを忘れるし、具体例の章でメカニズムがあっても前の章でしっかり書いてるから理解できないなら戻ったほうが良かったり。」

あるうら「何回くらい読むんですか?」

西浦2回読みます。同じ本を。」

あるうら「さらっと内容理解して、大事な部分だけ?」

西浦ドッグイヤーだけ読み直す。自分が反応した箇所を思い出して、思い出せなかったら、その時いいと思っただけでクールな状態で読んで興味湧いてないので、大した内容じゃなかったかなって。ってやるとだいたい頭に入りますね。」

『20代のうちにやっておきたいこと』系のシリーズは読む価値あるの?

あるうら「この本おもろいやんっていう切り口も読んでるんですか?具体的に言うと、自己啓発本とかで『20代のうちにやっておきたいこと』的なのとか、僕はよくわかってなくて。本って何かを満足するために読むと思っているんだけど、20代のやつ(本)ってなにも中身がないと思っているんですよ(笑)。本の中で新しい価値を生み出して、それを読んで人生変わった、人生変わらなくても面白かったでもいいんですけど。会社の30代の先輩から『20代のうちにこれやっとけ!』って言われたのを『はいはい』って聞いてるだけな気がして、全く読む気がしないんですよ(笑)読んでないからこそ言ってるだけなんですけどね(笑)」って言われたのを「はいはい」って聞いてるだけな気がしていて、読む気が全くしないんですよ(笑)

西浦「年齢区切りのシリーズは読む価値なし―、とあるうらさんは思うと(笑)怖いこと言うわ~僕は出版業界の人間で本が好きなので、そのセリフ言えないです(笑)ぼろくそに言えるのは気持ちいい。それが、読者の声なら正面から受け止めるべきだな、とは思うしね。1つ言えるとしたら、「本のテーマ」に関わる話なんですけど、20代、30代、40代っていうとテーマが大きくなるんですよ。」

あるうら「全20代ですもんね。」

西浦「そうそう、対象者が一気に増えて、男女も関係ないでしょ。ビジネス書だから仕事している人で、ビジネス書読むのは男性の方が少し多いかなっていうのはあるけど、それでもだいぶ広くとれる。特に、30代はビジネス書を読んでるメインの層とされてるので、『30代のうちにやっておくべきこと』は読者多いよねってことでやっぱりメインに来ますよね。」

あるうら「そうなると、広く浅く薄くなりすぎじゃない?と思うんですよね。」

西浦「それが求められているんだと思うんだよね。広く浅く薄く。」

あるうら「本を読まないような、そのまま20代送ったら後悔するのが丸見えやでーって人に向けて書いてる本なんですね。」

西浦「正確に言うと、『後悔するのが丸見えのやつ』は読まないから(笑)読むのは『後悔するかもしれないと思える人』だから、けっこう前向きな人なんですよ。確かに、自分が30代なら、40代50代の仕事できる人に聞けばいいんだけど、40代50代が上手にアドバイスできなくなってるのかもしれないですよ。今って上下の付き合いがうざくなってるんじゃないかなって。めんどくさいやつと2時間も飲みに行って、役立つアドバイスもらうって時間の費用対効果を考えるとあまりなくて、1500円の本のほうがいいなって。」

あるうら「でも『だいたいもう知ってるし』って内容にならないかな?」

西浦「・・・まあな(笑)」

あるうら「諦めちゃったよ(笑)」

西浦「こういう本は『誰が書いてるか』なんで。」

あるうら「でも誰のためかが見えてこないんですよ。」

西浦「自己啓発なので、『今の自分良くないからもっと頑張りたいけど頑張り方がわからん』とか『頑張ってるのに評価されない』とか、八方ふさがりの人にとりあえずこれやってみろっていう感じ。30代は悩むんですよ多分。独立するか転職するか、結婚してる人してない人、子どもいる人いない人、家買ってたり賃貸だったり、すごい皆バラけるんですよ。その状況でとりあえずこれやっとけの最低限を教えてくれる感じで安全パイだし、やっとけっていう行動を示してくれるから、その中から選びやすいんですよ。新しい概念じゃなくて、アレやれコレやれソレやめろでしょう。その中からピックアップして選びやすいんですよ」

あるうら「そこからなんですね~。本を読んでいくための導入としてはいいのかな。」

西浦「僕もそういう本をいくつか参考資料として目を通してるけど、内容覚えてないですよ。『あれ良かったわ~!』って薦めたことはない。でも、だから中身がないというのは違う気がする。切り口として読者に何かを始めさせるきっかけを与えたならいいと思うし、究極本を開かなくてもいい。誰かが言ってたけど『すぐやる人がうまくいく』っていうタイトルの本を机に置いておくだけで、あ、掃除しなきゃ!ってなるとか。」

あるうら「それ(フォレスト出版の)森上さんですね。こないだ打ち上げで飲んでる時に、本の存在意義について、言葉がその部屋にあることでそういう発想に至るって言っていた気がします。」

西浦「そういう効果、価値もあるよねって。」

ご意見ご質問は、出版TIMESのfacebookページにて受け付けております。

当番組へのあなたからのコメント、メッセージをお待ちしております!

幼少期をアメリカで過ごし、国立大学の英語専攻を卒業。日経IT企業に約10年勤めた後、2015年に独立。司会業、外資系企業WEBマーケティング、広報、キャリアアドバイザーなどの仕事を経て、2016年出版プロデューサー西浦氏と出合う。人の可能性を引き出せる仕事だと感じて出版プロデューサーとしての仕事を開始。2017年に第一子を出産し、家庭と仕事の両立に日々奮闘中。

【webラジオ】「ダラダラ読みにならない!本の内容が頭に入る読み方」コウジニシウラのおしゃべり出版ウラ表紙vol.35

こんにちは!牛タンが大好き、出版プロデューサー白木です。 この記事は、著者から「ずっと笑ってるラジオ」と称され...

出版セミナー】「10万部を目指すあなたが書くべきテーマの見つけ方」募集中

「著者と編集者、そして出版プロデューサーというビジネスライクな関係を超え、『血流がすべて解決する』はとても大事な作品になりました。」

「発売当日に1万部増刷!合計7万部突破!西浦さんのマーケティングに感謝」

「20万部を超えたという実績と、 ぼく自身が、その過程で得た多くの体験と価値をもって、西浦さんを強く推薦させていただきます。」

 

編集者さんや著者さんから、実績やスタンスに対して多大な信頼をお寄せ頂いている、プロデューサー西浦孝次の出版セミナーを開催します!

出版不況と言われる中、2010年から8年間「増刷率90%」を維持し、平均部数を「4万7千部」まで伸ばしてきたプロデューサーとして、あなたの「書くべきテーマ」を「一緒に」「その場で」見つけます!

あなたへのフィードバックを最大化するために「定員5名」という超少人数制を採用、ワークでのフィードバック、持ち帰れる成果物の大きいセミナーになるよう設計しています。

 

これから本を出版していこうという方、どんな本を書くべきか悩んでいる方にこそ参加していただきたい内容となっておりますので、まずはこのセミナーにご参加いただき、ベストセラー作家への第一歩を踏み出してみてください。

出版はテーマ選びで4倍売れ行きが変わる

本は出版するだけでは何の意味もなく、人に読んでもらわなければ価値が生まれません。読んで感動したり、読者の人生に役立ててもらってはじめて世の中の役に立つのです。読まれない本はただの紙とインクの無駄遣いですから、全くエコではない、ただのエゴなんですね。(うまいこと言おうとしてスベりましたね!)

ではどうすれば読者に読んでいただけるのでしょう?多くの人に届く本を出版する鍵は「テーマ選び」にあります。出版はテーマ次第で、平均して4倍近く売れ行きが変わってきます

4倍という具体的な数字を言える理由があります。僕は2010年から出版プロデュースをはじめて、今日まで「増刷率90%、平均部数4万7千部」の結果を出してきました。でもこれは「テーマ選び」「コンセプト設計」など企画のプロデュースから手掛けた企画の実績です。実は本のマーケティングのみだと、実績は「平均部数1万2千部強」しかないのです。

4万7千部と1万2千部。テーマ選びを一緒に行っていない企画では、なんと平均して4倍近くも売れ行きに差が出てしまうのです。

 

もちろん実際には著者ごとの違い、編集者ごとの違い、出版社ごとの違い、さらに内容はもちろん、タイトルやデザインなど様々な違いが複雑に絡み合って結果に影響を与えます。

しかし、このどれも「なんの本を書くか」というテーマ選びからスタートして「そのテーマならどの編集さんがベストなのか」、「このテーマの場合、どんなタイトルやデザインが読者に刺さるのか?」を判断します。

いかにテーマ選びが重要か、ご実感いただけたでしょうか。

本はプロフィールが9割

テーマがいかに重要か分かったところで、こんな疑問も生まれますよね?「じゃあ、売れるテーマだけ書けばいいのでは?教えて!」

しかし残念ながら、売れるテーマ=正解とは限らないのです、なぜなら「あなたに合うテーマかどうか」が分からないからです。

あなたはこんなふうに感じたことはありませんか?「この著者、〇〇の本はすごく面白いのに、なんで違うジャンルを書くのだろう?内容薄い…」

そうです、多くの著者が「企画としてはアリだけど、著者としてはナシのテーマ」で本を書くことで、作家としての寿命を終わらせているのです。

過去にヒット作を出した人がネタ切れをおこし、苦し紛れで別ジャンルのテーマに手を出して読者離れを生んでしまうことが多いですね。読者が離れれば作家としてはその意義を失うので出版する機会そのものを失っていきます。

ヒット作を持っていた(固定読者を持っている)人ですらテーマを外すと失敗するので、これからデビューする方は特に「自分に合うテーマ」選びをしなければなりません。

また、過去作の売れ行きが芳しくなかった方は、次こそは「自分のテーマ」を見つけないと、著者としてのチャンスが失われます。

 

この自分に合うテーマとはどうやって見つけるのでしょう?それはあなたの「プロフィール」から見つけるのです。やはり自分が強いジャンルで探さなくてはいけません。

自分のプロフィールから「強いジャンル」を洗いだし、そこに「強いテーマ」をぶつけてみて、成立するかどうか判断するのが経験上最も効果的です。

 

よって本セミナーではグルーコンサル形式で、あなたのプロフィールを整理し、自分が書くべきテーマを一緒に見つけていくものになります。

こんな方におすすめです

  • 人から「出版した方が良い!」と勧められるが、本を書くべきかどうか悩んでいる
  • 出版について初歩的なことから学びたい
  • 処女作からベストセラーになった事例を知りたい
  • 他の出版セミナーや本で学んだ内容を整理したい
  • 本を書いて、今以上のお客様に貢献したいと思っているが、具体的に何を準備したらいいか悩んでいる
  • 企画書を書いたりするものの、これでいいのか自信が持てない

セミナー概要&お申し込み

★【出版セミナー】10万部を目指すあなたが書くべきテーマの見つけ方
当セミナーでは「著者としての強み」と「あなたが書くべきテーマ」を一緒に探します。

【お持ち帰りいただけるもの】

  • 実績・プロフィールシート
  • 自分の書くべきテーマ

【コンテンツ(予定)】

  • 自分の強み整理
  • 売れるテーマ売れないテーマ
  • 自分が考える実績と出版に通用する実績の違い
  • 切り口セッション

※出版セミナーを受講頂いた後、ご希望の方のみ、後日個別面談を無料で行います。

■開催日時
2018年5月23日(金) 13:00〜16:00@
恵比寿カルフール東京都渋谷区恵比寿4-6-1恵比寿 MFビルB1 roomC

    • 参加費32,400円(税込) 
    • 懇親会付き参加費 35,100円(税込)

お申込ページへ

 


私たちの7つの特長

出版社のマーケティング部時代に培った増刷ロジックと、

出版プロデューサーとして平均部数47,000部、増刷率90%を実現したノウハウを提供

  1. 出版社のマーケティング部時代に培った「販売部のノウハウ」で、より多くの読者に受け入れられる企画を立てる
  2. 書店の棚、どの本の横に置かれるかまで想定した、マーケティング戦略
  3. まず1年、それ以降も平積みをし続けてもらう前提の企画づくりと販売計画
  4. あなたと読者の目的から逆算して、そのうえで読者が最大化するように出版とオウンドメディアを設計
  5. どういった文章に読者が反応し、クチコミが生まれるか、原稿へのフィードバック
  6. ただ「売れる」だけではない、何枚もの読者はがきを1年以上経っても送っていただけるような、本物志向のモノづくり
  7. 今まで平均47000部、増刷率90%を達成してきた、優秀な編集者、営業担当者との厚い信頼関係

セミナー参加者様の声

「感動する」というレベルでした。

M.J様

出版された方からのご推薦

20万部を超えたという実績と、

ぼく自身が、その過程で得た多くの体験と価値をもって、

西浦さんを強く推薦させていただきます。

堀江 昭佳 さん

『血流がすべて解決する』

堀江 昭佳 様

「堀江くん、本を出す気はないの? もしも出すなら最初は絶対にプロデューサーをつけたほうがいいから、紹介するよ」

当時、6万部を突破していた「奇跡の営業」を出版されていて、10年来の付き合いの山本正明さんにそう言われたのが、 西浦さんを知ったきっかけでした。

一度会ってみましょうということで、東京・目黒の喫茶店でお会いしました。 ぼくは漢方薬剤師で婦人科相談をしていて、そのことについていろいろと1時間もお話した時でしょうか。 「堀江さんが、なぜこの仕事をしているか、根っこがわからない。」 そう言われるのです。 びっくりしました。 正直、そんなことを言われたことなどなかったからです。

そこでぼくは、生まれて初めて意を決することになるのですが、 まさかそんなことを話すなんて思ってもみませんでした。 (詳しくはこちらから 【カミングアウト。〜『血流がすべて解決する』発売1周年に心からの感謝をこめて。〜】)

著者はプロフィールが9割」と西浦さんは言われます。 それだけ、その人物がどんなひとかを見られているのでしょう。 だからこそ、本質をしっかりと嗅ぎ分け、そこから、独自性とオリジナリティを見つけ出されるのです。

西浦塾(?)で企画書をつくりはじめて、できあがるまで1年かかりました。結果的に、同じ内容のことを話しているのに、見せ方が全く変わりました。 それだけの時間とエネルギーをかけてでてきたのが、 「血流がすべて解決する」のコンセプトです。 もともと、ぼくの中にあったものですが、ここまで明確に整理されてはいませんでした。 そして振り返ってみると、 当初は漢方の体質の説明を中心とした話だったのが、 「血流」という切り口が見つかったことで、 切り口が変わるだけで、ここまで別物のようになるのだと驚きました。

また、企画書ができたあと、サンマーク出版の黒川可奈子さんというすばらしい編集者につないでいただくことができました。 このネットワークも特筆すべきものです。 編集者さん次第で、よい本ができるかできないか、左右されます。

そして、さらに特筆すべきは、出版後の対応でしょう。 本が出てから、増刷がかかり、部数が伸びていくことこそ、大切です。 西浦マーケティングの真価は、ここでこそ発揮されます。 (他のプロデューサーさんで、本が出た後、部数を延ばしていく対応まで手がけられる方は、ほとんどいらっしゃらないようです) 本が出たら終わり。 と思っていたのですが、全く違いました。

1日に200冊もの新刊が出るという出版業界で、出た後に「売れるかどうか」は全然違います。 出版は全くゴールではありません。 本が出て、そのあと売れないことには意味がありません。 たくさんのひとに価値を届けて役立ててもらうというのが、出版の目的だとすれば、 売れることで初めて、多くの方の役に立つことができるのです。

結果的に、「血流がすべて解決する」は20万部を超えますが、 ぼくが思っていた以上に、見える世界が変わりました。 昔に比べると、本を出すこと自体のハードルは低くなったと聞きます。 単に本を出すだけであれば、プロデューサーは必要ないでしょう。 でも、せっかく本を出すのならば、 自分自身の新しい価値を再発見する作業をするのは、苦しくもありますが、 とても楽しく意義のある時間となります。 そして、 「多くの方に新しい発見を届ける」という、 出版の本当の意義を求められるのであれば、西浦さんはとてもよいプロデューサーだと思うのです。

ひとは、必ずそのひと独自の「なにか」を持っています。 いままで長く仕事をされて実績をあげられていた方なら、余計にそうでしょう。 ただ、それは単なる素材に過ぎません。 そして、持っている本人はその価値に気づけないのです。 素材は、優れた料理人がいて初めて美味しい料理になれる。 ぼくは、西浦さんというよい料理人に出会えて、本当によかった。

「血流がすべて解決する」が20万部を超えたという実績と、 ぼく自身が、その過程で得た多くの体験と価値をもって、西浦さんを強く推薦させていただきます。


発売当日に1万部増刷!合計7万部突破!

西浦さんのマーケティングに感謝

山本 正明 さん

『奇跡の営業』 

山本 正明 様

私が出版を目指した動機は、自分の考えや経験を多くの人に伝えることで世の中の役に立てたいということです。

出版塾を通じて、自分のやってきたことを振り返ることができ、自分のオリジナリティを見つめ直すことができました。

そして出版後。
発売当日に増刷かかったのは今思えば、とっても大切なことでした。

本屋さんで本がちゃんと積んでもらえているから売れたのです。
西浦さんのマーケティングに感謝です。

新聞広告していただく度に、知り合いから「すごいね、おめでとう」という電話、メールを頂戴し、感動しました。
さらに、「JRの吊広告を見たよ!」という写メールの嵐で感動しました、多くの方が「『奇跡の営業』と奇跡の出会い」をしてくれたのです。

私は関西におりますので、東京はイイナーと思いつつ、関西でも!とがんばる励みになりました。

出版後の大きなできごとは、講演依頼3社、保険会社からの著者確認2社、
さらに、まったく知らない方からの感動メールや、電話と自己肯定感がさらに高まる毎日です。

本を出して本当によかったです。
自己満足ではなく、読者の役に立っている。
日本の社会に役立っている。
みなさんに勇気とやる気を生み出せていると思うと、しあわせーーーーーで一杯です。
感謝です。


書店に対する気遣いや著者に対しての想いがすばらしい

顔出しNGの作家さんなので、書影にて

『仕事は「捨てメモ」でうまくいく』

相葉 光輝 様

西浦さんほど本に対して誠実で熱い方はいないと思います。

著者にとって出版することは出来ても、一人の力でベストセラーにすることは出来ません。
そこで悩んでいたときに西浦さんに出会いました。

若くして数々のベストセラー作品を生み出しているだけに、緻密な戦略やアイデアが豊富なのはもちろんですが、それ以上に、書店に対する気遣いや著者に対しての想いがすばらしいのです。

その上、実績と信頼があるから、編集長にも的確に意見を言える、すばらしく頼れる存在です。

ベストセラーはチームで生み出す現象とおっしゃるだけあって、まさにベストセラーと言う言葉は、西浦さんのためにある言葉のように思います!

 

編集者の皆様からのご推薦

著者と編集者、そして出版プロデューサーという

ビジネスライクな関係を超える

サンマーク出版 黒川さん 某バンドの大ファン

サンマーク出版 第一編集部 デスク 

黒川 可奈子様

西浦さんとは20万部を超えるベストセラーとなった『血流がすべて解決する』(堀江昭佳著)という本でご一緒させていただきました。

それまでは飲んだりライブに行ったりすることはあっても仕事をする機会はなかったのですが(笑)、はじめてご一緒した企画でベストセラーを出すことができ、本当に感謝しております。 企画がスタートした頃、堀江さんの筆が一度止まってしまったことがあります。その間も西浦さんは丁寧に著者にアドバイスを続けていらっしゃり、結果的にすばらしい原稿をいただくことができました

逆に、原稿があがってからは、私の編集方針を信頼してくださっているのか、ゲラの内容やカバー、帯ネームについて、感想をおっしゃることはあっても、絶対にこうしてほしいと言われることはありませんでした。自分で一度決めたことを曲げたくないという編集者の気質を理解してくださっていたようです(笑)。

ご紹介いただいた堀江さんも、常に読者のためを思ってくださる大変人柄の良い方で、版を重ねていくことを3人で心から喜びあうことができました単に著者と編集者、そして出版プロデューサーというビジネスライクな関係を超え『血流がすべて解決する』はとても大事な作品になりました

結果的に弊社での出版にいたらなかった方でも、西浦さんのセミナーでお会いした方は、みなさんその道のプロで、著者になるに値するすばらしい方々でした。 セミナーに参加するか、プロデュースを受けるか迷っている方も「ビジネスライクな関係を超え、心から大事に思える作品を読者に届けたい」と思われるなら、一度セミナーに参加されるのをお薦めします!


編集者としてはすごく心強い “元出版社の営業”という、

めずらしい経歴のプロデューサー

『スッピーズのキッシー』こと岸田さん

サンマーク出版 第三編集部 

岸田 健児

“著者寄り”でもなければ、“編集者寄り”でもない。西浦さんは、「おもしろい本ができればそれでいい!」と本気で思っている出版プロデューサーです。つまり、「本」が王様なのです。

「媚びを売る」という意味では、著者の心も編集者の心をつかむことにも興味がない。だから、読者の心をつかむ企画がたくさん生まれているのだろうなぁと勝手に思っています。著者に媚び売ったほうが作家が集まってきて儲かるはずなのに(笑)。

また西浦さんは、“元出版社の営業”という出版Pの中では、めずらしい経歴の持ち主。だから、書店でどんなふうに並べられるかといった、棚感覚が分かっていらっしゃるのも、編集者としてはすごく心強いです。あと、チャーハンも、すごく くわしい。


圧倒的なクオリティを誇るのが、西浦さんの主宰されている会

フォレスト出版 森上編集長 写真NGということでイラストにて

フォレスト出版 編集長 

森上 功太様

出版業界内には、大小問わず多くのコミュニティがあり、私も業界の端くれとしていくつかの会合に参加させていただいています。ただ、その中でも圧倒的なクオリティを誇るのが、西浦さんの主宰されている会であると思います。

それは、主宰者の西浦さんが個人レベル、身内レベルに留まらず、出版業界全体を盛り上げたいという、私欲を超えた視点で取り組まれているからだと思っています。それは、ボランティアで出版業界を目指す若者の育成に取り組まれていたことや、今も大学で未来の出版人の教育に取り組まれていることが、何よりもの証拠です。

「出版とは何か?社会が出版に何を求めているのか?」その命題に真摯に向き合っている西浦さんに出会えたことが、20年近くこの業界に身を置く端くれとして、個人的にも最高の財産です。

 同業者からのご推薦

出版コンサルタントの山田さん

『狙って』ベストセラーを出せる、数少ない出版プロデューサー
出版コンサルタント 山田 稔様
以前より西浦さんの活動に興味があったのと、出版TIMESを読んでいたのでセミナーに参加しました。
著者のテーマの見つけ方・棚卸の方法と、コンセプトを研ぎ澄ませる方法が参考になりました。
数少ない真っ当な同業者で、かつ狙ってベストセラーを出せる希少な人材です。
互いにこれらかも切磋琢磨していきましょう!
おすすめします。

 

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出版TIMESでは今年から定期的に出版セミナーを開催して参ります。

昨年12月8日に実施した出版セミナー「あなたが書くべきテーマの見つけ方」のレポートはこちら

出版セミナーのご案内

増刷率90% 平均部数48,000部の出版プロデューサー。

奈良県出身 同志社大学卒業後、学習研究社(現・学研ホールディングス)入社。書店促進部を経て、一般書販売課へ配属。2つの編集部を担当し、年間最大400冊のマーケティングを担当。膨大な点数を扱いつつ、新人著者の売り伸ばしや仕掛け販売に注力。上原愛加のプリンセスレッスン(シリーズ100万部突破)などの売り伸ばしに成功する。その後、出版プロデューサーとして2010年に独立。

『血流がすべて解決する』(22万部)『奇跡の営業』(6.3万部)など主にデビュー作をプロデュースし、ベストセラーへと導く。

業界では数少ない、出版社マーケティング部出身の出版プロデューサー。

【5/23出版セミナー募集中!】10万部を目指すあなたが書くべきテーマの見つけ方

【出版セミナー】「10万部を目指すあなたが書くべきテーマの見つけ方」募集中! 「著者と編集者、そして出版プロデ...

「肩こりがひどい」
「気持ちが沈む」

病気というほどではないにしろ、そんな状況に悩まされることがあります。
私の場合は、肩こりを感じたときは、マッサージで揉みほぐしてもらいます。
そして、気持ちが沈んだときは、読書や映画で気持ちを切り替えるようにしています。
しかし、どちらも根本的な解決ではないため、同じ症状が繰り返しており、その都度、対処しなくてはなりません。

そんな体と心の不調を、まとめて解消する方法があったら、どんなに良いことでしょうか。
今回紹介する「血流がすべて解消する」は、そんな体と心の不調を解決するヒントになる本です。
体と心の健康に興味をお持ちのかたにおすすめできる内容となっています。

どんな本なのか

本書は出雲大社の参道で90年続いている老舗漢方薬局の4代目である、堀江昭佳氏によるものです。
堀江氏は、漢方薬剤師であるだけでなく、不妊カウンセラーとしても活躍されています。
本書では体や心の不調を解消するためとして「血流を増やす」という方法について詳しく紹介されています。
漢方薬に関する内容が主ではなく、生活習慣や呼吸など誰でも手軽にできる方法が具体的に記載されています。
男女問わず参考になる内容ですが、特に、

    • 不妊
    • 生理痛

の悩みを抱える女性にとって、参考になる内容が含まれています。

血流を増やして不調を解決する

著者の働く薬局には、様々な理由で、多くの人が相談に訪れています。
そのカウンセリングを通して、著者は、「血流が心と体に大きな影響を及ぼしている」という発見をします。
これは、相談者の血流が良くなったことで、生理痛や生理不順だけでなく、

  • 耳鳴り
  • 肥満
  • うつ

などの症状までが改善した、という実例によるものです。

著者によると、血流が悪くなる理由は、以下の3つです。

  1. 血がつくれない
  2. 血が足りない
  3. 血が流れない

この3つによって血流が悪くなると、体と心には大きな影響が現れます。
そして、女性の場合は、特に、積極的に血流の悪さを解決する必要があるとしています。

なぜなら女性の血流は、そもそも不足状態になりやすいためです。
これは生理という形で毎月血液を失っているからです。
生理で流す血液量をあなどってはなりません。
一回の経血量は約一〇〇ml、一年で一.二ℓにもなります。

初潮から閉経まで四十年とすると、恐ろしいことに女性は一生で約五〇ℓもの血液を失うことになるのです。
日本人女性の平均体重が五二㎏ですから、ひと一人まるごとぐらいの膨大な量です。
これに、出産や授乳を加えると失われる血液量はさらに増えます。

(63ページ 第二章 「つくる・増やす・流す」であなたの血流はよくなる より引用)

一般的に、男性よりも女性のほうが、体や心の不調に悩まされがちなものです。
その違いも、生理によって毎月血を失うことだとすると、確かに納得できます。
それでは、著者による、具体的な血流の改善方法についても見てみましょう。

かんたん丹田呼吸法で静脈の流れをサポート

多くの女性が、むくみや下半身の冷えに対する悩みを抱えています。
この2つを解消するために、著者は「静脈の流れ」を良くすることを推奨しています。
静脈の流れを良くする方法として、著者は下記を挙げています。

  1. ふくらはぎを鍛える
  2. 「かんたん丹田呼吸法」でむくみを改善する
  3. 足を温めて冷えを防ぐ
  4. 足のつぼを押す

この中でも、もっとも手軽に行える、呼吸方法に関して、引用して紹介します。

【かんたん丹田呼吸法】

①息を吐くときは、横隔膜のところから状態を少し前に倒す。
②息を吸うときは、上体を起こす。
③呼吸は鼻で、十回くらい行う。
(182ページ 第五章「静脈」の血流をよくするための生活習慣 より引用)

呼吸法といっても、それほど難しくはないため、手軽に試すことができます。
この呼吸法を行うと、横隔膜を直接上下させることができ、静脈の血液が上へと流れるのをサポートすることが可能とのことです。

血流をよくすれば、心は自由になれる

著者は、「血流をよくすれば、心は自由になれる」としています。
確かに、体が不調であれば気持ちも滅入りますし、体が快調であれば気持ちも明るくなります。
様々な不調が、血流を良くすることで解消するとしたら、これは試す価値があります。

日常的に、私たちは、目の前にある「症状」だけに囚われがちです。
たとえば「頭痛が生じたら頭痛薬を飲む」「肩がこるからマッサージに行く」というように、そのとき生じた痛みへの対策を行うというようなぐあいです。
しかし、本来行うべきは、本書にあるような、総合的な改善なのかもしれません。

終わりに

本書で紹介されている「血流を良くする方法」は、決して難易度の高いものではありません。
【かんたん丹田呼吸法】をはじめとして、いずれも、手軽に毎日の生活に取り入れられるものばかりです。
本書を参照に、血流を良くすることで、体と心、両方の健康を目指してみたいものです。

 

(文:朔)

出版TIMES編集部。記事の企画・編集等は出版プロデューサーの西浦が担当、執筆はライターさんにご担当頂いています。

【書評】血流がすべて解決する【血流の改善で、心を自由にする方法】

「肩こりがひどい」 「気持ちが沈む」 病気というほどではないにしろ、そんな状況に悩まされることがあります。 私...

1年頑張って落とした体重を、正月だけで戻す、いやむしろ多めに超回復させるのが恒例の出版プロデューサー西浦です。あなたも脂肪の超回復してますか?

昨年は新年1発目の書評記事を張り切って元旦に更新、初詣と関連付けて『成功している人は、なぜ神社に行くのか?』をご紹介させていただきました。

【書評】成功している人は、なぜ神社に行くのか?【神さまは「他の参拝者を味方につけた人」の味方をする】

今年は新年最初の書評に何を取り上げようかと悩んでおりましたが、元来怠惰な人間でございまして、元旦はおろか、気が付けば世の中の正月気分もすっかり抜けており、完全にタイミングを逸しました。

そこでボク自身を振り返ってみて気づいたのです。

新年の抱負の一つ「毎日、日記をつける」をさっそく元旦から書き忘れた上に、2日目だけ書いてその後、本日まで一切書いていない。そればかりか、日記帳を開きもしていないという衝撃的事実に…。

この何とも言えない嫌な気分、そう「自己嫌悪」です。

あなたはどうでしょう?年始に立てた目標・抱負、ちゃんと守れてますか?
あるいは去年の目標・抱負、守れてましたか?お正月に神社で手を合わせた時にそもそも去年の抱負覚えてましたか?

もちろん、叶えていた夢もあったでしょう。しかし達成できなかった目標、守れなかった神さまとの約束もたくさんあったのではないでしょうか?
毎朝5時半に起きる、毎日ランニングする、お酒を控える…などなど。ご自分の胸にもう一度聞いてみてください。

どうでしょう?一つでも該当したあなたは、きっと僕のようになんだかイヤ~な気分になったのではないでしょうか。しょうがない奴だな自分、と。

しかし、達成できなかった目標を悔いて、自己嫌悪する前に、これから紹介する『やらない理由』を読んでみてください。

どんな本なのか

カレー沢薫先生のエッセイ。著者は1982年生まれ、OL兼漫画家・コラムニストで『ブス図鑑』等、キレのあるエッセーが大人気。SNSでは“自虐の神”と崇められ、20本近くの連載を抱える人気作家でありながら、平日はOLとして働きつつ、一日48時間twitterに生息しているという多忙な作家さんです。

本書ではダイエットや貯金、部屋をきれいに保つ、など固く誓ったはずの目標を達成できなかったときに、それを「やりたくない理由に屈した」のではなく「やるべきでない理由があったからしなかった」と考えようと主張します。挫折したのではい、英断を下したのであると。つまりそこらのスピリチュアル本よりよっぽどメンタルヘルスに効く、心の健康書です。

必要なのは反省ではなく、自己肯定

 

反省というのは 己の非を認め 同じ過ちを繰り返さないようにどうしたらいいかを考え それを実行して初めて「反省した」と言えるのだ

つまりそこまでいかなきゃ反省じゃねぇし する意味もねぇ

じゃあやめよう その反省もどき

本書ではいきなり反省の否定からはじまり、反省ではなく自己肯定が必要だと読者に語り掛けます。それはなぜか?

たとえば固く誓ったダイエットを食べ物の誘惑に負けて挫折した場合、人は己の意思の弱さを嘆き責めるでしょう。しかし、自分を責めすぎるのはよくないのです。なぜならメンがヘラってしまう原因は「自分が許せない」という状態に陥ってしまうことだからです。自分が自分であることだけは一生逃れられません。逃れようと思ったら文字通り死ぬしかなく、これは最悪の結末です。

よって無駄な批判はやめよう。やりたくない理由に屈したのではない、やるべきでない理由があったからしなかったのだと考えればよいのです。クレバーな選択なのだと。

正しい「やるべきでない理由」

つまり本書では、世の中に蔓延する「やった方が良いこと」や「やらなければいけないこと」に対し正しい「やるべきでない理由」を解説していくものです。

例えばダイエットなら、まず自分に「食うこと以外の楽しみがあるのか」を考えてみます。もちろん「無」です。すると、それを我慢してダイエットに成功したとしても、それは「痩せて良いスタイルを手に入れた」のではなく「生きる屍になった」だけに過ぎず、ダイエットをしなくて本当に良かった、クール&クレバーだとスムーズに理解できます。

というような感じで、各項目について予想を超える「やらない理由」をカレー沢先生が提示してくれるので爆笑しながら読んでいただくのが良いと思います。

最後にいくつか本書の見出し(やりたいことと、やりたくない理由)をご紹介します。これにどんな「やるべきでない理由」があるかはぜひ本書を買って燃やしてまた買ってください。

  • 仕事ができると褒められるのはいいが、仕事が増えるのは嫌
  • 好かれるのはいいが、振り向かせる努力をするのは嫌
  • 寂しがり屋だが、人付き合いは嫌
  • ピンチは乗り越えたいが、頑張るのは嫌
  • SNSに「いいね」してほしいが、「いいね」するのは嫌
  • 話は聞いてもらいたいが、あれこれ言われるのは嫌
  • 一人の時間も欲しいが、ずっと一人は嫌
  • 相手の本心は知りたいが、嫌いと言われるのは嫌

どうですか?ムカムカしてきたでしょう?ご紹介したのはほんの一部ですが、こんなことを飲んでる相手に言われたら「歯ぁ食いしばれぇええ!!」と叫んでしまいそうです。

こっちのメンタルを守るためにも、やるべきでない理由をしっかり学んで「良かったな!」って言えるようになりたいですね。

 

ちなみに僕が日記をつけられないのは「めんどくさい」「そんなの書いてる暇あったら寝たい」というやりたくない理由に屈したのではなく、「過去を振り返らず、前を向いて生きるため」だと気づきました。

 

増刷率90% 平均部数48,000部の出版プロデューサー。

奈良県出身 同志社大学卒業後、学習研究社(現・学研ホールディングス)入社。書店促進部を経て、一般書販売課へ配属。2つの編集部を担当し、年間最大400冊のマーケティングを担当。膨大な点数を扱いつつ、新人著者の売り伸ばしや仕掛け販売に注力。上原愛加のプリンセスレッスン(シリーズ100万部突破)などの売り伸ばしに成功する。その後、出版プロデューサーとして2010年に独立。

『血流がすべて解決する』(22万部)『奇跡の営業』(6.3万部)など主にデビュー作をプロデュースし、ベストセラーへと導く。

業界では数少ない、出版社マーケティング部出身の出版プロデューサー。

【書評】新年に立てた目標を『やらない理由』

1年頑張って落とした体重を、正月だけで戻す、いやむしろ多めに超回復させるのが恒例の出版プロデューサー西浦です。...

文章執筆に大切なことは何でしょうか。
私の場合は、とにかく「書き始めて、書き続け、書き終わる」ということだと考えています。
まずは頭の中から外に出す、という作業に全力を注ぎ、書き終えてから推敲を繰り返します。
しかし残念なことに、これだけでは文章は上達しないと常々感じています。
考えていることを確実に伝えるためには技術や知識が必要で、常に勉強し続けなければなりません。
そんな「文章執筆」に役立つマニュアルがあるのなら、ぜひ手に入れたいものです。

そこで今回は、文章執筆の助けになりそうな、野口悠紀雄氏による『「超」文章法 伝えたいことをどう書くか』を紹介します。
文章の構成や、推敲などについて参考になる内容が掲載されている書籍です。

どんな本なのか

本書は、早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授である、野口悠紀雄氏によるものです。
野口氏は1940年生まれ、東京大学工学部卒業。
文章を書く機会が山のようにある著者は、ためになり、面白くてわかりやすい文章を書く努力を続けているとのこと。
この書籍は、そんな著者が努力の過程で学んできたことがまとめられています。
対象としている「文章」とは、小説などの文芸作品ではなく、論文や解説文、批評など「論述文」と呼ばれる文章です。
しかし文章作成の基本について記載されていることから、すべてのかたにとって有益な内容です。

メッセージの重要性

第1章では、読者に伝えたいメッセージを明確化することの重要性について記されています。
このメッセージについて、以下に重要な部分を引用します。

ある命題を「メッセージ」と言えるかどうかは、どのように判断できるか?
第一の条件は、「ひとことで言えること」だ。
この規定は、単なる外形基準であり、内容とは関係がないと思われるかもしれない。
しかし、私の経験から言うと、これこそが最も重要な条件である。

(12ページ 第1章 メッセージこそ重要だ より引用)

さらにメッセージが見つかれば、どうしても伝えたい衝動に駆られるはずだとも述べています。
確かに、伝えたいことが明確ではない文章は、読んでいても内容が曖昧なものが少なくありません。
論述文を書く際は、まず、このメッセージを探してみると良さそうです。

文章に化粧をする

さらに本書では、推敲について非常に細かい説明があり、章の終わりに分かりやすくまとめられているため引用します。

第6章のまとめ
1 形式面のチェック
(1)タイトルは、内容を適切に表すものにする。
(2)章・節・パラグラフの区切りを適切にし、小見出しを内容を表すものにする。
(3)誤字脱字を根絶する。とくに、名前の誤字に注意。
(4)読点を適切に打つ。
(5)漢字・ひらがな・カタカナの比率を適正化する。
(6)表記と用語を統一する。
2 表現のチェック
(1)削れるだけ削る。
(2)類似表現を避ける。
(3)語尾の単調化を避ける。語尾で逃げない。
(4)曖昧接続の「が」の多用を避ける。
(5)使い古された表現、陳腐な表現、不快感を伴う表現、品位を下げる表現などを避ける。
(225ページ 第6章 化粧する(2)-100回でも推敲する より引用)

文章を書いたあと、実際に上記の項目についてチェックしてみると、修正すべき部分が明確になることでしょう。
推敲に関する項目は決して少なくはありませんが、読みやすく正しい文章を書くためには、いずれも重要なことばかりです。
「文章を書くのが苦手」
「文章が読みづらいと言われる」
というかたには、特に読点や語尾に関する項目を読むことをおすすめします。
なぜなら、読みづらい文章は、大抵の場合、読点の位置が不適切だったり、語尾が単調だったりするからです。

文章執筆のマニュアル

さらに、文章を執筆する際には、推敲に限らず、さまざまな部分について注意が必要であることは言うまでもありません。

  • メッセージ
  • 構成
  • 説得力
  • 推敲

いずれの項目も、文章執筆においては重要となります。
本書では、そういった項目それぞれの注意点について、いずれも丁寧に説明されています。
章の「まとめ」は、第6章以外にもそれぞれ用意されています。
時間がないときには、各章ごとに設けられた「まとめ」を読み返すだけでも有益となるに違いありません。

本書は小説などの引用が多いこともあって、文章を書き慣れている人以外にも分かりやすく、楽しく読める内容です。
ビジネス文書や論文だけでなく、自分史やエッセイなどを書きたいと考えている人にもおすすめできる本です。

終わりに

文章は、漠然と書き続けているだけでは、なかなか上達が難しいものです。
しかしチェックするべき項目が明確になっていれば、
「どこを直すべきか」
「どこを削るべきか」
も明確になり、ぐっと書きやすくなるに違いありません。
推敲や構成についても、手順に沿って書くことが出来れば、かなり楽に感じるはずです。

文章執筆のマニュアルを探しているならば、ぜひ一度、本書に目を通してみてはいかがでしょうか。
(文:朔)

出版TIMES編集部。記事の企画・編集等は出版プロデューサーの西浦が担当、執筆はライターさんにご担当頂いています。

【書評】「超」文章法 伝えたいことをどう書くか【文章執筆の極意とは】

文章執筆に大切なことは何でしょうか。 私の場合は、とにかく「書き始めて、書き続け、書き終わる」ということだと考...

「ベストセラー」という響きは、敬意と嫉妬と侮りと羨望が入り混じる複雑な言葉だなと思う出版プロデューサーの西浦です。

今回はベストセラーについて、基礎知識や調べ方などをご紹介します。

ベストセラー(best seller)とは?

よく売れた商品のこと。特に本について言うことが多いらしく、他にはCDなどメディアコンテンツを指すことが多い。そう考えると、ある意味出版用語なのかもしれない。

何部からベストセラー?

著者のセミナーに参加するとやたらと耳にする「ベストセラー」という言葉。
実際に何部からベストセラーと呼べるのでしょうか?

結論からいうと明確な基準はありません。
ただ業界内の暗黙の了解として、10万部でベストセラーとされることが多いです。

ところが著者のセミナーなどでは、2万部くらいでも「ベストセラー」と呼んでいることがありますね。専門書・全集などのジャンルなら、それもわかるのですが、ビジネス書や健康書などの一般書では2万部をベストセラーと呼ぶのは無理があります。

あるいは今まで書いた本の合計数で「ベストセラー」と呼んでいる方もいますが、10冊出せば各1万部でも10万部なわけで、合計じゃなくて平均で出さないとフェアじゃないなとは思います。

 

しかし昨今の出版不況下では5万部でもベストセラーと呼ばれることがあるようです。
ちなみに10万部の時の印税は1000万円以上です。(本体価格×10%×100,000)

そういう意味でも、ベストセラーは10万部からというのがふさわしいのかもしれません。

世界一のベストセラーとは

人類史上最も読まれた、世界で一番売れた本は何か?あまりに有名な話ですが、答えは『聖書』です。

グーテンベルクが活版印刷の実用化に成功し、はじめて印刷したのがこの『聖書』と言われています。つまり最古の印刷物であり、最大のベストセラーなんですね。

手元にある資料『ベストセラーの世界史』によると、その部数は40億部から60億部の間とされています。これはキリスト教徒が20億人いることにもちろん対応しています。

またwikiでは1815年 – 1998年に推定で約3880億冊とも言われており(販売と配布との混合数)、正確な部数を知ることは不可能です。

「書物としての聖書」を研究してみたい方には、『聖書の歴史図鑑―書物としての聖書の歴史』などおすすめです。

キリスト教に関する予備知識は必須ですが・・・。

日本のベストセラートップ10

次に日本の歴代のベストセラーをご紹介します。ハリー・ポッターシリーズが3つも入って、さすがだなという感じですが、それを除けば純粋なフィクションがないのは意外ですね。エッセイや自己啓発、健康書などノンフィクション系は好き嫌いが分かれにくいのが利点かもしれません。ただノンフィクションも読みやすい本であることは間違いありませんね。

1位 『窓際のトットちゃん』 580.95万部 黒柳徹子 講談社 1981年

2位 『道をひらく』 511万部 松下幸之助 PHP研究所 1968年


3位 『ハリー・ポッターと賢者の石』 509万部 J.K.ローリング 静山社 1999年

4位 『五体不満足』 480.8万部 乙武洋匡 講談社 1998年

5位 『バカの壁』 437.8万部 養老孟子 新潮社 2003年

6位 『ハリー・ポッターと秘密の部屋』 433万部 J.K.ローリング 静山社 2000年

7位 『脳内革命』 410万部 春山茂雄 サンマーク出版 1995年

8位 『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』 383万部 J.K.ローリング 静山社 2001年

9位 『チーズはどこへ消えた?』 373.7万部 スペンサー・ジョンソン 扶桑社 2000年

10位 日米会話手帳 360万部 小川菊松 誠文堂新光社 1945年

■戦後のベストセラー 最新ランキング(出版指標年報 2015年版)より

 

現代のベストセラーを知る方法

ざっくりとベストセラーを知りたいなという場合は、やはりwikiが簡単でおすすめです。

もっと詳しく知りたい方には少し値が張りますが「公益社団法人全国出版協会」が発行している『出版指標 年報』をおすすめします。

年度版で14,400円(税込)ですが、出版業界のいろんなデータが満載です。

特に2014年度版には■戦後のベストセラー 最新ランキング(p.136-137)が掲載されており、累計発行部数や映像化がされたかなど一覧できるので非常に役立ちます。(その後もランキングは売れ行きに応じて変わっているので、正確なものは現状の最新版をお求めください)

 

他に毎年更新される各種ベストセラーランキングをご紹介します。

これを見てもらえばわかるのですが、ベストセラーは取次(卸業者さん)毎や書店毎に計測されており、全国における正確な数字がわかりません。たとえば二大取次のトーハン、日販でもランキングの順位が一致しないことが多いです。

とはいえ基本的にはトーハンと日販のランキングを一番参考にしている業界人が多く、このどちらかにランクインするのがみんなの目標の一つだったりします。

≪取次や書店のベストセラー情報≫

■取次ベストセラー情報

■書店ベストセラー情報

Amazonランキング大賞とAmazonランキングの違いについてはこちら

amazonランキングの本は、本当に売れているのか?

あのベストセラーの初版部数は

ベストセラーの初版部数について調べているサイトがあったのでご紹介します。

私がウラとってるわけではないのであくまでご参考までに。でも面白いですよ。

あのベストセラーの初版部数

 

 

増刷率90% 平均部数48,000部の出版プロデューサー。

奈良県出身 同志社大学卒業後、学習研究社(現・学研ホールディングス)入社。書店促進部を経て、一般書販売課へ配属。2つの編集部を担当し、年間最大400冊のマーケティングを担当。膨大な点数を扱いつつ、新人著者の売り伸ばしや仕掛け販売に注力。上原愛加のプリンセスレッスン(シリーズ100万部突破)などの売り伸ばしに成功する。その後、出版プロデューサーとして2010年に独立。

『血流がすべて解決する』(22万部)『奇跡の営業』(6.3万部)など主にデビュー作をプロデュースし、ベストセラーへと導く。

業界では数少ない、出版社マーケティング部出身の出版プロデューサー。

本のベストセラーに関する知識と情報、調べ方【日本のベスト10も紹介】

「ベストセラー」という響きは、敬意と嫉妬と侮りと羨望が入り混じる複雑な言葉だなと思う出版プロデューサーの西浦で...

読書をするとき、私が最も気にするのは『時間』です。
何故なら、どんな本であっても最初に読むときは中断せずに読みきりたいからです。
もし、1冊にかかる時間を短縮することが出来れば、今よりも時間を効率よく使えることでしょう。
今回は、そんな読書に関する書籍、【1冊20分、読まずに「わかる!」すごい読書術】を紹介します。
読書にかかる時間の短縮だけでなく、効率よく内容を記憶し、活用する秘訣を知ることが出来る本となっています。

どんな本なのか

本書は、レゾナンスリーディング開発者である、渡邊康弘氏によるものです。
渡邊康弘氏は、現在は、企業のコンサルティングや、地域活性に関わる取り組みを行っています。
元々は読書嫌いだったという著者は、現在、年間500冊以上のビジネス洋書を読破しているとのこと。
本書で紹介されているレゾナンスリーディングでは、特に変わった訓練をする必要がありません。
簡単な手順で実践出来るレゾナンスリーディングについて、分かりやすく説明されています。
そのため、効率よく読書をしたいと考えている人に役立つ本となっています。

レゾナンスリーディングとは

「レゾナンス」とは、「共鳴」「共振」を意味する言葉です。
本書には、この「レゾナンスリーディング」について、以下のような説明があります。

—–
レゾナンスリーディングは、(次のページにあるような)マップを描きながら、本とレゾナンス(共鳴)し、著者との対話をしながら、短時間で自分の欲しい情報を得られる読書方法です。
しかも、どんなジャンルの本でもOKです。ビジネス書、小説、専門書、海外の書物、電子書籍、レポート。文書であれば、何にでも活用することができます。
(36ページ 1章 なぜ、最初から最後まで読まなくても「わかる!」のか? より引用)
—–

レゾナンスリーディングをするためには、レゾナンスマップを作成します。(95ページ図参照)

※特別に著者と出版社から許可を得て、スキャン画像を使用させていただいております。

最初に準備として、レゾナンスマップに、

  • 目的
  • ページ数
  • 著者の名前、似顔絵
  • 著者が自分にメッセージを送るとしたら、どんな内容
  • 著者が本を書いた理由

を記入します。

そのあとに行う手順を、以下に抜粋します。

  1. 本をぱらぱらめくり、情報を脳にダウンロードする
  2. 本のエネルギーを感じ取り、3分割したマップに曲線を描く
  3. 曲線の気になる箇所に↑を6~8箇所つける
  4. ↑をつけた場所のページ数を予測して記入する
  5. ↑をつけた場所の優先順位を記入する
  6. 優先順位順に、見開きでページを眺める
  7. 読まずに眺めたページから、目に飛び込んできた言葉を3~4語抜き出してマップにメモする
  8. マップを眺めて、気付いたり、気になったりした部分を見つける
  9. 気になった部分を読む
  10. 本から得たアイデアを使用して実際にしてみたい行動を書きだす
  11. 行動計画にタイトルをつける

全ての記載が終われば、レゾナンスマップの完成です。(108ページ図参照)

※特別に著者と出版社から許可を得て、スキャン画像を使用させていただいております。

紙1枚を使用するだけで、読書にかかる時間を20分に短縮することが出来るのが、レゾナンスリーディングの大きな魅力です。

アウトプットして記憶に残す

さらに本書では、読書した内容を記憶に残すために、効果的な方法が記載されています。
それが『アウトプット』です。
アウトプットは、以下のようにして行います。

  1. 余裕や、抜けの間隔を持つ
    「覚えなくてはならない」「忘れたくない」というようなプレッシャーやストレスがあると、心の余裕がなくなります。
    それによって、逆に学習能力が低下するおそれがあるため、本書ではアウトプットの際の力の抜き具合が重要だとしています。
  2. 少しでもアウトプットをする
    具体的なアウトプットについては、レゾナンスリーディングを受講した方が実践している方法を、本書から引用します。

—–

・誰かに本の内容を話してみる
・写メで表紙とマップを撮って、SNSで一言コメントする
・本に挟まっていた愛読者ハガキに感想をかいて送る
・ブログで簡単に紹介する
・描いたレゾナンスマップをただ見返してみる
・気になった部分を書き写してみる
・本に書いてあったことをさっそく実践してみる
・パラパラしていつもより早く寝る

(130ページ 3章 どこでもサクッと読めて、内容も忘れないから読書習慣が身につく より引用)

—–

また、内容を印象に残すためには、アウトプットに他者からのフィードバックがあるものが効果的だとしています。
確かに、自分が発信した内容に誰かが反応してくれた場合、記憶に残りやすいものです。
読んだ本の内容を忘れたくない場合、確かに、アウトプットは有効な方法の1つであると言えそうです。

成功前夜の人がするワーク

そして5章では、「読書で成果を出す人、読んだだけで終わる人」として、読書から成果を上げる方法が記されています。
その中でも最も興味深いのが「成功前夜の人が必ずするワーク」です。
これは、現在の年齢に「3」や「10」を足した未来を妄想して書きだす、というものです。
誰と一緒にいて、どこで、いつ、何を、なぜ、どのようにしているか、を明確に書き出します。
自分が将来どうなりたいかをはっきりさせることにより、何をすべきかを計画し、実行するわけです。
漠然と未来を考えるよりも、実に現実的なワークとなっています。

終わりに

本書の冒頭には、レゾナンスリーディングを実践している人々の声が掲載されています。
その中でも印象的な感想が「著者と対等に、本に引きずり込まれずに読書が出来るようになった」という内容です。
著者の意見に流されずに本を読んだ上で内容を記憶に残して活用することが出来れば、本を読むのがさらに楽しくなりそうです。
多くの人に活用されているレゾナンスリーディング、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。

(文:朔)
1冊20分、読まずに「わかる! 」すごい読書術

出版TIMES編集部。記事の企画・編集等は出版プロデューサーの西浦が担当、執筆はライターさんにご担当頂いています。

【書評】1冊20分、読まずに「わかる!」すごい読書術【読書で成果を出す、レゾナンスリーディング】

読書をするとき、私が最も気にするのは『時間』です。 何故なら、どんな本であっても最初に読むときは中断せずに読み...

自費出版で本を出そうと思うのですが、全国の本屋さんで並べてもらうことはできますか?」という質問をよく聞きます。

その質問にお答えすると、残念ながら「諦めてください…」と言うしかないでしょう。

全国の本屋さんで、自分の本を並べてほしい場合、商業出版で本を出すことを前提としてください。

自費出版でも本屋さんに並べてもらうことはできますが、通常は「棚買い」と呼ばれる、お金でスペースを買っていることが多く、対象となるお店は限られます。もちろん棚買いであっても本当に一般客に売れれば、そこから全国展開されることもあり得ますが、すごく稀です。

少なくとも発売当初から商業出版のように、4,000~5,000冊の本が全国に配本されるようなことはありません。そもそも自費出版の本は、初刷が1,000冊~2,000冊程度と少なく、全国の本屋さんに行きわたるほどの在庫がないのでムリなのです。

どの本屋さんに本が届けられるかは、取次が決める

これから「全国の本屋さんで自分の本を置いてもらう方法」について説明するために、ざっくりと「出版の流通」について説明しておきます。なるべく端的に解説しますので、説明不足のところもありますが、本筋の補足が目的ですのでご容赦下ください。

 

<出版社が作った本は、取次を通して全国の本屋さんに「配本」される>

出版業界の流通は「取次(とりつぎ)」という卸業者(販売会社)さんが担っています。トーハン、日販という大手2社のトラックを、街中で見たことのある人もいるかもしれませんね。Amazonのようなネット書店の在庫も、この取次さん経由で配本されているんですよ。

 

<配本先は、取次が決める>

どの店に、どの本を、何冊送るか。これを決めるのは取次さんです。書店さん側で「うちに何冊配本してくださいね」という指定をすることもできますが、その本屋さんの実績次第では減数されたり配本がない(1冊も入荷しない)こともあります

これは配本が「委託」であって、「注文ではない」からです。細かい説明は省きますが「注文」と違い、「配本」された本は書店さん側で「返品」できるのです。そして送ったけれど返品されてきた本は、輸送費の分、取次が赤字になります。

だからどの店に、何冊送るかという配本は、取次が決めているのです。

 

<配本数の交渉は出版社の営業がする>

具体的な配本のリストを作るのは、取次の仕入部です。出版社の営業担当が、この「取次の仕入れ窓口」に並んで配本数の交渉をしています。配本数は出版社からすると仕入れてもらう数、つまり売上に直結します。

だから1冊でも多く、適正に配本してもらえるよう「この本は〇〇系の配本で」とか「うちの〇〇という本の実績店に厚めに配本してほしい」など交渉するのです。

ただたくさん配本するだけでは返品の山になるので、効果的な配本を狙います。が、取次さんはその構造上、返品を抑制して利益を保つので、黙っているとどんどん減数されていきます。

 

全国の本屋さんに並べてもらうには、販売部が重要

 

このように書店さんに本を届けるには取次に配本してもらう必要があります。そしてどの店に何冊送られるかというのは、取次と出版社の販売部が相談して決めます。

本のジャンル毎に、あるいは出版社毎に基本の配本パターンがあり、そこに「(シリーズ過去作など)モデルになる本の実績を参照して配本してもらう」というような調整が加わります。

仮に、「著者の商圏が東北」だから東北エリア厚めに、とか「テーマが関西の方が売れそう」など、地域毎に在庫数の強弱をつけたい本の場合、販売部が配本を調整交渉します。

しかし、交渉だけだと「口で言ってるだけ」で説得材料として弱いので、書店営業部が、書店法人本部や、一つ一つの本屋さんと交渉して、注文を取ってきます。注文は実際の数字で、書店さんの意志なので、言葉よりも交渉材料として強いです。ちなみにできる営業は注文数だけでなく、どこに何冊置いてもらうかまできっちり相談してきます。(つまり受注が目的でなく、販売に照準を合わせている)

書店売場には売場の計画があり、他の出版社との兼ね合いもあるので、お願いしたから置いてもらえるというほど簡単なものではありません。でも取次の仕入部のみより書店の本部、本部より店舗ごとに相談した方が注文数も、配本後の展開も大きくなる傾向にあります。

逆に書店がたくさん置きたいと思ってくれても、そのジャンルの本をあまり売った実績がなかったり、返品率が高いなど店によっては、取次や出版社側で減数したりします。

つまり、全国の本屋さん(ちゃんと自分の本が売れる店)で、たくさん置いてもらいたい場合、優秀な販売部や、営業部の人間がいる出版社で本を出すべきなのです。

どの出版社の販売部が強いのか?

商業出版の場合、大手出版社のほうが売れそうな印象がありますが、実はそうでもありません

流通はトーハン・日販を中心とした取次が担っていますが、大手出版社と中小出版社で取次が違うわけではないからです。

出版社は規模の大小と、取引できる書店・取次さんにほとんど差がないところが面白いですね。ですので大手か中小かといった単純な比較は意味がなくて(そもそも出版社なんて、有名どころでも規模としてはほぼ中小企業です)、ジャンルごとに強弱があるものと思ってください。

では強い販売部がある出版社を、どうやって見分ければよいのでしょうか?

いくつか判断基準はありますが、<編集部が強いところは営業弱い法則><実用書系の出版社は営業強い法則>をご紹介します。

 

<編集部が強いところは営業弱い法則>

「ある部門が強いと、そこが花形部門になり、資金も人も集中して、ほかの部門が弱体化する傾向」はどの業界にもあると思いますが、出版も同じです。編集部が強い会社は営業が弱いことが多いです。商品力が強いから、販売部の力を伸ばさなくても、そこそこ売れてしまうのです。そしてそうなると、(そもそも編集が強い業界のうえにさらに)「編集の意見がすごく重視される出版社」になり、営業の冒険的な試みや、意見はどんどん出にくくなります。逆に、商品力が弱いと、販売ががんばるしかないですから、自然と強くなります。これは「ジャンル」に関しても言えまして、不思議と「コミックが強い出版社は、雑誌、書籍が弱く」「書籍が強い出版社はコミックと雑誌が弱く」「雑誌で食っている出版社は、書籍とコミックが弱い」ようです。

 

<実用書系の出版社は営業強い法則>

ここでいう実用書系というのはビジネス書とか、整理収納術とかの本ではなく、「料理本」などの【婦人実用】とか「スノーボードの本」など【趣味実用】や、【各種手帳】などの『都会、田舎関係なく売れるが、ブームなどが起きにくく、商品ごとの差別化が難しいジャンル』のことです。

こういったジャンルの本は、昔から仕掛けなどでの売り伸ばしが難しいものの、店やエリアを選ばず毎年売れるので、場所さえ取れれば安定して売り上げが見込めます。なので全国の書店さんに対して、良い場所での平積みを確保し、絶対に本を品切れさせないような補充体制をしいています。つまり各地域に担当の営業さんを配属していて、人員の厚みからして違うのです。

 

正直、こういう出版社の営業は、普通の出版社の営業とは種族が違っていて、「あのジャンルは専門出版社があるから参入できない」「〇〇社の通った後は草も生えない」などと言われるほどです。

 

<自分の本を全国の本屋さんで置いてもらうために>

こういった、一見地味な(失礼!)出版社のほうが、強い営業がいたりしますので、出版を目指すなら、出版社の知名度や編集者の力だけで判断しない方が良いでしょう。こういったパワーバランスは常に変化しているので「今」、「この出版社の編集と営業がバランス良い」と思える出版社から出せるようにアンテナを張り巡らせておきたいですね。そうすれば「全国の本屋さんで置いてもらえる」可能性が高くなります。

 

もちろん、究極的には、置けば置くほど売れる本なら、たくさん並べてもらえるし、お店を選ばずどこでも売れるような本なら、全国どこの本屋さんでも置いてもらえます。
そういう本は一番いい場所で置いてもらえますしね、店の入り口すぐや、ランキングコーナーの隣など。

作家としては「どこでも売れる本をつくる」ことを目指しつつ、「優秀な販売部員のいる出版社」から出すのが重要になります。

優秀な販売部についての記事はこちら↓

ベストセラーの仕掛け人「営業エース」を探せ 1/2

ベストセラーの仕掛け人「営業エース」を探せ 2/2

本の出版をお考えの方へ

増刷率90% 平均部数48,000部の出版プロデューサー。

奈良県出身 同志社大学卒業後、学習研究社(現・学研ホールディングス)入社。書店促進部を経て、一般書販売課へ配属。2つの編集部を担当し、年間最大400冊のマーケティングを担当。膨大な点数を扱いつつ、新人著者の売り伸ばしや仕掛け販売に注力。上原愛加のプリンセスレッスン(シリーズ100万部突破)などの売り伸ばしに成功する。その後、出版プロデューサーとして2010年に独立。

『血流がすべて解決する』(22万部)『奇跡の営業』(6.3万部)など主にデビュー作をプロデュースし、ベストセラーへと導く。

業界では数少ない、出版社マーケティング部出身の出版プロデューサー。

全国の本屋さんに自分の本を置いてもらうには【自費出版が本屋さんに並ばない理由】

「自費出版で本を出そうと思うのですが、全国の本屋さんで並べてもらうことはできますか?」という質問をよく聞きます...

日常生活において、誰かに何かを依頼することは少なくありません。
しかし、依頼を受けてもらえるかどうかは相手次第で、内容や、相手の機嫌、状況などによって返事は変わります。
そんな相手への「お願い」の成功率が上がる「伝え方」があるなら、知りたいとは思いませんか。
今回は、そんな「伝え方の技術」が詰め込まれた、【伝え方が9割】を紹介します。
読んで納得の情報が満載の良書となっています。

どんな本なのか

本書は、コピーライターとして国内外で51のアワードを獲得し、作詞家としても活躍する佐々木圭一氏によるものです。
もともと「伝えること」が得意ではなかった著者は、コピーライターとして苦戦しつつも「伝え方」の技術を発見。
本書には、その過程や、発見した技術が、ありのままに綴られています。
紹介されている「伝え方の技術」は、決して複雑なものではないことから、訓練次第で誰でも身につけることが出来るでしょう。
「人の感情を動かすエネルギーのある強いコトバ」を使いこなすために、とても役立つ本となっています。

ノーをイエスに変える技術とは

第二章で、著者は「コトバには困難を逆転させるチカラ」があるとしています。
それは伝え方次第で、相手の気持ちを「ノー」から「イエス」に変えることが出来るためです。
そのために、著者は第2章で、3つのステップと、7つの切り口を紹介しています。

まず3つのステップとは、

  • 頭の中を、そのままコトバにしない
  • 相手の頭の中を想像する
  • 自分のお願いと相手の願望とを一致させる

というものです。

さらに切り口は、

  1. 「相手の好きなこと」相手の好きなことでコトバを作る
  2. 「嫌いなこと回避」相手の嫌いなことを回避するコトバを作る
  3. 「選択の自由」相手の好きなことを並べて選択できるようにする
  4. 「認められたい欲」相手の「認められたい欲」を満たす
  5. 「あなた限定」相手限定であることを伝える
  6. 「チームワーク化」相手と一緒に動く
  7. 「感謝」相手への感謝を伝える

の7つです。

いったん依頼から気持ちを離し、相手の頭の中を想像した上で、適切な切り口を使うのです。
それにより、ノーがイエスに変わる可能性が高くなる、としています。

コトバエネルギーの生みだし方

相手の気持ちを動かすエネルギーのある強いコトバ、その生みだし方の分かりやすい例が、第3章に掲載されています。

強いコトバをつくるのに必要な、「コトバエネルギー」をどう生み出すか?
その方法は、ジェットコースターの原理と同じです。
コトバに高低差をつけてあげれば、エネルギーは生まれるのです。
例えば、
「あなたが好き」
より
「嫌いになりたいのに、あなたが好き」
のほうが高低差があります。
高低差とは、そのコトバを見る人、聞く人にとって心を動かすエネルギーです。
ジェットコースターと同じで、高低差があればあるほど、人はぐっとくるのです。
(122ページ 第3章「強いコトバ」を作る技術 より引用)

この「嫌いになりたいのに、あなたが好き」という文章に使用されているのは、意識して正反対の言葉を使用する「ギャップ法」という技術です。
著者は、強いギャップを持つ言葉を使うことにより、「好き」という言葉に強いエネルギーが生まれるのだとしています。
確かに、
「嫌いになりたいのに、あなたが好き」
と言われたら、強く心に残るに違いありません。

同じ意味の文章であっても、伝え方ひとつで、これだけ印象が変わるのだから不思議です。
相手への告白に限らず、効果的な伝え方として覚えておきたい技術です。

デジタル文字の冷たさを解消する

そして本書で最も日常的に使えそうなのが、メールに関する技術です。
顔の見えないやりとりであるメールは、選ぶ文章によっては、相手に冷たい印象を与えがちなものです。
しかし本書にある以下の技術を使えば、相手に与える印象は違ってきそうです。

あなたのメールは、あなたが思っている以上に、相手に冷たく伝わっていることを知りましょう。
では、具体的にどうすればいいかです。
感情がそぎ落とされるぶん、コトバで感情を30%増しにするのです。
これで、手書きと同じレベルになります。具体的には、語尾です。語尾に感情を加えるのです。
(197ページ 第3章「強いコトバ」を作る技術 より引用)

喜びや感動を、少しオーバーなほどに強く表わすことで、文章から冷たさを消すことが出来る、と著者は述べています。
これもまた、日常に取り入れやすい「伝え方の技術」であると言えるでしょう。

終わりに

「相手の心を動かす強いエネルギーを持った言葉」を作りだすことが出来れば、毎日は格段に楽しくなることでしょう。
この「伝え方の技術」は、仕事だけでなく、プライベートでも大きく役立ちそうです。
もちろん訓練なしで、いきなり上手な伝え方が出来るようになるものではないでしょう。
まずは毎日の生活に、本書の「伝え方の技術」を取り入れて、大事な時にうまく使えるよう訓練したいものです。

(文:朔)

出版TIMES編集部。記事の企画・編集等は出版プロデューサーの西浦が担当、執筆はライターさんにご担当頂いています。

【書評】伝え方が9割【人生を変える、強いコトバをつくる技術とは】

日常生活において、誰かに何かを依頼することは少なくありません。 しかし、依頼を受けてもらえるかどうかは相手次第...

「自分の書いた文章で、他人を思い通りに動かす

もしもそんなことが出来たなら、きっと人生が大きく変わるに違いありません。

  • ブログで商品説明をして商品を買ってもらい、アフィリエイト収入を得る
  • 文章を読んだ人からの信頼を得る
  • 気になる異性の気持ちを掴む

ちょっと考えただけでも、様々な可能性が思い浮かびます。

今回は、そんな「文章術」を題材とした、「人を操る禁断の文章術」を紹介します。
大きな話題となった「メンタリズム」を取り入れた文章の魅力、味わってみてはいかがでしょうか。

どんな本なのか

本書の著者は、科学とロジックで超常現象を再現するという「メンタリズム」で話題となった、メンタリストのDaiGo氏です。

幼少期に8年間にわたるいじめを受けていた著者は、たったひとつの行動で周囲を一変させ、それがきっかけで、「自分の行動一つで世界は簡単に変えられる」と考えるようになった、としています。

そんな著者が「文章で人を操る」方法を書いたのが、この「人を操る禁断の文章術(メンタリズム)です。

相手に読まれる文章や、相手の心を動かす言葉選びなどが丁寧に説明されているのが特徴で、ビジネスにもプライベートにも応用のきく、すべての人におすすめの本となっています。

人を操る文章の3つの原則

まずは本書に登場する、最も簡単ですぐに実践できそうな「人を操る文章の3つの原則」を紹介します。
それは、

  • 原則1 あれこれ書かない
  • 原則2 きれいに書かない
  • 原則3 自分で書かない

というもの。

なぜ「書かない」ことで人を操ることができるのかを、著者は次のように説明しています。

 

人は、受け取った情報が足りないときは想像や予測で判断する習性があります。
では、この想像や予測が、何に基づいているのかというと、その人の知識と体験、つまり記憶です。
記憶に残りやすいものは、強い感情を伴う記憶、例えば自分にとって好ましいことや望んでいること。
つまり、文章を書くときに、あえて情報量を少なくすることで、読み手の想像力を利用することができるのです。
これがメンタリズム文章術の一番の特徴です。
(56ページ「第2章「書かない」3原則で人を操る」より引用)

 

文章を書くときは、誰でも、どうしても正しい情報をたくさん詰め込みたくなるものです。

しかし、本書によると、それが必ずしも良い方向に作用するとは限らないようです。
「文章を書いても、相手を思うように動かせない」そんなふうに感じるときは、ぜひ実践してみたい文章術です。

もしかしたら、相手の想像力を利用して、思うように行動させることができるかもしれません。

デメリットを利用して、信頼を勝ち取る

大抵の物事には、メリットとデメリットがあり、何かをアピールする場合、一般的にはメリットだけを並べたくなるものです。

しかし本書では効果的な手法として、「メリットとデメリットを両方とも伝える」両面提示というものが紹介されています。

両面提示を行う上で重要なのは、ネガティブな情報を先に提示したあとで、ポジティブな情報を伝えるという順序です。
最後にネガティブな話を持ってくると、どうしても相手の心に後ろ向きな印象が強く残ってしまいます。
それではいくらメリットを盛り込んでも、心は動きません。
(134ページ「第3章「人を動かす7つの引き金で、何を書けばいいかもう迷わない」より引用)

デメリットを正直に伝えることで相手の信頼を得て、ポジティブな印象を残す。こちらも、「書かない」3原則同様、使えそうな手法です。

ピンチを、文章でチャンスに変える

さらにもうひとつ、本書には、すぐに実践できそうな文章術があります。

それは、文章にメリハリをつける「上げて、下げて、また上げる」というものです。

こちらも手順は簡単です。

  1. ポジティブに書きだす(上げる)
  2. ネガティブな情報を入れて文章を一転させ、文章に谷間を作る(下げる)
  3. ネガティブな情報をひっくり返す内容を書き、ポジティブに締めくくる(上げる)

いかがでしょうか。この文章術、難易度としては、それほど高くないものの、ネガティブな情報を相手に伝えたいときなどに効果を発揮してくれそうです。

著者は、「相手の立場に合わせてストーリーを描き、文章にメリハリをつけることで、ピンチをチャンスに変えることができる」としています。

不利な状況を変えたいとき、きっと、この文章術は使えるに違いありません。

終わりに

文章を書くとき、私たちは、様々な情報をいかに綺麗にまとめるか、に終始してしまうことがありますが、それでは読み手側の想像力をかきたてることは難しいようです。

本書に掲載された文章術を参考に、「書くべきこと」「相手の想像を利用すべきこと」についてしっかり考えれば、人を惹きつける魅力ある文章を書くことが出来そうです。

人を操り、思うままに行動させてしまうこの驚異の文章術、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

出版TIMES編集部。記事の企画・編集等は出版プロデューサーの西浦が担当、執筆はライターさんにご担当頂いています。

【書評】人を操る禁断の文章術【文章で、相手を思うままに動かす技術を知りたい人へ!】

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