本を書く

前回の記事の続きになります。前回の記事はこちら↓

お客様を大切に思うなら、感情の受け皿を作ることが大事。あと、プロデューサーとしての指針【前編】

先日舞台『THE BANBI SHOW2ND STAGE』を観て→村田雄浩さんの演技にグッときて→直接ご本人に気持ちをぶつけて→すごくスッキリできた。

この流れを客観視したことで、自分がやってて気持ちの良いことが、やはり「プロデュース」であることを再確認できました。

結局のところ、出版プロデューサーとしてはもちろん、個人としても「感動するもの、心動かされるもの」をゼロの状態から企画し、人の「感情の受け皿」まで設計して、実現していきたいのだと改めて思ったのです。

 

「5年続けたらどんな人が集まってくるか」を設計する

たとえば独立後1年くらいのころ。「なんとかやって行けそうだな」と思い始めた時に「これって自分の頑張りというより、本に価値があるからやっていけてるだけだな。出版業界を作ってきた先人たちのおかげだ」と思ったんですね。

この着想から「出版業界って素晴らしいよなぁ、ありがたいよなぁ」と感じ入り、業界に「恩返し」したい!と思うようになりました。その時は「仕事ではお金をもらって業界に貢献している」と考えて「お金を頂かない形で恩返しをしよう」ということで「マスコミ就活支援団体」をつくりました。

その「就活支援」も仕組みとして機能させるには?を意識しながら設計図を考えました。

  1. ボランティアでやることで、スタッフも卒業生も「業界への感謝を持ち、お金を頂かない形で恩返しをする」っていう人達の集まりになる(ハズ)
  2. そういった素養を持つ人が出版業界に来てくれたらより良い業界になる(ハズ)
  3. そこで生まれた人脈が、いつか会社や利益を越えた何かを生み出す土壌になる(かも?)

1をやることで1→2→3の環境が生み出せると「線」で描きました。

そのうえで、自分の成長にもなるように下記の条件を付け加えたのです

  • 一人で細々とやるんじゃなくて、人を巻き込んでいって、ある程度勝手に回る仕組みを作ろう。
  • 就活生への支援を通して、「内定者」になった学生が自主的に次代のスタッフになる仕組みを作ろう。【循環の仕組み】
  • でもスタッフの核である「内定者」は毎年卒業していくので、教えるのではなく自主的に活動してくれるような設計にする。
  • 自分がいないと回らない仕組みは仕掛けとしては未完成なので、5年で完全に離れる前提でやっていく。。。

こういった条件を加えて、いろいろ考えていきました。

それまでは人と一緒にプロジェクトを進めていく際に、どうしても自分(リーダー)が時間をかけてフォローできた人のモチベーションが高く、そうでない人は低いという「自動巻き」じゃないチームしか組めたことがなかったので、それを打破できるように自分のレベルアップも兼ねてチャレンジしたのです。

実際には設計図通りにいかないことが多く、想定外や、驚くようなこともたくさん起きたけど、5年間続けて、完全に運営から離れて1年以上たったけどちゃんと仕組みとして機能しています。

(個人的にはプロデュースの目的として、プロジェクトの成功以外に自分がレベルアップできるような設計図、もしくは座組を考えると、面白いハプニングが起きると考えてます。しんどいですけど。)

これはひとえに今も残っているスタッフ達の頑張りのおかげであり、それはつまりこの団体が、当初描いていた『「業界への感謝を持ち、お金を頂かない形で恩返しをする」っていう人達の集まり』になったからだと思います。(じゃないとこんなに頑張れないはず)

「実体験とその場にいた人」を設計図に書き込む

また2016年の12月から定期的に開催している読書イベント「ニシュランガイド」もすごくうまく回っています。これは過去に一度「読書会」に失敗した経験を活かして、設計図を考えています。

最初に取り組んだ読書会は、集客にすごく手間取り(20名くらい集めるのに4か月くらいかかった)「これは何かがうまく機能していない」と思って、中止してるんですね。

では今回なぜ、再度挑戦してうまく運んだかというと、頭で考えたというより実体験をベースに設計図を描いたからですね。

友人たちと飲んでたときに「西浦さんのオススメの本教えてよ」と言われ「『自分が読んだ本を、人生とどのように重ねて生きてきたか』を話すと、すごく盛り上がった」そして「その場でみんな本をポチってくれた」という体験です。

その時の「ああ、本を普段あまり読まない人でも、個人の体験と重ねたらこんなに面白がってくれるのか」という喜びに、僕は心動かされました。これなら、みんな面白がって参加してくれるんじゃないかというイメージも持てたんですね。

しかも、その時にいたメンバーがかなりパワーのある、尖った能力を持つ人たちだったので「このメンバーにあとAさんとBさんで座組を組めたらいける!」という確信がありました。

心動かされた実体験のおかげで設計図としてすごく詳細に描けたし、その設計図を成立させるのに重要な役割を果たす人たちもそこにいたのです。

「その場所にいた」ってただの偶然でしかないのかもしれませんが、その場で生まれた着想はその場の人間で作っているのでとても重要な要素だと考えてます。

どういったことをやりたがってるか?のイメージがすでにかなり正確に伝わってますし、その後もやりやすいです。

 

設計図に縛られず、座組にこだわる

そして一番力を入れてやっている出版においては、僕が心動かされた「人の考え方やノウハウ」を本という仕組みでプロデュースしています。

感動して泣くだけじゃなくて、心はもっといろんなことで動きます。すごさに憧れたり、文章の巧さにほれぼれしたり、その姿勢に共感したりと様々です。

その心動かされたコンテンツを、「著者が目指す世界」を実現していく「鍵」になるように本を設計します。本だけでなく、その本を受け取った人の感情の受け皿や、そもそも適切な読者にちゃんと届けるための「販促」も設計図の中に含まれます。

設計図を書くところから、その実現のために必要な座組を組んでいくのもすべて出版プロデューサーの仕事です。

 

出版は仕事でやってますし、会社員時代から10年以上かけて2000冊以上の本に関わったこともあり、かなり詳細に描けるようになったと思います。

しかし、だからこそ、設計図そのものに縛られない余裕も出てきました。

 

実際にプロジェクトを進めていく時に重要なのは「仕組みが機能する」ということであって、僕の設計図を100%再現することではありません。仕組みを機能させるのに必要なのは、ベストな人に仕事をお願いすることです。

だから僕の描いた設計図の通りにならなきゃイヤだというのはなくて、本が「人と人とが助け合う仕組み」としてより多くの人を助ける形になるなら、例えば本の内容が僕の描いた企画から半分以上変更になっても構わないと思っています。

僕と一緒に本づくりをされた編集さんはお分かりだと思うのですが、「信じて任せて欲しい」タイプの編集さんには、僕は本当に信じきって口出ししませんし、「どんどん意見を聞いて一緒に作っていきたい」タイプの編集さんには自分なりの意見を言わせていただいてます。

 

就活支援団体のように、ときには自分がいないで回る方が良いとも思うし、ニシュランガイドのように自分が「鍵」として必須で、感動体験を何度も再現する座組みも良いと思います。

どちらせによ、自分以外の人の力を借りて実現する仕組みがすごく楽しい。

 

今は「自分が描いた設計図で行く!」ということより「自分が描いた座組で行く!」ということを重視しています。

もちろん、相手に迎合して合わせるということじゃなくて、その設計図にふさわしい方を選んだという自分の目を信じるイメージです。※

 

と、最近この道20年以上の先輩が「今回の座組は今までの中でもトップ3に入るくらい良い!」と他のメンバーに話してくれていたと聞いて、すっかり嬉しくなってこの記事を書きました(笑)

※ふさわしくない人を選んでしまったら、なるべく早くその人に座組から外れてもらわないいけません。設計図が書き換えられすぎて、徐々に全体がおかしくなるのでかなり要注意です。(出版ではこういうミスは無くなってきたのでご安心を)

 

お客様を大切に思うなら、感情の受け皿を作ることが大事。あと、プロデューサーとしての指針【後編】

前回の記事の続きになります。前回の記事はこちら↓ お客様を大切に思うなら、感情の受け皿を作ることが大事。あと、...

ダイエットのコンセプトは「ムリなく痩せる」の出版プロデューサー西浦です。いや、それはムリなのでは…という賢者の盲点を突いてやります。

本の出版を目指してまずやることとはなんでしょうか?

著者の体験談を探す?ネットで質問してみる?出版セミナーに通う?

いろいろありますし、どれもある程度有効です。

そのうえでちゃんとスタートラインに立つにはやはり「出版企画書」を書きましょう。

出版の企画書で、一番最初に考えるべきこと

ネットで検索すれば、これまた企画書の書き方やら、構成についていろいろ書かれているでしょう。でも実は一番最初にやるべきなのが「コンセプト」を立てることです。

ネットなどで掲載されている企画書の項目に「コンセプト」がないケースもあるでしょうが、このコンセプトをしっかり作れたかそうでないかで、出版後の売れ行きが大きく変わります。

コンセプトは企画の軸であり「結局どういう本なんだっけ?」というすべての原点で、編集者が本のタイトルをつけるときに出発点となる「この本の一番面白い所ってなんだっけ?」の答えなのです。

 

僕が運営している会員制出版塾ベストセラーキャンプでも最初に取り組むのはコンセプト作りです。もっと言うと、著者との面談の時に僕の中でだいたいのコンセプトが見えるかどいうかがカギです。

 

このコンセプト作りは本当に口を酸っぱくして、何回も言いますし、実際に何度も練り直しますので、ベストセラ―キャンプの参加者アンケートでも「コンセプトができてよかった!」「コンセプトを固めなければ・・・」と著者もコンセプトに関してすごく力を入れてくれているのがわかります。

 

中には本のコンセプト固めを進めるうちに「自分のビジネスの本当の強みがわかった」「BSCに参加する前に考えていたことを、違う角度から引き出してもらえました」とおっしゃる方も多く、本業へのフィードバックも多いようです。

むしろ、それくらい深く考えないとコンセプト作りとしては不十分です。

 

コンセプトが面白くない本は、絶対面白くありません。

コンセプトにわくわくしない企画は、誰もわくわくしません。

 

それくらい大事です。

まずは、あなたの企画の「何が面白いのか?」をしっかり言葉にしましょう

コンセプトとは「一日一個のリンゴが医者を遠ざける」ようなもの

先週、健康書企画のコンサル中に、コンセプトについてアドバイスをしました。

「『一日一個のリンゴが医者を遠ざける』っていうじゃないですか。ああいうのがコンセプトです。」とクライアントに説明したところ、彼以上に僕が「すごくうまい例えだな!」と感心してしまう事態になりました(笑)

我褒めはそこそこにして、もう少し補足しますね。

 

リンゴに含まれる食物繊維、クエン酸、リンゴ酸、ビタミン、ミネラル、抗酸化物質が

便秘改善、腸内環境改善、血糖値の上昇をゆるやかにする、疲労回復歯を白くする効果、免疫力アップ、美肌効果、血圧を下げる、活性酸素除去、動脈硬化予防などに効果がある。

 

・・・らしいです。

 

つまり、リンゴを毎日1個食べるだけで、以上のような効果を見込めることから、健康書の企画を作ったとします。

 

これを本当に本のコンセプトにする場合は

「一日一個リンゴを食べるだけで、美容と健康に絶大な効果があり、医者いらず!」

~便秘改善、腸内環境改善、血糖値の上昇をゆるやかにする、疲労回復、歯を白くする、免疫力アップ、美肌効果、血圧を下げる、活性酸素除去、動脈硬化予防など~

 

といったところでしょうか。~で続けた部分はその企画で得られる「読者のメリット」の列挙です。

特に健康書ではたくさん効果を書ける方がいいですね。「これさえやっておけば、オールOK!」というくらいの万能感が欲しいです。

 

この企画コンセプトのポイントは「一日一個」という誰でもできる、ハードルの低い提言であること、「リンゴ」は日本中どこのスーパーでも簡単に、しかも安価に手に入るという「誰でも再現可能」であること、美容と健康への効果が多岐に渡り、50代以上の女性を中心に(この層はクチコミ効果も大きい)、オーガニック志向の若い女性や、男性でも高齢な方など広く読者を設定できることです。

 

リンゴはたくさん種類もありますから、どのリンゴが特に何に効果があるのかとか、実際にスーパーでリンゴを選ぶ際に気を付けたほうが良いこと、あとは毎日リンゴを食べるために、スムージーにするとかジャムにしてみるとか、いろんな実践方法とそれぞれの効果、朝昼晩どのタイミングでリンゴを食べるといいのかなど解説してあげれば本として十分に成立します。

 

一つだけ欠点があるとしたら「一日一個のリンゴが医者を遠ざける」ということわざが、すでに日本中で知られており「まあ、そうだろうね」くらいのリアクションしかとれず、インパクトが皆無という点です(笑)

 

こう考えるとコンセプトに一番大切なのは「インパクト」ですね。

もし日本に、このことわざが入ってきてなかったら、かなり売れる可能性のある企画だと思います。

 

コンセプトは36文字で作る

コンセプトの作り方ですが、「こうやればいいコンセプトが浮かぶよ!」というフレームワークなどはありません。あえて言えば何度も何度も練り直して、もっと良い表現があるのでは?もっと違う視点で見たほうが面白いのでは?と繰り返し時間をかけるしかありません。

 

僕がプロデュースしているメンバーに対しても、このコンセプトは最初にある程度固めつつ、プロフィールを作ったり、構成案を考えたりして情報が増えるたびに微調整します。

この要素足せるじゃないですか!とか、こっち方面は(この著者だと)言えなそう、など具体化するごとに微修正が加わるものでもあるし、ある日稲妻に打たれたように「これだ!」ということが思いつくこともあります。僕の場合、だいたい朝のシャワータイムに思いつくことが多いので、降りてきたら最後、風呂場から出るまで呪文のように繰り返すことになります(笑)

 

実は売れる企画書は、このコンセプトを固めるのにすごく時間をかけるのです。すぐ企画書にしてしまうと著者のノウハウをすべて引き出せてなかったり、自分の中にある「型」に当てはめてしまってていて、新しさが無かったりするからです。

売れる編集者も企画書にするまでの期間が長い方が非常に多いです。雑談を通していろんな質問を投げては、著者のコンテンツと市場を繋ぐ強力なコンセプトが降りてくるまで時間をかけるのです。

 

ここまで「確実に良いコンセプトを立てる方法はない」と言って来ましたが、何も解説しないとあなたの参考にならないのでいくつか僕のマイルールをご紹介します。

コンセプトを立てるときのマイルール

  1. 「誰による」、「誰が」、「何をしたら」、「どうなる」本なのかの、4要素からつくる
  2. そのうえで「誰による」を取っても大丈夫なくらい、「何をしたらどうなる」を磨く
  3. 「誰が」も、説明不要なくらい残りの部分を磨く、理想は「本を読める人全員」対象くらい
  4. 最終的に36文字以内にする

 

まず結論の36文字ですが、これは目安程度ではあるものの、かなり重要な数字です。

なぜかと言うと、長すぎるコンセプトは練り切れていないからです。

 

あるマンガ編集部では、新連載を立てるときに30文字前後で面白さが言えなかったら没だと聞きました。なんとなく描いているうちに面白くなってくるかも??と期待するものだけど、ほぼありえないそうです。

僕が36文字としたのはこのコミック連載の話と、18字×2行くらいまでなら人は「読む」のではなく「見る」タイプの認識ができる、とコピーライターに聞いたからです。

 

どちらにせよ、短い言葉には人に深く浸透する、一瞬で理解できる「明快さ」があります。

ですので、36文字を最大として考えます。

 

そうなると、無駄な部分を削っていく必要が出てきます。

その場合、「誰による」という著者情報と、「誰が」という読者情報を削るのがもっとうまくいきます。

 

「誰による」の部分が削れないくらい大きいと、著者の知名度や実績に頼った企画となり本として売れるかもしれませんが、企画としては弱いわけです。

例えば「増刷率90%の出版プロデューサーによる」本だとしても「何を」したら「ベストセラーになる」のかが曖昧だったら、企画としては練りきれていないと言わざるを得ません。

 

次は「誰が」という読者情報ですが、これも出版というビジネスであれば、最終的に「みんな」をターゲットにできるくあらいの広がりがないと10万部、20万部にしていくのは難しいので、「誰が」を限定しないでも成立するくらいのコンセプトにしていきたいです。

 

TV番組の『奇跡体験アンビリバボー』って「たけしの」って頭につかなくても強いですし、視聴者をわざわざ限定しなくても「奇跡的なストーリーに興味のある人=ほぼ全員」と成立しています。

長寿番組はやっぱりコンセプトがしっかりしているなと思うものが多いです。

 

そのうえで強い著者の冠がつけばより売れますし、明確な読者像は共感を産んでよりシェアされる企画となるでしょう。

 

企画書を書くにはまず、コンセプトを明確にして「何をすれば」「どうなる」企画なのかを36文字で表現できるくらい磨き続けましょう。

 

出版セミナーのご案内

出版企画書のコンセプトは36文字で作る

ダイエットのコンセプトは「ムリなく痩せる」の出版プロデューサー西浦です。いや、それはムリなのでは…という賢者の...

「著者と編集者、そして出版プロデューサーというビジネスライクな関係を超え、『血流がすべて解決する』はとても大事な作品になりました。」

「編集者としてはすごく心強い “元出版社の営業”という、めずらしい経歴のプロデューサー」

「発売当日に1万部増刷!合計7万部突破!西浦さんのマーケティングに感謝」

 

など、編集者さんや著者さんから、実績やスタンスに対して多大な信頼をお寄せ頂いている、出版プロデューサー西浦孝次の初・オープンセミナーを開催します!

どなたでも参加可能な基本的な内容で、かつ限定8名の少人数制ですので、ワークでのフィードバックなど、得るものの大きいセミナーにしたいと思います。

まずはこのセミナーにご参加いただき、ベストセラー出版への第一歩を踏み出してみてください。

 

こんな方におすすめです

  • 人から「出版した方が良い!」と勧められるが、本を書くべきかどうか悩んでいる
  • 出版について初歩的なことから学びたい
  • 処女作からベストセラーになった事例を知りたい
  • 他の出版セミナーや本で学んだ内容を整理したい
  • 本を書いて、今以上のお客様に貢献したいと思っているが、具体的に何を準備したらいいか悩んでいる
  • 企画書を書いたりするものの、これでいいのか自信が持てない

セミナー概要

★出版セミナー「あなたが書くべきテーマの見つけ方」
(自分の強み整理、売れるテーマ売れないテーマ、自分が考える実績と出版に通用する実績の違い、切り口セッション…and more!)
■開催日時
2017年12月8日(金) 14:30〜16:30@SHIP第一会議室

  • 参加費15,000円 特価10,000円 

詳細・申込ページへ

 

私たちの7つの特長

出版社のマーケティング部時代に培った増刷ロジックと、

出版プロデューサーとして平均部数47,000部、増刷率90%を実現したノウハウを提供

  1. 出版社のマーケティング部時代に培った「販売部のノウハウ」で、より多くの読者に受け入れられる企画を立てる
  2. 書店の棚、どの本の横に置かれるかまで想定した、マーケティング戦略
  3. まず1年、それ以降も平積みをし続けてもらう前提の企画づくりと販売計画
  4. あなたと読者の目的から逆算して、そのうえで読者が最大化するように出版とオウンドメディアを設計
  5. どういった文章に読者が反応し、クチコミが生まれるか、原稿へのフィードバック
  6. ただ「売れる」だけではない、何枚もの読者はがきを1年以上経っても送っていただけるような、本物志向のモノづくり
  7. 今まで平均47000部、増刷率90%を達成してきた、優秀な編集者、営業担当との厚い信頼関係

 

編集者の皆様からのご推薦

著者と編集者、そして出版プロデューサーという

ビジネスライクな関係を超える

サンマーク出版 黒川 可奈子さん

サンマーク出版 第一編集部 デスク 

黒川 可奈子様

西浦さんとは20万部を超えるベストセラーとなった『血流がすべて解決する』(堀江昭佳著)という本でご一緒させていただきました。

それまでは飲んだりライブに行ったりすることはあっても仕事をする機会はなかったのですが(笑)、はじめてご一緒した企画でベストセラーを出すことができ、本当に感謝しております。 企画がスタートした頃、堀江さんの筆が一度止まってしまったことがあります。その間も西浦さんは丁寧に著者にアドバイスを続けていらっしゃり、結果的にすばらしい原稿をいただくことができました

逆に、原稿があがってからは、私の編集方針を信頼してくださっているのか、ゲラの内容やカバー、帯ネームについて、感想をおっしゃることはあっても、絶対にこうしてほしいと言われることはありませんでした。自分で一度決めたことを曲げたくないという編集者の気質を理解してくださっていたようです(笑)。

ご紹介いただいた堀江さんも、常に読者のためを思ってくださる大変人柄の良い方で、版を重ねていくことを3人で心から喜びあうことができました単に著者と編集者、そして出版プロデューサーというビジネスライクな関係を超え『血流がすべて解決する』はとても大事な作品になりました

結果的に弊社での出版にいたらなかった方でも、西浦さんのセミナーでお会いした方は、みなさんその道のプロで、著者になるに値するすばらしい方々でした。 セミナーに参加するか、プロデュースを受けるか迷っている方も「ビジネスライクな関係を超え、心から大事に思える作品を読者に届けたい」と思われるなら、一度セミナーに参加されるのをお薦めします!


編集者としてはすごく心強い “元出版社の営業”という、

めずらしい経歴のプロデューサー

『スッピーズのキッシー』の中の人

サンマーク出版 第三編集部 

岸田 健児

“著者寄り”でもなければ、“編集者寄り”でもない。西浦さんは、「おもしろい本ができればそれでいい!」と本気で思っている出版プロデューサーです。つまり、「本」が王様なのです。

「媚びを売る」という意味では、著者の心も編集者の心をつかむことにも興味がない。だから、読者の心をつかむ企画がたくさん生まれているのだろうなぁと勝手に思っています。著者に媚び売ったほうが作家が集まってきて儲かるはずなのに(笑)。

また西浦さんは、“元出版社の営業”という出版Pの中では、めずらしい経歴の持ち主。だから、書店でどんなふうに並べられるかといった、棚感覚が分かっていらっしゃるのも、編集者としてはすごく心強いです。

あと、チャーハンも、すごく くわしい。


圧倒的なクオリティを誇るのが、西浦さんの主宰されている会

フォレスト出版 森上編集長 写真NGということでイラストにて

フォレスト出版 編集長 

森上 功太様

出版業界内には、大小問わず多くのコミュニティがあり、私も業界の端くれとしていくつかの会合に参加させていただいています。ただ、その中でも圧倒的なクオリティを誇るのが、西浦さんの主宰されている会であると思います。

それは、主宰者の西浦さんが個人レベル、身内レベルに留まらず、出版業界全体を盛り上げたいという、私欲を超えた視点で取り組まれているからだと思っています。それは、ボランティアで出版業界を目指す若者の育成に取り組まれていたことや、今も大学で未来の出版人の教育に取り組まれていることが、何よりもの証拠です。

「出版とは何か?社会が出版に何を求めているのか?」その命題に真摯に向き合っている西浦さんに出会えたことが、20年近くこの業界に身を置く端くれとして、個人的にも最高の財産です。


出版された方からのご推薦

発売当日に1万部増刷!合計7万部突破!西浦さんのマーケティングに感謝

山本正明さん

『奇跡の営業』著者 山本正明 様

私が出版を目指した動機は、自分の考えや経験を多くの人に伝えることで世の中の役に立てたいということです。

出版塾を通じて、自分のやってきたことを振り返ることができ、自分のオリジナリティを見つめ直すことができました。

そして出版後。
発売当日に増刷かかったのは今思えば、とっても大切なことでした。

本屋さんで本がちゃんと積んでもらえているから売れたのです。
西浦さんのマーケティングに感謝です。

新聞広告していただく度に、知り合いから「すごいね、おめでとう」という電話、メールを頂戴し、感動しました。
さらに、「JRの吊広告を見たよ!」という写メールの嵐で感動しました、多くの方が「『奇跡の営業』と奇跡の出会い」をしてくれたのです。

私は関西におりますので、東京はイイナーと思いつつ、関西でも!とがんばる励みになりました。

出版後の大きなできごとは、講演依頼3社、保険会社からの著者確認2社、
さらに、まったく知らない方からの感動メールや、電話と自己肯定感がさらに高まる毎日です。

本を出して本当によかったです。
自己満足ではなく、読者の役に立っている。
日本の社会に役立っている。
みなさんに勇気とやる気を生み出せていると思うと、しあわせーーーーーで一杯です。
感謝です。


書店に対する気遣いや著者に対しての想いがすばらしい

『仕事は「捨てメモ」でうまくいく』相葉 光輝 様

西浦さんほど本に対して誠実で熱い方はいないと思います。

著者にとって出版することは出来ても、一人の力でベストセラーにすることは出来ません。
そこで悩んでいたときに西浦さんに出会いました。

若くして数々のベストセラー作品を生み出しているだけに、緻密な戦略やアイデアが豊富なのはもちろんですが、それ以上に、書店に対する気遣いや著者に対しての想いがすばらしいのです。

その上、実績と信頼があるから、編集長にも的確に意見を言える、すばらしく頼れる存在です。

ベストセラーはチームで生み出す現象とおっしゃるだけあって、まさにベストセラーと言う言葉は、西浦さんのためにある言葉のように思います!

 

 

★出版セミナー「あなたが書くべきテーマの見つけ方」
(自分の強み整理、売れるテーマ売れないテーマ、自分が考える実績と出版に通用する実績の違い、切り口セッション…and more!)
■開催日時
2017年12月8日(金) 14:30〜16:30@SHIP第一会議室

  • 参加費15,000円 特価10,000円 

詳細・申込ページへ

『出版TIMES 1周年』記念、出版セミナー開催!

「著者と編集者、そして出版プロデューサーというビジネスライクな関係を超え、『血流がすべて解決する』はとても大事...

こんにちは!出版プロデューサーの白木です。

この記事は、著者から「ずっと笑ってるラジオ」と称された(笑)本でベストセラーを目指す人のための番組『コウジニシウラのおしゃべり出版ウラ表紙vol.14』の概要です。

出版プロデューサーの西浦とフリー作曲家のあるうらさんによるラジオ形式の番組ですので、移動中など気軽に聞いてみてください。

当サイトとfacebookページの双方で配信していきます。(内容は同じものです)

先週に引き続き、ゲストにスピ系編集者の岸田さんをお呼びして、3名でお送りしております。

ご視聴は ↓ からどうぞ!

三者三様の欲に直結した自己紹介

西浦「どーもー、回転寿司大好き、出版プロデューサーの西浦です。」

あるうらどーもー、最近ジムに行き始めました、フリー作曲家のあるうらです。」

岸田「どーもー、2歳の娘の頭の匂いに夢中な、岸田健児です。」

三人「よろしくお願いしまーす。」

あるうら「放り込んできましたね(笑)でもあれっすよね、小さい子供っていい匂いするっていいますよね。」

岸田「西浦さんって娘さんいらっしゃいますよね?西浦さんお酒飲まれるじゃないですか。こういう友人の方がいて、娘の頭のにおい嗅ぎながらワイン飲むっていう。」

西浦「はははは(笑)ぜひ紹介してください。」

岸田「けっこう芳醇な匂いしませんか?」

西浦「いい匂いしますよね。ちょっとクサ香ばしい。」

岸田「ちょっと臭い。」

あるうら「臭いんかい(笑)」

岸田「いい匂いじゃないんです。」

西浦「でも、なんかたまらないんですよね。」

あるうら「ブルーチーズみたいな?」

西浦「そんな臭くないよ(笑)」

岸田「愛おしさがあって。」

西浦「ちょっとバターくさい。豚骨ラーメンとかも、臭いけどいい匂いでしょ?」

岸田「あの世界観ですよね。へそのごま嗅ぎたくなりますよね?」

西浦「あれはほんまに臭いわ!」

とってもコアな匂いの話しがひと段落したところで、
あるうらさんのジム通いのお話しへ。マシーンのジムにもう1か月も通っていらっしゃるそうです。
そして、西浦さんの回転寿司が好きな理由へと続きます。

西浦「回転ずし大好き!食べ物が回ってくるあれが楽しくてずっと夢中です。回らない寿司よりも好き!楽しいから。」

だそうです。それぞれ独特の自己紹介が終わったところで、
今週は岸田さんが編集された『神様とのおしゃべり』について
更に深堀りしていきます。

「神様とのおしゃべり」ができるまで

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西浦「今週も岸田さんこと“スピ田さん”に来ていただいております。」

岸田「岸田です。」

西浦「(笑)スピ田さんが『神様とのおしゃべり』という非常に有名な本を作られました。
その経緯が『もともとスピリチュアルというテーマはおもしろいのに、本屋さんに行くと手にとりにくい本が多いなと思った』ということで。」

西浦「そこで、お笑いが好きだったので笑えるスピリチュアルで検索したところ、さとうみつろう先生のブログのタイトルがすばり『笑えるスピリチュアル』だったので、声をかけました…というところで先週終わっていましたので、どういう流れで作っていったのか?を聴かせてください。スピリチュアルの本はいっぱい出てるのに、20万部って本当に一握りですからね。」

岸田「そうですよね。調べると意外とそこまで行ってるのってないんですよね。」

西浦「5万行かなかったり、他のジャンルでも10万部行くのはなかなかないですけど、20万部いった秘訣をお聞きしたいなと思います。どんな感じで進めていったんですか?」

岸田「ブログを見つけて、すぐに連絡をして、お会いすることになり、出版まではわりとスムーズにやりましょうとなりました。」

岸田「じゃあ、何をやるかっていうことを決めますよね。その時に、みつろうさんのブログの中で“神様とおはなしする記事”みたいのがあったんですよね。それと、当時『神との対話』という今や弊社(サンマーク出版)の有名な本がありました。それも“神とお話しをしている男の話”なんですけど、その本で“すごい人生変えられた”って人と“全く何言っているかわからない”という人の二極化をしていて。わからない人の中にはスピリチュアルが好きな人もいて、これはなんだろう?と思ったんですよね。」

岸田「『神との対話』にはいいことがいっぱい書いてあるんだけど、難しすぎて何書いてあるかよくわからなかったんだろうなって。ここのギャップを埋めようというのがこの本の趣旨なんですよ。だから『神との対話』で、『神様とのおしゃべり』になったんです。」

まさかのまんまのタイトルにびっくり!!!ですが、気づきが素晴らしいですね☆彡
そして、西浦さんが気になっていた質問に進みます。

スピリチュアルでNo.1はどう判断するのか?

西浦「ひとつ聞きたいことがあって、このwebラジオでも著者に必要なのは実績といっていて、そのジャンルでNo.1の人がいいよねーとか、10年くらいやってるといいとか、スピリチュアルの本って実績とかNo.1ってどうやって判断するの?」

岸田「特別感ということですか?」

西浦「信用とか、この著者で出していいっていう。僕がほら、“龍見えるんだよね”って言っても本出してくれないと思うんですよね(笑)」

岸田「なるほど。さとうみつろうさんに関していうと、今までわからなかったことをこんなにもわかりやすく書いてくれる人がいるんだ!ってどちらかというと、さとうみつろうさんは作家に近い方だったんですよね。」

西浦「文章力とか、書き手の能力としてよかった、とブログを読んで思われた。」

岸田「そうですそうです。もしくは、実際にお金持ちになった人っていらっしゃいますよね?スピリチュアルを通して。」

あるうら「え、お金持ちになるための本なんですかスピリチュアルって?」

岸田「そういう方もいるんですよね。」

西浦「そっちに『出口』を持ってくる人もいる。」

あるうら「なんとなく、イメージは『幸せになるための本』なのかなって。」

岸田「お金があったら幸せですからね~。」

西浦「お金降ってこないかな~(笑)」

あるうら「『出口』こんなんで良かったんかな?(笑)」

岸田「あとは、たくさんその方を支持している方がいるっていうのも1つですね。ブログの読者だとか、なんていうんですかあれは….信者?」

西浦「ファンね(笑)」

岸田「ファンですね!ファンがいっぱいいる!」

西浦「ちなみに今だったら、何人くらいいたらOKにしますか?」

岸田「アクセスですか?」

西浦「アクセス…で見ようかな。」

岸田「アクセスで言うと3万以上あると、記事見てみようかなとなりますけど。実は僕あんまり気にしてないです。」

西浦「3万って1日?」

岸田「1日3万。3万あれば『おっ。』と思いますね。」

あるうら「1日3万ってめちゃめちゃすごいっすよね?」

西浦「月にすると30倍だから、90万。メディアと呼べるくらいの発信力なのかな。でもそこはあんまり重視していない?」

岸田「そうですね。ビジネス本ってそこがめちゃくちゃ大事じゃないですか。読者層が男性ということもあって。でもスピリチュアルって言い方悪いんですけど、中高年の女性が多いんですよね。」

西浦「そうですね。」

岸田「わりと、現状維持でOKにさせてくれる本がうけやすくて。だからめちゃくちゃ金持ちになりたい本というよりは、今にほっとしたい本なので。そういう実績は、必要ないわけではないですが、面白さの方を重視しています。」

西浦「発信しているメッセージの中身を見ているんだ。」

スピリチュアル系の本を出すのは冒険に近い!?出てみないと売れるかわからない、まさに冒険!
プロモーションの仕方や広告はどうなのか?ぜひ続きはラジオでお聴きください。

厳しいスピリチュアルの世界でなぜこの本が売れているのか?

西浦「厳しいスピリチュアルの世界で、なぜこの本が売れ残ったのか?今
もなお売れているのか?なぜでしょう?」

岸田「なぜでしょうね~。」

西浦「わからへんのか~い(笑)」

岸田「(笑)具体的にやったことは、スピリチュアルの棚で徹底的に勝負できるくらいスピリチュアル好きが楽しいのはもちろん、スピリチュアル棚を出る準備もけっこうしたんですよね。」

西浦「つまり、スピリチュアルの棚でも売れるし、そこじゃないところに置かれても売れるってことですよね?」

岸田「そうですね、けっこうやりがちなのって、スピリチュアルの棚以外でスピリチュアルを勝負しようってあるじゃないですか?あれって超危険ですよね。」

西浦「本籍をはずしていくやつでしょ?」

岸田「そうですそうです。もともとは、まずそこで勝ちたいなと思って。今までのスピリチュアルのことをスピリチュアルという言葉を使わずに説明しているっていうところが、『今までスピリチュアルのことがどうしてもわからなかったスピリチュアル好き』にも響いたのかなと思っています。」

西浦「スピリチュアル的な要素を極力減らしたってことですか?」

あるうら「ごまかさないという感じ?」

岸田「というか、スピリチュアルの説明って感覚的なことが多いんですよ。それをなるべくロジカルに説明できているよねってところまではやりましょうということで、男性が読んでも怪しくないってところまでやってるんですよ。」

あるうら「確かにパッと読んでみて、テーマはわかりやすいけど、けっこう内容はわかりにくい話だなと。」

西浦「量子力学でいう認識の話しとか載ってましたからね。」

あるうら「『現実に、いくら文句があろうと、君が望んだ現実なんだよ』とか。」

西浦「それを『考えるんじゃない、感じるんだ!』で終わらせるのではなく、わかるまで、くどいくらい説明しているっていうところが1つスピリチュアルの棚の外で戦える要素ということですね。」

岸田「そうです。」

西浦「確かに、これなら、わかりやすいなと思ったし、スピリチュアル嫌いでも、“おーそういうことね~言われればね~”みたいな気はしますね。」

岸田「そこをゴールにしていて、めちゃくちゃ納得はしていなくても言われればそうだよねってところまでいけたら正解かなって。スピリチュアルって心の底から納得ってまだ無理だと思っているんですよね。」

あるうら「スピリチュアル好きがなんとなく『ん~?』と思っていたところを気づかせてあげる本ということなんですね。」

西浦「そうです。決定版だ。だから売れているんだ!」

更に、他にもスピリチュアルの棚を出ても勝負できる要素を盛り込んだという岸田さん!
さて、その要素とは何でしょうか?続きはぜひラジオでお楽しみください☆彡

当番組へのご意見ご質問は、出版TIMESのfacebookページにて受け付けております。

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【webラジオ】「『神様とのおしゃべり』ができるまで」コウジニシウラのおしゃべり出版ウラ表紙vol.14

こんにちは!出版プロデューサーの白木です。 この記事は、著者から「ずっと笑ってるラジオ」と称された(笑)本でベ...

出版プロデューサーの西浦です。2010年から今(2017年9月)までプロデュースしてきた本の平均部数約47,000部、増刷率は約90%と、非常に安定的にヒット作を世に出し続けることができました。また、今までも5万部越えは何冊かありましたが、2016年に出た『血流がすべて解決する』が20万部を突破し、各種ランキングトップ10に入るなど、ベストセラーと呼べるものも手掛けることができました。(すべて素晴らしい著者や出版業界関係者の皆様のお力のおかげです)

特に僕がプロデュースした本の9割以上が「処女作」だったこともあり、初めて本を書く人の素朴な疑問とか、抱く不安をたくさん聞いてきました。

この記事では、今まで「はじめて本を書く人たち」をプロデュースしてきた経験を活かして、「本を書く方法」について「はじめての出版」用になるべく専門用語など使わずにまとめました。

特に一作目からちゃんとベストセラーを狙うための方法という視点で書いています。

 

本を書くとは

「出版社から紙の本を出版する」ことを指します(特に、この記事では)。また、電子書籍を出したい人もいるようですが、紙の本を出版できれば、今はほぼ間違いなく電子書籍にもなります。

本を書くというと「自分のPR」「自分のすごさを伝えること」のように思う人もいますが、それは自費出版の話です。※自費出版、商業出版などの用語については下記リンクが参考になります。

商業出版・企業出版・自費出版の違いとは

この記事では「商業出版=本を書くこと」として解説します。

よって、本を書くとは「読者の悩みや、疑問、好奇心を満たすために、自分の知識や経験、恥を公開すること」です。つまりボランティア活動に近いものと捉えてください。代わりに多くの読者から指示された本には印税が支払われます。

「読者のために本を書く」という意識をもって、本を書きましょう。

 

<書いた本が、発売されて売れるまで>

著者であるあなたは「原稿」を書いて出版社に提出することが仕事です。その原稿を「本」にして販売するための「編集」「デザイン」「印刷・加工」「流通」「在庫管理」「売り上げ回収」などをすべて出版社が行ってくれます。その本を販売するため出版社が広告費を出したり、本屋さんで使うPOPなどを製作してくれます。(著者には原稿以外に、自著の宣伝という重要な仕事が存在しますが、後述します)

 

出版社から本を出すと、新刊配本といって、発売直後に全国の本屋さんへ本が送られ、返品されるまで店頭で並べてもらうことができます。

配本された本が売れれば本屋さんから追加注文が入り、出版社の在庫から出荷されていきます。順調に出版社の在庫が出荷されて、本屋さんで売れていくと「増刷(ぞうさつ)」「重版(じゅうはん)」がかかります(どちらも同じ意味です)。「刷を増やす、版を重ねる」というのはつまり、「売れ行き好調につき、再生産」ということで、著者には増刷分の印税が支払われます。

 

本を書く手順

本は

  1. 企画書を書く
  2. 企画書を編集者に見せて「担当」になってもらう
  3. 編集者が企画会議等で、出版の合否を決定
  4. 原稿を執筆
  5. 編集者からのフィードバックに合わせて修正(しばらく、4→5をくり返す)
  6. 脱稿(全部書いて、編集者に渡す)
  7. ゲラチェック
  8. 出版

という手順で書いていき、出版されます。

「企画書を書く」から「原稿を執筆」まではこの記事をご覧ください。

本を出版しようと思ったら、何をどういった手順ですれば良いのか【無料で超シンプルな4ステップ】

 

7の「ゲラ」というのは「原稿が、本番のデザインなどを反映された状態で印刷された紙」のことです。原稿をワードで横書きで書いていても、ゲラでは縦書きになっています。ここで「固有名詞が変わってないか」とか「事実関係が間違ってないか」などのチェックを行います。赤ペンで修正指示をすることが多く「赤入れ」などとも言います。

ちなみにゲラの段階で大きく内容を変更したり、表現方法を変更するのは嫌がられることもあります。「だったら原稿の段階で直しとけ」という話です。たしかに。

ゲラの赤入れ前後で、印刷業者さんとのやりとりや、カバーのデザイン決め等ありますが、編集者の仕事なので割愛します。

本を書く期間

本を書くのにかかる期間は、短い人で半年、普通は1年~1年半、あるいは2年以上ということもよくあります。

具体的な流れを説明します。

編集者さんに企画書を提出して、修正に対応して、企画会議通過の連絡をもらうまでにおよそ1ヶ月。

企画通過後、週に3日間、1日につき3000字ずつ原稿を書き進めたとして1週間で9000字です。10万字の本だとすると約12週、つまり3ヶ月かかります。

当然ダメ出しなどのフィードバック対応や「今週はどうしても書けない」という時もありますので、1ヶ月はバッファが欲しいですね。

そうして原稿をすべて書き終えてから、本が印刷されて世に出るまで1ヶ月くらいだと思ってください。

これを足し算すると

  • 企画会議1か月+原稿3か月+バッファー1か月+印刷加工1か月=6か月

になります。それも、かなり順調なペースの場合です。

 

実際は編集者が忙しすぎてパンクして、まる1か月放置されることもありますし、原稿に思ったより時間がかかったり、調べ物も必要だったり、発売後のイベント準備もしなきゃだしで、1年くらいかかってもおかしくありません。それに、そもそも編集者に提出できる企画書を作るのに、半年か、たいてい1年くらいはかかります。

ですので企画書が出来てからだと半年~1年企画書を作るところからなら、1年半~2年くらいが本を書く期間になります。

<発売日について>

「誕生日に本を出したい」「会社の設立記念日に合わせて出版したい」といった希望を出される方もいますが、基本的に発売日を著者側がコントロールすることはできません。

ダイエット本のように、季節性のあるものはその時期に合わせて発売日を設定しますし、3月末などどうしても各社新刊が多い時期は(返品されやすいので)避けたい、など販促に関するいろいろな思惑によって決まります。

ただし、視聴率のよいTV番組での特集などが決まっていたら、他の書籍を後回しにしてでもあなたの本の発売を早めてくれることもあります。すべては「いつ発売すると売れるか」という販売計画によって決まります。

本を書くのに必要な資格

特に著者になるのに資格はいりません。しかし誰でも出せるわけではないので、その意味でやはり資格は必要です。

つまり「あなたがその本を書いても良い、納得感のある理由」が必要だということです。どういうことかと言うと「太ってる人のダイエット本は説得力がないよね?」ということです。

その本のジャンル・テーマに精通していること、実際に成果を出していることを証明しましょう。こういった実績や成果は企画書のプロフィール欄に盛り込みます。

 

原稿を書くときの注意

原稿を書くときの注意ですが、下記リンク先の記事が非常に参考になります。

初めて本を書く人にお願いしている事

●自分の事は書かない 

●時事ネタを書かない 

●企画は他言してはならない

など、まさに初心者がやってしまいそうな実例てんこ盛りです。特にこの3つはリンク先でも最初に書かれているくらい、よくあるうえに、すべてのジャンルの本で共通する重要なルールです。

ただ、この記事を書かれたハマザキカクさんは25万字以上するような、大全系の書籍を多く手がけてらっしゃるようで、そういった編集スタイル用のお願いだなと思われる事も書かれています。ですので、そのまま踏襲すると一般的でないかも?と思う部分もあるのでそれについては下記に補足します。

【補足】

●メールの返事はお互い急がない 

●打ち合わせはしない

10万字前後の一般的な本を書く場合、やはりレスは早い方が良いです。

でも編集さんがすぐに返事できないことが多いのは事実なので「自分はすぐレスする、編集者からの返事はちょっと余裕を持つ」くらいのスタンスでいましょう。

打ち合わせも頻繁ではないにせよ「初回の顔合わせの後、次に会うのは完成祝い」というのは稀なケースです。忙しい編集者と毎月打ち合わせする必要はありませんが、それでも顔合わせから発売まで4回くらいは会うことが多いです。(販促の相談とかしなくてはいけませんし)

 

●毎月送る

こちらは下記の意図があってのことです。

その人が1ヶ月で無理なく書ける文字数が大体算出できます。そのスピードを計測した後、毎月、構成案に沿って各章なり各節を必ず定期的に送って貰う事にしています。毎月、締め切りがあるお陰でペースが遅れる事もなく、常に進捗状況を把握できます。

まったくもってその通りですが、これが10万字くらいの本ですと1ヶ月本気で書いたら、人によっては原稿の半分以上を書きあげてしまう人もいるでしょう。そうなると

また執筆作業は孤独な戦いですが、毎月、私が第一の読者となって感想を寄せることによって著者にとっては励みにもなり、大幅に脱線する事も避けられます。またその間、私の方で読んだ関連書を指摘したり、何か新たな提案をする事によって刺激を与え、モーティべーションを維持する事が可能になります。

が実行できません。ですので、一般書の場合、毎週かもしくは隔週で原稿を送り「大幅な脱線」をしないよう、「新たな提案」でモチベーションを維持できるようにしましょう。実際、僕がプロデュースした中でも特に売れたものは、原稿執筆時のやりとりが多かった企画ばかりです。

「原稿を見てもらって、フィードバックを活かす」というのは、特に処女作でベストセラーを生み出すための重要ファクターなのです。

本を書くメリット・デメリット

<ブランディング・告知効果>

人によっては「本を書くことは、個人にとってのIPOと同じ」などと、ブランディング効果があるような言い方をします。でもそれは「売れた場合に、結果論としてブランディング・告知効果がある」という認識が正確で、売れなければなんのブランディングにもなりません。

なぜかというと、本は年間に70,000冊以上が刊行されており、「本を書いただけ」「出版しただけ」では、7万分の1でしかないからです。ちなみにこの7万という数字は全国にあるコンビニエンスストアの合計数55,090店舗よりも多い数です。

(参考:【2017冬】コンビニ店舗数を調べてみた! セブン・ローソン・ファミマなど都道府県別の勢力図は?

どこかのコンビニチェーン店に加盟して、1店舗出店しただけで、その他のコンビニに比べてブランディングになるでしょうか?

しかもコンビニより多い7万点というのは毎年新規で発行される本の数です。つまり、新刊以外の「過去のヒット作」とも比較され、勝負していかなくてはならないのです。

その状況では、むしろ本を書いているのに自分の本が売れなかったら「この人本当に大丈夫?」と思われる危険があると思いますがいかがでしょうか?

<誰に読んでもらえるのか>

紙の本は「読んでもらえる人」がwebや他のメディアと違うというのが、メリットだと言えます。

webは検索ワードで上位化することで、検索してきてもらったり、バズらせることで爆発的に世に広める可能性があります。しかし、検索はその「キーワード」を認識している人に限られます。例えば「糖質制限」を検索する人は「糖質制限」のことを知っている人だけですね。しかし本屋さんでは「美容・ダイエット」の棚に来てる人に告知することになるので「糖質制限」という言葉を知らない「ダイエット超初心者」にも届けることができます。

またバズるワードというのはどうしても若い世代向けになりがちです。しかし、今の本は(ジャンルごとに偏りがあるとはいえ)年齢層が高く、特に医療健康ジャンルやお金(蓄財系)などは、webで情報を集めるより、TVや新聞広告に反応する世代にリーチできます。

 

もちろんそもそもの話として、地域に根差したビジネスやサービスを提供されている著者の場合、全国主要都市に自分の本を並べてもらえることは、遠方の読者に知ってもらうことができるという意味でメリットがあります。

 

本を書くための準備

本を書く準備としてやっておいた方が良いことをまとめます。

<企画書を書く>

本を書く手順でも紹介しましたが、本のすべては企画書から始まります。ですので企画書を書きましょう。

企画書の要素ですが、特に「すべての出版社に共通のフォーマット」というものはありません。

なので、僕がいつも使っている企画書の要素をご紹介します。

【企画書の7要素】

  • タイトル案(あればサブタイトルや帯の案も)
  • 著者プロフィール
  • 体裁(本体価格と本の形状)
  • コンセプト(16文字×2行まで)
  • コンセプトの解説
  • 企画概要と企画意図
  • 構成案

タイトル案(とサブタイトル、帯案)とプロフィールでA4用紙1枚使い切るくらいの分量を使います。

体裁はとりあえず「文庫」か「新書」か「四六判」(普通のサイズの本のこと)かから選びます。四六判の場合、ソフトカバーかハードカバーかも書いておくと良いでしょう。どういうサイズの本かで、企画書の意図が変わってきますので地味に重要です。本体価格は文庫は500円強、新書は1000円前後で、ソフトカバーは1200円前後で、ハードカバーは1800~2400円くらいいまででしょうか?ただ価格を決めるのは出版社ですし、何なら書かなくても大丈夫かもしれません。僕は昔からの癖で書いてますが。

コンセプトはその企画の何が面白いかを伝えます。タイトル案がけっこう攻めてて「インパクトあるけど、ちょっと説明がいる」っていう時などに特に重宝します。コンセプトは「ヒトコトで言うと、こういう本だよ」という話なので、それを解説します。

そして実際の企画概要と、その意図を書き、最後に具体的な構成案になります。つまりよりインパクト重視・コンセプト的な部分から、徐々に具体的な企画の中身に移っていくのです。

ちなみに構成案は5章構成で、各章の見出しが8つずつくらいでしょうか。多くても問題はないですが、これより少ないとあんまりネタがないとか掘り下げが足りないという印象を与えます。また、例えば見出し100個のようにあんまり多すぎると絞り切れてない、散漫な印象も与えます。

 

具体的に企画書を書き始める方法は、この記事が参考になるかもしれません。

売れる本を書きたいと思ったら3つの視点を持つ【出版社に採用される企画】

<長文の文章力を身につける>

本の原稿はだいたい8万字~12万字と言われています。これはかなりの分量で、日々SNSなどで文章を書きなれている人でも、書けないことがあります。

書けない原因の一つはネタ不足です。原則として同じ本の中で同じ内容は書かないので、基本的に見出しの数だけネタが必要です。日々SNSなどに投稿している文章だとネタが被ってても気にしませんし「表現は違うけど、結局は同じことを言っているだけ」という状況でも、あんまりツッコミが入ったりはしません。

この対策としてはネタ帳を作る、もしくはブログ等をはじめて50回以上、違う内容で連載することです。

5章編成で各章8つの見出しの本なら、5×8で40個のネタが必要になります。最低40以上の「書けるネタ」のあるテーマなら、ネタ不足で書けなくなることはありません。

 

また、ネタとは別に長い文章そのものが書けない人もいます。短い文章と違い、長い文章は「構成」を意識しないといけません。例えば全体を5分割して「導入」「問題提起」「背景説明」「解決策提示」「具体案」のように構成を組み、自分が今、どこを書いているのか?どこを削って、どこを厚くすべきかなど書きながら鳥の目で見なくてはいけません。つまり短い文章を書いている人がよくやる「勢いのまま書く」というやり方だけではダメなのです。

ではどうやって解決すればよいでしょうか?一番有効なのは、やはりブログやオウンドメディアで2000字以上の記事を作成することですね。

特に記事として書く場合「何を伝えたいか」から逆算して<見出し>を作ることになります。この見出しを作成して、見出しに合わせた内容を書くというのは非常に良い訓練になります。

「書けない」のは地味に効いてきます、企画書を書く前に準備しておきましょう。

<見出し・構成案を作る>

企画書の要素としてすでに紹介しましたが、見出し・構成案づくりには準備が必要になります。見出しというのはネタそのものであり「PCの前で、今すぐ思いつくもの」だけだとありきたりになってしまうことも多いので、思いついたときにストックしておくのが重要です。

なので、見出しについては、仮に5章×8つずつ=40個で足りるとしても「これはまとめて一つにした方が伝わる」とか「もっと良いエピソードがあったな!」など日々の仕事などで思いつくたびにブラッシュアップしていきましょう。

時間をかければかけるほど面白い見出しになります。(時間をただ過ごすだけではだめですよ、ちゃんとネタ探しをして「時間をかけて」ください)

<編集者の知り合いを作る>

企画書ができて文章の練習をしても、編集者にその企画書を見てもらえなければ、その後の「企画会議」で検討してもらえません。

なんの人脈もなければ、出版社に直接持ち込みとなるのでしょうが、郵送しても見てもらえるか分かりませんし、見てもらえても企画が採用される確率はとても低いようです。某出版社は「すべての持ち込み企画に目を通す」そうですが、企画書1000通のうち、2~3冊が本になるイメージだと言っていました。

この現実を考えると、持ち込みはハードルが高いので編集者と知り合って、関係性を作る努力をする。もしくは、出版セミナーに参加して、紹介してもらうかしましょう。

自分で知り合いを作る場合は、編集者が集まってる飲み会に呼んでもらうのが一番早いです。ただ、売り込み目的の人が飲み会に呼ばれるかというと、やっぱり呼ばれにくいので、気に入った本の出版記念パーティなどに参加してみましょう。その本の担当編集さんが来ている確率は高いです。

プロが教える「本を出版するためにやっておくべき具体的な行動15」

<情報・知識のウラ取り>

けっこう時間もかかるし、大変なので事前にやっておくと良いのが「情報のウラ取り」です。自分が体験したことを書くだけなら、そんなに大変ではないですが、一般論について言及したり、他者の話を書く場合は必須となります。

例えばこの記事では『某出版社は「すべての持ち込み企画に目を通す」そうですが、企画書1000通のうち、2~3冊が本になる』と書いきました。これはもちろん、ちゃんとウラを取った情報です。ある出版社の編集さんに「御社で持ち込み企画が実際に本になることってあるんですか?」と聞いて、ちゃんと教えてもらいました。

また、一般論について、例えば「納豆は健康に良い」ということを言う場合も「根拠はあるのか?」とちゃんと調べましょう。特に「医療健康」ジャンルと「節税」などお金に関するジャンルは「エビデンス」が非常に重要です。

参考文献を調べに図書館に行ったり、ネットで確認できる記事でもちゃんとURLを記録してキャプチャも取っておくなど、時間のあるうちに準備をしておきましょう。

 

<オウンドメディアを持つ>

オウンドメディアとは、自分で管理運営するメディアのことです。これは本を書く「だけ」であれば必須ではありません。しかし、その本をちゃんと世に広めること、その後のことも考えるなら必須と言えるでしょう。

 

オウンドメディアのあり方は、画像・動画コンテンツ配信、ECサイトなどいろいろありますが、本の出版を考えている人であれば、文章を中心としたコンテンツになるでしょう。これは原稿をを書く練習になるし、シェアされる記事が書けるようになると、本になったとき線を引いてもらえるような文章が書けるようになります

また、編集者がネットで調べて、本の出版依頼が来るというのは良くある話です。「笑える スピリチュアル」で検索して、さとうみつろうさんのブログを発見し、後に「神様とのおしゃべり」が出版されたという話を、担当編集者の岸田さんがwebラジオで話してくださってましたね(リンク先の音声ファイル18:30ごろから)。

 

オウンドメディアで読者を増やしておくと、出版後にまずその読者に告知することができます。最初に買ってくれるのは「自分のことを知っている人」がほとんどなので、発売前からお客さんを作っておくと有効です。「出版は発売までに積み上げた結果がすべて」というのは西浦の持論ですがまず間違いありません。

 

また本が売れた後のことを考えてもオウンドメディアを作っておくべきです。本が売れればファンができます。そのファンの受け皿として講演会やサロン、セミナーの案内をしたり、物販することも可能です。読者を迷子にしてはいけません

 

本の出版後、ネット連載など依頼されることもあります。外部サイトでの連載は読者の目に留まったり、シェアされることも多いのですが、永遠に連載が続くわけではありません。どれだけあなたの記事に人気があっても、編集長が交代すると一新されたりとか。外部連載であなたのことを知った人を、連載が続いている内にオウンドメディアに誘導しておきましょう。

 

本の出版をお考えの方へ

本を書く方法【はじめての出版用】

出版プロデューサーの西浦です。2010年から今(2017年9月)までプロデュースしてきた本の平均部数約47,0...

朝から完全にアムロス状態の出版プロデューサー西浦です。昨夜(2017年9月20日)に安室奈美恵さんの引退ニュースを知りまして、その時は実感が湧かなかったのですが、今朝のニュース番組で木下優樹菜さんが涙の動画を紹介され、近藤春菜さんが涙をこらえて引退への思いを語り、各局安室奈美恵ヒット曲を流しまくりのこの状況では、もはや実感せざるを得ませんでしたね。今日は元気でないわ・・・。

安室奈美恵というと、僕ら30代は青春のど真ん中ですが、おそらく多くの方にとっては「CAN YOU CELEBRATE?」をピークに記憶が途切れているのではないでしょうか。

昔、すっごい人気があった歌姫。結婚式で歌われる曲1位の、ザ・懐メロ。のような。

僕自身も、ある時までそうでした。奥さんと付き合いだしたころ、Liveに連れてってもらうまでは。

男も女も、古参も新規も魅了する安室奈美恵の圧倒的パフォーマンス

僕がはじめて安室奈美恵さんのLIVEに行ったのは、「namie amuro PAST < FUTURE tour 2010」

か「namie amuro LIVE STYLE 2011」のどちらかだと思います。まあ2010年~11年ごろってことですね。

ライブ会場に足を運んでまず驚いたのは、ファンの年齢層の厚さです。30代の女性を中心に、いわゆる「アムラー」スタイルの人も健在でなんだか懐かしく感じました。他にも40代~くらいの女性と、その娘と思しき10代の女性もいれば、「あなた世代じゃないでしょう?」という20代くらいの女の子も。そして全体的にすごくカッコいいというかセンスの良い女性が多かった。なんかの追っかけとかオタクって感じじゃないんですね。

その後「安室奈美恵のファン」という女性に何名か会いましたが、全員オシャレでセンスのいい人たちです。個人的には「安室好き=センスあり」みたいなイメージになりました(笑)

 

それに、ライブ会場には女性だけでなく、男性も2割くらいは来てました。「女性中心に男性ファンもいるし、年齢層も広いし、安室奈美恵ってすごいな。最近TVとかで観なかったけど、なにがそんなにすごいのだろう?」などと思っていました。ライブが始まるまでは。

スクリーンに映像が映し出され、曲と共に安室ちゃんと「ジョジョの奇妙な冒険」に出てきそうなダンサーたちが登場し、パフォーマンスがはじまると「あっ」という間もなく飲み込まれます。

「うおおおお!なんてカッコいいんだ!!」というのが最初の印象でした。

 

また、MCがほぼ無いというのが、ファンには広く知れた彼女のライブの特徴です。代わりに映像とパフォーマンスで魅せていきます。そんだけ踊って動いて、その声で歌えるの!?という感動すらあります。

パーフェクトなパフォーマンスを観た。そう思いました。

アイドルグループの中でも安室ちゃんを憧れだという人がいますが、ダンスしながら歌うことのハードルの高さを彼女たちは日々感じているでしょうから、それもよくわかるなと思います。

今の時代に自信をもって押し出せる「女性の理想像」安室奈美恵

ダンスや歌ももちろんですが、歌詞もすごくファンを惹きつけている部分です。

例えば『LOVE STORY』という曲の一節に

欲しいものは手にしたけど かわりに
I know
あなたがくれる永遠も笑顔も手に出来ない

とあります。本人の作詞ではないのですが「こんな歌、安室ちゃんしか歌えねぇ!!」と思うわけです。

安室奈美恵さんは、10代、20代、30代すべてでミリオンセラーを達成した、唯一のソロアーティストらしいのですが、やっぱりそれくらいでないと「欲しいものは手にしたけど」とは簡単に歌えないと思うんですよね。

他にもいい歌詞はたくさんあるので、ぜひ聴いていただきたいのですが、安室奈美恵さんの歌には「強い女性」像「かっこいい」女性像がたくさん描かれています。この25年あまり、女性が「強く」あることを求められる時代を生き抜いてきた本人の姿には、同じ時代を生きている僕らが、自分を投影できるだけのシンボルがあります。

 

歌にダンスに完璧超人の安室奈美恵がそこにいるのですが、すごいだけじゃなくて、もはや「ズルい」部分があって、それはそれはすごく「かわいい」ってことです。

キレッキレのダンスの中で魅せる「笑顔」や「はにかんだ表情」にハート射抜かれます。この「かわいい」は男性を意識した、ある種の計算された媚のある「かわいい」ではなく、ずっとカッコいい路線で来て、実際に歌もダンスもカッコいい彼女だからにじみ出る「ギャップ」とでも呼ぶべきもので、男性以上に女性が「かわいい~!!!」と目がハートになっています。「これを『かわいい』と言っても、女性に気持ち悪がられない、むしろ『本当のかわいいを分かってるな』と思われそうなかわいさ」です、伝わりますかね(笑)

また、MCがない理由も「恥ずかしいから」だそうです。その理由が本当かどうかわかりませんが、例えばアンコール前に舞台袖が映しだされ、「今日もMCなくてごめんね」って書かれたプラカードを持った安室ちゃんが登場したりと、MCがないという弱点もコミュニケーションとして成立しています。これが僕には女性らしい弱さの肯定と感じられたのです。

 

結婚して、子供を産んで、離婚して、それでもこうして最前線で歌とダンスを中心としたパフォーマンスを示し続ける彼女を見て、女性の理想像の一つだなと思いました。

の時代、女性は男性以上に選択肢が多すぎて「これが正解」というものを決めづらいだろうなと思っています。結婚するのかしないのか、子供作るのか作らないのか、仕事続けるのか辞めるのか。あっち立てればこっち立たずで悩ましいので、とりあえずキラキラしたい女子が増えるのもわかるというものです。

そんな「これが正解」を示しにくい世の中で、「結婚して、子供産んで、離婚して、仕事して、最前線で活躍し続ける」っていう、ちゃんとこれが正解の一つです!と自信をもって言えて、女からも男からも支持される女性のスタイルは「安室奈美恵」なんじゃないかと思います。あとは小泉今日子とか?

 

女性向けの本をプロデュースするとき、実はこういった女性のスタイルや世界観をベースに置いて、そこから外れないように意識しています。女性からも男性からも支持されるスタイルと呼べるかな?というのが僕にとって女性に何かを届けるときの大事な空気感なのです。

TVに出なくても、支持され続ける人たち

そんな彼女もずっと順調だったわけではなく、かつて「安室奈美恵は終わった」と言われた時期があったそうです。本人のインタビューで読んだのですが、褒められても「本当はどうせダメだと思ってるんだ…」と思うような、ある種ネガティブな方らしく、そうやって「オワコン」扱いを受けたほうがやる気が出たと。

セルフプロデュースをはじめて、TVに出なくなってどんどん「世間」からは遠ざかったのかもしれませんが、彼女は「ファン」とすごくちゃんと向き合ってきたアーティストなんだと思います。ライブをとにかく大事にしているというのもその姿勢の表れでしょう。

 

一度、ライブで明らかに「声が出ていない」時がありました。「なんか今日は高音出てないなー」と思っていたら、途中で安室ちゃんと責任者らしき人が出てきて「本当に申し訳ないのですが、今日のノドの状態では皆さんに最高のパフォーマンスを届けられないので、本日の公演は中止とし、改めて皆様には別日程のご案内をさせてほしい」というようなお話がありました。後日ニュースで「急性声帯炎」だったことを知りました。

その時に急性声帯炎ということはわからないですし「えー。僕は東京だからいいけど、遠方のファンは残念なんじゃ。代理ライブの日程合わないかもしれないし・・・」とちょっと否定的な印象を持ってしまったんですね。

ところがライブ会場では一切のブーイングもなく、整然とみんな帰宅準備を始めているじゃないですか!

中には「心配だねー」「でも、何曲か聴けたし、また行けるから、1回得したと思えばいいよね!」と言っている人たちもいました。すごいポジティブ…というか信頼感だなと。これこそがファンとアーティストの信頼関係だとしたら、著者と読者でも同じくらいの関係性を築くにはどうすればいいんだろう?と当時帰りながら考えたのを覚えています。

 

「かっこよくて、かわいい」「完璧で、でもちゃんと(?)抜けてる」それが僕にとっての安室奈美恵像です。そして「安室奈美恵」というのは、今を生きる女性の一つの「理想形」だと思っています。

彼女の引退というのも、理想像の「理想の終わり方」は何かを示した気もしますね。

 

女性向けの本を書く著者には、そういった「女性の理想像」になれるか?の女性の理想像と呼べるイメージを本の中で示せるか?を問うようにしています。

安室奈美恵の引退によって、また新たなシンボルが必要とされるでしょうから。

安室奈美恵のライブで衝撃を受けたこと【安室ちゃん引退について】

朝から完全にアムロス状態の出版プロデューサー西浦です。昨夜(2017年9月20日)に安室奈美恵さんの引退ニュー...

「本を出版したい」と思ったら、どういった手順で何をすればよいのでしょうか?

すでに作家として活動していて、いくつかの出版社にルートがある方は別ですが、初めての著作、つまり著者デビューの場合は右も左も分からないですよね。

いろんな出版セミナーがあったり、エージェントさんがいらっしゃって、結局何をすべきかわかりにくいかもしれません。

でも本当に必要なことはシンプルです。

 

本を出版するための、無料で超シンプルな4ステップ

  1. 企画書をつくる
  2. 企画書を編集者に預ける(企画会議に出してもらう)
  3. 企画会議でOKをもらう
  4. 原稿を書く


たったのこれだけです。この後、原稿を書き、(編集者からの修正依頼を元に)加筆修正、ゲラチェック(事実関係など中心に、表現など確認)を経て無事、出版です。

特にお金はかかりません、原稿用にPCを買ったり、取材や調査のために参考資料を買ったりすれば、諸経費は必要になりますが。

いわゆる出版セミナーや出版プロデュースというサービスは、これらの「シンプルな手順」を代行してもらったり、アドバイスしてもらうために発生するコストです。

自分の首を絞めるようですが、これらのステップを自力でクリアできる人には、出版プロデューサーも出版セミナーも不要です(笑)

1.企画書をつくる

本を書くには企画書が必要です。
出版社は企画書で全て決定させていますので、この「企画書を書く」作業がとても重要です。

あなたに「企画力」があり、それを紙で伝える「企画書の書き方」さえ知っていれば、別に企画系の出版セミナーは必要ありません。

「企画書なんて書いたことないよ!」という方も、ネットで「出版企画書の書き方」など検索すればいろいろ出てきますから、無料でお金をかけずに企画書を作れるようになるでしょう。

編集者に見てもらえるレベルの企画書を書けるように、「企画力」と「企画書の書き方」を身につけましょう!

 

※しかしこれだけ無料の情報が溢れているのにもかかわらず、「企画書」をちゃんと書ける方は非常に少ないようです。

そもそも企画書を最後まで書き上げられる方が少ないですし、がんばって書きあげた方も「何を伝えたいのかわからない」企画書になっていることが多いのです。「企画を立てる」ということを、頭では理解できても、実際に書けるとは限らないのでしょう。

 

2.企画書を編集者に預ける

企画書ができたら、企画会議に出しましょう。

出版社の企画会議に企画を提出できるのは、編集者だけですので、編集者に企画書を預かってもらいます。

出版社によって、あるいは編集者によっても、得意とするテーマ・ジャンルは違いますから、ベストな編集さんに預かってもらいましょう。

このあたりは恋愛と同じですね。

 

編集者の知り合いが何人かいれば「どうですかね?」と企画書を相談がてら見てもらえますが、そういう人脈がない場合はどうすればよいでしょうか?

編集者の知り合いがいない場合は「持ちこみ」か「プレゼン大会」が多いですね。
「持ちこみ」とは、編集部に電話したり、企画書を郵送で送って連絡をもらえるのを待つことです。
「プレゼン大会」は、各出版セミナーが最終日に開催している「出版社編集者を招いてのプレゼン」のことです。
他に、出版社が主催している「コンクール」も「プレゼン大会」といえますね。

 

3.編集会議でOKをもらう

ここはもう、神に祈るしかないです。編集会議に著者は出席できないので、本当に結果待ちですね。

一発OKで会議を通過できればベストですが、他の編集者や営業部からフィードバック(ダメ出し)をもらうことが多いです。(ダメ出しに対して凹む必要はありません!ダメ出しすらもらえず闇に葬られる企画がたくさんあります)

その場合、次回の会議までに企画書を修正しましょう。だいたい月に1度か2度のペースで企画会議を行ってる所が多いのでリミットは1週間~2週間くらいですね。

経験的にはこの段階でうまく企画書をブラッシュアップできず「時期じゃなかったね」など、うやむやになる企画も多いです。そのためにもしっかり企画力を身に着けて、企画会議に挑みましょう!

 

4.原稿を書く

いよいよ、企画も正式に通過し、あとは原稿執筆です。だいたい3か月くらいで1冊書きあげることが多いですね。1冊10万字と仮定すると、週に8,000字くらいのペースです。この記事が2,500字弱なので、3倍強です。

そう考えるとけっこうハードなペースですよね?ただ書くだけでも難しいですが、ちゃんと「面白い」「わかりやすい」原稿にしなくてはなりません。その上、初の出版だと自分の文体の良さなども確立されてなかったりするので「この内容でいいのか?」「この方向で書いててよいのか?」といった不安に襲われる人が多いです。

こういう時に担当編集者以外で、原稿についてアドバイスしてくれる人がいると心強いですね。他社の出版関係者や著者には見せちゃいけないので、家族など近しい身内にコメントを求めるのも良いでしょう。

 

なお8割以上書き上げてから、担当編集者やプロデューサーに提示する人もいますが、毎週共有するなど、なるべくこまめにフィードバックをもらう方が良いと思います。

かなりの分量を書いた後だと、締め切りも迫っているので「今から全部書き直し」というわけにはいかないからです。原稿を見て、明らかに編集者が企画の方向転換を余儀なくされているケースもあります(それも悪い方向に
最初の8,000字程度でしたら「こういうことじゃない」といったアドバイスもしやすいですし、早めに分かったほうが書き手も安心です。

 

こうして原稿を提出したら、加筆修正を行い、ゲラチェックをして校了です。その後、出版されます。

このように著者になるのに必要なことは、非常にシンプルです。
企画書をつくる能力」「編集者との人脈」「原稿を書く力」があれば準備は万全です。

 

これらの能力を補強したい場合には「出版プロデューサー」の力を借りるのも良いかもしれません。

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本を書くことで著者は儲かるのか?

「出版 儲かる」「本 利益」などでちょっと検索すればわかりますが「儲からない!」「大赤字だ!」と阿鼻叫喚の地獄絵図です。

中には「現状の印税制度では、著者はビジネスとして成立しない。このままでは衰退するぞ!」というようなご意見もあり、それを真正面から否定できないのがさらにつらいところです。

西浦としては「本を書く目的=印税を得るため」という考え方にはあまり馴染みません。「本は読者のために書くもの」という考えが根底にあるからです。

それで今までは「印税で儲けようなんて思う方が間違っている」「出版は社会貢献、ボランティアだ!」という意見に賛同してきましたが、著者自身にも経済的報酬がないと「制度として」存続できなくなるのはその通りだ、と思い直すようになりました。

「人はパンのみにて生きるにあらず」ですが、パンがなかったらお腹が空きます。

僕は「出版は人と人とが助け合う仕組み」だと思っていますが、助ける側の負担ばかりが増えすぎると、仕組み自体が破たんしてしまいます。

「仕組みとしての出版」を維持していくために、著者が出版を通じて利益を得る方法を僕なりにお伝えします。

 

赤字だ!と騒ぐのは仕組みを用意していない人

さきほども紹介しましたが「出版 儲かる」「本 利益」などで検索してヒットする「儲からない!」「大赤字だ!」という方の主張を読むと、皆さん「印税だけ」で利益を得ようとされています。それでは確かに儲からないだろうと思います。まるで、キャッシュポイントを用意しないで、SNSでブランディングしまくるようなものだからです。

ビジネスは準備したことの結果が現実に表れます。それは出版も同じことです。印税については「かかった費用を回収するためのもの」程度に考えた方が良いです。(印税で投資額を回収する方法についてはこちら

 

印税だけで儲ける」という考えを捨てましょう。出版から利益を生み出す「仕組みを構築する」のです。

 

出版は「あなたの考えに共感する仲間を募ること」

「仕組みづくり」と言うと、なんだか冷たい、血の通わない印象を持たれるかもしれませんが、そんなことはありません。

SEOと真剣に取り組めば取り組むほど、結果的にユーザーとよりいっそう真剣に向き合っていくのと同じように、出版も仕組みを考えることは、より自分の読者と真剣に向き合っていくことになります。
ここで言う仕組みとは、読者の求めるものを提供する仕組みを指すからです。

僕が著者として成功されているなと感じる方々は、仕組みづくりもしっかりしていますが、皆さん真剣に読者と向き合い、大事にされています。

だからこそ、仕組みを通して読者に貢献し、お金が入ってくるのではないでしょうか。

そんな彼らに共通している考え方は、出版を「印税を得るためのもの、ブランディングするためのもの」ではなく、「ある価値観に共感する仲間を募ること」だと考えていることです。

 

一度、読者の身になって考えてみましょう。ある読者が、あなたの書いた本を読んで感動し、何かが救われたと感じています。あるいはあなたのようになりたいと憧れを抱きました。もっとあなたの考え方に触れたい、もっと知りたいことがある、読むだけじゃなくて実践したいと感じれば、あなたの講演会やイベントはないかとネットで検索してみます。まずはGoogleやSNSであなたの名前を検索するでしょう。

 

実は、最後まで本を読み、著者のメルマガやブログなどを検索する読者は、全体のおよそ10%と言われています。

さらに、その10%が実際にアクションを起こし、何かに参加したり、ネットで商品を買うと言われています。(つまり読者全体の1%)

実際にアクションする人のパーセンテージは訪問したサイトのコンバージョン率などによって左右されるものですが、通常の訪問者よりはかなり高確率でアクションする傾向にあります。
なぜなら彼らは「本を読み、考え方に共感して訪問している」読者だからです。

つまり10万部のベストセラーであれば、1万人が名前を調べ、1000人が講演会に参加したり商品を買ったりするのです。

10万人のうちの1000人というと少なく感じるかもしれません。しかしこの1000人は「共感し、さらに行動した」1000人です。この1000人は普通のユーザーとは質が違います。

彼らが1万円のイベントに参加してくれたらそれだけで1000万円の売り上げです。さらにそこからカウンセリングやコンサルなど、より高額なサービスを求める読者もいますから、売り上げは伸びて行きます。そして10万人の読者の中から、1万人の共感者、1000人の実践者、100人の仲間と増えていくのです。

あくまで「どうやって情報商材を売りつけてやろうか」と考えていたら「以前の講演内容をDVDにして売ろう」といった、楽して稼ぐ思考になってしまいます。

しかし彼らを「一緒に理想に向かう仲間」だと考えれば提供するモノも、反響も違ってくるのは当然です。

成功している著者が行っているしくみづくり

このように読者の求める声に応じる仕組みが用意されていなくては、読者が迷子になってしまいます。迷子の受け皿になる仕組みを作ってあげなければなりません。つまりは読者に貢献する「コミュニティ」づくりと運営が重要になります。

コミュニティの形はコミュニティデザイナーであるあなた次第ですが、ここでは具体的に著者として成功されている方々が、取り入れられている仕組みについてご紹介します。

  • 毎年本を書き続け、累計100冊。年50万部伸び続ける状況

この数字を出すと対象者は限られてきますが、デビューから今日まで本を出し続け、新刊既刊合わせて50万部/年 売れる環境を作っている著者さんがいます。50万部ですから、毎年5000人の共感者がコミュニティに加わっている計算になります(重複がいるでしょうけど)。また、50万部を維持できるよう、既存のコミュニティメンバーが本を買ってくれます。これはもうコミュニティと本の共生関係が完全に成立している状態です。コミュニティを成長させるにはある程度の新陳代謝が不可欠です。新たに人が流れてくる仕組みをつくりましょう。この域に達するためにはベストセラーが当然必要です。自分の名前の棚もできるでしょう。

  • 読者のために作ったオリジナル商品を毎月お届け

ネットで何十万円もする情報商材のDVDを販売して、それがまた飛ぶように売れた時期もありました。今は1万円が限界と聞きます。それと比べると低額ですが、2千円、3千円の商品を毎月継続販売している著者さんがいらっしゃいます。直接のコンサル、カウンセリングをするにはマンパワー的な限界がある場合などに用意されます。クラウドファウンディングなどでもそうですが、今はいいモノなら強い共感を理由に継続購入するユーザーが増えています。割安感はあるか?(直接行くより安い、コンサルよりお得など)継続する理由はあるか?など諸条件をクリアできれば喜ばれるでしょう。「正直、印税いらない」くらいの収入になることも多いようです。

  • 関連したコミュニティとコラボして拡大

積極的に「コミュニティのコラボ」を行い、交流と拡大を図っていきます。ジャンルやアプローチ法は違っても考え方に共感できる人とコラボしてイベントを仕掛けます。そうすることでまだ見ぬ共感者を増やしていくこともできます。例えば「血流がすべて解決する」の堀江さんは、自身で集客する講演会だけでなく「ヨガ×血流」のコラボコミュニティも運営しています。ご自身もヨガをされていて、「血流の話を、ヨガをしてから聴くと体感できるから理解しやすい」という実体験をもとに広がっているコミュニティです。ただ本を売りたいだけのコミュニティではなく、ちゃんと読者に貢献できる仕組みになっていますし、ヨガは好きだけど本を読んだことがない方との出会いもあり、良い循環が生まれています。
全国のヨガインストラクターさんから「一緒にやりたいです!」というお声がけがあるのですが、ちゃんと共感できる方々とやるのがコツだとおっしゃっていました。

他にも「作家として生き残るためにすべき6つのこと」読者の役に立つコミュニティや仕組みをつくるでコミュニティについて紹介しているので合わせてご覧ください。

 

これらのことを意識すれば、著者が出版を通じて利益を得られるようになり、少なくとも「印税だけ」で利益を得ようとするよりは、「仕組みとしての出版」を維持していけるのではないでしょうか。

それでも「利益のための出版」は相変わらず反対です。「公益」として出版し、「利益」【も】生み出す視点を持っていきたいと思います。

 

もっと突っ込んだ話を聞きたい方はぜひイベントや、懇親会で・・・

本の出版をお考えの方へ

 

著者は出版でちゃんと利益を出せるのか【出版とお金の話】vol.3

本を書くことで著者は儲かるのか? 「出版 儲かる」「本 利益」などでちょっと検索すればわかりますが「儲からない...

「今月中に書きあげる」って編集さんと約束したにも関わらず、いつの間にか時間だけが過ぎている方も多いのではないでしょうか。

原因はワンパターンですが「忙しい」のが主な理由です。しかし、本を書くような方はみんな忙しいのが当然で、その中でいかに「出版のための時間をつくるか」が重要になってきます。

というわけで、なかなか「出版のための時間」を確保できずにいるあなたのために、「出版を日常化する習慣」をご紹介します。

今回はその後半戦です。

VOL.1はこちら

感情は風化していくものだから、鮮度の良いうちに記録する(習慣2)

人間の記憶なんて曖昧で、先週何があったかさえ覚えていなかったりするものです。僕も7個入りのミニエクレアを2個食べたか3個食べたか忘れて妻に怒られています。

「何があったか」は当時を知る人に聞くことで思い出すこともできますが、誰にも教えてもらえないものがあります。

それは時間とともにどんどん失われていく「当時の感情の記憶」です。

すごくつらかったことでも、忘れることで、人は前へと進んでいきます。当時の感情を風化させる本能は非常に強力で、振り返って思い出しても「いい思い出」になっていたり、当時ほど強く感じないものです。

しかし「感情」は本にとって非常に魅力的なコンテンツなので、薄れさせるのはもったいないです。感情をリアルに描くことで、読者に「リアリティ」を伝えることができますし、読者が非常に共感しやすい部分でもあるからです。

なにより共感される文章は、シェアされます。ここは落としたくないところです。

 

そこで「感情記憶の風化」対策として有効なのが「感情を記録する」ことです。何があったかだけでなく、そのときどんな感情を抱いたのか?までメモする「感情日記」をつけてみるとよいでしょう。

感情日記

僕の例ですと、独立直前くらいから1年ほど、月に一度の頻度で日記をつけていました。

日記といっても、毎月「先月のスケジュール帳」を見ながら、1週間単位で「あったこと」と「その時に何を感じたか」をメモしていただけです。当時は、なんとなく「忘れるのはもったいないなー」くらいの意識で書いて、すぐやめちゃってたのですが、今読み返すとこの日記の生々しさがすごいです!

別に強い口調で感情が書いてあるわけではなく、むしろ淡々としているのですが、とにかく表現がリアルで「ぴったりの言葉」が使われているのです。

また、当時の、その状況にいたからこその視点で、気づいたことなども書かれています。

例えば独立直前は「本当に独立するのか・・・」とふとした瞬間不安に襲われて、めっちゃ「BUMP OF CHICKEN」聴いてたこととか(笑)、

独立直後には、退職金や清算された交通費などが以前の会社から振り込まれるので、不思議とお金が増える感覚になるとか、

多くの方に誘ってもらって、飲む機会も多いのですが、僕の話じゃなくて「自分の話をする人が多いな」とか、「応援する」って言ってたはずの人が音沙汰なしとか(笑)

感情的にじゃなくて淡々と書いてるからこそ、感情がリアルに描かれているのかもしれません。

月に1度、1週間単位で十分なので、感情が風化する前に「感情日記」をつけてみてください。

その時はSNSにアップするような、感情的に批判したり自己弁護するための文章じゃなく
人に見せず「感情的にならずに淡々と」書くことをお勧めします!

時間を生み出す「著者アポ3コマ」ルール(習慣3)

本を書く人には忙しい人ばかりです。すでに日常が「仕事でいっぱい」状態で、ちょっとした空き時間もクライアントやスタッフが虎視眈々と狙っており、すぐにスケジュールがぱんぱんになります!

そこへプライべートの予定も入れだしたら、もう「著者」としての時間なんて作れません。

その対策としてどうすればいよいのか?それは「著者としての自分に、週に3コマ、アポ入れする」ことです。(1コマ2時間~3時間。)

僕も必ず週に3日以上、2時間~3時間の枠を作る「著者アポ3コマ」をルール化しています。

じゃないと人と会うだけで、時間がどんどんなくなっていくのです。

 

出版社に勤めていたころ、年間350~400冊の本を担当していました。この量はマーケターとしても異常で、終電帰りとか休日出勤は当たり前、前任者からも「あきらめろ」と言われていました。(何を!?)

今思うとすごいアドバイスですねS先輩・・・(笑)

ところが会社としては「残業するな」という風潮でしたから、僕は自分の身を守るためにも、当時「何に何分かかっているのか」を毎日記録することにしたのです。

仕事時間の比重をコントロール

もし「残業時間増えすぎだ!」って怒られたら「この業務に〇時間、これに〇分かかっています。どこをどう簡略化してよいですか?」という逆提案をできるように、当時、仕事時間の記録をつけてみました。

ところが、この記録によってたくさん、想定外の気づきがあったのです。

たとえば「増刷の手配」という仕事は通常1冊20分くらいかかります。

  1. 現在庫調査(データダウンロードして、担当本全部ざっとチェック)
  2. 発売から現在までの売れ行き確認
  3. 事前に申請していた「増刷数に応じた原価シミュレーション」で原価率を算出
    (申請時に「2,000部~5,000部まで、500部単位で」など指定する。これを見当違いな部数で出していると再申請になるので、さらにロスしてしまう。5,000部から1,000部刻みで申請しておいた方が良いものもあるし、事前の読みと経験からくる勘が頼り)
  4. これらを一覧にして「直筆の増刷理由200字程度を添付」
  5. 上司の未処理デスクに入れる←ここまで20分

 

ところが、上司とモメると平気で2時間かかったりすることに気づいたのです。これは1時間40分のロスです。

上司が気にも留めないくらいの部数で申請、反論できないくらい資料つけて理論武装、などなどいろいろ工夫して、ここで時間をとられないよう工夫するようになりました。

「もめないこと」って仕事をする上で案外重要だと気づいた瞬間です。

増刷手配でもめて時間を食ってたら、「どう売るか」に時間を避けないので、ここは大義のためにもめない仕事をすべきところ、戦うべきは販売施策のところっていう具合で、エネルギーや時間の割き方を調整するようになりました。

奪われる時間を最小化する

このように時間を記録することで、いろんな気づきがあったのですが、実は一番大きな気づきが「奪われる時間」に関することです。

自分が能動的に仕事をしている時間を白のストップウォッチで計測していたのですが、上司からの「ちょっといい?」後輩からの「教えてください」さらに電話やFAXの処理など受け身的に発生した仕事をすべて「黄色」のストップウォッチで測っていました。

結果わかったのが、油断すると平気で2時間以上、黄色のストップウォッチでとられているということです。白の時間を増やさないと能動的な攻めの仕事ができません。黄色は言うなればディフェンスで、現状を維持するための仕事です。

経営者になればこの黄色のパワーがとにかくすごいです、あなたの時間をゴリゴリ奪っていきます。しかし重要な仕事は白で測る種類のものであり、出版は大抵の場合白に該当します。

ですので、著者になることを日常化するなら、黄色に時間をうばわれすぎないよう、白の時間を先に確保するのです。

著者アポルールを実践すると、人脈や情報も増える

僕の場合は、クライアントの企画を作ったり、出版TIMESの記事を書くために週に3コマを確保することにしています。

やり方は簡単で、「18時以降のアポを平日に3日以上」入れないだけです。

僕は原則、夜のアポは週に3回までとしていて、そうすれば残った4日を自分の「企画」「記事作成」に使えます。(僕は夜型なのでこの時間帯にしています)

4日のうち1日は家族や自分のために使い、ゆっくりする日になりますし、どうしても入れたい会食が入った場合は、家族に確認してから入れるようにしています。

このやり方だと自然と予定を確保できます。

さらにもう一つ大きなメリットがありまして、魅力的なお誘いには、直前であっても確率4/7で対応できる。ということです。

夜の予定は、基本的に週に3日以上入れていないので、たとえば「来週なんですけど、空いてます?」というような緊急案件や、重要案件でも確率57%で参加できるわけです。

不思議と、面白い企画って「急きょ」とか「ふとした」時に発生することがあって、そこに予定を入れられるよう、キープしておくのです。

確保している3コマを「急きょ」案件に使った場合は、早起きするとか、何かを削って意地でも枠は確保し直します。

こうすることで能動的に攻めの企画に時間をさけるし、さらには「急な面白いこと」にも対応できる「なぜか面白い場所には呼ばれやすい」人にもなれます

 

こう書くと「いや、すでに夜のアポなんか入れられる状況じゃないし、忙しくて毎日朝から晩まで埋まってる」という声もあるでしょう。そういう時こそ、年間400冊の本を担当していたころの僕のように、自分の時間を白と黄色のストップウォッチで測ってほしいのです。

黄色(奪われる時間)が多いならそれを少なくして、出版の時間に当てましょう。

ほとんど白(能動的・攻め)の時間で埋まっているというのなら、純粋なキャパオーバーです。自分の中で優先順位をつけて「著者としての活動」より優先度の低い仕事を誰かに任せるか、断るかしましょう。

どの仕事も出版より優先させられないなら、「自分はそこまで本を書きたいと思っていない」ということなので、そのときは出版を選択肢から外してよいと思います。

著者というのは常に一定量のアウトプットと、面白い情報や人のインプットをしつづける生き物です。

著者としての自分を作るために、著者アポ3コマルールは、大変おすすめですよ!

以上、経営者の「時間がない」は100%自分のせい…と言って自分の首を絞める出版プロデューサー西浦でした。

 

企画書をついつい放置しがちな人必見!「企画と原稿をぐいぐい進める」3つの習慣vol.2

「今月中に書きあげる」って編集さんと約束したにも関わらず、いつの間にか時間だけが過ぎている方も多いのではないで...

年に2回はダイエットに目覚めるのに、いつの間にか熱が冷め、気づけば太ってて、またダイエットを繰り返す、リバウンド王にして出版プロデューサーの西浦です。だいたい痩せたら熱が冷めて、ダイエットのこと忘れちゃうんですよね。ダイエット本は効果あるけど、続けられないっていうリアルがあるから永遠になくならない市場かもしれません。

さて、西浦のダイエットのように「本を書くぞ!」と決意したり、出版塾に参加したとしても、なかなか企画書が書けなかったり、原稿が進みません・・・といった相談をよく受けます。

「著者ってのは、止められたってついつい書いてしまうものだ、だからお前はダメだ!」という考え方もあるのですが、職業作家と一般書の著者だとちょっと事情が違います。

一般書、つまりビジネス書や健康書は「その道のプロ」が書くもので、「書くプロ」というわけではないからです。

 

本来、書く専門家ではない、一般書の著者はどうすればスムーズに書けるようになるのでしょうか?

 

その答えは昔、僕が通っていた居合の師匠に教えていただきました。

「居合っていう、非日常を日常にするのが大切なことです」と。

非日常を日常にする

居合というのは刀を振り回して、技を競うっていう明らかな非日常です。家で練習してるとたいてい照明や壁を切ってしまうので、自宅では練習しづらい(笑)

だから週に3回は稽古に来なさいと言われていました。(週に2回だと、現状維持で精一杯だそうです)(なんでもそうかもしれません)

 

本を書く、というのも普通に仕事や生活をしていくだけなら必要のないことです。いわゆる非日常ですね。

この非日常がやっかいで、気が付けばすぐ日常に戻ってしまいます。つまり本を書かない生活に戻ってしまうのです。

 

居合の師匠は、非日常を日常にするために、稽古の回数を増やしなさいと教えてくれました。出版の場合はどんな稽古が有効でしょうか?

そもそも出版塾などに参加している方でも、「書けない」「書く時間を取れていない」と悩んでいるので、そういうセミナーなどに参加するだけでは日常化しないようです。

 

日常とは「常日ごろ行われること」ですから、本を書くことがそれくらい自然になるまで、日常に取り入れる必要があります。

それは「出版」という習慣を身に着けることです。

そこで、「放置しがちな企画」を進捗するのに有効な習慣を3つご紹介します。

OJT目線で、ネタを集める(習慣1)

著者に求められるのは実績に 代表されるプロフィール力です。藤吉さんに教えてもらった「『誰が』に値する生き方」ですね。

ただ、どれだけすごい実績やプロフィールがあっても、エピソードが面白くない人というのがいます。

正確にはエピソードを覚えていない人、気づいていない人です。

すごい人にとっては「当たり前」すぎて、それが出版のエピソードに使えるという発想がなく、発想がないから覚えていないのです。

 

この対策が「OJT目線で日常を俯瞰し、メモする」という習慣です。

OJTとは(On-the-Job Training オン ザ ジョブトレーニング)のことで、職場の中で仕事を教えていく指導方法です。

新入社員があなたの隣でメモを取って構えていると想定して、仕事や日常を過ごしてください。こうやって深夜に記事を書いているときも「なんで朝じゃなくて夜なんですか?」と聞いてくる新人ちゃんになんて答えるかな・・・と一つ一つ考えて言葉にしていくのです。

このOJT目線が重要で、自分目線、プロ目線だと「こんなの当たり前じゃん」と思って、日常のエピソードに気づかず流してしまいます。

 

 

「そんなのどうするんだよ」って話だと思うので、実例を一つご紹介します。

以前、うちのクライアントから、グループコンサルの当日に「すいません、今日いけません!」という連絡が入りました。スポーツ選手のサポートしている先生なのですが「自分の担当選手がリハーサルでケガしてしまって、急遽行かねばならい」とのこと。

そのときに「こっちのことは気にしないでいいですよ」ということ以外に僕が伝えたのが、この「俯瞰で見て、メモしてください」ということです。

トラブルですし、緊急度の高い案件ですから、集中して対応しなくてはなりません。しかしそんな時こそ、俯瞰して自分が相手に何を伝えているか、緊急時にどういった対応をすべきか、優先すべきは何か?を俯瞰して、OJT目線(新入社員目線)で見て、冷静に記憶してほしいのです。

 

これは後から思い出して考えるよりもその場で、OJTでやることに意味があります。

なぜなら、机の前でコーヒーを飲みながら「冷静に思い浮かべる」緊急時の対応と、緊急時のただ中で俯瞰し、記録、記憶されたエピソードは熱量や臨場感が段違いだからです。

具体例もよくある例ではなく、「実際に〇月〇日にあった実在する誰かと誰かのやり取り」なので、ものすごくリアルで面白いのです。そしてそういう時こそ仮想新人君も「具体的な質問」ができ、あなたも「具体的なアドバイス」ができます。この具体的なアドバイスこそ、読者へのメッセージになります。

 

例として、実際に僕がクライアントに送ったメッセージを抜粋すると

「プロデューサーとしては、そういう事態こそ『後々、見出しの一つにする』つもりで、『素材集めしながらやるイメージ』で取り組んで頂きたいです。もちろん、集中しつつなんですが、少し俯瞰して記憶する感じで!」

「頑張ってください!実際的には事例集めなので『素人がやりがちなミス』とか『ケガした時あるある』とかに注目して覚えとこうと意識するだけで大丈夫です!」

と、このケースの場合なら「俯瞰で見てやる」ことの後で「何に注目すべきか」までアドバイスしている自分がいます。これはつまり「俯瞰で見る」だけだと素材集め出来ないかもしれないから、「注目点を伝える必要もある」といった具体的なアドバイスが生まれてきているのです。こんなの1日経ったら忘れてます

 

 

実際にどういう形で使えるかは、企画力・編集力の分野ですが、使えるかどうかは置いておいて日常をOJT目線でメモすることをおすすめします。

 

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