吉満明子

こんにちは!出版プロデューサーの白木です。

この記事は、著者から「ずっと笑ってるラジオ」と称された(笑)本でベストセラーを目指す人のための番組『コウジニシウラのおしゃべり出版ウラ表紙vol.24』の概要です。

出版プロデューサーの西浦とフリー作曲家のあるうらさんによるラジオ形式の番組ですので、移動中など気軽に聞いてみてください。今週も映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』の公開を記念して、センジュ出版代表吉満さんをスペシャルゲストにお迎えしております!

当サイトとfacebookページの双方で配信していきます。(内容は同じものです)

ご視聴は ↓ からどうぞ!

吉満さんが北千住に開くスナック構想

西浦「どーもー、ビタミン不足しがち出版プロデューサー西浦です。」

あるうら「どーもー、最近7時起きが多い、フリー作曲家のあるうらです。」

吉満「どもー、千住で月に2~3回くらい、クセの強いスナックをやりたい、編集者の吉満です。」

3人「よろしくお願いしまーす。」

西浦「ぜひ行きたいけど、月に2~3回ですか。」

吉満「そうですね、坊やの相手もしなきゃいけないんで(笑)」

西浦「名前はスナック千住ですか?」

吉満「千住ですかね~、“あきこ”はベタなんで(笑)」

ぜひやってほしいスナック、店名はやっぱり吉満さんのファーストネーム?
オープニングトークはラジオでお楽しみください!

センジュ出版を立ち上げたきっかけ

西浦「8年越しの花嫁公開直前記念スペシャルも今週でラストなのでセンジュ出版さんのことをお聞きしたいのですが、最近はやりの1人出版社って呼んでいいんですよね?」

吉満「パートさんやアルバイトさんはいるんですが、純粋に会社をやってるのは私1人ですね。」

西浦「立ち上げるに至ったきっかけは?」

吉満「2つありまして、1つは2011年の震災でした。その時はまだ会社員でバリバリいっぱい本作っていた頃で、仕事も楽しくて。でもあの後、1日の中でパソコンを打つ手が何度も止まってしまって。一体何してるんだろうなみたいな。その時に思ったのが、テレビで見た映像で被災地に毛布や食料が届けられているのに、ああいうところには本は行きませんと。“本って一体なんなんだろう”って思って。」

吉満「私が学生のころからしたかった編集者という仕事は、何を夢見ていて、人にどんな気持ちになってほしくて始めたのかなと時々考えては、手が止まり、“いかんいかん”と思いながら気持ちを静めてって日が続きました。ちょうど36歳くらいで40歳目前になって自分の心の中を少しずつ整理したいなと思って。その後、出産があっていよいよ人生が激変していく中で、街中を社会人になって初めて平日の昼間に産休育休中に歩くわけですよね。たいていはオフィスにいた時間に街中を歩くと、なんてみんな豊かな顔をしてるんだろうと思って。」

吉満「千住ってまだ奇跡的に商店街が元気で、八百屋のおじちゃんの会話とか、コロッケ屋さんの話とか、ふつうに日常の中にあって。私は千住に住んでいながらこういう光景を知らなかったと同時に、震災の時に4時間半かけて歩いて帰る中で、街にたどりつくとお互いに“大変だったね”って声をかけあってたのに、私はその輪の中に入っていけなくて。一番忙しかった時期は、朝始発で帰り、タクシーでまた朝出社してほとんど会社にいて、家でも仕事していて街を全然見ていなくて、私“あの輪の中に入りたいな”と思ったんですよね。天災が起こった時に、実は遠くの誰かより身近な方々とつながることがすごく重要だと思った2つが、タペストリーみたいに折り重な”っていったんです。」

吉満「出産して遠くない未来に街の情報を発信する出版社をやろうと。ただ一人でやると一人よがりですし、街の人や読者さんが求めていなければエゴでしかないから、求めてくださる人や環境が整った時にやればいいと思ったくらい、スターツ出版は好きな会社だったんですよ。機会が与えられればやろうかなくらいで育休から復帰して、幸い育休開けて1年間で“そういう考えがあるならこれやって”という話しをいくつかいただいて、その中が主婦の友社の役員の方(奇跡の花嫁でお世話になった方)だったりもしたんですけど、お話をいくつかいただいた時に、“これがそろえば大丈夫かもしれない”と思ったんです。大変でしたけど、人手がどこも多い時代ではないので、大変な迷惑をかけましたが、1年後にやめてセンジュ出版を立ち上げました。」

西浦「編集長でしたからね~。」

吉満「そうですね~。ほんとに(笑)」

あるうら「センジュ出版のセンジュって北千住のセンジュなんですか?」

吉満「そうです。」

西浦「なんだと思ったんですか?」

あるうら「全然わからなくて。」

吉満「街の名前です。」

あるうら「今の話し聞いて、千住のコミュニティとかの出版社なんやって初めて知りました。」

西浦「東京にほとんどの出版社が集結している中で、PHPさんなんて京都で有名だったりしますけど、それとは違う意味で地域に密着しているっていう出版社はここ最近増えてきているのかなって感じですよね。地域に根差した新聞とかも。」

吉満「そうですね。はじめのブームはITインフラが整ったから、四国でも有名になってますけど、コミュニティができて、ITオフィスがあちらに移転してというのがスタートだと思うんですよね。」

西浦「九州とかもありますよね。」

吉満「とはいえ、1人だけ行ったのでは辛いので、今度は移住をして、コンパクトな暮らしや働き方がありなんだという価値観の人がじんわり増えたというのが2次ブームですね。そこに重なって、一人で地方でやるという方をここのところよく聞くようになりました。」

西浦「北千住は地方ではないですが(笑)」

吉満「東京の地方っぽいですよ(笑)」

社内に6畳のちゃぶだいカフェをオープンしたのが大成功

西浦地域性を大事にしようというのとご自身の人生において編集者ってなんだっけ?というのを解決するためにセンジュ出版をやってらっしゃる、その結果、社内にちゃぶだいカフェがあるんですよね。」

吉満「そうなんです(笑)しかも、たったの6畳。」

西浦「これはコンセプトや狙いは?」

吉満「築40年の6畳二間を大家さんからお借りして、センジュ出版のオフィススペースとして使う予定だったんです。畳をひいたほうの部屋は応接室や企画会議室を考えていたんですが、リノベーションが進んで畳がきれいに張り替えられていくうちに、会社の定款に既に入れていて、将来的に街のどこかでやろうと思っていたブックカフェを実験的にこの6畳でやってみたらどうかなと思ったんです。創業の思いはあったにせよ、現実的なことを言うと、1冊目の本が出るまでの間、売り物を作らないといけなくて、日銭という意味で毎日手元に入ってくる手段というのと、早い段階から街の方とコミュニケーションをとりたいっていうのがあって。会社立ち上げてから2ヵ月後に始めたんですが、本当にここはやってよかった!実感を込めて言います!」

西浦「何が良かったですか?売り上げ?」

吉満「理由は3つあって、1つは売り上げもそうです。当初は売り上げも微々たるものでしたが、今は会社全体の売り上げの3割くらい。このカフェが出張してイベントしたりしているので物販も含めてけっこう重ねてきたのが大きい。2つめが、オープンなスペースにしたので、ただの出版社だと入りづらいところが入りやすくなった。」

西浦「俺もいけないわ、用事もないのに(笑)」

吉満「そうですよね!そういう方たちが、読者となりうる方、センジュ出版を知らない色んな方がお客として入ってこれるようになったので、私も情報を頂けてこちらの情報もお渡しできるようになりました。」

あるうら「カフェの屋号は別についているんですか?」

吉満book cafe SENJU PLACE(センジュプレイス)です。3つ目は、6畳という狭さが良かったんですよ。効率や回転率重視ではなくて“電源とWi-Fiは自由に使っていただいていいんで、隣で私は仕事をしてますので2-3時間でもゆっくりどうぞ。では”といって私は仕事をしているんですね。けっこうそれがお客様にとってよかったみたいで、自分の居場所として大事にしてくださるんですよ。6畳なので、次のお客さんがくると嫌でも話さないといけない。ちゃぶだい2つで一言も話さないケースってほぼなくて、“どちらから来たんですか”とか“どこでこのカフェのこと知ったんですか?”とか、うちのスタッフさんも話しかけますし、距離感が信頼関係につながっていくんですよね。この3つですごくやってよかった。」

西浦「コミュニティとして、すごいですね。」

吉満「予想以上でした。」

西浦「ちょっと憧れますね。場所を持つってリスクだし、固定で家賃が発生するし、そこに人つけないといけないし。出費が多いけど、それをちゃんと回せて得られるものや小さいからこそできるものもあって。横で仕事をしていて“コーヒー出すの忘れてた!”なんていうことも良しとするコミュニティって絶対センジュ出版のファンになるし、センジュ出版がつくる本を買いたいし、イベントにも来たい人ですよね。イベント来る人増えたんじゃないですか?」

吉満「そうなんですよ。税理士さんからのアドバイスで、平日9時から5時しかやってないけど夜しか行けない、週末しか行けない人がいるはずだから、お子さんも小さくて大変だろうけど、毎月1回夜にイベントをやってみてくださいって言われたんですよ。あと、出版って書籍作るのに百何十万かかっちゃうので、原価がかからないことといえば私が文章や編集のことを伝える講座を今年始めたんですけど、そこで出会う人がどんどんセンジュ出版の本を人に伝えてくださったり、プレゼントしてくださったりして、私が本の可能性を皆さんから教わってる感じ。」

西浦「そういう可能性をコミュニティを通して見ているわけですね。」

吉満「この距離感だからこそ皆さん、自分ごととして捉えてくださって。“今日私はこういう話をしました”って自分ごととして話してくださっていて。“聞いたんだけど”とか“らしいよ”ではなく、主体的に。」

西浦「僕は、出版プロデューサーっていう肩書でやっているんですが、著者と出版社との間には立っているものの、いかに読者とのコミュニケーションを僕が生むかが1つの課題だと思っていて。出版社を通して(読者とのコミュニケーションを)生むのは当たり前なので、その必要性を去年から考えだして、出版TIMESというサイトを作ったり、WEBラジオもそうですし、イベントやったり。」

吉満「大賛成ですよ!」

西浦「WEBラジオの話も、吉満さんが一番ほめてくださって。」

吉満「すごくいいと思った!声という想像力が膨らむ媒体でもあるし、ラジオって本に近いんですよ。」

西浦「僕も言葉だけで勝負する世界だから近いと思って。今まで、どこか効率を重視して考えすぎたかなって。狭いから少人数だからいいっていうのにグッときました。」

吉満「両方いいですね。私も27冊作っていた時は効率の鬼で、無駄が大嫌いだったから、この会社とカフェから毎日教わっている感じですよ。隙間と隙間に大事なものが見え隠れしているってお客さんが言ってくれたりするんですよ。私がやれることはそこだなって思っています。」

西浦「というわけで、すごく面白い話が聞けたので、センジュ出版が編集を手掛けた、映画「8年越しの花嫁 奇跡の実話」がいよいよ来週公開です!みんなで行きましょう!吉満さん4週間ありがとうございました!」

当番組へのご意見ご質問は、出版TIMESのfacebookページにて受け付けております。

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『8年越しの花嫁』編集者が震災を経て気づいた、地域コミュニティ作りの秘訣【コウジニシウラのおしゃべり出版ウラ表紙vol.24】

こんにちは!出版プロデューサーの白木です。 この記事は、著者から「ずっと笑ってるラジオ」と称された(笑)本でベ...

こんにちは!出版プロデューサーの白木です。

この記事は、著者から「ずっと笑ってるラジオ」と称された(笑)本でベストセラーを目指す人のための番組『コウジニシウラのおしゃべり出版ウラ表紙vol.23』の概要です。

出版プロデューサーの西浦とフリー作曲家のあるうらさんによるラジオ形式の番組ですので、移動中など気軽に聞いてみてください。今週も映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』の公開を記念して、センジュ出版代表吉満さんをスペシャルゲストにお迎えしております!

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生まれ変わったら衣紋掛けになりたい?吉満さん

西浦「どーも、『あすけん』始めました、出版プロデューサー西浦です。」

あるうら「どーもー、沖縄に行ったことないのに沖縄に詳しくなっているフリー作曲家あるうらです。」

吉満「生まれ変わったら、『衣紋掛け(えもんかけ)』になりたい編集者の吉満です。」

西浦「えもんかけ!?えもんかけってなんですか?」

吉満「えもんかけ知らないですか?ハンガーですよ。」

今回この掛け合いめっちゃ長いのでカット!!理由は放送で聴いてください(笑)

吉満さんの編集者としての経歴がスゴイ!

西浦「今週も引き続き、『8年越しの花嫁』公開記念なんですが、ぼちぼち吉満さんご本人のお話しを聞いていこうかと。初めてお会いしたのって何きっかけでしたっけ?」

吉満「恵比寿だったと思うんですけど。」

西浦「当時やっていた学生向けの就活ボランティアに来てもらったのは覚えてるんですけど。」

吉満「恵比寿で、書籍編集者さんやデザイナーさんが集まる会があって。」

西浦「あー!その時お会いした方と僕けっこう仕事していますね。あれはターニングポイントになった会でした。そう思うと(付き合い)けっこう古いですね。」

吉満「スターツ出版の名刺でお会いしてますよね。学生さんの前でお話したのもスターツの時ですから。」

西浦「2010年か2011年ですね。」

吉満「育休開けて復帰したのが2014年ですから、その頃に学生さん向けにお話しした気がしています。」

西浦「スターツ出版さんに勤めていて、独立されて、4か月だけフリーの期間を経てセンジュ出版を立ち上げたと思うのですが、そもそも編集者になった経緯をお聞きしたいのですが。」

吉満「学校卒業して22歳から今まで20年間編集者でしたね。」

西浦「最初はどちらに?」

吉満「高齢者施設、専門施設の雑誌の編集部にいまして、特別養護老人ホームの施設庁の取材ですとか、介護経験のあるタレントさんの取材に同行したりしていました。辞める直前に特集の記事を書かせてもらって、なんとなく雑誌が楽しくなってきていたのが1年目でしたね。」

西浦「1年で辞められた?」

吉満「理由があって、私の聞き分けのなさを露呈するエピソードなんですけど(笑)会社としては経験の浅い1年目の人を置いておくよりも、DTPを社内に置く頃だったので(古い話しですけど)、“DTPをあなたが学んでくれるなら社員にしてもいい”と言われまして。今思えばやっておけばよかった!と思うんですけど、強情女の悪い癖で、“編集者になりたくて入社したので辞めます”と言ってしまいました(笑)」

あるうら「1つ聞いていいですか?DTPとは?」

吉満「デスクトップパブリッシングというデスクトップ上で組版をしたりするもので、それまでは手書きで印刷所に指示をしていたんです。今それに近いのが、マンガの週刊誌とかは吹き出しの中にセリフを貼って入稿したり。「化石か!」っていう古い話なんですよ(笑)」

西浦「1年で辞めて、その後はどこに?」

吉満「風土社の『チルチンびと』という建築系の雑誌の編集者を募集していて、その中には経験者募集って書いてあって。経験あるわけないじゃないですか(笑)でもいい雰囲気の雑誌だし、ここに行きたいと思って応募したら、今でもよく覚えている社長の山下さんが“あなたの経験はDランクだけど、情熱はAランクです”って言ってくださったんですよ。」

西浦「『平均すると君はBの下だ!』みたいな(笑)」

吉満「いやいや平均しない(笑)中途半端だお前と(笑)」

吉満「それで、その社長さんが親しくしている社長を紹介してくれて、雑誌ではなく書籍だけど興味あれば行ってみてくださいと。中野に今でもある出版社で冬青社っていう良いフランス系写真集を出す日本の出版社っていわれるくらいの会社で、写真集作ったり、デヴィ夫人の本作ったりしてました。」

西浦「そこは何年くらい?」

吉満「2年くらい。辞めたきっかけが、写真をどうしても勉強したくて。美術写真集の会社なので、作家さんたちがとにかく格好よくて!立ち合いをすると、こんなにも黒一色を職人さんたちがこだわって刷るんだと思ったら、だんだん自分も撮りたくなって、“写真勉強したいんで会社辞めさせてください”って言ったんです。よくわかんないですよね(笑)」

西浦「仕事しながら勉強したっていいのに(笑)」

吉満「言われました(笑)1年は、夜間に写真の勉強しながら、フリーの編集もして、訪問看護師の機関紙の編集部で原稿書いたりもしていました。」

吉満「その後が青山の編集プロダクションですね。そこから小学館さんとか光文社さんとか、色々な出版社さんの雑誌、書籍、広告、WEB、ありとあらゆることをさせてもらって、今でもセンジュ出版に通じているものがあります。」

吉満「そのプロダクションの後が、スターツ出版で、その後が今のセンジュ出版です。」

西浦スターツ出版さんではケータイ小説を手掛けられていたんですよね。」

吉満「はい。」

西浦「毎回、畑違いですよね。」

吉満「そうですね。スターツに入るまでは、小説つまりフィクションは扱ったことがなくて、苦手だと思ってたんです。でも、ネット小説から創作の楽しさを知り、センジュ出版からはこれから小説がたくさん出る予定です。」

魂の叫び『センジュ出版から出すなら小説を書かせてください!』

西浦「小説って売れるとデカいですけど、実は一般的な実用書より売れないですよね。」

吉満「難しいですよね。」

西浦「普通の売り方が難しいというか。なぜそこをあえてやるんですか?」

吉満「何でって難しいですね。私から小説の依頼をするケースももちろんあるんですけど、この方と仕事がしたいという著者さんでそれまで小説を書いたことない方からみんな、『センジュ出版から出すのであれば、小説を書かせてください』って言われちゃうんですよ。新しいことをやって頂けるのは嬉しいし、これまでと同じジャンルであれば前の出版社さんの方がいいでしょうし『本当はこういうことがしたい!』って魂の叫びのようなこと言われると否定することは何もなくて。」

西浦「否定的なこと言うんですけど、小説って作り方が普通の本と違うじゃないですか。書けなくないか?と。一般的なビジネス書や美容健康の本だったら、レポートまとめられたり、セミナーテキスト書ければ編集者が直してあげられるんだけど。小説ってお話しなので、お話の原型って素人は出てこないし、僕は出せない。以前企画として作ろうと思ったんですけど、小説書いたことないと、小説風にはなっても全然面白くなかったり。小説って簡単に出せるものではないなと。どうですか?」

吉満「まだ原稿が来ていない方もいるので現時点では何とも言えないんですけど、本当は小説をずーっと出したかったっていう気持ちは伝わるのが1つ大前提ですよね。頼まれたから小説を書くという場合は、ご本人も苦しいと思うんです。2つ目には、著者が普段のSNSや人前で話される言葉の中に物語性が隠れているなって時があって、そこは大事にしています。」

あるうら「物語性って?」

吉満「わかりやすくいうと、白と黒、正義と悪、1+1=2がすごく好き、それがすべてと思っている方には小説は難しいと思います。“淡い部分”をどう大事にしていて、どうすくい上げていて、“こういうことが世の中まかり通っているけれど、反面これも世界では成り立っている”ということを認めたり受け入れたり、もっと言うと「それがあることを感じて」いたり、「わからない」と言えたり。私個人的にそういうことを感じる人は小説向いていると思います。」

西浦0と1の間を0.5って決めない人ってことですか?」

吉満「そうです、そうです。小説って答えが書いてあるものではないので。どちらかというと自分が思う答えはありながらも、読者が新しい答えをその本から滲み出すこともある。私が今まで創ってきたフィクションとは真逆なんですけど。そこが最近すごく面白くて、世の中全体が淡い重要性、人間性、豊かさを直感的に求めていると感じることが多くて。」

あるうら「すごく面白いのですが・・・残念ながら時間が!」

西浦「吉満さんって極端な人で、間の曖昧なところが自分にないように見えるから、その曖昧なところを他の人から小説として引き出せるんですかね。そこが、吉満さんらしいのかな。」

吉満「センジュ出版じゃなければ、小説は考えなかったですね。」

あるうら小説より奇なりの実話『8年越しの花嫁』が12月16日に公開されます!

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【webラジオ】『8年越しの花嫁』編集者が語る、小説家に向いている人【コウジニシウラのおしゃべり出版ウラ表紙vol.23】

こんにちは!出版プロデューサーの白木です。 この記事は、著者から「ずっと笑ってるラジオ」と称された(笑)本でベ...

こんにちは!出版プロデューサーの白木です。

この記事は、著者から「ずっと笑ってるラジオ」と称された(笑)本でベストセラーを目指す人のための番組『コウジニシウラのおしゃべり出版ウラ表紙vol.21』の概要です。

出版プロデューサーの西浦とフリー作曲家のあるうらさんによるラジオ形式の番組ですので、移動中など気軽に聞いてみてください。今週は映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』の公開を記念して、スペシャルゲストをお迎えしております!

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スマホ壊れた西浦さんと麻婆豆腐にハマるあるうらさん

西浦「どーもー、スマホがとうとう壊れました、出版プロデューサーの西浦です。」

あるうら「最近ようやく麻婆豆腐の美味しさに目覚めました、フリー作曲家あるうらです。」

西浦「よろしくお願いしまーす。」

あるうら「よろしくお願いします。」

西浦「辛い方が好きですか?甘い方が好きですか?」

あるうら「辛い方が好きです。陳麻家ってあるじゃないですか。」

西浦「陳麻家はウマい!」

あるうら「気づいたら、担々麺と麻婆豆腐のセットを頼んで全部食べて帰るという。」

西浦「半々セットとかあるでしょ。」

あるうら「ありますね。新宿で飲むって行ったら、最近は西新宿店でもっぱら飲んでますね(笑)」

西浦「安上り(笑)でも美味しいんですよね。」

あるうら「完全にホールと客の数が合ってないんですよね。」

西浦「まとめて最初に頼んでおかないと絶対にこないですよね。」

 

あるうら「えー、あれですよね、スマホが壊れた。」

西浦「スタジオ来る途中で渋谷経由で来るんですけど、調べものしようと思ってロック解除したら、もう、うんともすんとも。」

あるうら「携帯の充電がなくなったってことですか?」

西浦「バッテリーは元気なんですけど、iPhone5sっていう古いスマホで、アプリを動かしながらインターネットにつなぐと、ちょっと負荷かかっただけで仕事を拒否するんですよ。よくアプリが落ちたりするけど、電源ごと落ちて、起きないんですよ。」

あるうら「“お前嫌い、もう知らん”みたいな(笑)」

西浦「プイっみたいな感じで(笑)あるうらさんとの待ち合わせも全然できなくて。」

あるうら「あれキツかったですよ。」

携帯電話やスマホがない時代って本当にどうやって待ち合わせしていたんだろうか・・・と思いますよね~。
今週は素敵なゲストにお越し頂いています。

【スペシャルゲスト】センジュ出版吉満さん登場

西浦「ところであるうらさん、『8年越しの花嫁』っていう映画きいたことありますか?12月16日に松竹さんで配給になるやつなんですけど。」

あるうら「知ってますよ!今もっとも勢いのあるback numberが主題歌『瞬き』を提供している映画ですよね。」

西浦「主演の佐藤健さんや土屋太鳳さんから紹介するんではないんですね。さすがフリー作曲家ですね(笑)」

西浦12月16日公開の『8年越しの花嫁 奇跡の実話』という映画があり、これについて色々聞いてみたいと思いまして。この映画の原作、『8年越しの花嫁 キミの目が覚めたなら』の出版を担当された、株式会社センジュ出版代表取締役の吉満明子(よしみつ あきこ)さんを本日ゲストにお呼びしております。よろしくお願いします。(拍手)」

吉満「365日声が酒やけの編集者センジュ出版代表の吉満です。」

西浦「確かに、初めて会った時からずっと酒やけです(笑)」

吉満「アルコールが抜けてはいるんですけど(笑)」

西浦「のどにアルコールが常駐してるんですね(笑)今週から4週間続けて、吉満さんをゲストにお話し伺っていこうと思います。題して、“映画『8年越しの花嫁 奇跡の実話』公開直前記念!見どころ映画化の経緯を聞いちゃおうスペシャル!”ということでやっていこうと思います。」

『8年越しの花嫁』のあらすじ

西浦「映画になった『8年越しの花嫁』というのがどういうお話しなのかというのを吉満さんに聞いていこうかなと。僕は原作を読んだのですが、あるうらさんは読んでないということで、あるうらさん目線で聞いていこうかと。」

あるうら「僕は、ネットと動画である程度のあらすじは読んでます。昔、奇跡体験アンビリバボーで特集されたというのは見ました。一言で言うと、見てないし、読んでないのに、今日電車で泣きました(笑)

西浦「なんで!?(笑)もう設定にやられたと。サブタイトルが、『キミの目が覚めたなら』なんですよね。」

あるうら「覚めたならっていうか、覚めてからもやん!っていうね」

西浦「そうなんですよね~。説明するとどういうお話しになるんですか?」

吉満「岡山に実在するカップルが結婚を考え、彼氏がプロポーズしてわずか数週間後に彼女が意識不明で倒れてしまいます。それから2年弱、自発的な呼吸も取れず病院で寝たきり。フィアンセは出社前に見舞って、家族ともども奇跡を信じていました。その後、手術が成功して目が覚めるんですが、パチって目が開いて感動的なシーンになるのかと思いますが、生まれたての赤ちゃんが宙を見て全く焦点が合わないような目の覚め方になっているんです。」

西浦「そこなんですよね。今まで見たお話しと違うところ。恋人や大事な人が植物状態になってしまい、奇跡的にパッと目覚めて抱き合うとかが多い中で、『赤ちゃん返り』状態から、そもそも『意志を持つ』というところから始まるのは珍しいですよね。」

吉満「病の発症のきっかけとなった病気が、脳細胞を刺激してしまったんですよね。家族も思ってもみない目覚め方だったので、この先どうなっていくんだろうと。彼女が倒れてから目覚めるまでの回復の過程に寄り添う家族の物語ですが、それ以上に目を開けた後が相当大変だったと思います。」

吉満「お医者様からの情報として何年たったらこうなるという指針も示されず、毎日見守っていく中で赤ちゃんが大人になる5倍くらいのスピードで、声を発したり、視線が合って、身振り手振り、文字を書けたり。寝たきりが長かったので足の筋肉が衰えてしまったので、リハビリは苦労されたようです。」

あまり内容を話してしまうとネタバレになってしまうので、ぜひ映画を見て、原作を読んで確かめてください!

タイトルはどのようにつけたのか?

西浦「ちなみに、このタイトルはどなたが?」

吉満「お二人の結婚式の様子を撮影されたテイクアンドギヴ・ニーズさんが、動画につけたタイトルがこれだったと思います。」

西浦「うまいなー。」

吉満「既にこのタイトルが広がっていたので、そのまま拝借しました。」

西浦「『キミの目が覚めたなら』も、うまいなーと思いました。」

吉満「嬉しいです。」

西浦「これは吉満さんがつけたんですか?」

吉満「そうです、私が考えました。」

西浦「『8年越しの花嫁』だけだとなんでかわからない。ものすごい遠距離恋愛かもしれないですしね(笑)」

映画化されるに至った経緯

西浦「映画化原作を手掛けるっていうのは出版業界では、一つの夢だと思うのでお聞きしたいなと思うのですが」

吉満「動画を2015年にテイクアンドギヴ・ニーズさんがアップしたのを見た瞬間に、“これは映画になるな”と直感的に思ったんです。親しくしていた出版社さんに連絡を入れると同時にテイクアンドギヴ・ニーズの創業者の方が知人だったので、直接アポイントを取って「話題になっていらっしゃるので、できれば本にさせて頂きたいので、連絡とって頂けませんか」と本社から岡山に連絡がされ、スムーズにいきました。」

西浦「たまたま創業者の方とお知り合いだったんですね。動画をキャッチしたっていうのがすごいなと思って。例えば、STORYS.JPで連載されていて売れたのが『ビリギャル』、連載公開と同時に一気に話題になってすぐ書籍化持ち込んだって聞きました。動画やWEB上で話題になったものが映像化されるってことがけっこうあるってことなんですよね。」

吉満「そうですね、私もこの本が映画化されるまではWEB小説を紙にする仕事をしていたので、事前にたくさんの方が読んでいてネット上で話題になっているものを書籍にすると、どう跳ねていくかを体感としてわかっていました。既に動画のビュー数も増えていて、コメントを読んでも、若い方たちが“本当に泣いた”って書いてあったり、海外の方のコメントもあって、これは絶対だなと思いました。活字になる前に動画としてあるのはすごくプロモーションとしてもマーケティングとしてもありがたいなと思います。」

西浦「やっぱり『動画』っていうのは大きいですか?」

吉満「そうですね。本1冊お渡しして“この本いいんです、読んでください!”と言ってもちろん読んでくださる方いますけど、渡したその時にあらすじをお伝えするワンクッションが必要ですよね。多くの情報に触れているこの時代にあの動画は、本でいうと4ページ使うところが2秒で終わる。情報を伝えるのに最適だなと思いますが、何よりも動画にマッチした『実話の物語』というところがピンときました。」

西浦「マッチしたとは具体的には?」

吉満「『花嫁』とか誰にとっても身近な話題ですよね。これが、医学の難しいお話しだったらまた違ったと思います。恋人やフィアンセも身近ですし、何より生きている、ハッピーエンドなのが励みになりました。実話で世の中こういうことが起きているということに背中を押されました。」

西浦「シェアしたい動画だったんですね。」

吉満ウェディング姿で美しいですしね。」

西浦美しいし、なじみがある話しだし、ハッピーエンドで終わっていてシェアしやすい。参考になる話題ですね。」

次週もお楽しみに!涙腺崩壊の実話特別映像はこちら…(´;ω;`)ブワッ

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【webラジオ】「感動『8年越しの花嫁 奇跡の実話』映画化までの原作裏話」コウジニシウラのおしゃべり出版ウラ表紙vol.21

こんにちは!出版プロデューサーの白木です。 この記事は、著者から「ずっと笑ってるラジオ」と称された(笑)本でベ...