厳しさ

※この記事は2017年7月27日に修正されました。

出版プロデューサーの西浦です。

2010年2月にフリーランスとして独立して、約7年が経ちました。フリーランスとして独立したい、独立したてでいろいろ模索中の方向けに、自分自身の振り返りも兼ねて、僕が『1年目のときに知りたかったなぁ』と感じた、フリーランスで成功するためのコツや考え方を書いてみました。記事はコチラ

そしたらすごく反響をいただいてとても嬉しかったので、書ききれなかったことから「独立して1年以内に気を付けるべき落とし穴」について抜き出してみました。前の記事がオフェンス&順調に成長する方法なら、今回はディフェンス&生き残る方法です!

口約束は全部社交辞令と心得る

『独立するんです』ということを伝えると、「いいじゃん、一緒に何かしようよ」とか「こんど、仕事お願いしていい?」という話があったりします。皆さん悪気はないのですが基本的に社交辞令だと思っておきましょう。僕もたくさんありました、それこそ言った側は次の日には忘れてるのでしょうが、言われた側は何年も覚えてるものなんですよね。「何かしようよ」の「何か」は自分から提案しないと生まれません。相手の立場になればわかると思うのですが、「実績ゼロのフリーランスに仕事を発注するリスク」を簡単に会社が許容してくれるでしょうか?大変なんですよ、仕事通すのは、たぶん。言ってくれたのが会社の代表者とかなら可能性があるかもしれません。

変態おやじのおいしい話に近寄らない

若い女性がフリーランスとして独立すると、仕事と引き換えにそういう関係を要求されることがあります。最初から露骨に言ってくることはあんまりないそうですが、実際に被害に遭った方を何人か知っているので、おいしすぎる話は注意した方が良いかもしれません。打ち合わせ場所がホテルで、そのまま部屋に連れて行こうとしたり、もっとはっきり「この仕事を毎月いくらで発注するけど、それはそういうことも含めてだから」と言われたりとか。知らないだけで男女逆パターンもあるかもしれません。こういうことがあると変なトラウマを持つことになるので、君子危うきに近寄らずの精神で避けた方が無難です。割り切る人もいるのかもしれませんが、自己責任で。

人と会っただけで仕事した気にならない

人と会って話をしただけで『今日も働いたぜ!』と思いがちですが、それはあくまで「情報交換」であったり、ただの「顔合わせ」です。誰かの役に立ってお金をもらわないと仕事をしたとは言えません。厳密に言えば、仕事として始まっても『やっぱりあの話、ナシで』が言える段階では会議やヒアリングも「仕事の準備」であって、「仕事」ではないと思っていた方が良いです。厳しいかもしれませんが、特に余裕資金が小さい段階では、まず生活費を稼ぐ必要があるわけで、「仕事になってない!」と厳しく自己評価しましょう。ある程度余裕が出てくれば、その辺はおおらかに構えていた方がむしろ良いです。すぐお金や仕事に結びつけようとすると小さい仕事になりがちです。(実際にサービスを提供したら、請求書を発行するなりちゃんとキャッシュフローを発生させるのは必要ですよ!)

法律と会計のプロは必ず捕まえておく

資金に余裕がない段階ではなかなか難しいですが、なるべく早い段階で法律と会計のプロと関係性をつくりましょう。このときは値段の安さではなく、考え方が近い人を選ぶのが吉です。儲けるのがいちばん!という人と、社会貢献こそ生きる意味!みたいな人だと価値観が合わなそうじゃないですか。会社やビジネスについての考え方が根本的に違っていると一緒にやっていくのはつらいです。僕はどちらも専門家に助けていただいていますが、どちらのプロと話していても「僕のしたいことは何か」が大切で、それに合う会計制度や契約書を作成してくださいます。やりたいことをするには〇〇が足りないのでは?というようなアドバイスもいただけたりしますよ、『今はそれでいいけど数年後にはこうした方が良い』というような。これは専門分野からのアドバイスでもあるのですが、もう一つ彼ら士業は多くの経営者の顧問になっているので「リアルな事例」をたくさん持っているんです。もちろん守秘義務があるから実名は出ませんが、必要な部分を抜き出して教えてくれるので良いアドバイザーになってくれます。

人を「役立つかどうか」で判断しない

「自分はそんなことするわけない」と思うでしょう、うん僕もそう思います。でも「貧すれば鈍する」と言うように、お金が無いと本当に考え方もさもしくなったりします。5,000円払って、その会に参加して、いくら回収できるのか?のように考えてしまうのです。嫌ですね~、でも本当に恥ずかしいのですが、僕も1回だけ、本当に厳しい時期にその理由で飲み会断ったことがあります。

「カネにならない話は興味ない、ギブアンドテイクできない関係はいらない」というような考えを「プロ意識」のように思っている人もいます。でも周りからは「余裕のないやつ」と映ることもあるし、「儲かってないんだろうなぁ」「仕事できないんだろうなぁ」と思われてることも多いです。互いに気を付けましょう。

趣味の会をやめない

フリーランスになったときは「経営者として!フリーランサーとして!」と気合いが入って、同じ経営者やフリーの方、仕事関係者とばかり集まりがちです。でもそういうときこそ「趣味の会」を続けるか、はじめるかして、とにかく「利害関係のない友人」を増やしてください。そういう場で出会った人たちはビジネス上の志向や立場ではなく、趣味の世界での志向や立場で出会えますから非常に貴重なのです。実はその道の第一人者という方が、趣味の会の仲間でいろいろ教えてあげてたりとか。そういった場で出会って、関係を築いてから一緒に何か始めると、交流会などで名刺交換した人たちより面白い仕事になったりします。少なくとも「いつもの仕事」とは少し異質なものになるので、何か得るものがあります。フリーランスはオンとオフを切り替えるタイミングがないので、そういう場を意識して持つだけで大きなリフレッシュになりますよ。

振り込まれるまでその売上はカウントしない

資金繰りなどを考えて、売上の予想を立てるとき「見込み」の売上をカウントします。けど、その際「振り込まれるまで、そのお金はどうなるかわからない」という心の準備をしておきましょう。こちらの予想が甘いだけの時もあれば、やむを得ない事情、理不尽な理由などあらゆる原因で売上は入金されなかったりします(涙)。しかもそういう場合、何かめんどうなトラブルと一緒にやってきますから大変です。無いお金はカウントしない。これはけっこう重要な考え方です。

貯金は100万切ったら精神的にくる

現金は多いほど良いです、間違いない。独立当初は、退職金が振り込まれて一時的にお金が増えます。そこから徐々に減っていくのですが、しばらくは「人生最高貯金額」状態だったりするので意外と余裕なんです。そこから少しずつ減っていき、個人差はありますが100万円を切るとかなり「やばい!」となります。精神的に影響が出て、そのまま体も何かの影響を受けたりします。人によりますが僕は舌の裏側に血のかたまりができました(涙)それが腫れて、前歯にあたって痛いんです。たまに割れて中から・・・(自主規制)。そうならないように資金管理はしっかりしましょう。

ちなみにある程度資金に余裕が出たら、自分の性格に合わせて複数の口座に分けるか、一つの口座に集めるか選びましょう。どういうことかというと、通帳の金額で精神的にも肉体的にも影響を受けるので、逆にそれを利用してモチベーションを上げたり、心を落ち着かせたりもできるんです。通帳を複数に分け各口座の残額をパッと見、少なくして危機感を持つか、逆に一つの口座にある程度の額を溜めて精神安定剤とするかはあなたの好みにお任せします。「小さい額がたくさんあると使っちゃう、大きな額だと使うのもったいなくて節約できる」人もいますし「小さい額だと焦って、頑張れる。大きな額があると油断しちゃう」派の僕もいます。まさに個人の好みで分けてください。

最初の資金のうち、何パーセントを投資に使い回収できるか

独立直後の軍資金、何に使いますか?300万円あるとして、毎月20万円を生活費に使って15か月をフリーランスのリミットとしますか?そういう思考の人は多いですが、これは100万円切るまでにキャッシュフローが黒にならなかったら、おそらく復活できません。僕のおすすめは、資金の潤沢な初期に何パーセントかを投資に回すことです。投資と言っても株とかでなくて、勉強でもいいし、何かの団体に参加しても良いです。とにかく「かけたお金を、後から回収してプラスにできる」と思えるものに投資するんです。これは自己資金が底を突きかけてからでは、精神的に踏み出せません。初期のころに手を打っておかないと、後からはやりづらいです。僕は経営塾に参加して、通年で100万円くらい使いました。自己資金の30%だったのでかなり勇気がいりましたが、その分「ここで何か掴まないと後がない」と本気で取り組めました。おかげで経営者としての師匠と呼べる方に出合え、投資金額も1年も経たずに回収できました。僕の器では100万円でしたが、金額の大小よりも「これで、事業を大きくする!」という見込みをつけることが大切なのだと思います。

というわけで、フリーランスとして僕らと一緒に、出版プロデューサーをはじめてみませんか?

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増刷率90% 平均部数48,000部の出版プロデューサー。

奈良県出身 同志社大学卒業後、学習研究社(現・学研ホールディングス)入社。書店促進部を経て、一般書販売課へ配属。2つの編集部を担当し、年間最大400冊のマーケティングを担当。膨大な点数を扱いつつ、新人著者の売り伸ばしや仕掛け販売に注力。上原愛加のプリンセスレッスン(シリーズ100万部突破)などの売り伸ばしに成功する。その後、出版プロデューサーとして2010年に独立。

『血流がすべて解決する』(22万部)『奇跡の営業』(6.3万部)など主にデビュー作をプロデュースし、ベストセラーへと導く。

業界では数少ない、出版社マーケティング部出身の出版プロデューサー。

フリーランスで独立して1年以内にはまりがちな落とし穴

※この記事は2017年7月27日に修正されました。 出版プロデューサーの西浦です。 2010年2月にフリーラン...

(本記事は2017年7月27日に修正されました)

出版プロデューサーの西浦です。

2010年2月にフリーランスとして独立して、約7年が経ちました。貯金が100万円を切って、舌の裏に血のかたまりができたりした時期もあったけど(完全に精神的にキてた・笑)おかげさまで、今では結婚して家族を食わしていけるくらいの収入を得られるようになりました。これは多くの方に助けていただいたり、運の要素も当然あるのですが、実体験から「そういうことか!」と学んできたことがあります。

独立当初って「今やってることは未来につながるのか?他に優先順位の高いものがあるんじゃないか?」と迷ったり、怖くなってしまう瞬間がありますよね。僕もそうでした。

そういう迷いは仕事の精度を著しく落とすし、恐れは精神を不安定にさせて視野が狭くなります。僕みたいに舌の裏に血のかたまりできるような体験を他の人にして欲しくないので、良かったら参考にしてやってください。マジで痛かったです、舌が。手術跡もまだあるしこういう暗黒期は早く抜け出さないと、フリーランスとしてやっていけなくなってしまうから本当に切実に。

7年間やって分かったことのうち「1年目のときに知りたかったなぁ』と感じた、フリーランスで成功するためのコツや考え方を書いてみました。わりとガチでビジネスモデルに関してもりもりと。値付けや商品ラインナップの考え方とかも、フリーと企業ではやるべきこと違うと思うので。。。「早期にビジネスを安定させる」という視点でまとめてあります。

この記事は

  • フリーランスとして独立したい方
  • 独立したてでいろいろ模索中の方
  • フリーランスでやってるが正直、下請けで全然自由がない・・・という方

のお役に立つ内容となっています。

ちなみにこの記事は「オフェンス&順調に成長する方法」ですが、「ディフェンス&生き残る方法」についてまとめた記事はコチラです!

仕事はもらわない

これがいきなり陥りがちな罠なので、はまらないように注意しましょう。独立直後にご祝儀的にお仕事を頂ける場合は非常にありがたく、実績作りにもなるので引き受けてOKです。実績作りという意味ではなんなら無料で受けてもいいのです。

問題はそれ以後で、継続的・長期的な仕事を安価で請け負ってしまうことです。こうなるとスケジュール的にその会社の仕事しかできなくなったり、安定収入のあることが油断につながり、自分のビジネスを構築できなくなります。

そして一番痛いのは「価格決定権が自分にないと下請けになってしまう」ことです。フリーランスでは、自分の単価を自分で決められるかどうかが生命線となります。キュレーションサイトが炎上していましたが、そのライターさんたちは1記事500~1,500円程度で仕事を発注されてました。これではフリーランスとして自由な時間と場所で成果をあげるというよりは、下請けなんですよね。立場が弱いから自分の時間や力を買い叩かれている。自分のビジネスを構築するまでのしのぎとか、そういう理由があるとき以外は仕事をもらってはいけません。仕事は価格も含めてこちらから提案しましょう。

ブランディングの前に商品・サービスを用意する

さて独立!となってとりあえずはじめがちなのがブランディング目的のSNSです。具体的にはブログやfacebookでしょうか。高校3年生の夏休みになって予備校の夏期講習に参加したものの何から手を付けていいかわからず、とりあえず「ターゲット」開いて英単語勉強するような・・・笑。フリーランスも受験も同じで、やるべきことよりやりやすいことから手を付けがちなんですね。

まずはあなたの商品やサービスをつくり、それを売ればいくら入るというキャッシュポイントを作りましょう。自分がどれだけブランド化されても売るものがなければお金にならないし、提供する価値がないのに有名になっても本当の意味でブランドとは呼べません。

メリットの違う複数の商品ラインを持つ

商品・サービスを開発するときは一つだけでなくて、複数のラインを持つと早期にビジネスが安定します。「仕事はもらわない」のところで書いたように低価格の商品だけではジリ貧です。

フリーランスは必ず「高価格帯」のサービスを開発しましょう。他に継続型、権利型というようにメリットの違う商品を持つとどんな状況にも対応できる強いフリーランスになれます。

  • 「高価格帯」は利益率・費用対効果が高く利益頭としてあなたに時間的余裕をもたらします。
  • 「継続型」はたとえ安価でも毎月、毎年かたい売上をもたらします。予想できる売上というのは本当に精神的な安定をもたらし、その価値は特にフリーランスに対して大きいです。積み上げていくイメージが湧きますしね。
  • 「権利型」はしくみの構築を必要としますし、基本は微々たる額のものですがひょっとしたら個人ではとうてい届かないような額の売上が手に入ることも。こういう商品は夢がありますよね。

一つの商品、一つの取引先に頼っているとそれがダメになったときにあなたもダメになります。高価格帯が売れなくなっても継続型が最低ラインとして壁になるし、権利型が一発逆転をもたらすかもしれません。強いフリーランスになるために複数タイプの商品ラインを持ちましょう。

精度の低い安価なサービスをラインナップさせない

フリーランスは「どんなサービスにも100%全力を注ぐ」以外の選択肢はありえないのです。半額だから半分のエネルギーでやれるかというと現実には難しい。なにより50%のデキのものが「実力」と判断されてクチコミされることが怖いです。つねに100%のモノのみを、自分の商品・サービスとしてラインナップさせましょう。

ただし「明確な違い」によって安価なサービスを提供するのは大丈夫です。

  • 税理士さんのように毎月打ち合わせするか、期末に決算するだけかのような「頻度の違い」
  • コンサル業のように、直接1対1のコンサルか、複数対面か、オンラインのみかというような「距離の違い」

などですね。もちろん安価で中身の詰まったサービスであればお客様が喜んでくれるのは言うまでもありません。

実績・数値を積み重ね、常に見せる

クライアントも人の子ですから「人としての好意」「一緒にいて楽しいか」といった感情面でサービスや商品を選ぶ場面はあります。

ですが、数値や実績といった価値を論理的に説明しないと「プロとしての信頼感」「周りを説得する材料」が伝わりません。

紹介も感情が動いたときに生まれますが、そのときに伝わるのは言語化されていることだけです。

あなたの実績や数値を積み重ねていき、webや名刺などで常にクライアントが確認できるようにしてあげましょう。

サービスは明確な計算式で価格を決定する

いろんなビジネスで「値付けが一番難しい」と言われています。競合や代替商品とのバランス、ビジネスモデルにブランド価値・・・確かに難しいです。特にフリーランスの多くは自分が商品だったりするので、厳密な意味での原価を算出できません。

だからこそ「明確な計算式」をつくって価格を決定し、自分で自分を守りましょう。「明確な計算式」がないと、競合が増えて値崩れした時に価格を維持する理由を打ち出せず、ビジネスそのものが成り立たなくなるからです。

「明確な計算式」ですが、僕の場合は自分のプロデュース料について「著者に支払われる印税」をベースに計算しています。webライターであれば「記事のpv数」などでその価値を測れます。価格を左右するポイント(=KPIとなる)とクライアントが重視するポイントがズレないように注意しましょう。上記の例では印税額やPVがKPIになるわけですね。

フリーランスの初期は「何を優先すべきか」迷いがちですが、計算式をつくることでKPIが設定でき、KPIを上げる方向へ意識と時間を投入できるようになります。結果的に早期にサービスの質を高めることになり、クライアントも喜んでくれ、あなたのビジネスがより強化される、効果的な経営手法です。

また高価格帯への進出もやりやすくなります。高額サービスの販売は精神的なハードルが高いのですが、計算式という理由があると越えやすいのです。クライアントは高いか安いかではなく、値付けに納得していないとこちらに不信感を抱きます。計算式があれば透明性を確保でき、買うかどうかはさておき、納得はしてもらえます。要は「なんで高いの?なんで安いの?」に対する回答を用意しましょうということですね。

ビジネスモデル以前にクライアントモデルを探す

ここまでビジネス構築に関することを書いてきましたが一番大事なのは「クライアントモデル」を探すことです。誰がいくら払うのかわからないビジネスはダメ。独立前後のフリーランスが考えているビジネスプランって「実際にお金を払っている人」の話を聞いていないことがすごく多いです。

重要なのは「お金を払っている人」の話を聞くことで「そういうのがあれば絶対買うよ~」という人ではありません。いざ商品を目の前にすると買わない人が多いからです、本当に欲しい人は代わりの商品をすでに買っています。

「買うよ」「欲しい」と言う人と

「買ってる」「持ってる」人の差はめちゃくちゃ大きいです

その意味でフリーランスになる前に携わったことのある業界は非常にやりやすいですね。すでに購入しているクライアントのモデルを何名も知っているからです。複数のクライアントをクラスター分けして、「モデル」となる方を早い段階で見つけましょう。

BtoCにしろBtoBにしろ「どういった動機で」「どんな結果を求めて」「いくら出すのか」を徹底的に調査して自分のビジネスモデルと合致する人をみつけましょう。その人が最初のお客様です。その方にはお試し価格や、なんなら無料でもいいので、サービスを提供して実績をつくりましょう。ユーザーの声や、次の見込み客の紹介をお願いするのを忘れずに。

なお、クライアントモデルはあなたの「フリーランスとしてのレベル」があがれば、変化することもあります。


フリーランスになったものの「これじゃ、フリー(自由)じゃなくて、下請けじゃないか!」と感じる人は多いです。フリーになった以上は何か「思い」や、「大事にしたいこと」があったはずです。それがいつの間にか生活のために、「思い」も「大事にしたいこと」も忘れて仕事だけをするようになっていきます。だってお金がないと、やりたいことをやる余裕もありませんからね。

だからお金のために「思い」「価値観」を犠牲にすることなく、フリーランスとして生きていくための戦略・考え方を書きました。このやり方にとらわれて「思い」の部分を忘れては本末転倒なので、そこは気を付けてください。「思い」だけでも、「お金」だけでもフリーランスとしては生きていけません。

なるべく早くビジネスの基盤を安定させて、フリーランス暗黒期を乗り越えましょう。フリーランスは楽しいですよ。

本記事の続編↓

フリーランスで独立して1年以内にはまりがちな落とし穴

 

フリーランスとして僕らと一緒に、出版プロデューサーをはじめてみませんか?

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入門・弟子入りについて

本の出版をお考えの方へ

増刷率90% 平均部数48,000部の出版プロデューサー。

奈良県出身 同志社大学卒業後、学習研究社(現・学研ホールディングス)入社。書店促進部を経て、一般書販売課へ配属。2つの編集部を担当し、年間最大400冊のマーケティングを担当。膨大な点数を扱いつつ、新人著者の売り伸ばしや仕掛け販売に注力。上原愛加のプリンセスレッスン(シリーズ100万部突破)などの売り伸ばしに成功する。その後、出版プロデューサーとして2010年に独立。

『血流がすべて解決する』(22万部)『奇跡の営業』(6.3万部)など主にデビュー作をプロデュースし、ベストセラーへと導く。

業界では数少ない、出版社マーケティング部出身の出版プロデューサー。

7年やってわかった、食えるフリーランスになる方法

(本記事は2017年7月27日に修正されました) 出版プロデューサーの西浦です。 2010年2月にフリーランス...

西浦です。

起業当時からお世話になっている、中井先生に誘われ飲んできました。

 

中井先生は経営塾を主宰されていて、僕は2010~2011年ごろに受講しました。

飲みの席には他にも3名の元受講生がいて、みんなで楽しく飲みました。

(みんな期は違うけど顔見知り)

 

先生は次の予定があるということで、二次会には行かれず、元受講生4人だけで飲み直しました。

 

そこで話したことのちょっとしたメモです。

「ああ、なんかいい話だなぁ」と思ったので、忘れない内に書きます。

 

厳しくとも嫌いにはならない

4人の中で一番先生と付き合いの長い桑名さんが「僕がいちばん怒られたと思うけど、怒られてもいちばん平気な自信がある」と言ってました。

なにその自慢?と笑いながら聞いてたんですけど、その理由が面白かった。

 

たとえば先生は時間に厳しいし、スジの通らないことをすごく怒ります。

僕もその日、電車遅延で5分くらい遅れて到着したのですが、内心焦ってました。

それについて怒られなかったのでホっとしてましたけど。

 

で、桑名さんですが、先輩に向かってこういうこと書くのも失礼なんだけど、わりといい加減というか、本当にいい加減です(笑)

人としては大好きなんですけど、一緒にスタッフをしたことのある人なんかは「仕事増えるから桑名さんとやりたくない!」というような方なんですね。

 

この桑名さんは先生との付き合いも長く、それはそれは怒られてきたそうなのです。

そうしてる内に「怒られて、嫌になっちゃって、離れたことが2回くらいある」そうです。

これは初耳で、驚きました。

 

怒られたので嫌になったから離れていくって、なんて根性のない教え子なんだろう(笑)と思ったのですが、それでも今こうして一緒に飲んでます。

つまり先生の所に戻ってきてるんですね、しかも二回も。そんな出戻り生徒良く受け入れたなと思いません?

 
桑名さん曰く、

「中井先生は怒るんだけど、その1回で終わり、後に引きずらない。絶対に人のことを嫌いにならないんだよね。」

だそうです。

一度、先生に怒られたときに「わかりました、でも先生、次から頑張ればいいんですよね?」と聞いたら、

「うん、そやで」と言われたそうで、そこからすごく楽になったというか、安心したと言ってました。

 

信じて待つのに必要なこと

「嫌いにならない」って最強ですよね。

僕はどうしても好き嫌いは出てしまうし・・・

特に長く付き合うと、相手の良い部分も見える代わりに、悪い部分も見えて来るじゃないですか。

そうなると嫌になっちゃうことも多いんですよね。「ああ、結局こういう人間なのか」とか。

 

そういうときは、と桑名さんにアドバイスしてもらったのが「信じて待つ」スタンスです。

ジェームス・スキナーから聞いたことを又聞きしたそうなので、伝言ゲーム具合が甚だしいですが。。。

 

相手に不義理をされたり、失礼なことをされても「信じて待つ」ってけっこうな「信頼」を必要としますよね。

一緒に飲んでいた一人は、飲食業のオーナーさんなのですが、ある日店に来たら、誰も出社してなかったことがあったそうです。

 

不満や反発があるからみんなで相談して一斉に辞めたんですね。

辞める手続きもしてないからもはや失踪ですけど、そういうことが出来てしまう人が世の中にはいます。

 

そういう風に考えると、ひょっとしてすごいのは信じて待ってる先生じゃなくて、

信じて待たれてる、僕らなのでは?と気づきました。

ここで自分ホメるの!?って思った方、ちょっと待ってください。

どうかもうちょっとだけ聞いてください。

 

先生が帰った後、教え子だけで二次会をしてて、一切先生の悪口が出ない。

それどころか先生のすごい所に気づいて、話し合う教え子ってすごいなと思ったんです。

 

別に悪口言ってやるぜ・・・!とか思ってなかったですけど、なんとなくのパターンで、こういうときは悪口大会になるんじゃないかと、無意識的に予想してたんです。

 

そしたら「先生は実業やってきたひとだから、言葉に実感こもってるよね」など、良いところを探してるんですね。

きっと僕らは不満があっても突然失踪したりしない側の人間なのではないかと思います。

 

 

中井先生の経営塾は入るときに審査のようなものがあって、誰でも入れるわけではないのです。

そのときに自分が選んだ教え子で「彼らならわかる」「打って響く人間だ」って思ってるから、

信じて待つことができるのかもしれませんね。

 

 

信じて待っててくれる先生がすごいのはもちろんだけど、

信じられる人を選べるということも、すごい能力なんですね。

 


怒られたりするのはみんなたぶん嫌なんだけど、それは正しいから嫌なんだろうなと思います。

だってとんちんかんなことで怒られたら、たぶん笑ってしまうか、あきれ返るだけなので、

「嫌だな」と感じるのはやはり痛いところを突かれるからだと思います。

 

だから厳しいことを言うときは、相手をちゃんと見て「信じて待つ」ことができる相手かどうか見極めて、付き合って行くという姿勢も大事だと思いました。

 

そして、一回自分が信じた以上は最後まで「信じて待つ」ことができる人間になりたいなーみたいなことを、

4人で飲み直しながら思いました。

 

増刷率90% 平均部数48,000部の出版プロデューサー。

奈良県出身 同志社大学卒業後、学習研究社(現・学研ホールディングス)入社。書店促進部を経て、一般書販売課へ配属。2つの編集部を担当し、年間最大400冊のマーケティングを担当。膨大な点数を扱いつつ、新人著者の売り伸ばしや仕掛け販売に注力。上原愛加のプリンセスレッスン(シリーズ100万部突破)などの売り伸ばしに成功する。その後、出版プロデューサーとして2010年に独立。

『血流がすべて解決する』(22万部)『奇跡の営業』(6.3万部)など主にデビュー作をプロデュースし、ベストセラーへと導く。

業界では数少ない、出版社マーケティング部出身の出版プロデューサー。

師匠が帰った後、教え子たちが二次会で話したこと

西浦です。 起業当時からお世話になっている、中井先生に誘われ飲んできました。   中井先生は経営塾を...