出版したい

こんにちは!出版プロデューサーの白木です。

この記事は、著者から「ずっと笑ってるラジオ」と称された(笑)本でベストセラーを目指す人のための番組『コウジニシウラのおしゃべり出版ウラ表紙vol.19』の概要です。

出版プロデューサーの西浦とフリー作曲家のあるうらさんによるラジオ形式の番組ですので、移動中など気軽に聞いてみてください。

当サイトとfacebookページの双方で配信していきます。(内容は同じものです)

ご視聴は ↓ からどうぞ!

西浦「どーもー、娘が壁に向かってパパ~といいます、出版プロデューサー西浦です。」

あるうら「どもー、奈良県のミシュラン一つ星のお蕎麦屋さんに行ってきました、フリー作曲家のあるうらです。」

西浦&あるうら「よろしくお願いしまーす。」

西浦「一つ星。なんていうお店ですか?」

あるうら「名前はわからないです。『菖蒲池』って駅があって、奈良から関西行く電車で2-3駅なんで近いんですけど。駅から歩いて10分くらい歩くと、忽然と1件お蕎麦屋さんが出てきて、見た感じお高く留まっていない庶民的な感じなんですよ。」

あるうら「最初は飲みに行ってて、一品料理も美味しいんです。最後のお蕎麦のワサビを自分でするっていうスタイルの店です。」

西浦「そういうワサビってあんまり辛くなくていい塩梅なんですよね~。」

あるうら「大学の友達6人くらいでいっていまして、5人がざるそば(せいろ)頼んで、1人がとろろ付きを頼んだんですよ。とろろが別の器で出てきたので、“みんなで分けたらいいやん”って言ってとろろを分けてくれたんですけど、その日急に「僕、最近口臭いんだ」って言いだして(笑)そういえばコンビニでブレスケア買ってたなと。」

あるうら「しかも、とろろ混ぜる時に「最近、歯ブラシ茶色いねん」って言いだして、(心の声で)えーーーーやめてやーって(笑)」

西浦「そんな人がシェアしようとしたわけですね(笑)」

あるうら「みんな一応食べるけど。みんなとろろ好きやってんけど。ん~…みたいな(笑)」

西浦「汚い話しをするな(笑)」

あるうら「お食事中の方、失礼いたしました。」

あるうら「あなたはいつから壁になったんでしょうか?(笑)」

西浦「娘まだ1歳3か月で、『パパ』という言葉を『人が反応する言葉』くらいに思ってるんですよね。この前は・・・」

嬢さんのパパ発言がめっちゃくちゃ可愛いですよー♪続きはラジオでのお楽しみ!

ブログが本になるまでの流れ

あるうら「少し前の話になってしまうのですが、『神様とのおしゃべり』という本が20万部を越えていて、スピリチュアルの定番みたいになっているというお話しでした。これってもともとブログをやっている方を出版社の岸田さんが見つけて、本を出そうとなったとお聞きしました。」

あるうら「ブログから本を出版するってけっこう最近よく耳にするのですが、ブログの中身がそのまま本になるのか、それとも、この人のブログが面白いからこういう内容を頼もうとか、どういう風に本になっていくのかな~と思ってお聞きしたいです。どうなんですかね?」

西浦「どっちのパターンもありますよね。今書いているブログが面白くて、お客さんもついているからそのまま本にしましょうというパターンで(もちろん編集として削ったり、文章直したりはあるんだけど)基本ブログで扱っているテーマをそのまま書くというのがあります。あと、テーマを新しくぶつけてもらって、それについて丸々書き下ろしっていうのもないわけではないです。」

あるうら「どちらが多いんですか?」

西浦「基本今あるものをベースに、追加するパターンが多いですね。わざわざ作っているのに、別の物を作ってもらうとなると、なんでブログ書いている人にお願いしたのかな?ってなるので。」

あるうら「逆に、ブログ読めばええやん?って思うんですよ。なぜブログを書籍化するのか、そこがよくわからなくて。」

西浦「そうなんですよね。ブログを本にしましょうっていう流れがけっこう前にあって。10年くらい経ったかな?もっというとケータイ小説とかもあったでしょ?」

あるうら「携帯小説?」

西浦「『恋空』とか『ディープラブ』とか、携帯で読める小説で、インターネットに接続できれば無料で読めたんですよ。それをわざわざ金出して買うんか?って思ったけど、結局何十万部万部も売れて、WEB見た人よりも買ってるかもしれないわけですよ。」

西浦「WEBでいちいちネットワークつないで見るより、本という形でまとまっていたほうが読みやすいって人もいるだろうし、普段ネットで見ないけど、本屋さんで買って知りましたっていう人もいる。“そういう本があるんだ、ネット調べよう”じゃなくて買う人もいるんだなっていう感じです。」

あるうら「調べて1週1週ボタン押して見るより、1500円くらい払うわってことですかね。」

西浦「実際ブログだと、第一話どこ?って探すの大変ですよね。」

西浦「そもそもなんでじゃあブログをきっかけとして本を書きませんかってお願いするかっていうと、”お客さん持っているよね”という安全パイなんですよ。」

あるうら「要は、これくらいは売れるだろうって読めるってことですね。」

既にファンが多いということや、著者の書く内容を事前に確認できるという意味でブログは重要なポイントです。
この後、西浦さんがどれくらいの読者がいたら、どれくらい本を刷るかなど編集者目線を更に語っています!
ブログ以外にも本を出版する前にやっておくと良いことに興味がある方は、こちらの記事も参考にしてください。

本を出版するためにやっておくべき具体的な行動15

ブログ以外のSNSも本になるの?

あるうら「ブログは10年前から出版に紐づくことがあると思いますけど、最近流行ってきているSNSとかブログ以外で本って出ていたりしますか?」

西浦ちょっと前から強いのが、インスタ(Instagram)ですよね。写真メインの本になりますけど、インスタグラマーはけっこうコアなファンが多くて、宝島社さんとか積極的に出しています。一部のインスタグラマーほぼタレント化していて、ファンブックみたいな形で買ってるのかなー。」

あるうら「流行りって重要なんですね。」

西浦「ブログって今でも残ってるのは、文章が検索でひっかかるから、人気があるものはひっかかるんですよね。逆にメルマガは最近弱いなと思っています。」

西浦「メール自体をあまり使わない人も多いし、メルマガってあんまり読まないじゃないですか。メルマガは、登録者数でカウントするけど、実際読んでない場合が多いからインパクトないんですよね。ブログは今何人みている、昨日何人見ているとかがわかるので。」

あるうらマーケティングに使えるデータが残るかっていうことですね。流行りでいったらライブ配信とかYouTuberとかあるじゃないですか?あれはどうですか?」

西浦「YouTuberはどう本にするかですよね。インスタは写真、メルマガやブログは文章だから本になるけれど、動画は本にする必要ある?という感じです。SNSの流れは動画にシフトしているし、広告効果として動画の方が見てもらえるけど、それが本になるかというとなりづらい。なので、ブログなどの文章を書いている人がユーザを増やすために動画を使うっていうのが多いかな。」

あるうら「そうやって信者を増やして、スピリチュアルの世界へみたいな(笑)」

西浦「またスピリチュアル持ってきやがった(笑)」

当番組へのご意見ご質問は、出版TIMESのfacebookページにて受け付けております。

あなたからのコメント、メッセージをお待ちしております!

【webラジオ】「ブログやSNSから本になるのはどういう時?」コウジニシウラのおしゃべり出版ウラ表紙vol.19

こんにちは!出版プロデューサーの白木です。 この記事は、著者から「ずっと笑ってるラジオ」と称された(笑)本でベ...

企画を提案するとき、編集者に何を話していますか?

同じ企画でも、伝え方や内容、順番で相手の反応は変わってきますよね。

多くの著者が「言いたがる」ことと「編集者に伝えた方が良いこと」のギャップがけっこうあるので、今回は「僕が企画をメールで提案するとき、相手に伝えること」から、企画の重要なポイントを浮き彫りにしたいと思います。

相手の立場によって伝えるべき内容や順序が変わる

それこそ出版社にいた時、どんどん興味の湧く話し方をされる編集さんもいれば「この企画のポイント、自分で分かってないんじゃないの?」っていう編集さんもいて、当然前者の企画の方が通りやすく、また売れることも多かったです。

例えばいきなり企画について説明するんじゃなくて「ジャンル」だけまず伝えて、相手の頭のチャンネルを合わせてくれる人がいます。「このジャンルの本ってAのパターンが多いのですが、こういう不満があるので、それを改善するのが今回の企画です」というような流れで説明してくれるので分かりやすいのです。

当時、マーケティング部にいた僕は2時間で20本近くの企画についてコメントするので「何の企画か」をまず知りたかったんですよ。

そのうえで「類書に対してどういう差別化を考えてるか」という部分の話をしてくれるのですごく理解しやすい。

あとは編集者の言った「Aパターンが多い」という分析に同感か異論があるか、改善案に賛同するか反対するかが論点なので明確です。

そしたら「もっとこうしよう」「そっちじゃなくて、ちょっと読者かえる方がいいかも」という感じで「その企画は基本的にOKで、そのうえでどう売り伸ばすか」の話ができます。

 

これはマーケティング部だった西浦がすぐ知りたかったことです。

では編集者には何を伝えるべきなのでしょうか

 

何よりもまずは「企画の一番強い部分を一言で表す」

編集者に企画を提案するときは、プレゼン大会に招待させていただくこともあれば、メールで企画書を添付することも、電話で「実はこんな企画が」と相手をつかまえて話すこともあります(事情があって、すぐ企画を通したいとき)。

でもどのパターンでも基本的に「最初に一番の売りを伝える」ことにしています。

企画のタイトルが秀逸なら「●●」というタイトルの企画です。とだけ最初に伝えますし、

コンセプトが一番魅力的なら『○○すれば◇◇になる』という本です。という感じですね。

そして企画以上に著者本人のプロフィール力がある場合は「△△な著者の企画です」と伝えてます。

 

これはもちろんメールでも同じです。

やはり一番の売りを最初に伝えて「ほう、このメール最後までしっかり読んだ方が良さそうだ」と思ってもらいたいですからね。

後で電話でフォローするのがセオリーでしょうが、相手が忙しいとかえって迷惑ですし、基本的にはこの1行目で「他に企画を持っていかれる前に、返事はしといた方が良さそう」と思ってもらえるように1番強い部分を伝えるのだとお考え下さい。

 

逆に言うと「つまりこの企画で一番強いのはここ!」っていうのが文章化できていないうちは準備不足と言えます。

 

企画よりも著者情報を先に伝える理由

売りを伝えた後は、企画についてではなく、著者情報を先に伝えます。

彼らにとっては「今受け取った企画が面白いかどうか」も重要ですが、もっと大事なのはプロフィールなのです。これは編集者が企画のプロだからです。ぶっちゃけた話、できる編集者なら企画が全然ダメでもプロフィールがズバ抜けて良ければ、いくらでも良い企画にしてくれます。

 

プロフィールでは「何に関して日本一なのか」を伝えます。お客さんがン万人とか、日本で唯一『〇〇した医者』とか、100年歴史が続いているとか、逆に日本で一番早くこのノウハウを取り入れた人で、まだ国内では10人もいないとか。

とにかく何の専門家か、どういったすごさがあるかを伝えます。

個人的には西浦はこの「著者のすごさを余すことなく伝える」のを最も得意としています。著者と言う人を実績やコンテンツに分解して、言語化するというのが得意だからです。

 

逆に企画だけ良くても、プロフィールが弱いと「その人が書く理由」として弱いということになるし、書いてもたぶん中身が面白くなりません。

 

だったら企画書なんてなくて、プロフィールだけでいいんじゃない?という意見もあるでしょうがそれもまた足りないのです。

かつてプロデュースした著者でも企画書を書いたことがない人が2名いました。つまりプロフィールが強いから出版社から企画の提案を貰えるわけです。

で、売れたいたのかと言うと一人は1冊も増刷がかかっていない。もう一人は本にならないという状況でした。(僕がプロデュースするまでは)

どちらも「自身のコンテンツの整理・情報のブラッシュアップ」が足りておらず、企画として面白くなかったり、ライターさんに取材してもらっても、うまく本にできなかったりしていたのです。

編集者が作った企画の方が出来が良いのは当たり前ですが、こちらが70点の企画を出せばできる編集者は100点に仕上げてくれるし、こちらが90点のものを用意できれば120点にしてくれるものです。企画を全く整理していない=0点の企画から始めると、やはり到達点も低くなります。

 

そういう意味で、こちらで最高の企画書を作る必要があります。

 

企画書を添付してても、別途伝えるべき企画のポイント

企画書を添付しているのに、企画について何を書けばよいのでしょうか?

「詳しくは添付ファイルにあるから見てね」って話なのですが、それだと見てもらうまでに至らない場合もあります。

ここでも大切なのが企画のコンセプトです。

出版企画書のコンセプトは36文字で作る

「この企画をひとことで言うと何だっけ?」がコンセプトでしたね。

このコンセプトをバシッと伝えて、どんな企画か伝えましょう。

その後少し、コンセプトについての解説をします。背景情報や、いかに新しいかなど企画そのものの魅力を伝えます。

 

ここまで読んでもらえてたら、なんらかのリアクションはありますよ。

ちなみに「ここはこういう方向性に変えた方が良い」と言われることもあると思いますが、それがどうしてもイヤだ、違うと思ったら例え自分に興味を持ってくれていても断りましょう。

逆に「この編集さんが言うんだからそうに違いない」って思えるくらい、信頼できる方に企画は預けたいものです。

編集者に企画を提案するとき、メールに書いていること。

企画を提案するとき、編集者に何を話していますか? 同じ企画でも、伝え方や内容、順番で相手の反応は変わってきます...

ダイエットのコンセプトは「ムリなく痩せる」の出版プロデューサー西浦です。いや、それはムリなのでは…という賢者の盲点を突いてやります。

本の出版を目指してまずやることとはなんでしょうか?

著者の体験談を探す?ネットで質問してみる?出版セミナーに通う?

いろいろありますし、どれもある程度有効です。

そのうえでちゃんとスタートラインに立つにはやはり「出版企画書」を書きましょう。

出版の企画書で、一番最初に考えるべきこと

ネットで検索すれば、これまた企画書の書き方やら、構成についていろいろ書かれているでしょう。でも実は一番最初にやるべきなのが「コンセプト」を立てることです。

ネットなどで掲載されている企画書の項目に「コンセプト」がないケースもあるでしょうが、このコンセプトをしっかり作れたかそうでないかで、出版後の売れ行きが大きく変わります。

コンセプトは企画の軸であり「結局どういう本なんだっけ?」というすべての原点で、編集者が本のタイトルをつけるときに出発点となる「この本の一番面白い所ってなんだっけ?」の答えなのです。

 

僕が運営している会員制出版塾ベストセラーキャンプでも最初に取り組むのはコンセプト作りです。もっと言うと、著者との面談の時に僕の中でだいたいのコンセプトが見えるかどいうかがカギです。

 

このコンセプト作りは本当に口を酸っぱくして、何回も言いますし、実際に何度も練り直しますので、ベストセラ―キャンプの参加者アンケートでも「コンセプトができてよかった!」「コンセプトを固めなければ・・・」と著者もコンセプトに関してすごく力を入れてくれているのがわかります。

 

中には本のコンセプト固めを進めるうちに「自分のビジネスの本当の強みがわかった」「BSCに参加する前に考えていたことを、違う角度から引き出してもらえました」とおっしゃる方も多く、本業へのフィードバックも多いようです。

むしろ、それくらい深く考えないとコンセプト作りとしては不十分です。

 

コンセプトが面白くない本は、絶対面白くありません。

コンセプトにわくわくしない企画は、誰もわくわくしません。

 

それくらい大事です。

まずは、あなたの企画の「何が面白いのか?」をしっかり言葉にしましょう

コンセプトとは「一日一個のリンゴが医者を遠ざける」ようなもの

先週、健康書企画のコンサル中に、コンセプトについてアドバイスをしました。

「『一日一個のリンゴが医者を遠ざける』っていうじゃないですか。ああいうのがコンセプトです。」とクライアントに説明したところ、彼以上に僕が「すごくうまい例えだな!」と感心してしまう事態になりました(笑)

我褒めはそこそこにして、もう少し補足しますね。

 

リンゴに含まれる食物繊維、クエン酸、リンゴ酸、ビタミン、ミネラル、抗酸化物質が

便秘改善、腸内環境改善、血糖値の上昇をゆるやかにする、疲労回復歯を白くする効果、免疫力アップ、美肌効果、血圧を下げる、活性酸素除去、動脈硬化予防などに効果がある。

 

・・・らしいです。

 

つまり、リンゴを毎日1個食べるだけで、以上のような効果を見込めることから、健康書の企画を作ったとします。

 

これを本当に本のコンセプトにする場合は

「一日一個リンゴを食べるだけで、美容と健康に絶大な効果があり、医者いらず!」

~便秘改善、腸内環境改善、血糖値の上昇をゆるやかにする、疲労回復、歯を白くする、免疫力アップ、美肌効果、血圧を下げる、活性酸素除去、動脈硬化予防など~

 

といったところでしょうか。~で続けた部分はその企画で得られる「読者のメリット」の列挙です。

特に健康書ではたくさん効果を書ける方がいいですね。「これさえやっておけば、オールOK!」というくらいの万能感が欲しいです。

 

この企画コンセプトのポイントは「一日一個」という誰でもできる、ハードルの低い提言であること、「リンゴ」は日本中どこのスーパーでも簡単に、しかも安価に手に入るという「誰でも再現可能」であること、美容と健康への効果が多岐に渡り、50代以上の女性を中心に(この層はクチコミ効果も大きい)、オーガニック志向の若い女性や、男性でも高齢な方など広く読者を設定できることです。

 

リンゴはたくさん種類もありますから、どのリンゴが特に何に効果があるのかとか、実際にスーパーでリンゴを選ぶ際に気を付けたほうが良いこと、あとは毎日リンゴを食べるために、スムージーにするとかジャムにしてみるとか、いろんな実践方法とそれぞれの効果、朝昼晩どのタイミングでリンゴを食べるといいのかなど解説してあげれば本として十分に成立します。

 

一つだけ欠点があるとしたら「一日一個のリンゴが医者を遠ざける」ということわざが、すでに日本中で知られており「まあ、そうだろうね」くらいのリアクションしかとれず、インパクトが皆無という点です(笑)

 

こう考えるとコンセプトに一番大切なのは「インパクト」ですね。

もし日本に、このことわざが入ってきてなかったら、かなり売れる可能性のある企画だと思います。

 

コンセプトは36文字で作る

コンセプトの作り方ですが、「こうやればいいコンセプトが浮かぶよ!」というフレームワークなどはありません。あえて言えば何度も何度も練り直して、もっと良い表現があるのでは?もっと違う視点で見たほうが面白いのでは?と繰り返し時間をかけるしかありません。

 

僕がプロデュースしているメンバーに対しても、このコンセプトは最初にある程度固めつつ、プロフィールを作ったり、構成案を考えたりして情報が増えるたびに微調整します。

この要素足せるじゃないですか!とか、こっち方面は(この著者だと)言えなそう、など具体化するごとに微修正が加わるものでもあるし、ある日稲妻に打たれたように「これだ!」ということが思いつくこともあります。僕の場合、だいたい朝のシャワータイムに思いつくことが多いので、降りてきたら最後、風呂場から出るまで呪文のように繰り返すことになります(笑)

 

実は売れる企画書は、このコンセプトを固めるのにすごく時間をかけるのです。すぐ企画書にしてしまうと著者のノウハウをすべて引き出せてなかったり、自分の中にある「型」に当てはめてしまってていて、新しさが無かったりするからです。

売れる編集者も企画書にするまでの期間が長い方が非常に多いです。雑談を通していろんな質問を投げては、著者のコンテンツと市場を繋ぐ強力なコンセプトが降りてくるまで時間をかけるのです。

 

ここまで「確実に良いコンセプトを立てる方法はない」と言って来ましたが、何も解説しないとあなたの参考にならないのでいくつか僕のマイルールをご紹介します。

コンセプトを立てるときのマイルール

  1. 「誰による」、「誰が」、「何をしたら」、「どうなる」本なのかの、4要素からつくる
  2. そのうえで「誰による」を取っても大丈夫なくらい、「何をしたらどうなる」を磨く
  3. 「誰が」も、説明不要なくらい残りの部分を磨く、理想は「本を読める人全員」対象くらい
  4. 最終的に36文字以内にする

 

まず結論の36文字ですが、これは目安程度ではあるものの、かなり重要な数字です。

なぜかと言うと、長すぎるコンセプトは練り切れていないからです。

 

あるマンガ編集部では、新連載を立てるときに30文字前後で面白さが言えなかったら没だと聞きました。なんとなく描いているうちに面白くなってくるかも??と期待するものだけど、ほぼありえないそうです。

僕が36文字としたのはこのコミック連載の話と、18字×2行くらいまでなら人は「読む」のではなく「見る」タイプの認識ができる、とコピーライターに聞いたからです。

 

どちらにせよ、短い言葉には人に深く浸透する、一瞬で理解できる「明快さ」があります。

ですので、36文字を最大として考えます。

 

そうなると、無駄な部分を削っていく必要が出てきます。

その場合、「誰による」という著者情報と、「誰が」という読者情報を削るのがもっとうまくいきます。

 

「誰による」の部分が削れないくらい大きいと、著者の知名度や実績に頼った企画となり本として売れるかもしれませんが、企画としては弱いわけです。

例えば「増刷率90%の出版プロデューサーによる」本だとしても「何を」したら「ベストセラーになる」のかが曖昧だったら、企画としては練りきれていないと言わざるを得ません。

 

次は「誰が」という読者情報ですが、これも出版というビジネスであれば、最終的に「みんな」をターゲットにできるくあらいの広がりがないと10万部、20万部にしていくのは難しいので、「誰が」を限定しないでも成立するくらいのコンセプトにしていきたいです。

 

TV番組の『奇跡体験アンビリバボー』って「たけしの」って頭につかなくても強いですし、視聴者をわざわざ限定しなくても「奇跡的なストーリーに興味のある人=ほぼ全員」と成立しています。

長寿番組はやっぱりコンセプトがしっかりしているなと思うものが多いです。

 

そのうえで強い著者の冠がつけばより売れますし、明確な読者像は共感を産んでよりシェアされる企画となるでしょう。

 

企画書を書くにはまず、コンセプトを明確にして「何をすれば」「どうなる」企画なのかを36文字で表現できるくらい磨き続けましょう。

 

出版セミナーのご案内

出版企画書のコンセプトは36文字で作る

ダイエットのコンセプトは「ムリなく痩せる」の出版プロデューサー西浦です。いや、それはムリなのでは…という賢者の...

「著者と編集者、そして出版プロデューサーというビジネスライクな関係を超え、『血流がすべて解決する』はとても大事な作品になりました。」

「編集者としてはすごく心強い “元出版社の営業”という、めずらしい経歴のプロデューサー」

「発売当日に1万部増刷!合計7万部突破!西浦さんのマーケティングに感謝」

 

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まずはこのセミナーにご参加いただき、ベストセラー出版への第一歩を踏み出してみてください。

 

こんな方におすすめです

  • 人から「出版した方が良い!」と勧められるが、本を書くべきかどうか悩んでいる
  • 出版について初歩的なことから学びたい
  • 処女作からベストセラーになった事例を知りたい
  • 他の出版セミナーや本で学んだ内容を整理したい
  • 本を書いて、今以上のお客様に貢献したいと思っているが、具体的に何を準備したらいいか悩んでいる
  • 企画書を書いたりするものの、これでいいのか自信が持てない

セミナー概要

★出版セミナー「あなたが書くべきテーマの見つけ方」
(自分の強み整理、売れるテーマ売れないテーマ、自分が考える実績と出版に通用する実績の違い、切り口セッション…and more!)
■開催日時
2017年12月8日(金) 14:30〜16:30@SHIP第一会議室

  • 参加費15,000円 特価10,000円 

詳細・申込ページへ

 

私たちの7つの特長

出版社のマーケティング部時代に培った増刷ロジックと、

出版プロデューサーとして平均部数47,000部、増刷率90%を実現したノウハウを提供

  1. 出版社のマーケティング部時代に培った「販売部のノウハウ」で、より多くの読者に受け入れられる企画を立てる
  2. 書店の棚、どの本の横に置かれるかまで想定した、マーケティング戦略
  3. まず1年、それ以降も平積みをし続けてもらう前提の企画づくりと販売計画
  4. あなたと読者の目的から逆算して、そのうえで読者が最大化するように出版とオウンドメディアを設計
  5. どういった文章に読者が反応し、クチコミが生まれるか、原稿へのフィードバック
  6. ただ「売れる」だけではない、何枚もの読者はがきを1年以上経っても送っていただけるような、本物志向のモノづくり
  7. 今まで平均47000部、増刷率90%を達成してきた、優秀な編集者、営業担当との厚い信頼関係

 

編集者の皆様からのご推薦

著者と編集者、そして出版プロデューサーという

ビジネスライクな関係を超える

サンマーク出版 黒川 可奈子さん

サンマーク出版 第一編集部 デスク 

黒川 可奈子様

西浦さんとは20万部を超えるベストセラーとなった『血流がすべて解決する』(堀江昭佳著)という本でご一緒させていただきました。

それまでは飲んだりライブに行ったりすることはあっても仕事をする機会はなかったのですが(笑)、はじめてご一緒した企画でベストセラーを出すことができ、本当に感謝しております。 企画がスタートした頃、堀江さんの筆が一度止まってしまったことがあります。その間も西浦さんは丁寧に著者にアドバイスを続けていらっしゃり、結果的にすばらしい原稿をいただくことができました

逆に、原稿があがってからは、私の編集方針を信頼してくださっているのか、ゲラの内容やカバー、帯ネームについて、感想をおっしゃることはあっても、絶対にこうしてほしいと言われることはありませんでした。自分で一度決めたことを曲げたくないという編集者の気質を理解してくださっていたようです(笑)。

ご紹介いただいた堀江さんも、常に読者のためを思ってくださる大変人柄の良い方で、版を重ねていくことを3人で心から喜びあうことができました単に著者と編集者、そして出版プロデューサーというビジネスライクな関係を超え『血流がすべて解決する』はとても大事な作品になりました

結果的に弊社での出版にいたらなかった方でも、西浦さんのセミナーでお会いした方は、みなさんその道のプロで、著者になるに値するすばらしい方々でした。 セミナーに参加するか、プロデュースを受けるか迷っている方も「ビジネスライクな関係を超え、心から大事に思える作品を読者に届けたい」と思われるなら、一度セミナーに参加されるのをお薦めします!


編集者としてはすごく心強い “元出版社の営業”という、

めずらしい経歴のプロデューサー

『スッピーズのキッシー』の中の人

サンマーク出版 第三編集部 

岸田 健児

“著者寄り”でもなければ、“編集者寄り”でもない。西浦さんは、「おもしろい本ができればそれでいい!」と本気で思っている出版プロデューサーです。つまり、「本」が王様なのです。

「媚びを売る」という意味では、著者の心も編集者の心をつかむことにも興味がない。だから、読者の心をつかむ企画がたくさん生まれているのだろうなぁと勝手に思っています。著者に媚び売ったほうが作家が集まってきて儲かるはずなのに(笑)。

また西浦さんは、“元出版社の営業”という出版Pの中では、めずらしい経歴の持ち主。だから、書店でどんなふうに並べられるかといった、棚感覚が分かっていらっしゃるのも、編集者としてはすごく心強いです。

あと、チャーハンも、すごく くわしい。


圧倒的なクオリティを誇るのが、西浦さんの主宰されている会

フォレスト出版 森上編集長 写真NGということでイラストにて

フォレスト出版 編集長 

森上 功太様

出版業界内には、大小問わず多くのコミュニティがあり、私も業界の端くれとしていくつかの会合に参加させていただいています。ただ、その中でも圧倒的なクオリティを誇るのが、西浦さんの主宰されている会であると思います。

それは、主宰者の西浦さんが個人レベル、身内レベルに留まらず、出版業界全体を盛り上げたいという、私欲を超えた視点で取り組まれているからだと思っています。それは、ボランティアで出版業界を目指す若者の育成に取り組まれていたことや、今も大学で未来の出版人の教育に取り組まれていることが、何よりもの証拠です。

「出版とは何か?社会が出版に何を求めているのか?」その命題に真摯に向き合っている西浦さんに出会えたことが、20年近くこの業界に身を置く端くれとして、個人的にも最高の財産です。


出版された方からのご推薦

発売当日に1万部増刷!合計7万部突破!西浦さんのマーケティングに感謝

山本正明さん

『奇跡の営業』著者 山本正明 様

私が出版を目指した動機は、自分の考えや経験を多くの人に伝えることで世の中の役に立てたいということです。

出版塾を通じて、自分のやってきたことを振り返ることができ、自分のオリジナリティを見つめ直すことができました。

そして出版後。
発売当日に増刷かかったのは今思えば、とっても大切なことでした。

本屋さんで本がちゃんと積んでもらえているから売れたのです。
西浦さんのマーケティングに感謝です。

新聞広告していただく度に、知り合いから「すごいね、おめでとう」という電話、メールを頂戴し、感動しました。
さらに、「JRの吊広告を見たよ!」という写メールの嵐で感動しました、多くの方が「『奇跡の営業』と奇跡の出会い」をしてくれたのです。

私は関西におりますので、東京はイイナーと思いつつ、関西でも!とがんばる励みになりました。

出版後の大きなできごとは、講演依頼3社、保険会社からの著者確認2社、
さらに、まったく知らない方からの感動メールや、電話と自己肯定感がさらに高まる毎日です。

本を出して本当によかったです。
自己満足ではなく、読者の役に立っている。
日本の社会に役立っている。
みなさんに勇気とやる気を生み出せていると思うと、しあわせーーーーーで一杯です。
感謝です。


書店に対する気遣いや著者に対しての想いがすばらしい

『仕事は「捨てメモ」でうまくいく』相葉 光輝 様

西浦さんほど本に対して誠実で熱い方はいないと思います。

著者にとって出版することは出来ても、一人の力でベストセラーにすることは出来ません。
そこで悩んでいたときに西浦さんに出会いました。

若くして数々のベストセラー作品を生み出しているだけに、緻密な戦略やアイデアが豊富なのはもちろんですが、それ以上に、書店に対する気遣いや著者に対しての想いがすばらしいのです。

その上、実績と信頼があるから、編集長にも的確に意見を言える、すばらしく頼れる存在です。

ベストセラーはチームで生み出す現象とおっしゃるだけあって、まさにベストセラーと言う言葉は、西浦さんのためにある言葉のように思います!

 

 

★出版セミナー「あなたが書くべきテーマの見つけ方」
(自分の強み整理、売れるテーマ売れないテーマ、自分が考える実績と出版に通用する実績の違い、切り口セッション…and more!)
■開催日時
2017年12月8日(金) 14:30〜16:30@SHIP第一会議室

  • 参加費15,000円 特価10,000円 

詳細・申込ページへ

『出版TIMES 1周年』記念、出版セミナー開催!

「著者と編集者、そして出版プロデューサーというビジネスライクな関係を超え、『血流がすべて解決する』はとても大事...

出版プロデューサーの西浦です。2010年から今(2017年9月)までプロデュースしてきた本の平均部数約47,000部、増刷率は約90%と、非常に安定的にヒット作を世に出し続けることができました。また、今までも5万部越えは何冊かありましたが、2016年に出た『血流がすべて解決する』が20万部を突破し、各種ランキングトップ10に入るなど、ベストセラーと呼べるものも手掛けることができました。(すべて素晴らしい著者や出版業界関係者の皆様のお力のおかげです)

特に僕がプロデュースした本の9割以上が「処女作」だったこともあり、初めて本を書く人の素朴な疑問とか、抱く不安をたくさん聞いてきました。

この記事では、今まで「はじめて本を書く人たち」をプロデュースしてきた経験を活かして、「本を書く方法」について「はじめての出版」用になるべく専門用語など使わずにまとめました。

特に一作目からちゃんとベストセラーを狙うための方法という視点で書いています。

 

本を書くとは

「出版社から紙の本を出版する」ことを指します(特に、この記事では)。また、電子書籍を出したい人もいるようですが、紙の本を出版できれば、今はほぼ間違いなく電子書籍にもなります。

本を書くというと「自分のPR」「自分のすごさを伝えること」のように思う人もいますが、それは自費出版の話です。※自費出版、商業出版などの用語については下記リンクが参考になります。

商業出版・企業出版・自費出版の違いとは

この記事では「商業出版=本を書くこと」として解説します。

よって、本を書くとは「読者の悩みや、疑問、好奇心を満たすために、自分の知識や経験、恥を公開すること」です。つまりボランティア活動に近いものと捉えてください。代わりに多くの読者から指示された本には印税が支払われます。

「読者のために本を書く」という意識をもって、本を書きましょう。

 

<書いた本が、発売されて売れるまで>

著者であるあなたは「原稿」を書いて出版社に提出することが仕事です。その原稿を「本」にして販売するための「編集」「デザイン」「印刷・加工」「流通」「在庫管理」「売り上げ回収」などをすべて出版社が行ってくれます。その本を販売するため出版社が広告費を出したり、本屋さんで使うPOPなどを製作してくれます。(著者には原稿以外に、自著の宣伝という重要な仕事が存在しますが、後述します)

 

出版社から本を出すと、新刊配本といって、発売直後に全国の本屋さんへ本が送られ、返品されるまで店頭で並べてもらうことができます。

配本された本が売れれば本屋さんから追加注文が入り、出版社の在庫から出荷されていきます。順調に出版社の在庫が出荷されて、本屋さんで売れていくと「増刷(ぞうさつ)」「重版(じゅうはん)」がかかります(どちらも同じ意味です)。「刷を増やす、版を重ねる」というのはつまり、「売れ行き好調につき、再生産」ということで、著者には増刷分の印税が支払われます。

 

本を書く手順

本は

  1. 企画書を書く
  2. 企画書を編集者に見せて「担当」になってもらう
  3. 編集者が企画会議等で、出版の合否を決定
  4. 原稿を執筆
  5. 編集者からのフィードバックに合わせて修正(しばらく、4→5をくり返す)
  6. 脱稿(全部書いて、編集者に渡す)
  7. ゲラチェック
  8. 出版

という手順で書いていき、出版されます。

「企画書を書く」から「原稿を執筆」まではこの記事をご覧ください。

本を出版しようと思ったら、何をどういった手順ですれば良いのか【無料で超シンプルな4ステップ】

 

7の「ゲラ」というのは「原稿が、本番のデザインなどを反映された状態で印刷された紙」のことです。原稿をワードで横書きで書いていても、ゲラでは縦書きになっています。ここで「固有名詞が変わってないか」とか「事実関係が間違ってないか」などのチェックを行います。赤ペンで修正指示をすることが多く「赤入れ」などとも言います。

ちなみにゲラの段階で大きく内容を変更したり、表現方法を変更するのは嫌がられることもあります。「だったら原稿の段階で直しとけ」という話です。たしかに。

ゲラの赤入れ前後で、印刷業者さんとのやりとりや、カバーのデザイン決め等ありますが、編集者の仕事なので割愛します。

本を書く期間

本を書くのにかかる期間は、短い人で半年、普通は1年~1年半、あるいは2年以上ということもよくあります。

具体的な流れを説明します。

編集者さんに企画書を提出して、修正に対応して、企画会議通過の連絡をもらうまでにおよそ1ヶ月。

企画通過後、週に3日間、1日につき3000字ずつ原稿を書き進めたとして1週間で9000字です。10万字の本だとすると約12週、つまり3ヶ月かかります。

当然ダメ出しなどのフィードバック対応や「今週はどうしても書けない」という時もありますので、1ヶ月はバッファが欲しいですね。

そうして原稿をすべて書き終えてから、本が印刷されて世に出るまで1ヶ月くらいだと思ってください。

これを足し算すると

  • 企画会議1か月+原稿3か月+バッファー1か月+印刷加工1か月=6か月

になります。それも、かなり順調なペースの場合です。

 

実際は編集者が忙しすぎてパンクして、まる1か月放置されることもありますし、原稿に思ったより時間がかかったり、調べ物も必要だったり、発売後のイベント準備もしなきゃだしで、1年くらいかかってもおかしくありません。それに、そもそも編集者に提出できる企画書を作るのに、半年か、たいてい1年くらいはかかります。

ですので企画書が出来てからだと半年~1年企画書を作るところからなら、1年半~2年くらいが本を書く期間になります。

<発売日について>

「誕生日に本を出したい」「会社の設立記念日に合わせて出版したい」といった希望を出される方もいますが、基本的に発売日を著者側がコントロールすることはできません。

ダイエット本のように、季節性のあるものはその時期に合わせて発売日を設定しますし、3月末などどうしても各社新刊が多い時期は(返品されやすいので)避けたい、など販促に関するいろいろな思惑によって決まります。

ただし、視聴率のよいTV番組での特集などが決まっていたら、他の書籍を後回しにしてでもあなたの本の発売を早めてくれることもあります。すべては「いつ発売すると売れるか」という販売計画によって決まります。

本を書くのに必要な資格

特に著者になるのに資格はいりません。しかし誰でも出せるわけではないので、その意味でやはり資格は必要です。

つまり「あなたがその本を書いても良い、納得感のある理由」が必要だということです。どういうことかと言うと「太ってる人のダイエット本は説得力がないよね?」ということです。

その本のジャンル・テーマに精通していること、実際に成果を出していることを証明しましょう。こういった実績や成果は企画書のプロフィール欄に盛り込みます。

 

原稿を書くときの注意

原稿を書くときの注意ですが、下記リンク先の記事が非常に参考になります。

初めて本を書く人にお願いしている事

●自分の事は書かない 

●時事ネタを書かない 

●企画は他言してはならない

など、まさに初心者がやってしまいそうな実例てんこ盛りです。特にこの3つはリンク先でも最初に書かれているくらい、よくあるうえに、すべてのジャンルの本で共通する重要なルールです。

ただ、この記事を書かれたハマザキカクさんは25万字以上するような、大全系の書籍を多く手がけてらっしゃるようで、そういった編集スタイル用のお願いだなと思われる事も書かれています。ですので、そのまま踏襲すると一般的でないかも?と思う部分もあるのでそれについては下記に補足します。

【補足】

●メールの返事はお互い急がない 

●打ち合わせはしない

10万字前後の一般的な本を書く場合、やはりレスは早い方が良いです。

でも編集さんがすぐに返事できないことが多いのは事実なので「自分はすぐレスする、編集者からの返事はちょっと余裕を持つ」くらいのスタンスでいましょう。

打ち合わせも頻繁ではないにせよ「初回の顔合わせの後、次に会うのは完成祝い」というのは稀なケースです。忙しい編集者と毎月打ち合わせする必要はありませんが、それでも顔合わせから発売まで4回くらいは会うことが多いです。(販促の相談とかしなくてはいけませんし)

 

●毎月送る

こちらは下記の意図があってのことです。

その人が1ヶ月で無理なく書ける文字数が大体算出できます。そのスピードを計測した後、毎月、構成案に沿って各章なり各節を必ず定期的に送って貰う事にしています。毎月、締め切りがあるお陰でペースが遅れる事もなく、常に進捗状況を把握できます。

まったくもってその通りですが、これが10万字くらいの本ですと1ヶ月本気で書いたら、人によっては原稿の半分以上を書きあげてしまう人もいるでしょう。そうなると

また執筆作業は孤独な戦いですが、毎月、私が第一の読者となって感想を寄せることによって著者にとっては励みにもなり、大幅に脱線する事も避けられます。またその間、私の方で読んだ関連書を指摘したり、何か新たな提案をする事によって刺激を与え、モーティべーションを維持する事が可能になります。

が実行できません。ですので、一般書の場合、毎週かもしくは隔週で原稿を送り「大幅な脱線」をしないよう、「新たな提案」でモチベーションを維持できるようにしましょう。実際、僕がプロデュースした中でも特に売れたものは、原稿執筆時のやりとりが多かった企画ばかりです。

「原稿を見てもらって、フィードバックを活かす」というのは、特に処女作でベストセラーを生み出すための重要ファクターなのです。

本を書くメリット・デメリット

<ブランディング・告知効果>

人によっては「本を書くことは、個人にとってのIPOと同じ」などと、ブランディング効果があるような言い方をします。でもそれは「売れた場合に、結果論としてブランディング・告知効果がある」という認識が正確で、売れなければなんのブランディングにもなりません。

なぜかというと、本は年間に70,000冊以上が刊行されており、「本を書いただけ」「出版しただけ」では、7万分の1でしかないからです。ちなみにこの7万という数字は全国にあるコンビニエンスストアの合計数55,090店舗よりも多い数です。

(参考:【2017冬】コンビニ店舗数を調べてみた! セブン・ローソン・ファミマなど都道府県別の勢力図は?

どこかのコンビニチェーン店に加盟して、1店舗出店しただけで、その他のコンビニに比べてブランディングになるでしょうか?

しかもコンビニより多い7万点というのは毎年新規で発行される本の数です。つまり、新刊以外の「過去のヒット作」とも比較され、勝負していかなくてはならないのです。

その状況では、むしろ本を書いているのに自分の本が売れなかったら「この人本当に大丈夫?」と思われる危険があると思いますがいかがでしょうか?

<誰に読んでもらえるのか>

紙の本は「読んでもらえる人」がwebや他のメディアと違うというのが、メリットだと言えます。

webは検索ワードで上位化することで、検索してきてもらったり、バズらせることで爆発的に世に広める可能性があります。しかし、検索はその「キーワード」を認識している人に限られます。例えば「糖質制限」を検索する人は「糖質制限」のことを知っている人だけですね。しかし本屋さんでは「美容・ダイエット」の棚に来てる人に告知することになるので「糖質制限」という言葉を知らない「ダイエット超初心者」にも届けることができます。

またバズるワードというのはどうしても若い世代向けになりがちです。しかし、今の本は(ジャンルごとに偏りがあるとはいえ)年齢層が高く、特に医療健康ジャンルやお金(蓄財系)などは、webで情報を集めるより、TVや新聞広告に反応する世代にリーチできます。

 

もちろんそもそもの話として、地域に根差したビジネスやサービスを提供されている著者の場合、全国主要都市に自分の本を並べてもらえることは、遠方の読者に知ってもらうことができるという意味でメリットがあります。

 

本を書くための準備

本を書く準備としてやっておいた方が良いことをまとめます。

<企画書を書く>

本を書く手順でも紹介しましたが、本のすべては企画書から始まります。ですので企画書を書きましょう。

企画書の要素ですが、特に「すべての出版社に共通のフォーマット」というものはありません。

なので、僕がいつも使っている企画書の要素をご紹介します。

【企画書の7要素】

  • タイトル案(あればサブタイトルや帯の案も)
  • 著者プロフィール
  • 体裁(本体価格と本の形状)
  • コンセプト(16文字×2行まで)
  • コンセプトの解説
  • 企画概要と企画意図
  • 構成案

タイトル案(とサブタイトル、帯案)とプロフィールでA4用紙1枚使い切るくらいの分量を使います。

体裁はとりあえず「文庫」か「新書」か「四六判」(普通のサイズの本のこと)かから選びます。四六判の場合、ソフトカバーかハードカバーかも書いておくと良いでしょう。どういうサイズの本かで、企画書の意図が変わってきますので地味に重要です。本体価格は文庫は500円強、新書は1000円前後で、ソフトカバーは1200円前後で、ハードカバーは1800~2400円くらいいまででしょうか?ただ価格を決めるのは出版社ですし、何なら書かなくても大丈夫かもしれません。僕は昔からの癖で書いてますが。

コンセプトはその企画の何が面白いかを伝えます。タイトル案がけっこう攻めてて「インパクトあるけど、ちょっと説明がいる」っていう時などに特に重宝します。コンセプトは「ヒトコトで言うと、こういう本だよ」という話なので、それを解説します。

そして実際の企画概要と、その意図を書き、最後に具体的な構成案になります。つまりよりインパクト重視・コンセプト的な部分から、徐々に具体的な企画の中身に移っていくのです。

ちなみに構成案は5章構成で、各章の見出しが8つずつくらいでしょうか。多くても問題はないですが、これより少ないとあんまりネタがないとか掘り下げが足りないという印象を与えます。また、例えば見出し100個のようにあんまり多すぎると絞り切れてない、散漫な印象も与えます。

 

具体的に企画書を書き始める方法は、この記事が参考になるかもしれません。

売れる本を書きたいと思ったら3つの視点を持つ【出版社に採用される企画】

<長文の文章力を身につける>

本の原稿はだいたい8万字~12万字と言われています。これはかなりの分量で、日々SNSなどで文章を書きなれている人でも、書けないことがあります。

書けない原因の一つはネタ不足です。原則として同じ本の中で同じ内容は書かないので、基本的に見出しの数だけネタが必要です。日々SNSなどに投稿している文章だとネタが被ってても気にしませんし「表現は違うけど、結局は同じことを言っているだけ」という状況でも、あんまりツッコミが入ったりはしません。

この対策としてはネタ帳を作る、もしくはブログ等をはじめて50回以上、違う内容で連載することです。

5章編成で各章8つの見出しの本なら、5×8で40個のネタが必要になります。最低40以上の「書けるネタ」のあるテーマなら、ネタ不足で書けなくなることはありません。

 

また、ネタとは別に長い文章そのものが書けない人もいます。短い文章と違い、長い文章は「構成」を意識しないといけません。例えば全体を5分割して「導入」「問題提起」「背景説明」「解決策提示」「具体案」のように構成を組み、自分が今、どこを書いているのか?どこを削って、どこを厚くすべきかなど書きながら鳥の目で見なくてはいけません。つまり短い文章を書いている人がよくやる「勢いのまま書く」というやり方だけではダメなのです。

ではどうやって解決すればよいでしょうか?一番有効なのは、やはりブログやオウンドメディアで2000字以上の記事を作成することですね。

特に記事として書く場合「何を伝えたいか」から逆算して<見出し>を作ることになります。この見出しを作成して、見出しに合わせた内容を書くというのは非常に良い訓練になります。

「書けない」のは地味に効いてきます、企画書を書く前に準備しておきましょう。

<見出し・構成案を作る>

企画書の要素としてすでに紹介しましたが、見出し・構成案づくりには準備が必要になります。見出しというのはネタそのものであり「PCの前で、今すぐ思いつくもの」だけだとありきたりになってしまうことも多いので、思いついたときにストックしておくのが重要です。

なので、見出しについては、仮に5章×8つずつ=40個で足りるとしても「これはまとめて一つにした方が伝わる」とか「もっと良いエピソードがあったな!」など日々の仕事などで思いつくたびにブラッシュアップしていきましょう。

時間をかければかけるほど面白い見出しになります。(時間をただ過ごすだけではだめですよ、ちゃんとネタ探しをして「時間をかけて」ください)

<編集者の知り合いを作る>

企画書ができて文章の練習をしても、編集者にその企画書を見てもらえなければ、その後の「企画会議」で検討してもらえません。

なんの人脈もなければ、出版社に直接持ち込みとなるのでしょうが、郵送しても見てもらえるか分かりませんし、見てもらえても企画が採用される確率はとても低いようです。某出版社は「すべての持ち込み企画に目を通す」そうですが、企画書1000通のうち、2~3冊が本になるイメージだと言っていました。

この現実を考えると、持ち込みはハードルが高いので編集者と知り合って、関係性を作る努力をする。もしくは、出版セミナーに参加して、紹介してもらうかしましょう。

自分で知り合いを作る場合は、編集者が集まってる飲み会に呼んでもらうのが一番早いです。ただ、売り込み目的の人が飲み会に呼ばれるかというと、やっぱり呼ばれにくいので、気に入った本の出版記念パーティなどに参加してみましょう。その本の担当編集さんが来ている確率は高いです。

プロが教える「本を出版するためにやっておくべき具体的な行動15」

<情報・知識のウラ取り>

けっこう時間もかかるし、大変なので事前にやっておくと良いのが「情報のウラ取り」です。自分が体験したことを書くだけなら、そんなに大変ではないですが、一般論について言及したり、他者の話を書く場合は必須となります。

例えばこの記事では『某出版社は「すべての持ち込み企画に目を通す」そうですが、企画書1000通のうち、2~3冊が本になる』と書いきました。これはもちろん、ちゃんとウラを取った情報です。ある出版社の編集さんに「御社で持ち込み企画が実際に本になることってあるんですか?」と聞いて、ちゃんと教えてもらいました。

また、一般論について、例えば「納豆は健康に良い」ということを言う場合も「根拠はあるのか?」とちゃんと調べましょう。特に「医療健康」ジャンルと「節税」などお金に関するジャンルは「エビデンス」が非常に重要です。

参考文献を調べに図書館に行ったり、ネットで確認できる記事でもちゃんとURLを記録してキャプチャも取っておくなど、時間のあるうちに準備をしておきましょう。

 

<オウンドメディアを持つ>

オウンドメディアとは、自分で管理運営するメディアのことです。これは本を書く「だけ」であれば必須ではありません。しかし、その本をちゃんと世に広めること、その後のことも考えるなら必須と言えるでしょう。

 

オウンドメディアのあり方は、画像・動画コンテンツ配信、ECサイトなどいろいろありますが、本の出版を考えている人であれば、文章を中心としたコンテンツになるでしょう。これは原稿をを書く練習になるし、シェアされる記事が書けるようになると、本になったとき線を引いてもらえるような文章が書けるようになります

また、編集者がネットで調べて、本の出版依頼が来るというのは良くある話です。「笑える スピリチュアル」で検索して、さとうみつろうさんのブログを発見し、後に「神様とのおしゃべり」が出版されたという話を、担当編集者の岸田さんがwebラジオで話してくださってましたね(リンク先の音声ファイル18:30ごろから)。

 

オウンドメディアで読者を増やしておくと、出版後にまずその読者に告知することができます。最初に買ってくれるのは「自分のことを知っている人」がほとんどなので、発売前からお客さんを作っておくと有効です。「出版は発売までに積み上げた結果がすべて」というのは西浦の持論ですがまず間違いありません。

 

また本が売れた後のことを考えてもオウンドメディアを作っておくべきです。本が売れればファンができます。そのファンの受け皿として講演会やサロン、セミナーの案内をしたり、物販することも可能です。読者を迷子にしてはいけません

 

本の出版後、ネット連載など依頼されることもあります。外部サイトでの連載は読者の目に留まったり、シェアされることも多いのですが、永遠に連載が続くわけではありません。どれだけあなたの記事に人気があっても、編集長が交代すると一新されたりとか。外部連載であなたのことを知った人を、連載が続いている内にオウンドメディアに誘導しておきましょう。

 

本の出版をお考えの方へ

本を書く方法【はじめての出版用】

出版プロデューサーの西浦です。2010年から今(2017年9月)までプロデュースしてきた本の平均部数約47,0...

こんにちは!出版プロデューサーの白木です。

この記事は、著者から「ずっと笑ってるラジオ」と称された(笑)本でベストセラーを目指す人のための番組『コウジニシウラのおしゃべり出版ウラ表紙vol.13』の概要です。

出版プロデューサーの西浦とフリー作曲家のあるうらさんによるラジオ形式の番組ですので、移動中など気軽に聞いてみてください。

当サイトとfacebookページの双方で配信していきます。(内容は同じものです)

今週はゲストにスピ系編集者さんをお呼びして、3名でお送りしております。

ご視聴は ↓ からどうぞ!

千年の恋も冷める弓道部女子の実体!

※画像はイメージです。あるうらさんのまわりにはこういう弓道ライフは存在しませんでした※

西浦「どーもー、映画館のある町に引っ越しました、出版プロデューサーの西浦です。」

あるうらどもー、高校の時の部活は弓道部でした、フリー作曲家のあるうらです。」

西浦「珍しいですよね、弓道部のある学校って。」

あるうら県下一の進学校だったので。」

西浦「笑い飯さんが通ってらっしゃった高校ですよね。」

あるうら「そうですそうです。」

西浦「めっちゃ頭いいんですよね。」

あるうら「それは別に、自分で言うことではないですけど(笑)」

西浦「なんで弓道やってたんですか?」

あるうら「女の子が多かったから。」

西浦「はははは(笑)袴の女子と過ごせるわけでしょ。」

あるうら「でもね、なかなかうちの代は….だいたい弓道やる女子というのは、皆さんイメージと違いまして。玉を狙うんですけど。」

西浦「的(マト)ね。」

あるうら「あれ当たるとみんな掛け声を出すんですよ。『よーし!』って。もっさいんですよねー、千年の恋も冷めるみたいな(笑)」

西浦「雅さゼロという。」

あるうら「ゼロでしたね~。こんな感じですけど、西浦さんは引っ越しをされて。」

西浦「そうなんですよー、湘南の方に引っ越したんですけど駅に映画館があって。映画館がある場所って渋谷とか新宿とか繁華街が多いじゃないですか。それが住宅街に映画館があって、平日超空いてるんですよ!」

 

~(中略)ここで何やら獣のような声がマイクに入ってきました!!!その正体は後ほどご紹介~

 

西浦「FacebookでとうとうWEBラジオとして公開させていただきまして、現在(収録時)4話まで公開しております。」

あるうら「皆さん、ありがとうございます。聴いて頂いて。」

西浦「予想以上に、各200人くらいは聞いて頂いてちょっとずつ増えています。
一番多くて600とか700とか。リーチといって見ただけの人だと2000人くらいいらっしゃるので、
通常の僕らが書いている記事よりも物によっては反応が良かったりするんです。」

あるうら「人の声ですもんね、ダイレクトに。」

西浦「ありがたいですね。」

どんな本を作ってもスピリチュアル!?スピ田さん登場!

西浦「またゲストの力を借りようという浅はかな考えですが、まさかの2回連続サンマーク出版さんです。」

あるうら癒着してるんじゃないですか(笑)

西浦「ないないないない(笑)まっとうな商売してますから。僕としても2回連続同じ出版社の人ってどうなんかなって思ったんですよ。癒着疑われるかなって。」

西浦「他の会社の方も来ていただきたい方いっぱいいるんでね。ただ、この方がよくわからない面白いことを始めたので、早めに聞いておきたいなと思いまして。今回お声がけをいたしました。」

西浦「ゲストはこの方、サンマーク出版のスピ田さんです!」

校正が苦手な編集者スピ田氏31歳

岸田校正が大の苦手な編集者、岸田健児です。スピ田じゃなくて岸田です。」

西浦「今サンマーク出版で第三編集部なんですが、主にスピリチュアルな本を出す編集部ですよね。」

岸田「そうですね、神社の本とか、龍の本とか。」

西浦「精神と時の部屋で作ってるんじゃないかっていう(笑)転職をされて今サンマークさんに移られたんですけど、前いた会社でもスピリチュアルな本を作られてきたんで、ずっとスピ田さんと呼んでます。」

岸田「自分としては納得してないんですけど、前の会社でも、営業部で影でスピ田さんと呼ばれていました。(笑)」

西浦「既に呼ばれてたんですね(笑)前の会社ってあんまりスピリチュアルな本作ってないですもんね。」

岸田「そうなんですよ。なのでどんな本を作ってもスピリチュアルでしょって言われて。」

グラビア写真集作ってもきっとスピリチュアルと言われてしまうんだろうなと嘆く岸田さん。
どれだけスピリチュアルなのか?編集者として関わった作品のウラ話もたっぷりお話しいただきました。

刺さるタイトル『神様とのおしゃべり』『すぐそばも幸せにできないで。』

西浦「転職されてからはまだ本を出されていないので、前の会社のワニブックスさんでのご本の紹介なんですけど、有名なのは、さとうみつろう先生の『神様とのおしゃべり』で、こちらなんと20万部!」

岸田「ありがたいことに。」

西浦「すごいですよーしかもこれ2014年の本なんですけど、未だに増刷かかっているという。」

岸田「そうなんです、ちょうど2017年4月に増刷したてなんですよね。毎年どこかしらで増刷しています」

西浦「スピリチュアル系の定番書扱いになってますよね。」

岸田「ぶ厚いのも定番っぽいですよね。」

西浦「他には、『すぐそばも幸せにできないで。』『人生ドラクエ化マニュアル』など柔らかい感じの、視点が面白い本を作っているなという印象があります。」

あるうら「読みやすそうなタイトルですよね。」

西浦「『すぐそばも幸せにできないで。』なんて小憎たらしくないですか?」

岸田「あれ、悪口ですか?(笑)」

西浦「おしゃれだなーって気しません?」

あるうら「確か、タイトル作るのって編集者さんでしたよね?岸田さんが作っているそのタイトルが小憎たらしいと(笑)」

岸田「あれあれ、悪口(笑)」

西浦「いやなんか、オシャレというか、刺さるというか。『すぐそばも幸せにできないで。』と言われたら“大きいことばかり考えすぎですよね”って気しません?」

あるうら「オビで小憎たらしい発言ってあればね、全部台無しですけどね(笑)」

岸田「あるうらさんにはあんまり刺さってないですね。」

西浦「あるうらさん岸田さんのこと軽くみてるよね(笑)」

ベストセラーを生み出している岸田さんのことを軽くみている、あるうらさん!?
この後、あの大人気ゲームの制作者とつくった本が登場!

きっかけは、ドラクエ制作者からの1本の電話

西浦「これすごいなと思いました!著者がドラクエ実際に作った人の一人ですよね。」

岸田「そうなんです。」

西浦「作品のファンが勝手に“ワンピースに学ぶ”とか言ってるんじゃなくて、作った人が言ってるんでこれがすごいなと思いましたね。」

岸田「これ面白くて、ある日突然この著者から電話がかかってきたんですよ。『神様とのおしゃべり作った方ですよね?僕の作った本みてくれませんか?』と言われて、ちょっと楽しそうだなと思って企画書もらいました。まさに『作った人』っていうのが僕も響いて、作った人だったら説得力あるんじゃないかなと思ってやったんですけど….超大変な著者でしたね。」

西浦「何が?どういうこと?(笑)」

あるうら「いいんですか?WEBに載りますけど大丈夫ですか?(笑)」

岸田「テーマが人生をドラクエ化しよう、つまり何でもかんでもイベント化しようということなんですよね。RPGゲームって敵が現れて、難問が現れて、それが楽しいわけじゃないですか。」

西浦「どう課題をクリアしていくかですよね。」

岸田「そこを楽しむか楽しまないかで、人生がすごく変わるよということなので、著者がなんでもかんでも楽しんじゃうんですよ。」

西浦「いいんじゃないですか?」

岸田「だからモメることも楽しんじゃうですよ、ケンカも楽しんじゃうんですよ。ケンカっぽくなるとわくわくしちゃうんですよ。」

西浦「孫悟空みたいな著者ですね(笑)鳥山明先生ですもんね、ドラクエのイラストも。」

岸田「だから大変で。電話する度にドラクエのバトルシーンBGMが流れる感じなんです(笑)」

自己啓発(ビジネス)とゲーム(遊び)は、相性が悪く、通常は受け入れがたいテーマなのに4万部のヒット作!
20万部売れた「神様とのおしゃべり」、さとうみつろう先生との出会いなど、
この後もウラ話しをたっぷり話してもらいました!
この続きは、ぜひラジオでお楽しみください!

当番組へのご意見ご質問は、出版TIMESのfacebookページにて受け付けております。

あなたからのコメント、メッセージをお待ちしております!

【webラジオ】「スピリチュアル系編集者 岸田さんの出版ウラ話」コウジニシウラのおしゃべり出版ウラ表紙vol.13

こんにちは!出版プロデューサーの白木です。 この記事は、著者から「ずっと笑ってるラジオ」と称された(笑)本でベ...

「本を出版したい」と思ったら、どういった手順で何をすればよいのでしょうか?

すでに作家として活動していて、いくつかの出版社にルートがある方は別ですが、初めての著作、つまり著者デビューの場合は右も左も分からないですよね。

いろんな出版セミナーがあったり、エージェントさんがいらっしゃって、結局何をすべきかわかりにくいかもしれません。

でも本当に必要なことはシンプルです。

 

本を出版するための、無料で超シンプルな4ステップ

  1. 企画書をつくる
  2. 企画書を編集者に預ける(企画会議に出してもらう)
  3. 企画会議でOKをもらう
  4. 原稿を書く


たったのこれだけです。この後、原稿を書き、(編集者からの修正依頼を元に)加筆修正、ゲラチェック(事実関係など中心に、表現など確認)を経て無事、出版です。

特にお金はかかりません、原稿用にPCを買ったり、取材や調査のために参考資料を買ったりすれば、諸経費は必要になりますが。

いわゆる出版セミナーや出版プロデュースというサービスは、これらの「シンプルな手順」を代行してもらったり、アドバイスしてもらうために発生するコストです。

自分の首を絞めるようですが、これらのステップを自力でクリアできる人には、出版プロデューサーも出版セミナーも不要です(笑)

1.企画書をつくる

本を書くには企画書が必要です。
出版社は企画書で全て決定させていますので、この「企画書を書く」作業がとても重要です。

あなたに「企画力」があり、それを紙で伝える「企画書の書き方」さえ知っていれば、別に企画系の出版セミナーは必要ありません。

「企画書なんて書いたことないよ!」という方も、ネットで「出版企画書の書き方」など検索すればいろいろ出てきますから、無料でお金をかけずに企画書を作れるようになるでしょう。

編集者に見てもらえるレベルの企画書を書けるように、「企画力」と「企画書の書き方」を身につけましょう!

 

※しかしこれだけ無料の情報が溢れているのにもかかわらず、「企画書」をちゃんと書ける方は非常に少ないようです。

そもそも企画書を最後まで書き上げられる方が少ないですし、がんばって書きあげた方も「何を伝えたいのかわからない」企画書になっていることが多いのです。「企画を立てる」ということを、頭では理解できても、実際に書けるとは限らないのでしょう。

 

2.企画書を編集者に預ける

企画書ができたら、企画会議に出しましょう。

出版社の企画会議に企画を提出できるのは、編集者だけですので、編集者に企画書を預かってもらいます。

出版社によって、あるいは編集者によっても、得意とするテーマ・ジャンルは違いますから、ベストな編集さんに預かってもらいましょう。

このあたりは恋愛と同じですね。

 

編集者の知り合いが何人かいれば「どうですかね?」と企画書を相談がてら見てもらえますが、そういう人脈がない場合はどうすればよいでしょうか?

編集者の知り合いがいない場合は「持ちこみ」か「プレゼン大会」が多いですね。
「持ちこみ」とは、編集部に電話したり、企画書を郵送で送って連絡をもらえるのを待つことです。
「プレゼン大会」は、各出版セミナーが最終日に開催している「出版社編集者を招いてのプレゼン」のことです。
他に、出版社が主催している「コンクール」も「プレゼン大会」といえますね。

 

3.編集会議でOKをもらう

ここはもう、神に祈るしかないです。編集会議に著者は出席できないので、本当に結果待ちですね。

一発OKで会議を通過できればベストですが、他の編集者や営業部からフィードバック(ダメ出し)をもらうことが多いです。(ダメ出しに対して凹む必要はありません!ダメ出しすらもらえず闇に葬られる企画がたくさんあります)

その場合、次回の会議までに企画書を修正しましょう。だいたい月に1度か2度のペースで企画会議を行ってる所が多いのでリミットは1週間~2週間くらいですね。

経験的にはこの段階でうまく企画書をブラッシュアップできず「時期じゃなかったね」など、うやむやになる企画も多いです。そのためにもしっかり企画力を身に着けて、企画会議に挑みましょう!

 

4.原稿を書く

いよいよ、企画も正式に通過し、あとは原稿執筆です。だいたい3か月くらいで1冊書きあげることが多いですね。1冊10万字と仮定すると、週に8,000字くらいのペースです。この記事が2,500字弱なので、3倍強です。

そう考えるとけっこうハードなペースですよね?ただ書くだけでも難しいですが、ちゃんと「面白い」「わかりやすい」原稿にしなくてはなりません。その上、初の出版だと自分の文体の良さなども確立されてなかったりするので「この内容でいいのか?」「この方向で書いててよいのか?」といった不安に襲われる人が多いです。

こういう時に担当編集者以外で、原稿についてアドバイスしてくれる人がいると心強いですね。他社の出版関係者や著者には見せちゃいけないので、家族など近しい身内にコメントを求めるのも良いでしょう。

 

なお8割以上書き上げてから、担当編集者やプロデューサーに提示する人もいますが、毎週共有するなど、なるべくこまめにフィードバックをもらう方が良いと思います。

かなりの分量を書いた後だと、締め切りも迫っているので「今から全部書き直し」というわけにはいかないからです。原稿を見て、明らかに編集者が企画の方向転換を余儀なくされているケースもあります(それも悪い方向に
最初の8,000字程度でしたら「こういうことじゃない」といったアドバイスもしやすいですし、早めに分かったほうが書き手も安心です。

 

こうして原稿を提出したら、加筆修正を行い、ゲラチェックをして校了です。その後、出版されます。

このように著者になるのに必要なことは、非常にシンプルです。
企画書をつくる能力」「編集者との人脈」「原稿を書く力」があれば準備は万全です。

 

これらの能力を補強したい場合には「出版プロデューサー」の力を借りるのも良いかもしれません。

本の出版をお考えの方へ

本を出版しようと思ったら、何をどういった手順ですれば良いのか【無料で超シンプルな4ステップ】

「本を出版したい」と思ったら、どういった手順で何をすればよいのでしょうか? すでに作家として活動していて、いく...

こんにちは、出版プロデューサーの原です!

この記事は、出版TIMESの新企画、本でベストセラーを目指す人のための番組『コウジニシウラのおしゃべり出版ウラ表紙vol.3』の概要です。

出版プロデューサーの西浦とフリー作曲家のあるうらさんによるラジオ形式の番組ですので、移動中など気軽に聞いてみてください。

当サイトとfacebookページの双方で配信していきます。(内容は同じものです)

ご意見ご質問は、出版TIMESのfacebookページにて、コメントやメッセージをお送りください!

視聴は ↓ からどうぞ!(vol.2を聞き逃してしまった方はこちらからどうぞ)

本編前小話

収録前の打ち合わせはBACKSTAYさんで。手作りケーキがめちゃウマです。

西浦「どうもー、業界で唯一『出版社のマーケティング部出身』出版プロデューサーの西浦です」

あるうら「どうもー、先ほど西浦さんにコーヒーをこぼされました、あるうらです。フリー作曲家です」

西浦&ある「よろしくお願いします」

西浦「…すいませんでした(笑)」

ある「初めてスタジオでですね、収録させていただいているんですけど。(スタジオが)本格的でテンション上がりまくってて、そんな中でね、冷水を刺されたような、そんな体験でしたね。えええええ!?てね」

西浦「そう、ちょっとね、これからじゃあ収録始めましょうかっていう時に、僕があるうらさんにコーヒーでもどうぞって渡したんですけどね。コーヒーがね、思いっきり、あるうらさんにかかるっていう」

ある「はい、ガッツリかかりましたね。本当に黒地のコートでよかったなってのが唯一の救いですね」

ある「ということで、本題といきますか」

 

ある「先ほどの自己紹介でいってもらった、唯一出版マーケティング部出身?」

西浦「そうなんです。まあ、『たぶん』ですけどね?」

ある「え?」

西浦&ある「(笑)」

西浦「わかんないでしょ?全員のこと調べられないから(笑)一応僕ね、出版社を辞めて7年強、今8年目なんですよ。その間に何名かの出版プロデューサーの方に話聞いたりしたんですけど、おそらく出版プロデューサーの中で出版社でマーケティング部にいたよって人はいない」

ある「うん」

西浦「ようです」

 

本編開始〜誰でも本を出版できますか?〜

ある「なめた質問になるかもしれませんけど・・・本なんて書いたことのない、完全に素人の僕でも出版できるんですか?」

西浦「あ、無理です」

西浦&ある「あははは(笑)」

ある「いやいや、ここ(台本)に誰でも出来るって書いてあるじゃないですか!!」

西浦「今のは冗談ですけども。向き不向きではなくて、誰でも本って出せるんですかって言ったら誰でもできるし、誰でもはできないよって回答になってしまいますね」

ある「『なってしまいますね』って言われても、何が言いたいねんって(笑)」

西浦「資格がなければいけないわけでもないし、社長じゃなければいけないわけでも、芸能人じゃないと書けないわけでもないから、誰にでもチャンスはあるんです。」

ある「はい」

西浦「何が必要なのかというと、読者に何らかの価値を提供できる人ならできるよってことなんです。価値を提供できないならできないということなんです。」

西浦「価値って何かと言うと、面白いとか、役に立つとか、感動するとか、暇つぶしになるとか、そういうことができれば誰でも書けるんです」

西浦「二つ目の条件が難しくて、価値を提供できる人たちの中で、差別化が必要になってくるんですよ。」

…続きは放送で!

 

【webラジオ】コウジニシウラのおしゃべり出版ウラ表紙vol.3『本は誰でも出版できる?』

こんにちは、出版プロデューサーの原です! この記事は、出版TIMESの新企画、本でベストセラーを目指す人のため...

たけのこの里が好きで「まずチョコレート部分を歯で削ってから、タルトの部分を食べる」などいろんな食べ方を試してきたのですが、普通に食べるのが一番ウマいと最近結論づけた出版プロデューサーの西浦です。

先日、印鑑証明書が必要だったので、ちょっと法務局へ行って来ました。

法人の印鑑証明書は原則として代表者しか取得できないものです。もちろん実際は代理人でも取得できるんですが「代理」人ということは、つまり本来は代表者の仕事ということでしょうか。

 

代表者≒社長の仕事ってたくさんありますよね。会社の経営が社長の仕事ですが、実際は経理も営業も企画も全部社長がやってたりします。

でも、できる社長になりたければ、どんなに忙しい状況でも、一人で経営について考える時間を作るのが秘訣だと昔教わりました。

 

『未来を創るための準備』をする

例えば、カフェで一人会議をすると、それがたとえ週に2時間でも、仕事の進まない時間を余分に作ることになります。これはコストです。

しかし、追われる日常から離れて、立ち止まって未来を考えることが、会社の進路を見直すために大切なことだったりします。

 

あるいは、人を雇うと、あらゆるお金がかかります。給料はもちろん、社会保険料も支払わないといけないし、必要な備品やそもそも採用活動自体にコストが発生しています。

そこからさらに人材育成にかかる時間や手間を考えれば「雇わない方が全然ラクじゃい!」って感じでしょうが、雇った人が自分以上に活躍する日が来れば、自分だけでは到達できない領域に進めます。

そう考えると、カフェで一人会議をして思考を整理するのも、人を雇って育てるのも『未来を創るための準備』で、まさに社長の仕事だと思います。

 

僕が思うに、この『未来を創るための準備』こそが社長の仕事で、実際に未来を作っていくのは、社長も含め多くの人と手を取り合って進めていくものなのでしょう。

本を書くのは誰の仕事なのか

であれば、本を書くのは社長=代表者の仕事なのでしょうか、それとも誰かに任せるべき仕事なのでしょうか?

それはその本が『未来を創るための本』なのかそうでないのかで変わると思います。

 

PRやブランディング、集客目的の本であれば、スタッフに任せるべきでしょう。それぞれの目的に合わせて、本で書くべきことは変わるし、それぞれの分野ごとに専門のスタッフに任せて、あなたは経営に集中する方が良いです。

でもあなたの本が誰かの『未来を創るための本』であれば、それはあなた(代表者)自身が書くべきです。

なぜなら社長=代表者の仕事は『未来を創るための準備』だからです。

 

この世にはいろんな本がありますが、読者のために書かれた本は、読者の未来を創るきっかけになれます。読者の未来をつくるのはもちろん読者自身ですが、その準備の一つになるのです。

特に『悩みとその解決法』を書くような、一般書や実用書ならなおさらですね。

 

しつこいですが、あなたの仕事は『未来を創るための準備』です。

それはあなたや、あなたの会社の未来だけでなく、業界の未来や、日本や世界といった『見知らぬ誰かの未来』も含めたものではないでしょうか。

『ここにいない誰か』のことを考えたい

売上のことを考えたら本なんて書かない方が良い

あなたが、本を書くことで誰かの未来に役立てられるような『すごい人』ならば、逆説的ですが本なんて書かないで、仕事に集中した方が儲かります。絶対に。

本は売上とかブランディングを目的とするには効率が悪いのです。

僕が思うに、本を書くということは、世の中をより良くするための事業です。感覚的には社会起業家に近いと思います。

『利益の追求』を目的として選ぶには、出版は効率のよくない事業だと思います。出版不況ですしね。

 

だから『本は書きたいけど忙しいから取材でパパっと作ってよ』といった考え方なら、出版という選択肢はいったん捨てて、本業に集中なさった方がいいと思います。

でないと中途半端に新規事業に手を出して撤退するように、ハンパな結果に終わります。本腰入れてやらないとケガします。

 

僕が今までプロデュースしてきた人は個人事業主から、上場企業の創業者まで、会社の規模としてはかなり広がりがありますが、みんなそれぞれ「超多忙」の中でちゃんと、本と読者と向き合ってくれました。

例えば、ある上場企業の社長は、すでに入っている会議をズラしてまで、出版のための時間を取ってくれました。

そのときに「きっとこの人の会議を一つずらしたら、多くの方のスケジュールに影響が出るのだろうなぁ」とは気づいたのですが、当然のようにスケジュールを開けてくれる著者に「そこまでしなくても・・・」と言ってしまったら、逆にこっちが失礼になると思うのです。

全部分かったうえで読者のために時間を割いてくれているわけですから、こっちもしっかり仕事して応えなくてはと思いました。

 

本を書くときは遠くを見る

ちなみに僕は著者への要求もけっこう厳しいのです。(しかも真顔か笑顔で言う・笑)

しかし、うちのクライアントたちは、はたから見ると『ドMなんじゃないか』というくらい喜んで(?)応えてくれます。

十二分に優秀な方々が、かなり多忙な状況で全力で自分の仕事に取り組んでいるうえに、さらに追加で出版のために時間を作ってくれているわけです。

 

たまに冷静になると『みんな立派な人だな・・・』と思います。本なんて書かないでも十分、売り上げも、業界内でのポジションも確立しているのに、さらに時間とエネルギーを割いて、本を書いているのです。

僕なら絶対イヤです(笑)

 

実はこの大変さを乗り切るコツのようなものが一つあります。それは、自分の周りだけでなく、『見知らぬ誰か』、『自分が死んだ後の世代』のことまで考えて出版に取り組むということです。

そうすることで、本というプロジェクトにかけるエネルギーが湧いてきます。本を書くときは遠くを見ましょう。『未来を創るための準備』と考えて出版に取り組んでくれると嬉しいです。

 

 

出版とは誰の仕事なのか【本は『誰かの未来を創るための準備』】

たけのこの里が好きで「まずチョコレート部分を歯で削ってから、タルトの部分を食べる」などいろんな食べ方を試してき...

こんにちは、出版プロデューサー修行中の白木加奈子です。

今回は、私がそうなのか!と思ったことをまとめてみます。

題して「本を書くなら自分の言葉で!」

 

自分の言葉で本を書く重要性

西浦さんが著者の方に大切にしてもらいたいと思っていることの1つに、
自分で書くという点があるそうです。

  • 伝えたいことはあるんだけど文章を書くのは苦手
  • 文章を書いている時間がない
  • 自分一人では文章をうまくまとめられない
  • 初めてだからどのように執筆したらよいかわからない

本を書きたいけど、こういった悩みを持った方はたくさんいらっしゃると思います。

そう、そんな時はプロに頼もう!!

ということでライターさんに代わりに書いてもらうということもNGではありません。

私もその方が素敵な文章になるのでは?と思っていました。

 

では、なぜ自分で書くことが重要なのでしょうか?

それは、本人が書いた方が明らかにその人独自の豊かな表現=言葉が生まれるからです。

プロのライターさんはもちろん文章を書くプロですから、とても上手に書いてくれます。
ただ、その言葉は一度そのライターさんのフィルターがかかりますので、ライターさんの
言葉になります。

ある意味 ”上手く” はまとまっているのですが、独創性や目に留まるような新しい表現
ではない場合や著者の方が思っていることとぴたっと一致しているかというと
そうではない場合も出てきてしまいます。

やはり、一番読者の心を掴むのは、四六時中このことを世の中の人に伝えたいんだ!!
という熱い思いを持った著者自身の言葉であり、表現の仕方なのです。

例えば、堀江昭佳さんの「血流がすべて解決する」を西浦さんがプロデュースしている際に、
「血液サラサラ」といった表現は良く耳にするけれども、堀江さんが「血流たっぷり」という
表現を使われた時に「これこそ著者本人にしか思いつかない表現!」と思ったそうです。

 

本を書きたいけれど表現が苦手と思っている方へ

とはいっても、表現が思いつかないよ~と思っている方も多いのが現状。。。

よく言葉が「降りてきた!」などという表現を使うことがありますが、
まさに無理矢理ひねり出そうとするのではなく、
なんとなく日常生活の中で突然思いついたりするものだったりするそうです。

皆さんは本を書きたいと思っているくらい強い思いのある方なのですから、
ちょっとくらい頭を切り替えたって、その思いが消えることはありません。

ちょっとリラックスして、お風呂に入っている時や散歩をしたり、
好きな音楽を聴いたりしていると突然ふっと降りてくるようです。

その時に、すぐにメモ!!!できるように、常にメモ用紙や携帯のボイスメモに
録音しておくなど自分のやりやすい方法で記録をしておくと良いですね。

 

また、人に話す(アウトプットする)こともとても重要で、
自分の考えが話すことによってまとまったり、新鮮な表現や例え話しが出てきたりします。

私が西浦さんと一緒に話していて感じることは、私が発した言葉に対して、
自分では当たり前だと思っている表現でも「それ面白いね!」とか
「それ自分の発想にはなかったよ」と言われたりするので、
話しているうちにお互いに色々な気づきや発見があるなということです。

おわりに

本を書くことは簡単ではありません。

著者の皆さんは何のために、誰のために、なぜ本を書きたいのでしょうか?

1人で悩んでいてもなかなか前に進みづらい時は、ぜひ誰かの力を借りてみてください。

そして、ぜひ自分の言葉で書いて頂きたいなと思います。

それが一番読者に喜ばれ、あなたのファンになってくれる秘訣ではないでしょうか。

 

私もこれからもっともっと多くの方と出逢い、様々な言葉を目にすることができる
ことを楽しみにしています。

 

本を書くなら自分の言葉で!

こんにちは、出版プロデューサー修行中の白木加奈子です。 今回は、私がそうなのか!と思ったことをまとめてみます。...