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「自分の書いた文章で、他人を思い通りに動かす

もしもそんなことが出来たなら、きっと人生が大きく変わるに違いありません。

  • ブログで商品説明をして商品を買ってもらい、アフィリエイト収入を得る
  • 文章を読んだ人からの信頼を得る
  • 気になる異性の気持ちを掴む

ちょっと考えただけでも、様々な可能性が思い浮かびます。

今回は、そんな「文章術」を題材とした、「人を操る禁断の文章術」を紹介します。
大きな話題となった「メンタリズム」を取り入れた文章の魅力、味わってみてはいかがでしょうか。

どんな本なのか

本書の著者は、科学とロジックで超常現象を再現するという「メンタリズム」で話題となった、メンタリストのDaiGo氏です。

幼少期に8年間にわたるいじめを受けていた著者は、たったひとつの行動で周囲を一変させ、それがきっかけで、「自分の行動一つで世界は簡単に変えられる」と考えるようになった、としています。

そんな著者が「文章で人を操る」方法を書いたのが、この「人を操る禁断の文章術(メンタリズム)です。

相手に読まれる文章や、相手の心を動かす言葉選びなどが丁寧に説明されているのが特徴で、ビジネスにもプライベートにも応用のきく、すべての人におすすめの本となっています。

人を操る文章の3つの原則

まずは本書に登場する、最も簡単ですぐに実践できそうな「人を操る文章の3つの原則」を紹介します。
それは、

  • 原則1 あれこれ書かない
  • 原則2 きれいに書かない
  • 原則3 自分で書かない

というもの。

なぜ「書かない」ことで人を操ることができるのかを、著者は次のように説明しています。

 

人は、受け取った情報が足りないときは想像や予測で判断する習性があります。
では、この想像や予測が、何に基づいているのかというと、その人の知識と体験、つまり記憶です。
記憶に残りやすいものは、強い感情を伴う記憶、例えば自分にとって好ましいことや望んでいること。
つまり、文章を書くときに、あえて情報量を少なくすることで、読み手の想像力を利用することができるのです。
これがメンタリズム文章術の一番の特徴です。
(56ページ「第2章「書かない」3原則で人を操る」より引用)

 

文章を書くときは、誰でも、どうしても正しい情報をたくさん詰め込みたくなるものです。

しかし、本書によると、それが必ずしも良い方向に作用するとは限らないようです。
「文章を書いても、相手を思うように動かせない」そんなふうに感じるときは、ぜひ実践してみたい文章術です。

もしかしたら、相手の想像力を利用して、思うように行動させることができるかもしれません。

デメリットを利用して、信頼を勝ち取る

大抵の物事には、メリットとデメリットがあり、何かをアピールする場合、一般的にはメリットだけを並べたくなるものです。

しかし本書では効果的な手法として、「メリットとデメリットを両方とも伝える」両面提示というものが紹介されています。

両面提示を行う上で重要なのは、ネガティブな情報を先に提示したあとで、ポジティブな情報を伝えるという順序です。
最後にネガティブな話を持ってくると、どうしても相手の心に後ろ向きな印象が強く残ってしまいます。
それではいくらメリットを盛り込んでも、心は動きません。
(134ページ「第3章「人を動かす7つの引き金で、何を書けばいいかもう迷わない」より引用)

デメリットを正直に伝えることで相手の信頼を得て、ポジティブな印象を残す。こちらも、「書かない」3原則同様、使えそうな手法です。

ピンチを、文章でチャンスに変える

さらにもうひとつ、本書には、すぐに実践できそうな文章術があります。

それは、文章にメリハリをつける「上げて、下げて、また上げる」というものです。

こちらも手順は簡単です。

  1. ポジティブに書きだす(上げる)
  2. ネガティブな情報を入れて文章を一転させ、文章に谷間を作る(下げる)
  3. ネガティブな情報をひっくり返す内容を書き、ポジティブに締めくくる(上げる)

いかがでしょうか。この文章術、難易度としては、それほど高くないものの、ネガティブな情報を相手に伝えたいときなどに効果を発揮してくれそうです。

著者は、「相手の立場に合わせてストーリーを描き、文章にメリハリをつけることで、ピンチをチャンスに変えることができる」としています。

不利な状況を変えたいとき、きっと、この文章術は使えるに違いありません。

終わりに

文章を書くとき、私たちは、様々な情報をいかに綺麗にまとめるか、に終始してしまうことがありますが、それでは読み手側の想像力をかきたてることは難しいようです。

本書に掲載された文章術を参考に、「書くべきこと」「相手の想像を利用すべきこと」についてしっかり考えれば、人を惹きつける魅力ある文章を書くことが出来そうです。

人を操り、思うままに行動させてしまうこの驚異の文章術、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

【書評】人を操る禁断の文章術【文章で、相手を思うままに動かす技術を知りたい人へ!】

「自分の書いた文章で、他人を思い通りに動かす」 もしもそんなことが出来たなら、きっと人生が大きく変わるに違いあ...

「みんな、本読んでる?」(CV:ブルゾンちえ〇)

え、最近ほとんど読めてない?とにかく選ぶのが大変だって?

選べないのは本が多すぎるから!だったら…人にお勧めしてもらえばイイ。

ちなみに、本が年間、何冊でてるか・・・知ってる?

 

 

 

 

 

 

 

「8万冊」

 

 

ブルゾンさん風に書くのはここまでとして・・・(難しい)

出版プロデュ―サーの西浦です!本の年間出版点数8万冊ですよ!

8万!1日に平均220冊強!確かに「選べるかーい!」ってことで、

だったら面白い本をこちらから紹介しようと!どうせ紹介するなら、それ自体をコンテンツにしちゃおう!と、

昨年末スタートした『出版プロデュ―サー西浦孝次がお勧めする「人生を豊かにする本5冊」』のVOL.3を6月28日に開催します!

今回から「ニシュランガイド」と名前も変わっております!命名はスタッフで弁護士のK先生です!

 

『ニシュランガイド』ってどんなイベント?

 

大変ありがたいことにリーピーターが非常に多く、定員の7割以上がリピーターさんで埋まっております。

だから余裕こいて今まで案内するの忘れてたんですよね・・・いかんいかん。

 

面白い本に興味はあるけど、何を読めばいいかわからないー。

っていう方に、本のプロ(おこがましいですが)の出版プロデューサー西浦が、商売一切抜きで面白い本をおすすめするイベントです。

  • 本は好きだけど、年に5冊くらいしか読めてない
  • 本屋さんに行っても、どんな本を読んでいいか分からな
  • ランキング上位の本をとりあえず読んでいる
  • 歴史的な名著と言われてもピンと来ない…
  • でも本を読みたいと思う!

という方が対象です。本を全然読んでなくても全然問題なし!ご興味あればぜひ!

しかもイベント会場は八重洲ブックセンターさん!

本屋さんで開催ということで、イベントで紹介された本をその場ですぐに買って帰ることが出来ます!

 

どんな本が紹介されるの?

 

年間365日、本に触れている出版プロデューサー西浦が、これまでに読み、影響を受け、名著だと感じた書籍を厳選して紹介します

ジャンル等は特になく、マニアックなものよりは「聞いたことあるけど読んだことのない本」とか「有名作家の、ちょっとマイナーな本」とか比較的メジャーなものを取り扱います。

もちろん超有名人の超有名本でも扱います!

 

ちなみに6月28日の回には

  • 脳科学
  • 小説×2
  • ノンフィクション
  • 対談集

というジャンルから合計5冊をチョイスしました。

過去の様子はこちらから

第1回 イベントレポート前半 と 後半

第2回 イベントレポート

本はほとんど読まないけど参加してもいい?

もちろんです、むしろそういう人に『本を手に取るきっかけ』になってほしいと思って開催しています。

当日は、参加者の方々に5冊の内、プレゼンを聞きたい4冊を選んでもらったり、それぞれの本への感想をフセンに書いて貼ってもらったり参加型の部分がありますが、本を読んでいる必要はないものばかりです!

 

お申込みはこちらから

facebookのイベントページで申し込みを受け付けております!

イベント終了後、希望者だけの簡単な打ち上げもありますので良かったらそちらもぜひ!

 

あなたのご参加お待ちしております!

お申し込みはこちらから

 

【ブルゾン風イベント告知】効率的な本選び、充実した内容紹介。オススメ本イベント『ニシュランガイド6/28』です!

「みんな、本読んでる?」(CV:ブルゾンちえ〇) え、最近ほとんど読めてない?とにかく選ぶのが大変だって? 選...

出版TIMESの西浦です。

出版TIMES 2017年5月の人気記事ベスト5をご紹介します。5月はGWなどもあり更新が少し滞ってしまいましたが(言い訳です、ごめんなさい)、新メンバー加入などもあり少ない記事でも新作が健闘したような、そんな月になりました。

『毎回、全部読むのはしんどいぜ!』という方に、人気記事だけでも読んでいただけると嬉しいです。

2017年5月人気記事 ベスト5

  1. 【書評】「スタンフォード式 最高の睡眠」で 黄金の90分を手に入れよう(↑先月4位)
  2. 成功している人は、なぜ神社に行くのか?【神さまは「他の参拝者を味方につけた人」の味方をする】(→先月2位)
  3. 成功する著者2パターンと、失敗する著者の16条件【編集者、書店員のホンネ】(先月1位↓)
  4. 出版プロデューサーへの道のりと自己紹介【原菜未】(初出)
  5. 編集者とブレストして到達した「本当にうまい文章にたとえ話は不要」論(初出)

なんと先月5位の「スタンフォード式 最高の睡眠」がジャンプアップで1位に。書評記事は検索流入の比率が高く、記事公開したあとも勢いが続くのですが、はじめて書評記事で神社を超えることが出来ました!「神社」の牙城を崩したのは「スタンフォード」・・・ここに「長く売れる本のタイトルのヒミツ」がある気もしたりしなかったり。

3位は先月1位の成功する著者2パターンと、失敗する著者の16条件【編集者、書店員のホンネ】です。リファーラルやソーシャルからの流入が多いので、ひとえに皆様のご紹介のおかげです。この記事は自分たちだけでなく、多くの出版関係者による集合知ですので、人気が出て嬉しいです。ありがとうございます!

そして4位に新メンバー【原菜未】さんの自己紹介記事が!皆さん応援ありがとうございます。

自己紹介でいきなりLGBTであることを書いたからか、けっこうみんなに驚かれました。皆さん、これからもよろしくお願いします。

そして最後は編集者とブレストして到達した「本当にうまい文章にたとえ話は不要」論。こちらも5月の記事でランキング入り、嬉しいです。ブレストっていうかまあ、飲んでたんですけどね(笑)でも、話してる時はいたって真剣そのものでしたよ!

以上、5月の人気記事ランキングでした。

6月も皆さんよろしくお願いします!

人気記事アーカイブス 2017年5月ベスト5

出版TIMESの西浦です。 出版TIMES 2017年5月の人気記事ベスト5をご紹介します。5月はGWなどもあ...

「読書が好き」と話すと、なぜか「ベストセラーは読んでいるはず」として、その話題を振られることがあります。
しかし私の場合、すべてのベストセラーを読んでいるわけではありませんし、読んだとしても記憶に残っているとは限りません。
そんなとき、はっきりと「読んでいません」と答えると、「なぜ読んでいないのか」という空気が漂うことがあります。
すべての本を読んでいる人ばかりではないはずなのですが、不思議なものです。
趣味を聞かれて「読書」と答える人ならば、もしかしたら同じような状況に陥った経験があるのではないでしょうか。

今回は、そんな状況のときの助けとなりそうな本、『読んでいない本について堂々と語る方法』を紹介します。
著名な本の内容を引用しながら進む本書、実に面白い内容となっています。

どんな本なのか

この『読んでいない本について堂々と語る方法』は、2007年にフランスで出版されベストセラーとなり、多くの新聞や雑誌で取り上げられました。
著者は、パリ第八大学教授で、精神分析家のピエール・バイヤールです。
本書には「未読の諸段階」と「状況」に応じて「読んだことのない本について語る方法」が記されています。
そして著者は「読んだことのない本について語る」ことにより「創造的読書」ができるとしています。
あまり読書をしない人にも、読書好きな人にもおすすめできる、興味深い本となっています。

読書に関する三つの規範

読んでいない本について語るのは難しく、叶うなら、なるべく避けたい状況です。
もちろんそういう経験もゼロではありませんが、できればそのことを他人に知られたくありません。
そう感じる理由として、著者は、以下のように記しています。

<読まずにコメントする>という経験について語ることは、たしかに一定の勇気を要することである。
本を読まないことを称揚するテクストがほとんど見当たらないのは理由のないことではない。
読書をめぐっては、暗然たる強制力をもつ規範がいくつもあって、それが私がここで扱おうとしている問題に正面から取り組むことをむずかしくしているのである。なかでも以下の三つの規範は決定的である
(4ページ「序」より引用)

ここで言う三つの規範とは、

  1. 読書義務(読書は神聖なものとみなされており、神聖とされる本を読んでいないことは許されない)
  2. 通読義務(本は最初から最後まで読まなくてはならない
  3. 本について語ることに関する規範(本について正確に語るためには、その本を読んでいなければならない)

というものです。
普段意識したことはありませんでしたが、確かに、これらは「暗黙の了解」として存在するように感じます。
本書は、そんな「暗黙の了解」を破ることによって生じる「やましさ」を軽減し、読んでいない本について語ることを正当化してくれます。

未読の諸段階と、その理由

本書は、以下のような構成になっています。
—–
Ⅰ未読の諸段階

  1. ぜんぜん読んだことのない本
  2. ざっと読んだ(流し読みをした)ことがある本
  3. 人から聞いたことがある本
  4. 読んだことはあるが忘れてしまった本

Ⅱどんな状況でコメントするのか

  1. 大勢の人の前で
  2. 教師の面前で
  3. 作家を前にして
  4. 愛する人の前で

Ⅲ心がまえ

  1. 気後れしない
  2. 自分の考えを押しつける
  3. 本をでっち上げる
  4. 自分自身について語る

—–
読み進めるうちに、「その本が未読である理由」にも様々なものがある、ということに気付きます。
一般的な理由として考えられるのは、

  • タイトルや内容に興味を持てない
  • 読みたいが時間がなくて後回しになっている
  • 理由のない読まず嫌い

などです。
この中でも、読まず嫌いによって未読である本については、語るのが非常に難しそうです。
しかし本書を読んでいるうちに、たとえどんな未読の本であっても語ることが可能だという気持ちになるのです。

読んでいない本について語るために必要なこと

では、実際に「読んでいない本について語る」ために必要なことを見てみましょう。
現実的に使えそうなのが、Ⅲの見出しに記載されている「心がまえ」、

  1. 気後れしない
  2. 自分の考えを押しつける
  3. 本をでっち上げる
  4. 自分自身について語る

です。
これならば、本を隅から隅まで熟読しなくても、内容については触れず、読んでいない本について語ることができそうです。

そして本書の結びでは、読んでいない本について語ることは、

  • 話している相手の反応に注意を払う
  • 作品の本質を探る

自分の話により相手の共感を得る
などの必要があることから、「まぎれもない創造の活動」であると述べています。
そう考えると、日常的に文章を書く人にとっては、読んでいない本について語ることは「作品を作る」上での良い訓練になりそうです。

終わりに

数々の裏付けをもとに、本書は、「読んでいない本について語ることは、決して悪いことではない」と私たちに教えてくれます。
本書を読むことで、きっと、読んでいない本について語る罪悪感から解放されることでしょう。
そして、創造活動の一環として、未読の本について語ってみたいという欲求に駆られるに違いありません。

(文:朔)

本の出版をお考えの方へ

【書評】読んでいない本について堂々と語る方法【未読の本について語る罪悪感からの解放】

「読書が好き」と話すと、なぜか「ベストセラーは読んでいるはず」として、その話題を振られることがあります。 しか...

先週末カラオケでタンバリン叩きすぎて内出血した出版プロデューサー西浦です。タンバリンってどうするのが正解か全く分からない。

そんな内出血カラオケの翌日、2017年5月27日に出版関係者のSNSで話題になった記事があります。

マジメで地味な中公新書が『応仁の乱』で37万部超、意外なヒット連発の謎

yahooニュースでも取り上げられ、さらに拡散されてましたね。

 

書店のランキングとかで良く見てましたけど、あんまり注意して動向をチェックしていなかったので、発売からの経緯を調べてみることに。

 

ちなみにネット上にはいろんな記事が出てるのですが、やはりピックアップされた情報と解説、まとめが大半ですね。

読んでて面白くはあるのですが肝心のどうやって売ったかがイマイチわからない。

 

「もっと詳しい経緯を知りたい…!どのタイミングで増刷決まって、広告打って、いつ10万部超えたんや!」みたいな詳しい流れを知りたいのが、著者をはじめ出版関係者のマニアックなところですよね。

なので出版TIMES読者の皆さんのためにガチで公式twitterを数か月さかのぼって調べてみました。(辛かった…)

その結果分かったのが

 

なぜ、今、売れているのか―

どなたか教えてください。

 

と著者や担当者も言ってる(らしい)ってことです(笑)

新書「応仁の乱」ヒットの流れ時系列順

  • 10月20日発売 初版13,000部。

戦国時代や幕末と違い、室町時代はあんまり人気がありません。だからか当初は著者も「2万部くらいかな」と予想していたそうです。

「中公ブランドと『応仁の乱』というタイトルで2万部くらいはいくかもしれないが、登場人物の多さが敬遠されて伸び悩むと予想していた。
日本の歴史愛好家の知的好奇心、高かった 「応仁の乱」本が異例のヒットより

ところが

  • 10月24日 発売から4日で増刷決定。

つまりかなり初速が良かったと思われる。

  • 11月2日 発売から2週間で3刷
  • 11月14日 約4週間で4刷
  • 11月27日 約1ヶ月 日経新聞書評掲載

  • 11月29日 約6週で5刷
  • ??? 関西限定広告 京都書店で新書1位

正確な時期は分かりませんでしたが、関西限定広告を実施されています。(部数的に11月~12月くらいだと思います)

広告内のランキング情報によると、この時点でアバンティさんふたば書房さんで新書ランキング1位に。丁寧なエリアマーケティングですね。↓

ここまで発売から1週間~2週間ごとに増刷をかけています。

かなり安定して売り上げが伸びて、書店さんからの注文も増え続けたということでしょうか。いい流れだなぁ・・・こうありたい。

 

 

  • 12月28日の新聞広告7.8万部 twitter

  • 1月20日 約3ヶ月で8.8万部(これより前のタイミングで増刷してた可能性が高いけど)

ハァッピバァスデエェ義政氏ィイイ!!(絶唱)とか本当にスキ

  • 1月23日 3ヶ月と3日で10刷10万部!

なんか攻勢に出た!感があります。

50名集まる著者って、タレントでもなければそうそう居ませんよ。

  • 2月12日に朝日新聞書評欄掲載(引用ツイートの11月は打ち間違い?)

  • 2月24日 約4か月 18万部

  • 2月27日 ああ、言っちゃった感笑

なぜ、今、売れているのか―

「どなたか教えてください。」

  • 3月1日に取材、2日にNHK ニュースウォッチ9で紹介20万部突破

NHK記事

  • 3月6日 読売新聞全5段 23万部

ツイートから察するに本書としては初の全5段

〇分間にだいたい1冊売れておりますっていう表現、本ではじめてみました笑(広告右上)

 

  • 3月23日 約5ヶ月 16刷 31万部

  • 4月11日 17刷 帯チェンジ 3X万部
  • 4月19日 約半年。マンガ日本の歴史と併売が増えたことで、ダブルメインの宣伝に。

  • 4月26日 19刷
  • 5月22日 発売約7か月。テレビ東京『ゆうがたサテライト』でも取り上げられる。

番組でも一貫して『地味すぎる』を推していたそう。強いなぁ、『地味すぎる』の語感。


ヒットの理由を整理する

『応仁の乱』ヒットを受けて各メディアからの取材が行われました。冒頭のBuzzFeedさんの記事によれば

  • 著者力が高い (第一人者、かつ若い筆者)
  • クオリティの高い原稿
  • 取り上げてもらったメディアの効果、新聞広告の影響も大きい

というのがヒットの主な理由です。

『応仁の乱』ヒットの背景にあるのは、こうしたマジメな本作りという「基礎」だ。

こうあるように、確かに本としての基礎力が高いのは間違いないでしょう。

なぜならタイトルの面白さなどで引っ張れるのはせいぜい10万部までで、それ以上は「中身の面白さ」が必要だからです。

37万部突破という偉業は、本そのものの力なくしてありえないでしょう。

 

ちなみに、なぜ本の「中身の力」がないと10万部を越えられないかというと、クチコミが発生しないとそれ以上は厳しいからです。

そして「クチコミ」発生の条件こそ「感動」です。感情が動かないとクチコミはしないですからね。

「感動」は本の中身が面白くないと生まれませんから、10万部以上には「中身の面白さ」が不可欠と言えます。

メディアと読者を動かしたトリガー

ただ、中身と同じくらい重要な要因として「言葉の戦略」があるように思えます。

以前書いた「累計150万部のシリーズは、一本の電話から始まった」のような「偶発的なものを、意図して能動的なものに変えてきた」タイプの戦略です。

 

本作「応仁の乱」は中身の力はさることながら、

「スター不在」「地味すぎる大乱」「知名度はバツグンなだけにかえって残念」

といった言葉がクチコミのトリガーになったことは疑う余地もないでしょう。SNSでの広がりやメディア取材に見る一貫した「地味すぎる」推しがその理由です。

 

宣伝部が考えたのか、担当編集か、あるいは別の人なのか分かりませんが、このコピーがクチコミと購買のトリガーになっているのでしょう。

 

マーケティングとして学ぶべきはここ

今や28万部を突破!『応仁の乱』を読んでいるのは、どんな人たちなのか?

↑のHONZの記事でwww(トリプルウィン―取次大手が提供しているPOS)のデータが紹介されています。

こちらによると発売から順調に売れ続け2月末に一気に爆発。2月末と言えば全国ご当地新聞の広告と3月2日のNHKのタイミングですね。

 

クラスタ分析によると読者層は圧倒的に50~80代の男性となっていますが、

新聞を読んでるのも50代以上が圧倒的に多いですし(全国ご当地新聞大当たり)、NHKもこの年齢層と相性が良いメディアです(ニュースウォッチ9大当たり)。

まさに主客層にガッツリ刺さった印象があります。

 

しかし忘れてはいけないのがそれ以前からも本書は売れ続けていたということです。1月23日には10万部を突破しています。

この10万部までを支えたのが各歴史クラスタとSNS層(30~40代?)かと思われます。

 

歴史クラスタはいわゆる歴史好きの方で、やはり戦国時代や幕末が2大人気。(あと三国志。)

その中には「応仁の乱」に「興味がないこともない」という層がけっこういたのでしょう。

僕も齋藤道三の小説を読んでいて「誰が首謀者で、なぜこんなに続いたのか、だれが終わらせて、結局勝ったのはダレなのかよく分からない不思議な乱」という認識は持っていました。

戦国初期の武将を紐解くと、平安時代のこの乱はちょっと出てくるんですよね。でもやっぱりよく知らない。

そこに「スター不在」「地味すぎる」「残念」などと煽られると興味を抱きます。

 

歴史クラスタ(歴史好き)は50代以上の方が多いでしょうが、少数派ながら30~40代もいます(自分もその一人です)。

彼らが「地味すぎる」をSNS上でシェアしたことで、書店から足が遠のいていた歴史クラスタや、普段は歴史ものを購入しない30~40代にも広がったのでしょう。

 

つまりステージ毎に顧客の変化が生じていて、

  • 初期(発売1ヶ月以内)

【ガチ歴史クラスタ】(毎月、歴史モノの本を書店でチェックしている層)が「『応仁の乱』は類書ないなぁ、けど興味あったし」と購入。

 

  • 中期(「地味すぎる」情報の発信開始)

【並歴史クラスタ】(数か月に一回は書店で、歴史モノをチェックしている層) ガチ勢と同じような理由で、しかし少し遅れて購入。ガチ勢からのクチコミも影響したかも。

【SNS層の内の弱歴史クラスタ】 ガチ歴史クラスタ30~40代が中心に発信した「地味すぎる」シェアを見て「面白そうなの出てるな~、『応仁の乱』は確かにナゾ」と購入。

 

  • 後期(10万部前後)

【並歴史クラスタ】 中期と同じ 書店で歴史ものをチェックする頻度が人によって違うので、遅い人はこのあたりで反応。

【弱歴史クラスタ】(新聞・NHKに反応した元・歴史クラスタ「こんなの出てたか、最近本屋行ってなかった」「『応仁の乱』で10万部売れてるなんてきっと面白いに違いない」と購入)

 

  • 今(拡大期)

【弱歴史クラスタ】 後期と同じでまだ書店に来てなかった人が続くイメージ。

【流行ってるので興味湧いてきた層】 歴史ほとんど興味ないけど『37万部』で『地味すぎる』って興味あり。

 

という流れなのかなと推測します。

僕みたいな層が「弱・歴史クラスタ」だったりするのだと思います。

同じ「歴史好き」でも、その強弱で反応する理由は違うし、書店に来る頻度やSNSの親和性も違っています。

 

今後はどこまで広げられるかが重要になってきますね。

そこで、例えば「歴史に興味のない20代の女子」を取れるかということになります。

 

基本的に歴史を扱った本で、歴史に興味のない人に買ってもらうのは無理です。

ただ「地味すぎる」はやっぱり面白いですよね。変に歴女っぽいコピーに変えるより、買ってもらえる可能性は高い気もします。


 

つまり僕らが「応仁の乱」から学ぶべきことは、中身の詰まった良い本を作るというのは大前提として、

さらに、本の成長段階に合わせて、初期から後期、拡大期まで「読者の階層・クラスタ」の変化に対応していくということです。

 

マニアから素人へ、認知層から非認知層へ読者を広げて行く過程で、売り方や販売方法を変えていきます。

しかし本の中身は、販売段階に応じて変えていくということができませんから、最初から「マニアも納得、初心者もとっつきやすい」ものを作っておくことが重要になります。

 

新書『応仁の乱』ヒットの秘密を公式が「誰か教えてください」って言ってたので自分なりに考えた。

先週末カラオケでタンバリン叩きすぎて内出血した出版プロデューサー西浦です。タンバリンってどうするのが正解か全く...

「自分の書いた本がベストセラーになる」

なんとも魅惑的な響きです。
もしもベストセラーを世に送り出すことができたら、想像するだけで素晴らしいことですね。

世の中には数えきれないほどの本がありますが、その全てがベストセラーになるわけではありません。
しかし、その一方で、次から次にベストセラーを生む作家もいます。
これには何か理由があるのでしょうか。
今回は、そんな疑問を解き明かしてくれる本、

ベストセラーコード 「売れる文章」を見きわめる驚異のアルゴリズム
を紹介します。

どんな本なのか

ベストセラーコード 「売れる文章」を見きわめる驚異のアルゴリズム』は、フリージャーナリストのジョディ・アーチャーと、テキスト・マイニングの第一人者として知られるネブラスカ大学英文学準教授マシュー・ジョッカーズによる書籍です。
コンピューター・モデルに原稿を読ませヒットした作品の特徴を調べた結果を、本書により知ることができます。
調査対象は、

  • 使用する単語
  • タイトル
  • プロット

など多岐に渡り、日本語で本を書く際にも活かすことができそうな内容となっています。
「いつかベストセラーを世に送り出したい」そんな夢を持つかたに、ぜひおすすめしたい本です。

ベストセラーを書くためのヒント

第1章には、まず、本書を読む上での注意点が記されているため、以下に引用します。

本書を一度、あるいは二度読めばベストセラー小説が書けるようになる、というつもりは毛頭ない、これはハウツーの本ではないからだ。
たしかに、ベストセラー小説を書きたい人にとっては見逃せないだろうと思うヒントが本書のなかにはたくさんあるし、もし自分がその立場だったら、編集者に原稿を渡すまえにかならずコンピューターで分析するようになるだろう。しかし本書の特徴のひとつは、書くスキルは教えることはできないとする昔からの見解に新しい視点を加えたところにある。
(44ページ 第1章ベストセラーメーター ―テキスト・マイニングは出版を変えるか より引用)

残念ながら、読んだだけで簡単にベストセラー小説が書けるようになるわけではなさそうですが、読み進めていくと実際に使えそうなヒントだらけだということが良く分かります。

本書は翻訳されたものであり、調査の対象になっているのは、スティーブン・キングやダン・ブラウンなど海外の作家のみです。
そのため単語自体については日本語に活かすことはできませんが、それ以外は見逃せないヒントだらけです。

ベストセラーが持つ共通のパターン

コンピューターは80パーセント以上の確率で「その本がベストセラーになるか」を当てることができるようです。
これはつまり、ベストセラーとなる本には法則性があるということを意味していると考えられます。
そして、ベストセラー作家と呼ばれる人たちは、それぞれの著作の中で、無意識にヒットの条件を満たしているということになります。
そこで、本書で取り上げられているベストセラーの特徴から、「タイトル」について見ていきましょう。

小説などを書く際に、タイトルは非常に重要であり、本書では「ときには1000万ドルの価値がある」としています。
そしてベストセラーのタイトルには、以下のような種類があると述べています。

  1. 場所を表すタイトル
    物語が展開する『場所』がタイトルとなっている
    例:「シャッター・アイランド」
  2. 出来事を表すタイトル
    その出来事がプロットの中心になっている
    例:「巨人たちの落日」
  3. 物を表すタイトル
    何かを特定する言葉が加わって特定の物を表す
    例:「ダ・ヴィンチ・コード」
  4. 読者に疑問を持たせるタイトル
    平易な単語を2つ並べ、疑問を持たせる
    例:「真夜中の記憶」
  5. 単語1つのタイトル
    例:「法律事務所」

効果的なタイトルを付けて、読者の想像をかきたてることは重要です。
著作のタイトルを考える際には、参考にしてみてはいかがでしょうか。

ベストセラーを解析する

もちろんタイトルだけ良くても、最後まで読んでもらえるとは限りません。
書き出し、プロット、登場人物など、物語を魅力的にするために必要な要素は多数あります。
それらの選びかたや、キャラクター設定などについても本書では言及されています。
どんな登場人物が、どういう進行で、何をすれば読者を引きつけ、リアリズムを出すことができるのか。
創作に行き詰ったら、様々な角度からベストセラーを解析した本書を繰り返し読めば、ヒントが見つかるかもしれません。

さらに、本書を楽しむことができるのは、自ら創作をする人ばかりではありません。
読書好きのかたにはおなじみの作家が多数登場するため、好んで海外の文学作品を読まれるかたにもおすすめです。

終わりに

本書によると、ウィリアム・ゴールディングによる「蠅の王」は、出版社に「21回断られた」のだそうです。
それがベストセラーとなるなんて、実に夢のある話です。

もしも温めているストーリーがあるのなら、ぜひ、この『ベストセラーコード「売れる文章」を見きわめる驚異のアルゴリズム』を参考にしてみてはいかがでしょうか。

【書評】ベストセラーコード【売れる作品を書くヒント】

「自分の書いた本がベストセラーになる」 なんとも魅惑的な響きです。 もしもベストセラーを世に送り出すことができ...

「~の到達点」っていう言葉にすっごい惹かれる出版プロデューサーの西浦です。「人類の到達点」(某ニュートン一族)とかカッコいい!あと「橋頭保(きょうとうほ)」「分水嶺(ぶんすいれい)」って言葉も使いた過ぎてよだれ出る。

 

さて、先日30代の脂の乗ったベストセラー編集者たちとアルコールセッション(飲み会)をしていたときに「良い文章とは何か?」という話になりました。

  • 構成力?
  • 書き出しの面白さ?
  • オリジナリティのある表現?

いずれも大事だし、他にもいろいろと考え方はあると思うのですが、全員が「なるほど!」「これは新しい考え方かもしれない!」と納得した「うまい文章」「良い文章」の条件を発見しました。

これが僕らの「文章術に関する現時点での到達点」です。(←到達点使いたいだけ)

 

難しいことを簡単に説明できる人が頭いいって本当か?

「頭がいい人は、難しいことを簡単に説明できる」「難しいことを難しく話すのは、頭良くない人」みたいな話しを聞いたことはありませんか?

これって本当にそうでしょうか?なんとなくそんな気がするものの、ちょっと違和感を感じたことはありませんか?

僕がそのように感じるのは「難しいことを簡単に翻訳する時点で、大事なことが抜け落ちてしまっているのでは?」という疑問があったからです。

頭がいい人や専門家だからこそ到達できる境地というものがあって、それを僕のような一般人にわかるレベルに翻訳すると、何かズレてたり、肝心なところは分かってないんじゃないかな?と不安になることがあるんですね。(相対性理論とか量子力学の本とか読んでると特に・・・)

 

だから編集さんたちと話しながら

  • 「簡単に説明する=たとえ話でわかりやすくすること」のようなイメージがある
  • 原稿でも分かりにくいところがあると「たとえ話」を要求したりする
  • けれど「たとえ話」が必要な時点で分かりくい文章ってことなのでは?
  • むしろ「難しいことをそのまま話しても、大事なことが伝わる人が賢い人なのでは?」』

という疑問が生まれたんですね。

 

「簡単に説明する」とは、たとえ話をすることではない。

「難しいことを簡単に説明する」ということがどういうことか、ちょっとまとめてみました。

難しいことというのは

  • 複雑であったり
  • 専門用語が多かったり

する話だと思うのです。それを簡単に説明するとは

  • 複雑な構造を単純に ⇒ 単純化
  • 専門用語を一般的な言葉に ⇒ 一般化

するということになりますね。プロフェッショナルや専門家が、初心者や素人にわかるように話すってこういうことだと思うんです。

 

でも、この単純化された際に抜け落ちたニュアンス、一般化された際に失われた背景って伝わりません。

これこそが僕が危惧している「難しいことを簡単なことに翻訳すると、抜け落ちてしまう大事なもの」です。

 

「こっちが善であっちが悪」みたいな超・単純化をしてはむしろ頭悪い人だと思うのですよ。(簡単だし、わかりやすいけど)

だから本当に頭がいい人は「単純化しつつニュアンスを伝え、一般化しつつも背景は伝える」ことができる人ではないでしょうか。

 

この絶妙なバランスで単純化・一般化ができれば、読み手聞き手はその瞬間に「なるほど!」と、プロや専門家に近い(同じではないけど)レベルで理解できます。

これはとてもハイレベルなことで、問題なのは上手に単純化・一般化できない人が、「たとえ話」を多用し、伝わったつもりになっているケースです。

たとえ話は逃げ

「単純化しつつニュアンスを伝え、一般化しつつも背景は伝える」ことが出来た時、そこに「たとえ」は必要ありませんね。なぜならすでに伝わっているからです。

でも難しいことを、短めの言葉で「バシっ!」と言い切った後、周りは逆に「ぽかーん」としていて、そこから『要は~』とか『例えば~』と「たとえ話」を持ってくるケースがありますよね。

 

そういうまわりが理解できてないときは「たとえ」るのではなく、再度「単純化と一般化」にトライする方が良いと思います。周りが「( ゚д゚)ポカーン」としてるのは「単純化・一般化が足りていない」か、「やりすぎてボヤけたか」のどっちかなので、そこを再調整すれば伝わるはずです。(それが難しいのですけどね)

それができていないのに『要は~』なんて言うと『いや、あなたの話、全然要してないと思うんですけど?』って聞き手は不快に思います。

たとえ話の使いどころは自分事化

ではたとえ話はまったく使えないものなのでしょうか?もちろんそんなことはありません。たとえ話は読者に「自分事にしてもらう時」に役立ちます。

つまり自分の人生に置き換えるためのたとえ話は有効です。

こう思うようになったのは、僕が読者向けに本のプレゼンをするイベントがきっかけでした。

 

僕がオススメの本を紹介するというイベントを定期的にやってまして、そのイベントで「銃・病原菌・鉄 1万3000年にわたる人類史の謎 」という本を紹介したときのことです。

 

『なぜ人類はお金や権力などを「持つ者と持たざる者」の間で差が生じてしまったのか?それは人種や才能の差異ではなく、生まれ落ちた場所が農耕に向いた土地で、その地域で育てられる作物の種を持っていたという2つを満たしていたかどうかが明暗を分けたのです。優れていたとか努力したというよりは環境の影響力が非常に大きく、効率的に食糧をたくさん得られた方に、政治システムや武器を作製する余裕があったのです。』

 

という話をしたら、みんな「理解」「納得」はしてくれるものの「で?で?」と、「もっとくれ、もっとくれ感」がすごかったんです(笑)。

実は僕としてはもうこれで十分というか、しっかり伝わった、落ちがついたと思っていたんですね。けどみんなの「もっと来い、もっと来い感」がすごかった。そこで

 

『これはそれぞれの人生に置き換えた時に、とても気をつけなくてはいけないことだなぁと思いました。【たとえば】自分がどれだけ仕事で努力しても、その業界(環境)や才能(種)が「向いていない」ものであれば、持たざる者の側になってしまう可能性があるからです。

「なぜイチロー選手は、今の年俸を得られたか?」といえば「努力、才能、いずれも必要だが、一番大事なのは野球を選んだことだ」という話を聞きました。野球でなくて、もっとマイナーなスポーツであれば、今のような年俸は得られなかったでしょう。同じくらいの才能を持ち努力をしたとしてもです。タレントの武井壮さんもそんなことをおっしゃってましたね。

逆に今うまく行ってるなら「才能がある」「努力してきたから」だけでなくて「環境のおかげ」と感謝の気持ちを忘れてはいけません。たまたま育てるのに向いた種と、育つ環境に身を置けただけなのかもしれないのです。』

 

と若干焦りつつ、たとえ話のオンパレードを披露したところ、『おおー!』とようやく皆さんの満足を得られました(焦った・・・)

それ以降は「内容まとめ+自分の人生に関わるたとえ話」のセットで紹介することで、興味関心や、人によっては感動したと言ってくれた人も出てきました。

おそらく、「読む」や「聞く」という行為は、どうしても受け身にならざるを得ず『ここが着地点ですよ』というわかりやすいサインがないと、感情の着地どころを見つけにくいんですね。

そのときに「たとえ話」は読者や聞き手が「自分事」として落とし込むきっかけになるのです。

 

というわけで、難しいことを書いたり、言ったりするときに安易に「たとえ話」に逃げるのはやめましょう。

「たとえ話」は、理解の後で、相手に自分事として落とし込んでほしい時に使う、伝える技術の到達点です。(←到達点使いたいだけ)

編集者とブレストして到達した「本当にうまい文章にたとえ話は不要」論

「~の到達点」っていう言葉にすっごい惹かれる出版プロデューサーの西浦です。「人類の到達点」(某ニュートン一族)...

日常的に日本語を使っているにも関わらず、文章を書くのが苦手という人が多いように感じます。
子供のころから国語の授業を受けているはずなのに、いったい何故、このような現象が起こるのでしょうか。
そんな疑問も、【人の心を動かす文章術】を読めば、すっきりです。
さらに、本書では、多くの人が苦手とする「文章の書き方」について、具体例をあげながら、しっかり教えてくれます。
文章を書くのが苦手な方や、文章力を高めたい方に強くおすすめしたい本となっています。

 

どんな本なのか

「私ほど下手な文章を大量に、しかもじっくり読み、たくさん添削指導したものはいないだろう」と自負する著者は、少論文指導の第一人者、樋口裕一氏です。
樋口氏は、通信添削指導による作文・小論文塾「白藍塾」を主宰し、独自の文章指導を行っています。
幅広い対象に向けた本となっているため、文章を書くのが苦手な人だけでなく、文章力を高めたい人にも参考となる1冊です。

間違いだらけの作文教育

作文、小論文などを書く際に、「どうやって書いたら良いのか分からない」と、苦戦した経験のある人は多いことでしょう。
『第1章 文章を書くのはテクニックである』にある「間違いだらけの作文教育」という部分を読むと、その理由が良く分かります。
私たちは、国語の授業で、漢字の読み書き、音読、読解などについては、題材を変えて繰り返し繰り返し習います。
ところが本書にある通り、私たちは、文章の書き方は、ほとんど習っていないのです。

現在の学校では、ほとんど文章教育がなされていない。
学校行事が終わると、どのように書くべきかの指導もろくになされないまま、「遠足」「運動会」といった作文の課題が出される。
夏休みには本をあてがわれて、これまた、ろくに書き方を教わらないまま読書感想文の宿題が課される。
そして、ときには「交通安全週間」「環境のだいじさ」といった作文コンクールの文を書かされることになる。
こうして、数えきれないほどの文章嫌い、読書嫌いが生み出されてきた。
(28ページ「第1章 文章を書くのはテクニックである」より引用)

書き方も習っていないのに、良い作文や感想文を求められたり、優劣をつけられたりするのも妙な話です。
社会に出てからも文章を書く機会は少なくないというのに、しっかり習っていないのだから、うまく書けない人が多いのも無理はありません。
とはいえ、大人になってしまえば、『しっかり教えてくれなかったから文章が書けない』という言い訳が全く通用しないのがつらいところです。
しかし、本書を利用すれば、文章の書き方について知識を深めることが出来ます。

文章の書き方

では具体的に、本書による「文章の書き方」を見てみましょう。
それは、

  1. 面白い文章の条件を満たす
  2. 自分らしい文章を書く
  3. 文章の型を利用する

というものです。

「面白い文章の条件」と「自分らしい文章」については第二章で具体例が挙げられています。

まず面白い文章の条件とは、

  • 読み手とは異なる意見や根拠がある
  • 読み手の気づかないところに人生を読む
  • 読み手が気付いていない指摘、疑問がある

などです。
いずれも、テーマが日常的なものであっても、取り入れやすい「条件」です。
これらは、全てを満たす必要はなく、どれかがあるだけで文章はぐっと面白くなる、としています。

次に、自分らしい文章を書くコツとしては、

  • 道徳的な文章にしない
  • 一般的な考えを盲信しない
  • 全部を書かずに、一つの内容に絞って書く

などが紹介されています。
これにより、退屈で取り散らかった文章になるのを防ぎ、オリジナリティーのある文章が作れます。

これらを、第三章で紹介されている「型」を利用して組み合わせる、というのが本書による文章の書き方です。
最低限、この3つを把握しておくだけでも、文章を書くことがぐっと楽になるでしょう。
さらに第四章で説明されている様々な書き出しを組み合わせれば、興味を引く文章を作ることが可能です。

面白い文章を書くためのテクニック

文章を書くことに慣れたなら、ぜひ、第5章以降で取り上げられている「テクニック」も試してみたいところです。
本書では、

  • 表現の工夫
  • 感情移入させる方法
  • 文章のリズム
  • 盛り上げ方
  • 主題
  • 推敲

など、実践的で使えるテクニックばかりが、多数分かりやすく紹介されています。
それにより、普段目にする文章に、どのようなテクニックが使われているか気付くはずです。
これらを知ることによって、書くことだけではなく、読むことも楽しくなるでしょう。
気になる表現があったら、積極的に使用したいものです。

終わりに

さらに、各章の終わりには、添削例や、練習問題なども用意されています。
頭の中で考えているだけでは、文章の上達にはつながりにくいもの。
しかし、練習問題を実際に解くことによって、様々なテクニックを身についていくに違いありません。

読み手だけではなく、書き手も楽しくなるような文章術を、ぜひ、この「人の心を動かす文章術」から学んでみてはいかがでしょうか。

(文:朔)

【書評】人の心を動かす文章術【文章力を高めたい人は必読!】

日常的に日本語を使っているにも関わらず、文章を書くのが苦手という人が多いように感じます。 子供のころから国語の...

どんな面白い企画であれ、相手にそれが伝わらないと「イイね!」とはなりません。

しかし出版の未経験者の場合、焦ってしまうのか、力が入りすぎるのか全然伝わらないことも多く、実は聞いている側は開始10秒で「ダメだこりゃ」と心のいかりや長介をむき出しにしてしまうことが多いです。

もっとつらいのは「ダメだこりゃ」となった企画をその後延々と聞かされることでして、これはもう悲しみしか生みません。

そうならないためにもなぜあなたの企画が「ダメだこりゃ」と思われるのか、その原因と対策についてまとめてみました。

なんの話かまったく見えてこない

これが一番つらいのですが、「誰のための、何がどうなる本なのか」まったく見えないで話が進むと本当にツライです。とにかく端的に「なんの本か」を伝えてください。

  • 「フリーランスが確実に1年で300万、2年で500万、3年で800万稼ぐ本です」
  • 「超受け身でもコミュニケーションが成立する本です」

など、とにかく手短かに「どんな本か」を伝えましょう。つまりは企画のコンセプトです。これがない=何にも考えられていないと言っても良いでしょう。

10秒で何の本か見えてこないと、心のいかりや長介が出てきます。

とにかく話が長い

もう企画うんぬん以前に「長い話はツライ」です。相手が校長先生の話を聞いてる朝礼の生徒みたいな顔になってませんか?だいたいメモも取らずに聞くだけで記憶できる時間は限られています。

でも相手に刺さる話ができていない人に限って、不安からどんどん話が長くなる傾向にあります。『今の日本の経済がどうの、世界的にみてもっとこうあるべきで、これからは女性も活躍する時代だし、高齢化社会においては・・・』『ちょっと、待ってくれ!何の話!?』って叫びたくなる時があります。というか実際に『〇〇さん、話が長いゼ―☆』って冗談めかして言いました。

基本的に相手から質問や、「なるほど!」というサインがない時に、自分が1分以上話してたらもうアウトだと思って下さい。

相手の心のいかりや長介が大暴れしています。

強い言葉がない

あなたの話に「すごいですね!」「それはなぜですか?」「え、それって普通じゃないですよね」といった好反応を示してくれると、編集者やプロデューサーは興味を抱いています。

そのカギになるのは、やはり「興味を引くキーワード」です。

「和菓子よりケーキのほうが太らないんですよ」「50,000人のクライアントが成功率80%以上です」「日本人で唯一、イタリアNO.1の靴磨き職人のもとへ修行に行きました」とか、実績やノウハウ、事例などに、とにかく相手を驚かせる言葉を入れてください。強い言葉に人間は反応するんですね。心の長さんが微笑んでくれる瞬間です。

動機が上から目線

本としてそこそこ面白そうでも、原稿にすると文章がわかりにくい、はっきり言うと偉そうでムカつく、ということがあります。

こういう本は読者に著者の上から目線が伝わって不評でして、発売後に全くクチコミをしてもらえない傾向が強い。

「楽しそうな大人を増やしたい」「電車で元気のないサラリーマンを見てこのままじゃダメだと思った」って良いことを言ってるようで、上から目線ですよね?

『なんでお前にそんなこと言われなきゃいけないんだ』と感じます。説教されてるような感覚なんですよね。

同じことでも「ボク自身が本当に毎日がつまらない大人だったから」「電車に映る自分の顔を見て、このままじゃダメだと思った」と自分事にすれば、相手に響きやすくなります。読者も僕らも共感できるんです。自分自身の体験でなくとも、せめて親しい友人や家族など、本当に親身になれる相手のためを思って、下から目線で話しましょう。

あ、もちろん本気でそう思ってないとダメですよ。テクニックとして見せ方だけそうしても、心のいかりやさんには見抜かれます。

 

ブランディングとか言っちゃった

「〇〇協会のブランディングのために」など、ブランド目的の発言はしてませんか?相手が表情に出すかどうかは置いておいて、かなり感じ悪いです。動機が上から目線よりさらに悪いです。

ブランディングのための出版ならば、企業出版や自費出版などを目指しましょう。個人的には一番大きい「ダメだこりゃ」を心のいかりや長介が叫ぶ原因です。

そもそもそういう場じゃない

これが意外と盲点ですが、ちゃんと企画の提案をしてもおかしくない場所でしょうか?
出版セミナーの懇親会とかは確かに「そういう場」だと言えます。けれど他のセミナーの懇親会ならそのセミナーに関する話が主であるべきですし、こっちも本の企画の話はしづらいです。

編集者というのは懇親会に行けば企画の売り込みをされる職業でして、ある編集さんは『若いころ、途中まで完全に「コムスメ扱い」されてたのに、主催者に『〇〇社の編集さんです』と紹介された途端、名刺交換の嵐で怖かったです・・・』と軽いトラウマ体験を話されていました。

チャンスとばかりにがっつかず、一人の人間としてTPOに応じた話題を話しましょう。心の長さんもげんなりしてます。

初対面

飲み会で企画の相談がダメと書きましたが、僕自身は飲み会で企画の相談をすることもあります。

『なんだよ!お前だって心のいかりや長介出させてるじゃないか!』と思われるかもしれませんが、実は違うんです。僕は「初対面で企画の相談は絶対にしない」んです。

編集者を単なる取引先とか、「本を出すための機能」として認識していないからです。当たり前ですが一人の人として見ています。自分としてはお互い引退した後で『西浦さーん、今月で私定年退職したんですけど、飲みに行きません?』って言われて『いいね~、行こう行こう!』って言える相手とだけ仕事したいと思っています。

つまり人として見て、人として付き合って、良かったら企画も一緒にやるっていうスタンスです。

 

だから先述のように何かのセミナーの懇親会で編集者を捕まえて企画の売り込みをしているのを見ると「初対面でいきなり売り込みするかね!?」(CV:キム兄)ってげんなりしてしまいます。
人としてではなく「編集者」「出版プロデューサー」という「機能」として見られている気がするからでしょう。

それでも主催者(たいてい著者)に紹介されたりしてると無下にもできないので、話を聞くのですが、だいたいここまで紹介した例にがっつり当てはまり、最初の10秒で「ダメだこりゃ」と「心のいかりや長介」が下唇むき出しになってます。

 

心のいかりや長介と仲良くするために

ではどうすればあなたの企画を、ちゃんと最後まで聞いてもらえ、かつ次へと続くようになるのでしょうか?

  1. 聞いてほしいことをまず聞く
  2. 聞かれたら簡潔に
  3. 相手の興味があることを話す

この3つかなと思います。

いきなり企画の話を始めるから「売り込み」になるのであって、実は初対面でもどこでも、編集者やプロデューサーが「この人の企画聞いてみたい!」って思ったら、いくらでもPRしていいのです。

だからまずはあなたからたとえばこんなことを聞きましょう

  • 何の仕事をしてるんですか?
  • どういった本を作られているんですか?

など。質問に答えてくれたら、相手も「あなたは何の仕事をされてるんですか?」とか「どういったサービスなんですか?」といった質問をしてくれるでしょうから、その答えとして「自分」に関する強い言葉を伝えます。

「ダイエットコーチをしてるんですが、実はガムさえ食べ続けたら80%の人は痩せられるんですよ」とか「経営塾を運営しているんですが、おかげさまでOBが1万人、今だと3年待ちですね」とか。

あなたの発言に、相手が興味を持ったらさらに追加でいろいろ質問されますから、簡潔に、しかし自分の温めている企画の話になるように誘導しながら話しましょう。

そのタイミングで企画の話をすればバッチリですし、むしろ相手がたぶん勝手に「こんな本とかって書けたりします?」と聞いてくるでしょう。

 

つまりは相手の興味があることを話し、あなたに興味を持たせ、徐々に企画の話にしていくと良いでしょう。

そうすれば会ったその日に縁が切れることもなく、次に続いていくと思います。

 

その企画が10秒で「ダメだこりゃ」と思われる理由【楽しい大人を増やしたいは響かない】

どんな面白い企画であれ、相手にそれが伝わらないと「イイね!」とはなりません。 しかし出版の未経験者の場合、焦っ...

作文、読書感想文、謝罪文など、文章には様々なものがあります。
そんな文章が、せっかく書いたのに、うまく相手に伝わらなかった、という経験はありませんか。
どんなに長くても、どんなに感情を込めても、きちんと相手に伝わらなければ、その文章は役割を果たせないことになってしまいます。
しかし、何が原因なのかは、自分では気が付きづらいものですよね。

「相手にきちんと伝えたい。文章によって、相手の心を動かしたい」
そんなときは、山田ズーニー氏による【伝わる・揺さぶる! 文章を書く (PHP新書)】を読んでみてはいかがでしょうか。
本書には、どんな用途の文章にも応用させることのできる「文章を機能させるための要件」が収められています。

どんな本なのか

伝わる・揺さぶる! 文章を書く (PHP新書)」は、『機能する文章』を書きたいと考える人におすすめの本です。
筆者は1984年にベネッセコーポレーションに入社し、小論文通信教育の企画・編集・プロデュースに携わった山田ズーニー氏です。
本書では、説得文・依頼文・議事録・自薦状・謝罪文・メールなど実用性のある様々な文章について、実際の例を挙げて説明しています。
また、それだけではなく、指示の出し方や、会話などについても言及されています。
仕事や学校などで文章を書く機会が多い人だけではなく、全ての人におすすめできる、日常に応用のきく内容となっています。

考える方法がわかれば文章は書ける

「伝わる・揺さぶる!文章を書く」のプロローグには、実に興味深い例が載せられています。
それは17歳の女の子が書いた小論文なのですが、「とりあえず」という言葉が多用されており、とても小論文とは思えない仕上がりです。
著者は彼女の文章を変えるべく、2時間の指導を行います。
たった2時間で文章を変えることは出来るのか、という問いに文章指導のスペシャリストは「無理」と答えますが、著者は少女の文章を変えることに成功しました。
著者は、彼女に自分の立場を発見させ、止まっていた思考を動かし、自分自身で考えさせたのです。
どのように考えさせ、どんな風に変わったかは実際に本書で確認してみてください。
きっとその変化に驚かされることでしょう。
考える方法がわかれば文章は書ける、という著者の言葉にも頷けます。

読み手の心を動かしたいときに気を付けるべきこと

読み手の心を動かす文章を書きたいと思うとき、私たちは何を書くべきなのでしょうか。
そのヒントが、本書の第2章「7つの要件の思考法」第6節『根本思想』という部分に記されています。

根本思想に着目すれば、膨大な文章でも、ごく短く言える。
なぜなら、膨大な文章も、すべて、書き手の根本にある想いから湧き出たものであるからだ。
根本思想は、いわば、文章の製造の源。
製造元を押さえるというのは、結局とても効率がよいやり方だ。
この方法なら、便箋10枚もの長いラブレターも、「すき」の2文字に集約できてしまう。
ながい文章を極力短く要約しようとすれば、根本思想に向かわざるをえなくなる。
だから、文章を要約すれば、自他の根本思想がわかるのだ。
(108ページ 第2章「7つの要件の思考法」より引用)

著者は、この『根本思想』を把握することにより、
・根底にある想い
・大事なことの順番
が分かると述べています。
その上で、文章で大切なのは、「自分の気持ちや生き方にうそをつかないこと」だとしています。

文章ならば「多少の嘘は分からない」と思うこともあるかもしれません。
しかし著者によると、
・自信を持って言い切れないから歯切れが悪くなる
・経験や知識を積み重ねた人の、本物の言葉に勝てない
という理由から、自分を偽らない文章こそが説得力を持つのだそうです。

そして根本思想と、偽りのない文章が一致したとき、人の心を動かすのだと。
読み手に確実に思いを伝えたいときは、この章が大きな助けとなりそうです。

議事録のとりかた

社会人になると、会議の議事録をとるよう指示されることがありますが、慣れないうちは難儀するものです。
そこで、本書で取り上げられている議事録の書き方を紹介してみます。

本書では、議事録の書き方として、
「議題を問いの形にして頭に大きくはっきり書く」
ことが一番のポイントであり、腕のみせどころだとしています。
そのためには、会議の論点を明確にする必要があります。

そして、
1.会議の前後の流れを明示する
2.問いに対して、どのような会議なのか位置づけを書く
3.今後の議題を課題文で書く
としています。実に明瞭で分かりやすい方法です。
作成だけで終わり議事録が読み返されない場合などに、ぜひ試してみてください。

終わりに

日常的に文章を書いていても、思考が滞り、うまく書き進められないことがあります。
そんなときは、この本を読むことで、解決につなげることが出来るかも知れません。
もしも思いを正確に伝えられたら、きっと今まで以上に文章を書くのが楽しくなることでしょう。
文章を書く機会があるなら、この「伝わる・揺さぶる!文章を書く」を一度読んでみてはいかがでしょうか。

(文:朔)

伝わる・揺さぶる!文章を書く (PHP新書)

【書評】伝わる・揺さぶる!文章を書く【読み手の心を動かす文章を書きたい人へ!】

作文、読書感想文、謝罪文など、文章には様々なものがあります。 そんな文章が、せっかく書いたのに、うまく相手に伝...